職場を異動になり、新しい環境になじめないときの不安はどのように対処すればよいのでしょう?
新しい職場になじめないときに乗り切るコツや、ストレス社会が生み出す障害の代表についてご紹介します。
異動で新しい職場にすぐに馴染めないのは、当たり前のことですよ。
仕事環境に馴染めない原因とは?職場を異動したとき!
職場によって仕事への考え方は違う
超絶ドライな職場で、みんな協力してくれない。
仕事をみんなで協力してやりたいのに、みんな他人事で協力してくれない。。。
そんな時は、転職しちゃいましょうw(嘘です。
でも、それも一理あると思います。
その職場では、あなたが圧倒的にマイノリティーです。
自分の仕事は自分でやる。それがその職場においてはマジョリティーであり、ルールなんです。
職場のルールに従って仕事をしい、成果をあげてから転職してみては?
そのルールを破って、無理やりにでもみんなを巻き込もうとすれば、職場の雰囲気を悪くしているのは、あなたになってしまいます。
それでも協力者が必要な時は、あなたの目で見て最も協力してくれそうな人を1〜2人巻き込んで進めましょう。
残りは自分で背負いこみ仕事を進める。
一つ成果を上げられたならば、それをもって転職する。
この流れが最もスマートだと思います。
- ドライな職場の雰囲気があわないなら、転職しても◎
- 個人主義の職場で協力を求めるなら、自分が少数派だという意識をもつ
- 協力者が必要なら、最も適していそうな人に少数お願いし、あとは自分で頑張ろう
個人主義か集団主義かは、同じ職種でも職場によって異なるもの。前の職場と同様に仕事をしようとしても、受け入れてもらうのは難しいです。自分の主張を押し通すのではなく、職場のルールに従い、どうしても合わなければ転職を検討しても良いですね。
馴染めない時に乗り切るコツ!職場が異動になった時の対処法はコレ!
成功体験の棚卸
新しい事を始めるというのは誰しも不安なものです。どんなに優れた人でも少なからずプレッシャーはあるでしょうし、失敗したらどうしようと心配にもなります。
しかし前述したとおりマイナスな事ばかり考えていては何ひとつ良いものを生み出せません。その感情を消すためにも、自らの成功体験を棚卸してみましょう。大した成功をおさめた経験がなくたって構いません。
・書類作成が速いと部長に褒められたことがある
・ムードメーカーだと仲間に慕われていた
・小さいけれどプロジェクト成功に貢献した
・入社以来無遅刻無欠勤
etc…
成功体験をあげることで自信を持ち、不安を解消できる
どんな些細な事でも構わないので、成功体験をいくつか挙げてみましょう。そうすることで自然と自信が湧いてきて、新天地への不安材料がひとつずつ減っていきます。
思い返してみて下さい。今の会社に入社したばかりの時は「仕事のいろは」も分からなかったんですよ。挨拶すらまともに出来なかったのに、今では大なり小なり仕事を任され一人前にこなしているではありませんか。
その時の事を考えたら同じ会社内での転勤や異動なんて大したことではありませんよね。
※これはあくまでも自分に自信をつけて不安を消すための方法です。転勤先や異動先で成功体験を自慢するためのものではありません。言葉や態度に出てしまうとかえって新天地で馴染めなくなりますので気を付けましょう。
引用元-転勤先や異動先ですぐに馴染む方法!! | 3拍子の美容・健康・ダイエット
- 新しいことを始めるときは、不安を感じるもの
- 成功体験を思い返し、自信をつけると不安も緩和されるのでは?
- 異動先で成功体験をひけらかすのはNG
不安を解消するためには、成功体験を思い出すのは効果的な方法ですね。不安を感じているのは、自信を無くしている状態。足りない自信を補ってあげることで、新天地でも頑張ることができるはずですよ。
ストレスに馴染めない人が増えてきてる!?職場が異動になったとき!
