大学受験に失敗して、未来に光が見えなくなってしまう人がいます。
しかし、受験の失敗という大きな挫折を味わっている今こそがチャンス!この挫折こそが人生の転機になり得るのです。
受験で失敗した人たちの声をまとめてみました。ぜひ参考にして下さい。
人生で一番失敗したと思うことは「受験での失敗」
人生で一番失敗したことを調査
生きていれば後悔や失敗ってたくさんありますよね。
「あのとき○○していればよかった」とか、「やり直したい」と思うこと、誰にでもありますよね。
今回は後悔してもやり直せない「人生一番の失敗」について社会人男女を対象に聞いてみました。
■人生で一番失敗したと思うことについて教えてください
受験で失敗した人たち
●受験や勉強で失敗
・高校受験。勉強しておけばよかったと思う(女性/23歳/その他)
・大学時代に勉強しなかったこと(男性/39歳/情報・IT)
・浪人したこと。現役時代にもっと勉強すればよかった(男性/28歳/医療・福祉)
・大学院に進学したこと。就職浪人みたいで意味がなかった(女性/29歳/学校・教育関連)
受験や勉強って、卒業したり社会人になった後で後悔すること多いですよね。
なぜ勉強しなかったんだろう……そのときは、面倒だったんですよね。
- 人生で失敗したことのアンケート
- 受験で失敗したと思う人が多数
勉強しておけばよかった、と誰でも少なからず思うのではないでしょうか。学生時代はなぜ勉強するのか、どうして大学に入るのかすら分かっていませんでした。社会に出て、その意味を痛感するんですよね。
Q.受験に失敗して人生に希望が持てない。どうしたらいい?
大学受験に失敗
大学受験に失敗し人生に希望が持てなくなりました。
第一志望の大学に落ち、浪人はできないので、春から滑り止めの大学に通うことになりました。
自分の努力不足です。
将来への希望が持てない
模試でもB判定まで出て、自信を持ってやってきました。
モチベーションを上げるために、その大学に入ったらあれしようこれしようとばかり考えていました。
その大学に行く自分しか想像できませんでしたし、他の大学なんて眼中にありませんでした。
そして合格発表になり、現実に直面しました。滑り止めの大学に通うことが決まった今、何もかも嫌になっています。
無気力です。今まで思い描いていた、将来の夢や希望が見えなくなりました。
- 受験で失敗し、志望校に受からなかった
- 滑り止めの大学に通うことになったが、将来へ希望が持てなくなってしまった
小さいころから大学合格を目標に頑張っている人たちも多いですよね。親の夢を託されて、小学校の頃から東大を狙っている人もいます。しかし、大学はゴールではありません。おかれている環境で、何ができるかを考えてみると良いと思います。
A.こんな回答がありました
いい大学 ≠ いい人生
いい大学に行ったらいい人生を送れるなんていうのは違いますよ。
今、テレビに出たり新聞にのったりと成果をあげて有名になった人達でも、落ちこぼれだったという人が多々います。
あなたに夢があるのならどこに行こうと叶えられるはずです!
例え高卒でも100%出来ないなんてことはありませんし、むしろあなたのように一度失敗して挫折を知っている人こそいい人生を送れるものだと思います。
挫折こそが人生に必要なこと
「大丈夫大大丈夫!あと30年もしたらそれもいい思い出!
懐かしいほろ苦い、経験あなたに人生の深みを加えるための貴重な体験!
人生で一度や二度の挫折経験すらない人間など、何の意味もないし役に立たないのだよ!
あなたは一度目の挫折経験をした!
よかったね!本当によかった!
これであなたの人生に本当の深みが加わるのだよ!」
そういうお祝いの言葉を贈りたいと思います。
- いい大学に行くことが良い人生ではない
- 挫折を知っている人こそ、いい人生が送れたりする
- 挫折の経験は人生に深みを加える
その通りですね。なんでも順風満帆に行くことなんて、人生あり得ません。多感な時期に経験した挫折は、一生の宝です。悔しい気持ちをプラスのエネルギーに変えられるように、頭を切り替えていけるといいですね。
受験失敗した人に聞いた! すべり止め大学でも人生幸せ?
