個人情報が流出し、悪用されたらどうなるのかご存知でしょうか?
個人情報を悪用されたときの被害や、被害が起きたときの対処法、過去の個人情報大量流出事件をご紹介します。
本当に守るべき個人情報は何なのかも、是非参考にしてみてくださいね。
Q:個人情報が悪用されたらどうなる!?氏名・住所・電話番号等の被害とは?
個人情報が流出したら、どんなリスクがある?
個人情報(名前、住所、電話番号など)が悪用されるとしたら
どんな被害があるのですか?
勝手に借金されたり
物を購入されたり
住民票を偽造されますか?
個人情報が悪用されたらと思うと、恐ろしい・・・
授業で個人情報について学び、
自分の情報が悪用されたら怖いと思って質問しました。
- 個人情報が流出したら、どんなリスクがある?
- 個人情報が悪用されたらと思うと、恐ろしい・・・
個人情報の悪用は、現代社会で大きな問題ですよね。悪用されないように気をつけていても、どこから悪い人の手に伝わってしまうかわからないのが恐ろしいところです・・・。実際悪用されたら、どんな被害があるのでしょうか?
A:悪用された場合の被害について!氏名・住所・電話番号が分かったとき
住民票をとられると、借金され放題
まず.本人かその家族に化けてほぼ同年代の人の住民票が取れたとします。
自分で写真を撮って.車の運転免許(オートバイか小型特殊ならばすぐ取れるでしょう)を取得します。
本人に化けて.サラ金(信用取引)かり放題ですね。
戸籍謄本をとらえると、婚姻届けを出されたり偽造パスポートをとられたりするかも
氏名、住所、電話番号がわかると住民票とか取れますよね。戸籍謄本は不明ですけど。
もし戸籍謄本とかとれるとしたら、婚姻届とか勝手に出せますねぇ。
やろうと思えば、免許番号と写真を除くデータが正しい偽造免許を作れますね。同様に偽造パスポートも。
そうすれば、民間金融でもお金貸してくれますね。
他人の個人情報を盗み出し、消費者金融で借金・・・
「借金まみれだった、犯人は「実在するが、全く事情知らない、第三者の名前と自宅住所入った」偽造した、第三者の人物の運転免許証で、とある準大手の消費者金融会社の支店で、契約して借金した。
その借金が、返済されないのに不審に思った支店側が、免許証に記載された住所へ連絡した。
すると、「住所と名前は、確かに自分だが、借りたとする日には違う場所に居る等、全く身に覚えない」旨、名前を使われた人物から返事あった。
更に、免許証の写真と問題の人物の写真見たら、全く違った人物だった為、警察に被害届を出した。
結局、偽造した身分証で借金した犯人は、後日逮捕された」と言う事件が、何件か発生してるそうです。
- 住民票をとられると、免許を取って借金し放題
- 戸籍謄本をとられると、婚姻届けの提出や偽装パスポートの作成が可能
- 他人の個人情報を盗んで消費者金融で借金する事件も何件か起こっている
自分の名前で知らないうちに借金をされていたらと思うと、恐ろしくて仕方がないですね。借金をしていないことがすぐに証明できたからよかったものの、より大きなトラブルに発展してしまう可能性もあります。
もし悪用被害が起きたら!?住所や電話番号等の個人情報が流出したとき!
迷惑なDM(ダイレクトメール)や電話・訪問セールスが増える
自宅の住所・電話番号などが流出すると下記のような被害が考えられます。
チェック
- 迷惑なDM(ダイレクトメール)が頻繁に送られてくるようになるす
- さまざまな商品の売り込みや勧誘の電話がかかってくる
これは不正に入手した個人情報を転売する悪質な業者が存在するためで、残念ながら根本的な解決策はありません。不要な郵便物は廃棄する、電話は在宅でも留守番電話にしておく、「ナンバー・ディスプレイ」サービスに加入し、対応電話機の迷惑電話拒否機能を利用するといった対処方法しかないのが実情です。
金銭的被害を受ける恐れもある
住所・電話番号とともに、クレジットカードのカード番号・有効年月なども流出した場合には、クレジットカードを不正使用される恐れがあります。
チェック
- 覚えのない商品の注文確認メールが届いた
- カード利用明細に覚えのない項目がある
足がつきにくくするために海外のオンラインショップを利用する手口や、中には悪質な販売店と組み代金を騙しとる手口もあります。いずれにしても、不正使用と思われる兆候があった場合にはすぐにカード会社へ連絡をいれましょう。
- ダイレクトメールや勧誘電話などが頻繁になる
- 個人情報を転売されている可能性があるが、根本的な解決は難しい
- クレジットカード情報が流出すると、不正に使われる可能性も
- 身に覚えのない明細を見つけたら、すぐにカード会社へ相談しよう
クレジットカードの情報が知らないうちに流出していると、高額な請求がきて驚かされるかもしれません。日ごろから利用明細はこまめにチェックし、使った覚えのない項目がないか確認しておくことをおすすめします。
個人情報大量流出の【事件簿】怖い過去の事例とは!?
