大学生活で、友達が少なくて悩む人が多くいるといいます。
友だちが少ないと、どんなメリットやデメリットがあるのでしょうか。
メリットやデメリットを踏まえ、友達の数や質、関わり方などを考えていきましょう。後悔のない大学生活にしたいですね。
友達が少ない大学生の特徴
心をなかなか開かない
【特定の人とだけ仲良くする】
仲良くなったら深く付き合うけど、1度や2度会ったくらいじゃなかなか心を開かない。
特定の趣味が合う人だけと仲良くする、優しそうな人とだけ話すなど、深く狭い付き合いを望んでいませんか?
大人になったらどんな相手にも合わせられる寛容さは必要です。
人を警戒しすぎず気軽に世間話を楽しめるようになりましょう。
反応が薄い
【受け身で自分から動かない】
いつも人の提案に乗っかるだけ、いつも適当に相手に合わせるだけの受け身な人は友達が増えていきません。
反応が薄いので一緒にいても楽しいと感じさせる力がないからです。
一緒にいる相手を楽しませるよう、積極的に相手に働きかけられるようになりましょう。
節約重視
【財布のヒモが固すぎる】
飲み会や遊ぶ時にお金がかかるのを嫌がり、ケチなイメージがついてしまうと友達は誘ってくれなくなります。
一緒に遊んでも「高い」「無駄」などと言われると盛り下がってしまうからです。
節約する気持ちは大切ですが、友達と一緒の時はケチな面を見せないにしましょう。
- なかなか心を開かず、特定の人と決めて仲良くする
- いつも受け身で反応が薄いと、友達が寄ってこない
- 節約ばかり気にしていると、誘われなくなる
積極的に話しかけられないのは、性格があるので難しいかもしれません。でも大事なのは、心をいつも開いておくこと。必ずだれか話しかけてくれる場面があるので、心を開いておけば友達は出来ると思います。
友達が少ない大学生のデメリット
大学生活ならではの楽しみがない
大学生活をエンジョイできない
まずは友達がいない大学生のデメリットを見てみましょう。
最初にお伝えしたいのが、友達がいない大学生は、大学生活をエンジョイできないということです。
と言うのも、高校生だとできる遊びはしれています。
それが、大学生になったら行動範囲も広がりますし、使えるお金も増えるでしょう。
高校までのように、授業が決められていないので、授業と授業の間に空き時間があったり、使える時間も増えます。
長期休暇には、友達と宿泊込みの旅行に行ったり、サークル旅行や活動、授業の空き時間に学食やキャンパスでワイワイ楽しむ。
これらの、いかにも大学生という活動は、友達がいないと楽しむことはできないのです。
引用元-友達がいない大学生ってどうなの?就職に不利って本当?4つのデメリットとメリット!友達を作るときに気を付けたいこと4つ!|WELQ [ウェルク]
情報が耳に入ってこない
あまりにも情報が入ってこない
友達同士のネットワークは大切です。
と言うのも、全ての情報を一人で得るのは、相当の努力が必要だからです。
例えば日常的な些細な情報だとすれば、講義の休講情報。
たいていどのクラスにも、開始時間より早めに学校に行く人が何人かいますが、そんな人たちから「1限目休校!」の連絡が貰えれば、通学途中の駅で寄り道したり、その日はその講義だけなら引き返すことも可能です。
友達が、その友達から聴いた情報などを加えていけば、その情報は学内にとどまりません。
他大学の情報や広範囲の地域の情報まで知ることができるでしょう。
一人で得ることができる情報には限りがあります。
友達がいない大学生は、友達がいる大学生に比べると、持っている情報が1/50くらいだというのも、大げさな話ではありません。
引用元-友達がいない大学生ってどうなの?就職に不利って本当?4つのデメリットとメリット!友達を作るときに気を付けたいこと4つ!|WELQ [ウェルク]
- 大学生活ならではのサークル活動、長期休暇などが楽しめない
- 休講などの情報が入ってこない
- 情報がないと無駄足を踏むこともある
大学生活と言えば、2カ月の長期休暇が2回もあります。その長期休暇を、勉強やバイトだけで埋めてしまうなんてもったいないです。人生において、こんな自由で貴重な時間はないのではないでしょうか。
友達が少ない大学生にはメリットも…
自分のために時間を使える
友達がいなければ、自分に最適な時間の使い方を見つけられる
「本当はテスト勉強をしないといけなかったのに、友達に誘われてついつい遊びにいってしまった」という経験がある学生も多いでしょう。
元々友達がいなければ誘惑も少なくなり、自分の成長のために必要なことに時間を割けるようになりそうです。
お金を貯めやすい
人間関係で出費がかさむ若者たち
電通総研の調査によると、最近の若者の間では、「消費の総“交際費”化」が進んでいます。
例えば、自分のお昼代よりも人と過ごすカフェ代の方が高額になったり、クリスマスなどの季節イベントのための出費が数千円になったり、プレゼント代が大きくなったり。
大学生を含む若者の消費には、友人など周りの人とのコミュニケーションを意識した、“交際費としての側面”があるのです。
更に、SNSの普及と、自分がひとりぼっちではないことを周囲にアピールしたいという想いが原因となり、会話のネタを求めて消費行動を起こす大学生も少なくありません。
- 自分のためだけに自由に時間を使える
- 友だちからの誘惑が少ない
- 友だちが少なければ、交際費も少ない
なんだか寂しいと感じてしまうのは私だけでしょうか。確かに友達はたまに面倒なこともありますよね。ただそれはうわべの付き合いだからではないでしょうか。本音で言い合える友達なら、時間もお金も無理に合わせることもないと思います。
友達が少ない大学生が友達を増やす方法
サークルや部活
①サークル・部活に入る
一番手っ取り早く王道といえば王道ですが、やはりこれが有力!
