高校見学の時の服装をどうしようか、悩むことはありますか。困った時は、制服で行くのが最適です。
また、保護者に関しても服装や見学の際のアポに関してなど、注意しなければならないことがあります。
高校見学など着ていく服装や髪型などの注意点をまとめました。
服装はどうする?高校見学の時は制服が最適
服装について
お子さんは中学校の制服が最適です。
実際、制服を来て見学に行く中学生が圧倒的多数です。
「制服だと目立つんじゃないか?」と心配する子もいるようですが、制服は“中学生の正装”です。
これから通うかもしれない高校の先生と会うのです「制服姿で恥ずかしい」なんてことはありません。
「自分も人から見られている」という緊張感と「人に恥じない自分であろう」という意識は、受験生として持ち続けておきたいものです。
スカートの長さや持ち物にも注意
高校見学の服は基本、制服です。
たまに私服で来ている生徒さんもいましたが、ほぼ9割以上は制服でした。
中学へ通学中、娘はあまり制服を着崩してはいませんでしたが、やはりお年頃なので、普段は・・・
スカートは学校で指定された長さより少し短めだったり、ソックスは指定された長さ(ふくらはぎぐらい)より短めをはいたり。
なので高校見学に行く時は、規定の長さぐらいのスカートで、規定の靴下を履くように、そして、リュック(普段のかばんは自由)にじゃらじゃら付けているキーホルダーをとるように言いました。
- 高校の見学は自分の中学校の制服で行くべき
- 高校見学では、中学校で推奨されている丈の長さのスカートを着用する
- 持ち物に飾りを何個も付けないようようにする
高校の見学に行くときに、派手な格好で悪印象を与えないようにしましょう。多くの子が、既定の制服でやって来ます。もし、異なる格好や目立つ格好をしていれば、たとえ、見学時であったとしても要注意人物になってしまうかもしれません。
親はどうする?高校見学の時の服装は正装がいい?
私学と公立で異なる格好
私学の高校受験学校説明会は フォーマルな装いで参加している保護者が多いです。
その高校の特色にも大きく左右されますが、例えば、厳粛な女子高などの保護者のお父様の服装は スーツか、またはカジュアルでもブレザー等を着ておられましたね。
ところが公立高校となると これが本当にいろいろでした。
そんなにフォーマルでなくても ちょっとだけ、きちんと感のある服装で高校受験の学校説明会に参加されるとよいと思います。
説明会は2〜3時間くらいはあるので、長時間座っていても楽な服装がよいですね。
防寒は重要
忘れてはいけないことは防寒。
私学でエアコン設備のよい体育館で開催される場合は別としても、一般的に体育館は底冷えがして その寒さは尋常ではありません。
季節も11月、12月となれば本当に寒いです。靴下やカイロも必要かもしれません。
高校受験の学校説明会、親の服装は長時間座っていても楽で、暖かい服装にきまりですね。引用元-高校受験の学校説明会、親はどんな服装で参加すればよいのでしょうか。: 中学生の子どもを持つ親のあれこれ子育てブログ
- 私学の説明会はフォーマルが基本
- 公立高校の説明会では綺麗目な格好であれば、ある程度は自由
- 説明会では長い時間座っている必要があるため、窮屈な格好は避ける
- 空調設備のない場所で行われることが多く、温かい格好をしたほうが良い
大学受験とは異なり、高校受験は親のサポートも重要です。特に、有名私立ともなれば、本人の学力だけでなく、親の品格を見られている場合もあるかもしれません。説明会だからと気を抜かずに出席しましょう。
高校見学の時の服装に迷う・・文化祭などの場合は
服装への規定はあるの?
外部の来場者を受け入れている場合、ほとんどの高校が服装についての規定はありません。
在校生や他校から来た高校生は、もちろん制服で参加しますが、在校生の家族はさまざまな年齢の人がいるので、ほぼ私服で行くでしょう。中学生の来場者は、制服と私服が半々というところが多いようです。
ですから、基本的には、自分の好きな格好で行って大丈夫です。
こういう場合は注意!