滑り止めの大学に行った人たちの声を調査
合格の人もいれば、不合格の人もいるのが受験。
第一志望の大学に落ちてしまい、すべり止めの大学に進んだ人もいますよね。
では、第一志望の大学に進めなかった人は、そのことについてどのように考えているのでしょうか。
すべり止めの大学に進んだ社会人76人を対象に調査しました。
■第一志望以外の大学に進学したことを、いまでも後悔していますか?
はい 15人(19.7%)
いいえ 61人(80.3%)
本アンケートでは、約2割の人が第一志望の学校に進めなかったことに対して、後悔をしているようです。
では何故そのように思うのか、聞いてみました。
■いまでも後悔している!
・勉強していなかったことで将来の可能性を狭めてしまったから(男性/37歳/その他)
・もっと違う人生があったのではと思う事がある(男性/39歳/情報・IT)
・卒業後の進路が全然違った結果になっていたと思うので、やはり悔しい(女性/27歳/金融・証券)
・就職活動に苦労し、現在の会社にも苦労しているから(女性/34歳/商社・卸)
最も多く見られた意見は、卒業後の進路に関する意見。
そこでしか学べない分野や研究があると、就職にも影響して、悔しい思いがいつまでも残りそうですね。
では後悔していない人たちは、どういう想いでいるのでしょうか。
■すべり止めだったけど後悔はしていません!
●いまを満足している
・いいところに就職できたから(男性/31歳/電機)
・行かなかったことで今の人生がある(女性/40歳/情報・IT)
・今が良い人生なので(男性/48歳/アパレル・繊維)
・進学した大学ででも十分に満足いく大学生活、就職ができた(男性/47歳/建設・土木)
大学はあくまで過程?
いまが楽しければ、大学は関係ないのかもしれませんね。
引用元-受験失敗した人に聞いた! すべり止め大学でも人生幸せ? 約2割が「今も後悔」 | 生活 | 大学生活 | マイナビ 学生の窓口
- 第一志望に入れなかったことを後悔しているの人は約2割
- 希望の就職先に行けなかったことを後悔する人が多い
- 第一志望に入れなくても満足している人は8割
- 滑り止めでも楽しい大学生活を送れている人はたくさんいる
ずっと目標としてきた大学に入れなかった悔しい気持ちは、きっと一生消えないですよね。しかし、滑り止めの大学に入ったことで得たことも必ずあるはずです。大学で人生は決まりません。
受験失敗が人生の転機になった人も
■「女性起業家を応援したい」 独立開業して5年目に
社会保険労務士の漆原香奈恵です。
かなえ社会保険労務士事務所を開業して5年目になります。
人事・労務の面から女性起業家・経営者の支援に力を入れています。
また、年金では、障害年金の請求代理業務に特化し、著書の商業出版も実現しました。
プライベートでは、2児の母でもあります。
普段の仕事は、いろいろな企業で、人の採用から退職までに必要になる、労災保険・雇用保険・厚生年金・健康保険などの手続きから、適正な労務管理のお手伝いをしています。
労働者と使用者の間でトラブルが生じないために、リスク対策などの労務相談を受けたり、就業規則など会社のルールを経営者と一緒に作成したりすることも多々あります。
■大学受験の大失敗がきっかけに
私が資格を取得しようと決意したのは大学生のときです。
想像していなかった大学受験の大失敗と、当時の平成不況とが重なり、相当不安だったのです。
でも、この挫折こそが、私を導いてくれることになりました。
ただでさえ精神的に不安定な時期に終身雇用も崩壊していったため、何事にも振り回されない本物の安定を手に入れるには、自分自身が自立するしかないと考えたのです。
このときに、男性に依存せず、女性のライフステージ(結婚・出産・育児)を通して一生続けられる仕事をしようと決めました。
そして、インターネットや雑誌で様々な情報を得て、資格の取得にチャレンジしていきました。
既に大学受験の失敗という手痛い経験から、試験自体に自信を失っていたため、難易度が低めの資格を選び、最初は秘書技能検定2級の取得から始め、少しずつ自信をつけていきました。
次は個人情報保護士、行政書士、情報処理、そして、社会保険労務士の資格試験を徐々に突破していきました。
- 大学受験に失敗し、挫折を経験
- 挫折での経験から、自立心が芽生えた
- 様々な資格を取得し、社会保険労務士の事務所を立ち上げた
相当悔しい思いをしたのでしょうね。しかし、その思いが強ければ強いほど、次へ進む力も強くなったりするのです。失敗して終わりではなく、失敗したからこそ次は何をすべきなのかを考えていきましょう。