特に体育会系だと更に熱い友情になるとかならないとか…!
ゼミ
②ゼミに入る
これはほとんどの人が不可避な気がしますが、とりあえずゼミに入ると安定してくるよう。
先輩方に薄いと感じない人が多いのもゼミのおかげかもしれません。
一緒に困難を乗り越えるゼミは結束力や仲間意識が自然と高まる!
テスト勉強を協力しあう
③授業が一緒の子と協力して課題を乗り越える
授業が一緒でもその場限りの友達になってしまうなんてよくあること。
でもテスト勉強を協力して一緒にしてみるとゼミと同じ原理で困難を乗り越えた時友情が生まれます。
これは恋愛でも言えるかもしれないですね〜
留学
④留学などのプログラムにグループで参加してみる
留学など特別な環境に置かれると誰でも不安になるもの。その時点ですでに仲間意識が生まれますが、さらに課題などをこなしていくと、留学後も仲良く友達としてやっていけるという意見は結構多かったです!
実は私もその一人。
先輩方の一番重要なアドバイスとしては”とりあえず輪の中に入ろうとしてみること”
最初のうちは薄い友情しか生まれないです、正直。
でも最初に作った広くて浅い友情から後々気の合う人も出てきます。
「友達少ないから輪の中に入らなくていいや」ではなく、入って関係だけ作っとくことは案外重要なんだとか!
- 友だちを作りたいなら、サークルや部活に入る
- ゼミや課題などで、一緒に何かをやり遂げると、友情が生まれやすい
- 留学などのプログラムに行くと、仲間意識が生まれる
教室で友達を作るのは、グループが出来てしまうと難しいかもしれません。しかし、サークルなら大丈夫。緊張するのは初めだけで、2回目からは仲間として認識されますよ。考えるよりも行動したほうが良いと思います。
大学生時代の友達は多い少ないよりも「質」を重視しよう!
友人の数が多ければ幸せ?
アメリカのロチェスター大学の研究によると、20代では友達は数が多ければそれだけで楽しく過ごせるようですが、30代を過ぎると、友達はその数ではなく、交友関係の質がその後の人生を豊かにするということが分かりました。
研究者らは、1970年代に当時20代の大学生であった222人の被験者の内、連絡を取り続けることのできた133人を対象に、その後の交友関係や人生への満足度などについて追跡調査しました。
その結果、30代以降では、深く付き合える友人の存在が自分の人生に対する満足度に大きく影響していましたが、友人の数と人生の満足度との関連性は見られなかったのです。
心から話せる友達こそが大切
30代というのは、結婚して家庭を築き、家族メンバーが増えていき、職場の地位も上昇するなど、多くの人にとって人生の転換期となります。
独身時代のように気軽に仲間同士が集まることが難しくなるこの年代では、うわべだけの付き合いをする友人とはどんどん疎遠になっていきますし、表面的な会話から得られるものは少ないでしょう。
本音で話せるような友人の存在こそが、その後の人生を豊かにするのです。
- 友人の数と人生の満足度は関係なし
- 深く付き合える友人が満足度と関連する
- うわべだけの付き合いの人は、30代になると疎遠になる
- 本音で話せる友人が大切
私はアラフォーですが、確かに浅い付き合いだった学生時代の友人とは、ほとんど会うことがないですね。その友人も大切ですが、確かに幸福度とは関係がないかもしれません。多ければいいというわけではないので、友人が少なくても悩む必要はないのですよね。