就職先で人生が決まると言っても過言ではない時代。転職も出来ますが、新卒で希望の企業に入れるに越したことはありません。
文系の学生が、取得しておくと良いオススメの資格を5つ調べてみました。
学生時代から将来を見据え、資格を取得しておきましょう。
大学生が取るべきオススメの資格~文系編①TOEIC
どの企業でも英語は有利
英語の資格についてはどの企業を受けるにしても、大方有利に働くでしょう。
英語ができるだけで、コミュニケーション能力のなさは吹き飛んでしまうくらいの絶大の力を持っています。
英語は本当に大切です。
700点以上を狙う
就活でアピールができるとするならば、TOEICでしょうかね?スコアは700点くらいは欲しいところですね。
アピールということになると800~900くらいは欲しいところでしょうか?
700くらいだと、まあそこそこ英語ができるんだね。
くらいの印象だと思うので、英語力をアピールするという意味では、800~900くらいはないと厳しいかもしれません。
この800~900というのはなかなかとれませんよ。
TOEICは英語力だけではなく、テクニックも必要で、ある程度テクニックを身に付けると、英語が出来なくてもそれなりのスコアにはなると思うんですけど、それでも700でも結構難しいですからね。
並の人なら、大学1年からTOEICの勉強をしていって、就職活動までに700までいけるか?というところでしょうかね?
就職活動のために取っておく資格といえば、代表的なのはTOEICになりますね。
引用元-文系で就活に有利になる大学生の間に取得するべき資格は? – リア充、非リアも関係ない!楽しい大学生活を送るには?
- どの企業でも、英語は出来てマイナスに働くことはない
- 800~900点くらいが理想
- 就活ではTOEICは代表的な資格
私も何度もTOEICを受けたことがありますが、筆記1時間リスニング1時間と長いんですよね。私は毎回リスニングで集中力が切れてしまいます。受ける時には、実戦さながらの練習をしておいた方が良いと思います。
大学生が取るべきオススメの資格~文系編②簿記
簿記(会計)とはどのような学問か
簿記は、会社の活動を記録し、会社の成績表である財務諸表(貸借対照表・損益計算書など)を作成する方法を学習する学問です。
簿記というと経理・財務という仕事をイメージする方が多いと思いますが、経理・財務という専門職のビジネスマンだけが知っておけばいい知識ではなく、すべてのビジネスマンに必須の知識と認識されています。
簿記の知識のメリット
では、なぜ、一流のビジネスマンとして活躍するために、簿記(会計)の知識が必要になるのでしょうか。大きく以下の3つのメリットが挙げられます。
ビジネスの仕組みを読み取る力を養うことができる
簿記は、会社の活動を記録し、会社の成績表である財務諸表を作成する方法を学習する学問です。
会社の活動は、資金の提供者である株主や銀行から資金を調達し、それを元手にビジネスを行い、利益を設けることを目的にしています。
どれだけの資金を調達し、どのような活動で利益を上げているかが、財務諸表を見れば、読み取ることができます。
ビジネスを構成する活動には、資金を調達し、商品を購入し、商品を販売し、給料を支払い、広告宣伝費を支払うなど、様々な活動があります。
簿記を学習することで、会社のビジネスの全体像や仕組みを読み取る力を養成することができるのです。
- 簿記は、財務諸表の作成を学ぶ学問
- 簿記の知識は、全てのビジネスマンに必要
- ビジネスの全体像や仕組みを読み取る能力を勉強できる
事務系を狙うのなら、簿記は取っておいた方がいいですね。面接で有利に働くだけでなく、入社してからも役に立つ知識満載です。強烈なアピールはできませんが、取得しておいて損はない資格ですね。
大学生が取るべきオススメの資格~文系編③DELF/DALF
第二外国語の必要性
第2言語資格 中・独・仏検、DELF/DALF
みなさんも、中学生ごろから英検や漢検を受け始めたかと思いますが、グローバル化した現代では、社会に出てから欧米人や中国人など様々な人種の方と接触する機会が増加しています。
そんな中、企業側としても英語や中国語などが堪能な学生を求めるようになっています。
また、海外でのキャリアも考えるなら、国際資格(世界でも通用する資格)を取ることをお勧めします。
国連やオリンピック協会など、国際機関でも標準語として使われるフランス語ではDELF(フランス語学力資格試験)/DALF(フランス語上級学力資格試験)を、ドイツ語ではGoethe-Institutなど海外留学にも利用できますのでぜひチャレンジしてください!
