高校生の声|授業がつまらない!その理由とは?授業内容について

高校生のほとんどが授業がつまらないと思っている理由は?

高校の授業がつまらないと感じたことはありませんか?

予備校に行ったとたん、急に勉強が面白くなったり、成績が伸びる生徒がいます。

高校の授業がつまらない理由、高校の授業の現状をまとめてみました。つまらない原因を探り、自分に今できることを考えていきましょう。

Q:授業はわかりにくい!その上つまらないのはどうして?高校生の声

夏期講習は面白い

高校1年男子です。
僕は夏休みになり大手予備校河合塾の夏期講習に行ってます。はっきりいうとどの講師も高校の教師と比べるとかくだんにわかりやすいし面白いし楽しいです。正直こんなに勉強が面白くて楽しいと思ったのは人生で初めてです。

高校の授業はつまらない

それに比べると高校の教師は分かりにくいしつまらないし、授業中寝ていると怒るし、授業中当てて答えられないと立たせるし、宿題忘れたりノート提出の時ちゃんと書いてないと、成績表内申点下げればいいのに呼びつけて説教しなんとしてでも完璧にして提出しろというし、僕はこんなこというならもっとましな授業しろといいたいです。
正直もう高校教師の授業は受けたくありません。

引用元-教えて!goo

  • 塾の夏期講習が分かりやすくて面白い
  • 学校の授業は面白くなく、説教されたり立たせられたりと最悪
  • 高校の授業を受けたくない

塾の授業と比べると、高校の授業が馬鹿らしくなってしまいます。

これはひどいですね。寝ているのを怒られるのは当然ですが、内申点に結び付けて説教されたり立たされたりしたら、嫌になってしまうのも分かります。教師の質が良くないのかもしれませんね。

A:自分で工夫してみよう!高校の授業がつまらない場合

授業の時間を有効に

たとえつまらない授業でも、きっと定期試験はあるんですよね?
寝たり、他の勉強をする勇気がないのなら、その科目を自分でノートに書いてまとめたり、自分で教科書をすすめたりしたらどうでしょう?

テスト勉強の時間にする

他の科目の教科書を広げていると注意されるかもしれないし、寝ていたら起こされる可能性もある。
その先生の授業の教科書を見ている分には、先生も気にしないと思うので、その授業を自分で勉強してテストに備えればいいと思います。

引用元-YAHOO!知恵袋

  • つまらなくても、定期テストはある
  • 他の教科をやったり寝たら怒られる可能性がある
  • その教科のテストに備えて、勉強をすればよい

その時間を有効に使ってみましょう。

おそらく、先生の授業自体が嫌いになってしまっているはず。授業を聞くだけでイライラはつのってくるので、初めから聞かずに教科書から教われば良いと思います。重要なところは、黒板に書くと思うので、ノートに写すことも忘れないでくださいね。

授業内容がつまらないと思う人が高校生の約4割も!?

8割が授業以外のことをしている

iMiネットでは公立高校2年生の男女を対象に学校の授業についての調査を行った。

学校の勉強が自分の人生に必要かという問いに対しては、77%が「必要だと思う」と答えている。また、自分の授業態度については「まじめ」(24%)と、 「普通」(64%)で大半を占めているにもかかわらず、「授業中によくしていること」を聞いたところ、「授業以外のことはしない」は わずか21%で、「寝る」(58%)、「別の教科の勉強」(39%)、「携帯電話をいじる」(31%)などの回答が多い。勉強は必要との自覚を持ち、自分 なりにはそこそこやっているつもりだが、実態はかけ離れているように見受けられる。

授業が眠い

授業をまじめに受けなくなる大きな要因は1位が「授業内容がつまらない」(41%)となり、2位以下の「先生が嫌い」(17%)、「授業内容が難しい」 (13%)を大きく引き離している。学校に対する改善点を聞いたところ、「眠たくならない授業の工夫」「生徒に対する先生の態度」「授業の内容がわかりや すい先生とわかりにくい先生の差が激しく成績が変わってしまう」などの教師への改善要求が圧倒的に多かった。あわせて「小中のゆとり教育から、一変して高 校では詰め込み教育はおかしい」「エアコンが無いので授業に集中できない」などの制度・学習環境への不満も多く見受けられた。