ストレス社会が生み出す障害の代表例
ストレスによる反応としてよく見られる状態は、適応障害と呼ばれるもので、新しいストレスに慣れることができず、次第に心の変調となって現れ始めた状態である。
まだ今のところ、体を壊すとか脳が萎縮するような変化を起こすといった段階にまでは進んでいない。馴染めない環境というストレスから解放されれば、すぐにでも元気を回復することができる。
どうしても本人と環境があわないときは、環境を変えた方が得策
適切なサポートがあれば、慣れなかった環境に次第に馴染んだり、行き詰まっていた問題が解決されて、環境に適応できるようになるとともに、症状が消えていく場合もある。
しかし、あまりにも本人の適性や志向とのギャップが大きいと、どんなサポートもうまくいかず、そこに長居すればするほどダメージが深まっていくという場合もある。体を壊してしまったり、うつ病にまで進行してしまったりすることもある。その場合は、早く見切りをつけて、環境のほうを変えてしまったほうがよい。
両者の見極めが大事ということになる。あまり安易に次々環境を変えていたのでは、本人の適応力が培われないし、何事も大成できないということになる。
引用元-適応障害とは――「新しい環境になじめない」人の心の病 | PHPオンライン 衆知|PHP研究所
- 新しい環境でのストレスで心身に異常がでるなら「適応障害」かも
- 適切なサポートなどで解消されることも多い
- どうしても本人と環境が会わない場合は、環境を変えた方が◎
- 環境を安易に変えるのは、適応力を育てることができないのでNG
新しい環境になじむには、どうしても時間がかかってしまうものですよね。時間をかけてもフォローをしてもどうしても職場になじめないときは、無理をすると心を壊してしまうかもしれません。判断が難しいところですが、見切りをつけることも大切です。
慣れる為の対処方法は!?職場でスムーズに馴染むためのポイント!
「攻撃的な人」にはあえて近づいてみる。
相手は攻撃しようと思っていないのかもしれませんが、なんとなく攻撃的だなと思ってしまう人はいませんか?攻撃的な人からは距離を取りたくなりますが、あえて近づいた方が攻撃を受けないときもあります。
ボクシングの試合で抱きついちゃうやつ(←何て言うのか知らない。笑)みたいな感じです。あまりに近くにいる相手にはパンチが打てません。
近い距離でコミュニケーションを取った方が、うまくいく可能性が高い
また、コミュニケーションは心理的・物理的な距離が近い方がやりやすいことも多いですね。たまにすごく離れた距離で言葉のキャッチボールをしている2人が、「どこに投げてんだ!ちゃんとここに投げろ!」、「お前がちゃんと取らないのが悪い!ちゃんと走って取れ!」というようなやり取りをしていることがあります。
単純にお互いが近づき、最初はボールを手渡しするところから初めれば良いのではないでしょうか。手渡しなら攻撃的なボールも投げられませんからね。そして、慣れたら少しずつ離れていけばうまくいくのではないでしょうか。
引用元-嫌いな人との接し方。僕が職場で学んだストレスを軽くする方法。
- 攻撃的な人には、自分か近づいてみるのも◎
- 近い距離でコミュニケーションを取った方がうまくいきやすい
私も昔の職場で、新人にやたらとつっかかる人がいました。最初は怖いからと敬遠していたのですが、思い切ってこちらから積極的に話しかけてみると、意外とすぐに心を開いて仲良くしてくれるようになり、拍子抜けしました。
すぐに馴染めないのは当たり前のこと!?職場の異動で悩んだとき!
あなたは前任者ではない
あなたが新しい職場に来たということは、おそらく前任者の方が異動・もしくは退職するのでしょう。新しい職場に馴染めないと感じる理由の一つは、この前任者の存在です。
あなたが来るまで、あなたの職場は前任者の方が歯車の一つとして働いて、仕事は回っていました。そしてその歯車が抜けたので、代わりとしてあなたが雇われました。
でもちょっと立ち止まって考えてみましょう。当たり前のことですが、あなたと前任者は別人です。歯車に例えると、大きさも形も違います。この世に同じ歯車なんて存在しませんよね。
そんな全く違う歯車に前任者と全く同じ働き方や仕事の質・速さを求めるのってどう思いますか?ただの理不尽な無い物ねだりですね。
引用元-余裕をGET!「仕事に慣れない」不安と焦りを取り除く方法
最低限の仕事も覚えるのに時間がかかることを認める
「新しい職場は外国」ぐらいの意識を持ちましょう。最初は右も左もわからなくて当然。でもその外国で生き残る術を覚えなければずっと滞在はしていられないのも事実です。
前の職場では寝ててもできるくらい仕事に慣れていたのかもしれませんが、新しい職場ではなにもかもが異文化です。
しばらくは人の助けがないと何もできないということをまず認めましょう。変なプライドは自分にストレスを与えるだけです。
引用元-余裕をGET!「仕事に慣れない」不安と焦りを取り除く方法
- 前任者と同じ能力を周囲が求めるから、うまくいかない可能性もある
- 新しい職場は「外国」のようなもの
- プライドは捨てて、人の助けを必要とする現状を受け入れて
前の部署で仕事が一人前にできていると、異動先で最低限の仕事もままならない状況にストレスを感じることも多いでしょう。しかし新しい環境で仕事をこなすには、時間がかかるもの。そんな自分を受け入れることも大切ではないでしょうか?