英語の次はフランス語を
世界的なビジネスの場で欧米では一般的な資格とされるDELF/DALFなどが徐々に日本にも浸透してきたことが関係していると思われます。
もはや世界に就職の矛先を向けている日本人にとって英語は大前提で必須の資格です。
また英語がネイティブレベルの人達の多くはそれと同様にフランス語の資格の取得を取りあえず目指す人が多いようです。
目指す企業によっては英語(と日本語)だけでは就職の際のアピールに欠けるような場合、フランス語の資格を持っていることは武器になるでしょう。
- グローバル化した昨今では、中国語、フランス語、ドイツ語なども求められる
- 欧米では一般的なDELFやDALFが浸透してきている
- 英語だけでは足りないとき、第二外国語の資格は有利
この資格は、英語が出来ることが大前提かもしれません。しかし、中国語やフランス語などが堪能であれば、就職先は選り取り見取り。様々な分野で活躍できること間違いなしですね。
大学生が取るべきオススメの資格~文系編④ファイナンシャルプランナー
独立開業も可能な資格
ファイナンシャルプランナー(FP)は税金・節約・住宅ローン・教育・老後・相続・資産運用など家計全般の問題に精通したエキスパートです。
ひとことにファイナンシャルプランナーといっても3種類あります。
国家資格である3級~1級のFP技能士、民間資格のAFP、国際ライセンスのCFP®です。
どのように受験していくのがいいか事前に計画をたてておきましょう。
ファイナンシャルプランナーの資格は、金融関係、また一般企業の経理職などで生かすことができます。
独立開業も可能ですし、自分のライフプランを見直すなど日ごろから役立つ知識を取得できるでしょう。
不動産業界にもおすすめ
ファイナンシャル・プランナー(FP)とは、個人から資産状況などの提供を受け、それを基に住居・教育・老後など将来の人生計画に応じた資金計画などのアドバイスを行うことができる資格である。
ファイナンシャル・プランナーは銀行や証券などの金融業界だけではなく不動産業界でも、業務上でファイナンシャル・プランナーの知識が必要となる場面が多く、社労士や宅建とともに取得しておきたい資格である。
- ファイナンシャルプランナーは国家資格のFP技能士、民間資格のAFP、国際ライセンスのCFP®の3種類
- FPの資格は、金融関係、経理職に有利
- 不動産業界でも必要
ファイナンシャルプランナーというと、保険会社や金融関係がまっさきに浮かびますが、不動産業界でも重宝される資格なのですね。自分の人生計画にも大いに役に立つファイナンシャルプランナー。取得しておいて損はありません。
資格取得を目標にしない!あくまでアピール材料に!
資格は内定に直結しない
資格を持っているのは素晴らしいことです。
しかし、こうした資格を持っているからといって、それが直接、内定につながるわけではありません。
面接などでは、資格を持っているので就職させてほしい、とアピールするのではなく、商学部で学生として会計の勉強をするときに、何か目標があったほうが勉強しやすく効率的なので、簿記やFPを目標としたと説明すれば印象がいいでしょう。
資格を取ること自体が目標なのではなく、学部の勉強の一環として取得したという形が理想です。資格自体が目標では、専門学校の学生との区別がつきません。
引用元-就活に焦って、「資格ハンター」になるな! | 就職四季報プラスワン | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
さりげなくアピール
金融以外の企業でも、入社後に簿記研修や簿記の2級や3級の取得を課す企業があります。
入社前から会計に関する知識を持っていることはいいことです。
ただ、資格を持っていることを強調しすぎるのはマイナスになります。
エントリーシート(ES)に簿記やFPの資格を記入しておいて、質問が来たら取得の経緯 や学部の勉強との関連を話すようにしてください。
資格に関してはさりげなくアピールするのが有効です。
引用元-就活に焦って、「資格ハンター」になるな! | 就職四季報プラスワン | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
- 資格取得をゴールとしないこと
- 資格はあくまでサブ的な要素
- 強調しすぎず、聞かれたら学校の勉強と結びつけて話すこと
どんな資格であっても、コツコツと勉強しなければ取得できません。仕事内容と直結しなくても、その努力は認めてもらえるはずです。学生時代に真面目に勉強していたという判断材料になるでしょう。話に説得力が増すのではないでしょうか。