引用元-リサーチバンク

  • 学校の勉強は必要だと思っている人が7割
  • 授業以外の事をしないのは、たったの2割
  • 授業がつまらないと感じている人が4割
  • 教師への不満が圧倒的に多い

大切だとは分かっていても、授業中に他のことをしている人が多いのです。

その授業が面白いか面白くないかは、先生にかかっていると言っても過言ではありません。1年生までつまらないと思っていた教科が、2年になって先生が変わった面白くて好きになったなんてこともよくある事です。先生は、注意する前に自分の授業内容を振り返って欲しいと思います。

高校の授業がつまらないとは言い難い?逆の立場では…

生徒からの厳しい目

私の心の中には、教師に対する確固とした評価基準があり、その基準は確かに青臭かったけども、青臭い分だけ誠実で 排他的なものだった。自分は教師に対する審美眼があると思い込み、そんな審美眼に酔っていた。そして、授業が面白くない先生を「馬鹿教師」と決め付けてい た。

私は決してそんな気持ちを顔には出さない方だ。
「お前の授業はつまらない。お前からは何も学ぶことはない」と本人の前で言う度胸もないし、非常識でもなかった。
しかし有能な先生に対する尊敬と、無能な教師に対する軽蔑は、心の中に確固としてあった。

おそらくどんな方でも多かれ少なかれ、学生時代にはそんな経験をお持ちでしょう。でも私の場合その度合いが強かったような気がする。

教師も大変

そんな偉そうな人間が教壇に立つとどうなるか。もはやそれは、地獄の責め苦だ。
教壇に立つ人に対して向けていた厳しい目が、攻守が変わって、今度は自分自身に向けられる。

子供の純粋な目から、未熟で丸裸になった私の方向へ、鋭い批評の矢が放たれる。自分は「馬鹿教師」と思われている。そんな被害妄想に苦しんだ。教壇に立って始めて、大勢の子供を相手に授業することが、どれだけ大変で畏れ多いことか、身に沁みてわかった。

引用元-JUGEMブログ 猫ギターの教育論

  • 学生の頃は、教師を厳しい目で見ていた
  • 面と向かって言うことは出来なかったけれど、心の中でバカ教師呼ばわりしていた
  • 自分が教師になると、授業の大変さが痛いほどわかった

生徒に分かりやすく教えるって大変なことなのです。

私も、先生にへんなあだ名をつけて、友達と言いたい放題言っていました。大人になって、言い過ぎていたことははっきりと分かりますが、努力の足りない先生も確かにいます。先生への教育強化に力を入れることも大切なことです。

半数な「授業が面白くない」との答え

教師への不満

高校生は任意教育だが、小中学生は義務教育のもとで勉強している。
現在の社会情勢を見れば、事実上高校生も義務教育に近い状態にあると見て良いだろう。
彼ら・彼女らにとっては日常生活の大部分を占める授業(学校だけでなく塾や家庭教師も含む)に対し、どのような不満を持っているのか。

複数選択式で尋ねたと ころ、もっとも多かった回答は「授業がつまらない」で51.1%を占めていた。

分からないのではなく、つまらない

授業の内容が理解できない、分かりにくいなどの問題よりも多くの割合で「授業がつまらない」という回答をしている生徒がいることになる。
どんなに分かりや すくてもスピードが適切でも、授業に取り組みたいというモチベーションを後押しする「興味関心」が沸かない限り、授業の内容が身につくことは難しい。「勉 強は半ば義務なのだから面白くなくても当然だ/仕方が無い」という意見もあるだろうが、それでもやり方次第ではいかようにもなるはず。
同じ時間を費やして も、効率は違うし、成果も大きな差が出てくるはずだ。
何より「面白い」と思う授業を受けることができれば、生徒自身が幸せになれる。

