高校で留年が確定した場合、その後どのようなデメリットがあるのでしょうか?
高校を留年したあとの進路や、高校を中台・転校したほうがよいのかどうかご紹介します。
留年したら、その後の学費の補助は受けられるのかどうかも、是非参考にしてみてくださいね。
Q.留年のデメリットを教えて!高校で確定した場合その後どうなるの??
高校を留年したら、どんなデメリットがある?
高校を留年することのデメリットを教えてください
閲覧ありがとうございます。
高校で進級できなかったら、不都合があるの?
私は現在高校1年生です。
高校を留年することのデメリットを教えてください!!
お願いします。
- 高校を留年したら、どんなデメリットがある?
- 高校で進級できなかったら、不都合があるの?
高校で留年してしまうと、将来どんなデメリットがあるのでしょうか?就職・進学などの際に不利になりそうなイメージがありますが、実際にどのくらい影響があるのか気になりますね。
A:その後のデメリットについて!高校で留年が決まった場合!
周囲の目を気にして退学する人が多い
高校を卒業してからの「浪人生」ならば「今のレベルより上の大学に進学するために頑張っている」と思いますが高校途中での「留年」ですと何か素行不良か成績不十分だったんだな」と思います。
留年すれば来年度はひとつ学年が下の人たちと同級生になりますが当然まわりから「成績不十分で進級できなかったのかな」とか「何か不良行為をして進級できなかったのかな」と思われながら同じ教室で勉強する事になります。
そのために進学をあきらめて中退してしまう方も多く見受けられます。
就職活動で不利になる
また実社会に出て就職する際にも履歴書の学歴には高校卒業年度を書くことになりますが中学卒業~高校卒業までに4~5年かかっていれば当然担当者から理由を聞かれます。
海外留学とか病気治療長期入院などの正当な事由がなければ「素行不良」や「成績不十分」な高校時代だったと判断されて他の就職希望者とは一線を引かれてしまいます。
簡単に整理しますと「留年のデメリット」は
・周りから白い眼でみられながら高校生活を送らなければならない可能性がある。
・実社会に出てからの就職活動に不利。
他にもデメリットはあるかもしれませんがメリットは一切思いつきませんでした。
また単なる不登校による出席日数不足での留年ですと就職の際に担当者から「うちの会社(あるいはお店)で雇ってもサボって来なくなるのでは」と不安要素があるので当然ながら不採用になる可能性が非常に高いですね。
- 浪人はポジティブなイメージだが、留年はネガティブなイメージ
- 周囲の目を気にして、中退する人も多い
- 就職の際、採用担当者に留年の理由を聞かれる
- 病気などの正当な理由がなければ、採用担当者の心証が悪い
確かに「留年」には悪いイメージが強いかもしれません。病気などのどうしようもない理由があれば別ですが、そうでない場合は「仕事に対しても不真面目なのではないか」という悪印象を与えてしまう可能性は避けがたいですね。
その後の進路がどうなるか心配!高校を留年したら進学に影響は!?
○高校留年で欠席日数は大きな要因
留年になる決定的要素は欠席日数です。
欠席日数は上限があり、それ以上欠席してしまうと留年となってしまいます。
欠席日数が不足し留年になれば進路は2つです。
・新たに通信制高校や定時制高校などに編入する
・高卒認定試験を受ける
です。もちろん留年後、就職をする人もいますが、継続しづらい、思うような仕事に付けないという事はあるようです。
このような理由から1度中退して数年後に高卒資格を取得する人がいます。
通信制・定時制高校のデメリット
○高校留年しそれから編入へ
編入に関して全日制で留年して全日制に編入する人は少数でしょう。
そのまま1つ下の学年で同じ学校に通う人も少数です。
やはり通信制高校や定時制高校に編入する人のほうが多いようです。
でもこの進路は問題が1つ・・・
→同級生と同じように進学が出来ないという事です。
通信制や定時制は1年間で取得できる単位が全日制よりも少なくなっています。
最近では定時制でも3年間で卒業できる学校はありますが、やはり4年生の学校が多いのは事実。
となると同級生と同じような行動は出来ません。
引用元-高校留年の進路
- 欠席日数が多すぎることが、留年を決定的にする
- 留年後は、通信制高校や定時制高校、高卒認定試験で高卒資格を取る人が多い
- 通信制・定時制高校は1年間でとれる単位が少なく、卒業までに4年かかるところが多い
留年したあと、同じ高校に通い続けるのは精神的に負担が大きいですよね。違う高校へ転入する人が多いのも、仕方のないことだと思います。卒業までに時間がかかることが多いですが、幅広い年代が通う定時制・通信制高校に通うのは良い経験になりそうです。
留年が決まった場合の対処は?高校での決断はどうすればいい!?