小学校で1クラス分の個人情報を紛失
大阪府箕面市教育委員会は14日、市立小で、児童24人の個人情報が書かれた書類24枚を紛失したと発表した。情報が悪用されたとの報告はない。
市教委によると、紛失したのは災害時に児童を保護者へ引き渡すために使う緊急時連絡カード。児童と保護者の氏名や住所、電話番号などが記載されている。
カードは通常、職員室のロッカーに保管し、最後にカードを確認したのは昨年6月の訓練時。今月7日午後に情報の更新のためカードを点検し、1クラス分のカードがないことに気付いた。
秋田大学の男性教員の学内メールに不正アクセスされ、1116人分の個人情報が漏洩した
秋田大学は24日、国際資源学部の男性教員の学内メールへの接続パスワードを何者かが不正取得し、学生や教職員ら1116人分の名前、電話番号、就職先などの情報が漏えいしたと発表した。
現段階で二次被害は確認されていないという。
同大によると、メールサーバーに保存してあった男性教員宛てのメールが不正にダウンロードされ、ここから個人情報が流出したとみられる。IPアドレス(インターネット上の住所)を基にロシア経由で不正接続されたことを突き止めたが、パスワードを取得できた理由は不明という。
男性教員は、16日に自身のメールアドレスに大量の不達メールが来ているのを見て大学に連絡した。このアドレスを悪用して、少なくとも6万件のメールが送信されていたという。
- 小学校でロッカーに保管していた1クラス分の個人情報カードが紛失した
- 秋田大学の男性教員の学内メールが不正アクセスされた
- 二次被害は報告されていないが1116人分の個人情報が漏洩した
学校ではないのですが、何年か前に企業から個人情報漏洩があったとの謝罪の手紙が届いたことがあります。3500万件以上の個人情報が漏洩した大きな事件で、とてもショックだったことをよく覚えています。
守るべき個人情報はどれか要チェック!「メルアド/住所/氏名/電話番号etc」
メールアドレスなら、万が一漏洩してもすぐに変更が可能
世の中の多くの人は、個人情報が完璧に隠せるものの手間が増える方法よりも、メールアドレス程度は明かしてもかまわないから手軽な方法が好ましいと考えているのではないか。
他の個人情報に比べると、メールアドレスは容易に変更できるからである。
どんな個人情報であっても、漏れて悪用されたら不安である。
迷惑メールや迷惑電話の被害に遭ってメールアドレスや電話番号を変更したという話を聞くことがある。
中でも不安が大きいのは住所だろう。
よほどの被害が出なければ引っ越して住所を変えるわけにはいかない。
金銭面や子供の学校などの事情で、引っ越しは簡単なことではない。
つまり、守るべき個人情報には優先度があり、明かすなら変えやすいものを、変えにくいものは隠すべきだということになる。
個人情報の中で最も変更が容易なのがメールアドレスだ。
個人情報で一番隠したいのは住所
次に変更しやすいのは050で始まるIP電話番号、その次が固定/携帯電話番号だろう。
氏名を明かさないわけにはいかないことが多いので、最も隠すべきは住所ということになる。
生年月日は個人を特定する目的で使われる重要な情報だが、Webサイトの占いで気軽に明かしている人が多い。
ある大手のネット通販モールでは、懸賞応募フォームに生年月日の記入欄がある。
筆者は、任意であれば、生年月日は回答しないようにしている。
- メールアドレスは万が一漏洩しても、手軽に変更することができる
- 住所は簡単に変えることはできないため、漏洩しないように一番注意するべき
- 個人の特定につながる生年月日は、極力回答しない方が◎
WEB上などで会員登録をするときは、基本的にメールアドレスはフリーアドレスを使うようにしています。また信頼できる企業を除いて、住所や電話番号などは回答しないことも意識しています。個人情報は、自分で守ることも大切ですよ。