引用元-ガベージニュース

  • 半数が、授業がつまらないと感じている
  • 興味関心がなければ、知識は頭に入らない
  • 面白い授業をすれば、効率や成果が変わってくる

興味がわかなければ、勉強はつまらないものになってしまいます。

小中学生は、頭が柔らかいのです。先生によって、その教科が好きか嫌いか決まると言っても過言ではありません。先生によって、その子の進む道が変わります。先生には自覚をもってもらいたいですね。

面白い授業とは?「追体験」や「共感」に働きかけること

ワクワクする授業とつまらない授業の差

面白い授業というのは、例えば世界史であれば、年号を追うごとに世界で何が起こっていったのかを、先生の語り口で「追体験」できるものや、数学であれば紀元前だかルネサンスだかの数学者が考えた発想を、黒板の数式を追っていく事で「追体験」できたとき、新しいことを学んでいくワクワク感を実感していたように思います。

一方で、パワポの方ですが、スライドをプロジェクターで映した瞬間に、見ている方としては、そこに書かれている内容に目がいってしまいます。
特に字がたくさん書いているスライドだったりすると、読むことに気を取られてしまって、先生の話す内容はついでに聞く、そして読み終わると、次のスライドを待つか、ぼーっとして眠くなる、ということが起こりがちです。
そこには「追体験」というものが欠如しています。

追体験が大切

もちろん、話し方や、スライドの見せ方をうまく行えば、そういう状況は回避できますし、カラフルな絵やアニメーションなんかは黒板とチョークでは不可能なのでパワポを使った方がいいわけですから、パワポを使うのは絶対ダメという気はありませんが、「追体験」を欠如したスタイルに陥りがちだ、ということは指摘したいと思います。

みなさんも何か人に教える機会があれば「追体験」を意識してみてはどうでしょう。

引用元-ShareWis

  • ワクワクする授業とは、追体験できるもの
  • パワポをつかた授業は、追体験がない
  • 追体験を意識して話せば、面白いものとなる

みんなが面白く聞ける授業は、追体験できるものです。

追体験とは、追っかけ体験のこと。ただのひとつの出来事として言葉や年号を覚えるのであれば、本当に苦行でしかありません。そこに面白味などは何もないですよね。いかに生徒が興味を持てるように教える側も努力をしてほしいです。

大学の授業もつまらなくなってる?!今の世の中・現状

課題やレポートに追われる大学生

現在の大学生は、多くの課題やレポートなどで勉強するスタイルになっています。 しかし逆に、あれやこれやと目先の課題をこなすことに集中するあまり、落ち着いて物事をじっくり観察したり、考えたりする余裕がなくなってきています。

また、教員があれもこれもやらそうとするあまり、学生の消化不良の原因を作ってしまっているのではないでしょうか? あるいは「グローバル人材」「キャリア教育」といったコンセプトのもと、TOEICの点数を上げることや、会社に入ってすぐ「役に立つ」スキルの習得などにばかり教育の重点が置かれているのです。

この時代の流れこそ今の日本の大学が機能していない大きな理由です。 大学はあくまでも強制的に勉強する高校の延長ではなく、学びたいことを学びに来る場所なのです。 しかし、本当に勉強したい学生は留学をします。

なぜなら、海外の方が勉強できるからです。

小学生の方が勉強している?

日本の大学教授は授業がどれだけ素晴らしくても、受講者がどれだけいい成績を出してもその成果を認めてくれることはないですし、そもそもまだ昔の大学の感覚を持って、生徒に楽な道をすすめる人も多いのが現状です。

こういった現状により、大学はいつまでも義務教育の延長でしかなく、大学生よりも小学生のほうが勉強しているなどと言われてしまっているのです。

引用元-co-medea

  • 大学生は、課題やレポートに追われてじっくりと考える時間がない
  • 教師は就職を見据えた教育に目がいきがち
  • 本当に勉強したい学生は留学している
  • 小学生の方が勉強していると言われてしまっている

大学でも、課題やレポートばかりで、じっくりと考える機会を失いつつあります。

バブルが崩壊し、ひどい氷河期がありました。そのため、いい大学=就職率だという風潮がありましたよね。就活指導を必死に行わないと、生徒が来なかったのですから。大学はじっくりと学ぶ場であるという意識が薄れてきているのは、日本の財政状況と深くかかわりがあるのだと思います。