いずれの場合も、その高校がどうかを事前に調べたうえで服装を考えたいですね。
ただ、文化祭と同時に学校説明会やオープンキャンパスを実施している高校があります。中には、どの中学校の生徒が来場したか、どんな生徒だったかを記録にとっているところもあります。
せっかく志望校の見学に行くのであれば、仮に私服OKの高校であったとしても制服で行くのが無難かもしれませんね。その場合は、受付時に自分が中学3年生でこの高校を志望している旨を伝えましょう。
私服で行くなら・・・
私服で行く場合は、派手な格好よりは、清潔感のある服装が好ましいでしょう。
ジーンズなどのカジュアルなアイテムでもいいですが、いつもより少し「品のいい」感じを意識するとよいですね。たとえば、Tシャツよりは衿つきのシャツにしたり、女子ならブラウスにしたりと、若干おとなしめを心がけましょう。
裾をひきずったパンツや汚れた靴など、だらしない着こなしもよくありません。校内で靴を脱ぐこともあるかもしれないので、靴下は必ず履いていきましょう。
- 記載がなければ、好きな格好で高校に出向いてよい
- 学校によっては、来場者の記録を取っている場合がある
- 私服で行ったとしても、だらしのない格好はNG
文化祭といった遊び感覚の時には気を抜くことが多いものです。ただし、そういう時ほど差を付けるチャンスかもしれません。制服で行くにしても、私服で行くにしても、好印象を与える格好が大切ですね。
服装以外に高校見学で気を付けなきゃいけない事とは何?
中学生らしい髪型?
髪の毛を染めたり、パーマをかけたり、長く伸ばしていたら中学生らしい髪型ではないのでしょうか?
校則の厳しい学校だと、前髪は眉毛より上、横は耳にかかってはいけないという学校もあります。
確かに、極端な髪型にすることは、学校という環境内にいる間、制限されることはあるでしょう。
大人になって、職に就く時も、髪を染めていたりすることで、印象が良くないこともあります。
相手への配慮
相手に不快感を与えないことが一番重要です。
「中学生らしい髪型」というと、曖昧な表現ですが、印象を持つのは自分ではなく相手であり、どんな髪型をしても不快感を持つ人はいます。
「厳しい校則の学校に通い、坊主である生徒は、真面目で素晴らしい生徒だ」とか、「校則の厳しくない学校に通い、茶髪な生徒は不真面目だ」という訳では決してないと思います。
どんな髪型であれば、相手に不快感を与えず中学生らしいと思われるのか?
それらの判断を自分自身で行い、相手に配慮し、行動することが求められています。
引用元-中学生らしい髪形ってなんだろう?
- 髪を染めている場合は受験や就職に不利な場合もある
- 校則に髪型が決められている場合がある
- 他者に不快感を感じさせない髪型であれば良い
学校の規則で決められた髪形をみんながしていたら、生徒全員が同じ髪型になってしまいます。それでは、個々の個性が感じられないですよね。ですから、校則に考慮しつつ、自分の好きな髪形をするのが良いでしょう。
学校見学は必ず連絡してから!アポなしや非公式では止めておこう!
受験生に学校が選ばれる
少子化で生徒数が減っているのに、私立高校の数は減っていません(高校募集を停止して完全中高一貫校になる学校、高校の定員を削減して中学の定員を増やす学校はあります。
また、高校募集をいったん停止したものの、再び復活したという学校もあります)。
そのため、学校が受験生を選ぶのではなく、受験生に学校が選ばれる時代になりました。
顧客第一主義は本当?
生徒募集の競争が激しくなって、私立高校の中には「顧客第一主義」を掲げ(私立高校だけではなく、なんと公立高校の学校経営計画にもこうした表現を見つけることがあります)、来訪した保護者をお客さんのようにもてなすような雰囲気の学校が多くなってきました。
が、勘違いしないでください。学校はデパートでも、スーパーでもありません。私立高校の先生に聞くと、突然親子で「見学させてください」と訪ねてくるケースがあるといいます。
わざわざ足を運んでくれたのですから、学校に関心があるわけで、学校側としてはむげに追い返すわけにはいきません。
広報担当の先生なり、事務職員なりだれかしらが対応します。
しかし、率直に話してくれたところでは、「勘弁してほしい」というのが本音です。引用元-お客さん扱いを期待せず、「見学させていただく」気持ちで[「学校訪問」の際の心構え 第3回]|ベネッセ教育情報サイト
- 少子化の影響で、高校の生徒数が減っている
- 私立高校の中には、生徒や保護者をお客様扱いするところもある
- 学校側に突如の見学を申し出たら悪印象につながる
少子化の関係で、高校側が生徒の獲得合戦を行なっているようです。ただし、全ての学校が少子化のあおりを受けているとは限りません。ですから、自分の行きたい学校には、常に低姿勢で行動しましょう。