口臭対策にはまぜ口臭の原因を知ることが重要です。口臭の原因は自分では気が付かないかもしれません。
その原因として考えられるのが膿栓、口呼吸、舌苔などです。どうして、それらの原因により口が臭うのでしょうか。その理由についてまとめました。
また、口臭対策方法についても紹介しています。
口臭の原因になる要因とは?自分では気づきにくい?
口臭の原因は膿栓?
口臭の原因がわからない人は、膿栓を疑え!
口臭が発生しないように、色々対策している、それなのに、口臭の原因がわからないという人は、膿栓を疑ってみましょう。
膿栓というのは、別名、臭い玉(くさいだま)。喉の奥にできる、膿の白い塊です。
膿栓とは?
自分の、扁桃腺付近の粘膜を指で、ギューって、押してみましょう。
強烈な口臭がする人の場合、長年蓄積された膿栓が、粘膜から溢れんばかりに、顔をだしているはずです。顔をだしているから、口が超くさいんです。膿栓が粘膜の穴の中に潜伏している状態では、それほど口臭は強烈にはなりません。強烈すぎる口臭の場合、膿栓が顔をだしているはずです。
僕もそうでしたから。
僕は25歳まで、膿栓の存在を知らなかったんですが、ある日、ネットで膿栓の存在を知り、鏡を見ながら、扁桃腺付近の粘膜を見てみたら、ばっちり、白い塊が、顔をだしていました。その白い膿栓を触って、ニオイをくんくん嗅ぐと、超くせー。まさに口臭のニオイそのもの、いや、もっと、口臭の酸味が濃縮された感じか。
まあ、膿栓の存在を知らなかった人は、とりあえず、鏡で扁桃腺付近の粘膜を見てみてください。
そんな物体、自分のノドにあるはずがない
と思いたいところですが、実際、あった方が、気が楽ですよ。
だって、長年悩んでいた、口臭の原因が判明するわけですから。
ただ、膿栓を見つけてしまったら、また新たな悩みが増えます。
それは、膿栓をとっても、また再び、膿栓ができてくること
結局は、イタチごっこです。
膿栓をとって、一時的に口臭が消えたとしても、何日かすると、下手すると、一日で、新たな膿栓が生成されます。そして、口臭がしてきます。
- 膿栓が口臭の原因かもしれない
- 膿栓は扁桃腺近くにあり、白くて臭い膿
- 膿栓は何度とっても出てくる
膿栓という存在を知りませんでした。ですが、私は子どもの頃に扁桃腺が腫れることがあり、鏡で見たところ、赤い炎症の後に確かに白いぶつぶつのようなものができていた気がします。今思うと、それが、膿栓だったんですね。
どうしてまだこどもなのに口臭があるの?理解が出来ない!
子どもの口臭の原因とは?
最近、大人顔負けの口臭をさせる子供が増加してきています。しかも、3歳児健診で口臭がするという相談が増えているというのです。
どうして子供なのに口臭がするのでしょうか。それは、3歳までに舌や口輪筋が鍛えられていないからだと言われています。最近の子供は鼻呼吸ではなく、口呼吸の子が多くなってきています。鼻呼吸をすると口輪筋が使われるのですが、口呼吸をするために、口輪筋の発達が未熟で口臭がするようになってしまいます。
口呼吸は口臭を増す?
どうして口呼吸をすると口臭がするのでしょうか。それは口の中が乾燥して唾液が減り、自浄作用が低くなってしまうからです。また、唾液が減るために、虫歯が原因になっていることもあります。できるだけ口呼吸をやめさせて鼻呼吸をさせたいものです。
- 幼児の口臭の原因は筋肉の未発達による口呼吸
- 口呼吸により口腔内が乾燥し、綺麗になりにくくなる
- 鼻呼吸をするようになれば口臭が改善される
私は口呼吸の方が口の中の空気の入れ替えができて、臭わないと思っていました。部屋を換気するイメージですね。ですが、実際は口呼吸だと口腔内が乾燥して、菌が殺せないんですね。口の中の湿り気に、除菌効果があるということを知りました。
まず第一に口臭の原因を知ろう!