・留年しちゃったら高校辞めたほうがいいのか
すぐに高校を辞めてしまわずに、今というよりも将来にとって良い方法をじっくり考えてみてください。
例えば、
留年する場合、次の年はしっかり通学・勉強ができそうか?退学する場合、その後、もう一度高校卒業を目指すのか、働くならどのような仕事に就きたいのか、仕事に就くために必要な資格はあるのか、その資格を取得するための方法は?…
など、目的を明確にすることで進む方向が見えてくるはずです。
・留年しちゃったら転校したほうがいいのか
全日制高校で留年が決まってしまうと、特別な理由がない限り同じ全日制に転校することはできなくなってしまいます。
通信制高校の場合は全日制を留年しても転校することは可能ですが、今の学校を辞める前に検討している通信制高校に相談するのがおすすめです。
事前に相談すると、より短期間で高校卒業できる方法や、単位の引き継ぎ方を考えられるので有利な場合があります。
- 留年後、中退するかどうかは将来のことを考えてから決める
- 全日制高校で留年した場合、基本的に全日制高校への転入は不可
- 通信制高校には転入可能だが、転入前に単位の引継ぎなどについて相談しよう
留年後、同じ学校に通い続ける勇気がないという人も多いのではないでしょうか?同級生が先輩になり、後輩が同級生になるというのは、想像以上にストレスがたまるはずです。通信制高校に転校する場合は、単位の引継ぎが可能か相談することを忘れずに!
中退するのなら専門学校を選択する方法も!高校を留年した場合の進路について!
専門学校
ごくまれに高校を卒業していなくても通える専門学校があります。
通信制高校や定時制高校には、このような専門学校に通いながら高校卒業資格を得るためにダブルスクールをしている人もいます。
高校卒業資格は得られませんが、教育の特性上専門的な知識と技能が身につくのがメリットです。
大きな夢を持っていて、そのために頑張っていく決意がある人にはいいかもしれません。
本人の意思を置き去りにして進路を決めるのはNG
中退後の進路選びで最も大切なのは、本人の意志です。
親が勝手に先走りして決めてしまっても意味が無いので、しっかり話し合って、本人がどうしたいのか、本当にその学校に通うことを本人が希望しているかを確認して下さい。
「なんとなくの流れ」で次の進路先を決めてしまうと、そこでもドロップアウトする可能性が高まります。
そうなっては社会復帰の道が遠のくばかりなので、進路を検討する際には本人の意思を最優先で考えてあげてください。
- 高卒資格がなくても入学できる専門学校もある
- 専門学校に通いながら、通信制や定時制高校に通うのも◎
- 留年後の進路は、本人の意思を尊重したほうが社会復帰しやすい
人に決められた進路に進んでも、ちょっとした挫折ですぐにくじけてしまうかもしれません。うまくいかないことを進路を選んだ人のせいにして、自分に言い訳してしまいやすいので、自分で良く考えて進路を決めることが大切です。
学費はどうなるか教えて!留年したその後も授業料の補助が受けられる??
留年ときの学費は補助される?
平成26年4月以降の入学者は高校就学支援金支給法によって補助を受けることになります(授業料無償化は平成25年度3月で廃止)。
留年すると補助の対象外になることがほとんど
留年の場合、無償化や就学支援金の対象外となることがほとんど。
授業料を自分で払わなければいけません。
- 高校就学支援金支給法という学費の補助がある
- 留年すると補助の対象外になることが多い
留年したら、学費面での金銭的負担が大きくなってしまう可能性があります。ただし本当に補助の対象外になってしまうかどうかはわからないので、自己判断せずにきちんと確認するようにしましょう。