いつ口臭が気になるかが重要
口臭の原因を特定するためには、その発生のメカニズムはもちろん
生活の中でどんなとき、どんな場面で口臭が気になるのかを把握しましょう。歯磨きをしてもなかなか改善しない場合は、口臭の基礎知識を少し知るだけで
適切なケアの仕方が分かり、人との会話でも自信を持つことができます。口臭の原因を1つ1つ確認し解決していくことでどんな臭いも自然に治り、
口臭だけでなく虫歯や歯周病など歯と歯茎の健康にも大きな力となります。イヤ〜な口臭が枕や布団から漂っては、自分でも情けなくなりますし、
いつも口臭を気にばかりいるとストレスも溜まり、体のためにも良くありません。
口臭の原因を突き止めた後は?
口臭の原因を突き止めることができたら、あとはその対策に取り組めばいいだけ。
朝起きて全然口臭が気にならなくなることは正しい口臭ケアで可能です。
若い方なら寝起きにキスもしたいでしょうし、お泊りも気が楽です。口臭は口の中の健康だけでなく体の健康ともつながりがあり
ときには体の不調を知らせる病気のSOSであるケースもありますので、
口臭が気になり始めたら先延ばしにせず、早く向き合うことが大切です。
- 口臭の原因を知るためにはいつ口臭が感じるかを突き止める
- 原因に似合ったケアが必要
- 口臭は口腔内だけでなく、体の不調も関係している
口腔内の菌は体の中にも悪影響をもたらします。歯周病菌を放置していると、まれに心臓に悪影響を及ぼす場合もあるのです。口腔内と体の健康は繋がっています。まず、口臭の原因が口の中にあるのか、体にあるのか考えてみましょう
口臭予防をするなら舌苔(ぜったい)をキレイにする対策を
口臭の原因は舌苔?
お口の匂い、口臭の原因のほとんどが舌苔(ぜったい)と呼ばれる、舌の表面に付く白いコケのようなもの(汚れ)と言われています。
舌の表面はザラザラしていますが、拡大してみると表面の凹凸の隙間に細菌が入りやすくなっていて、舌の汚れを細菌が腐らせることで臭いが発生しているのです。
舌苔による口臭対策は?
歯磨きだけではなくて、舌のケアをすることで口臭を防ぐ有効な予防方法となります。
舌の掃除は専用の舌ブラシを用意したほうが効果的に除去できます。
鏡を見ながら舌の奥のほうから軽く力を入れ過ぎないように、そっと手前に引きます。
ブラシの先は常に水洗いして綺麗な状態にしながら何回か繰り返すと舌苔はキレイになっていくでしょう。
やりすぎも逆効果です。
一日一回、起床時だけでOKです、やりすぎは舌の粘膜を傷つける可能性もあるので注意しましょう。
また口臭の原因になってしまう舌苔は、ある果物を食べることで予防できそうです。
それはキウイ。
キウイには舌苔を分解するアクチニジンという成分が含まれていて、舌苔(ぜったい)の分解に一役かってくれるとか。
食べるときには薄切りにしたキウイを舌の上に30秒ほど乗せてから食べると舌苔(ぜったい)の分解に効果が期待できそうです。
- 舌苔と呼ばれる舌の汚れが口臭の原因の場合がある
- 汚れと菌が結びついて臭う
- 舌ブラシで汚れを除去できる
- キウイを食べると舌苔が除去できる
歯だけでなく、舌も磨かなければいけないとよく聞きますよね。でも、歯磨きの後に舌専用ブラシに持ち替えてさらに磨くのは面倒だと感じるかもしれません。そんな時は、電動ブラシの出番です。モードを切り替えるだけで、歯も舌も磨けますよ。
もしかすると・・口臭の原因が分からない場合は
口臭の原因が分からない?
ある部分が弱っていたり、疲れや寝不足が重なったりと「病気」までいかないレベルでも「口臭」として、顕著に出る方がいるのです。
原因が分からない時の対策は?
そういう方は、口臭から自分の身体の弱いところや体調の変化を感じ取ることができるのでより自己管理の大切さがわかり、今後健康でいられます。
- 体の不調が口臭となって現れている
- 自分の体調を整えることで口臭が改善する
口臭の原因が分からない場合には、体の不調やストレスなどが原因の場合もあります。自分の生活を振り返ってみましょう。もし、体の不調がある場合には、病院を受診し、体の調子を整えることが必要です。