高卒と大卒について|年収と将来性にどんな違いがあるのか?

高卒と大卒の年収・将来性の違いは?

高卒と大卒では、会社ではどのような差があるのでしょうか。

高卒と大卒の初任給、生涯賃金などの差を調べてみました。給与の面からどっちの方が得なのか、みんなの意見を聞いてみましょう。

大事なことは何かを自分なりに考えていけるといいですね。

具体的な違いを教えてほしい!高卒と大卒について

給与面での格差

初めて働いた会社では賃金の差はありますが、大学進学にかかった分と思えば納得いく範囲でした。

次に働いた会社では、高卒、専門卒の方が売り上げ達成してても、ノルマを達成出来ない大卒の人のボーナスが高かったのは経理をやってたので知ってます。
その金額差は高卒の子には口が裂けても言えない額でしたよ。

高卒ばかりを可愛がる先輩が常に言っていた言葉が「大卒はダメ…能書や屁理屈ばかりで使えない」でした。

実際にKO大学出身の新入社員が「こんな事をする為にKO出た訳じゃないです。こんなこと三流大学出や高卒にでも出来ますよね?」と残業中にブチ切れてたのを見ました。

「その高卒でさえ出来るこんなことすら出来ない状況で何を言ってる?嫌なら他の会社行けば良かったじゃん。他で内定貰えないから来たんだろ」と言い返されてました。

そいつは結局、どこの部署でも使えず、色んな場所に飛ばされてました。

多分本当に頭は良いのでしょうが、コミュニケーション下手でプライド高いから賢さを活かせなかったんでしょうね。

引用元-YAHOO!JAPAN知恵袋

基礎能力の差

基礎能力に差があります
今年の新入社員ですが、大卒に混じって自分の能力の低さを思い知らされました。
自分が能力無いだけかな笑?

引用元-YAHOO!JAPAN知恵袋

優先順位の差

人間性としては、そんなに違わないですね。
社会的な適応性、技術性としては、高卒の方の方が上だとさえ思います。
(きっと早くから職に就いているので)
ただ、就職のときなどでは、周りの見方が違ってくると思います。
どうしても大卒を優先しがちではないでしょうか。

引用元-YAHOO!JAPAN知恵袋

生涯賃金の差

生涯賃金の差(平均)
高卒・・・約2億円
大卒・・・約2億5千万円

引用元-YAHOO!JAPAN知恵袋

  • 給与面では、高卒と大卒では差がある
  • 基礎能力に差がある場合もある
  • 社会では、大卒の方が優先されることもある
  • 生涯賃金は5000万の開きがある

大卒の方が高卒より社会では、能力に関係なく優遇されることもあるようです。

私は上場している会社に大卒で就職しましたが、そもそも高卒を採用していませんでした。短大卒、専門卒、大卒の人がいましたが、短大卒・専門卒と大卒では、基本給に1万円程度の差がありました。やっていることは全く一緒でしたよ。

就職先と将来性について|高卒と大卒の違いとは?

実力主義に時代が変化

大学を卒業したほうがいいのか、高校を卒業しても就職があるのか、将来について悩むところですよね。
昔は大学を卒業しているほうが断然有利で大学を卒業しているというだけでそれは自分をブランド化するというイメージがありました。

しかし今では高校卒業後すぐに就職している人でも大学を卒業してから就職をしている人でも初任給は大して変わらず、場合によっては勤続年数で給与が決まっているところもありますので、同時に高卒と大卒が入社した場合給料が同じ場合もあるのです。

そして同い年であっても大学を出てから入社した人と、すでに高卒で入社して4年目の社員では高卒でも入社4年目のほうが給料が高いこともあります。

今は必ず大学を出てなければ就職がない時代ではありません。

どちらかといえば現場ですぐに使える人材であるかどうかが重要視されてますので、高卒の場合は若い分即戦力になり教えれば教えるほど吸収も早いという見方もあり、積極的に採用しているところも多いのです。

それに比べて大学は4年間しっかりと何かを学んでいた人は別として、ただなんとなく通っていた人などは、4年という時間だけを無駄にしている傾向があり、そして就職する際も選べる企業が少ないこともあるようです。

大企業への求人もすでに高校の時点でたくさん出てますので、ある意味高卒でみんなが大学に進学をしている隙に企業に入って着実にキャリアを積んだほうがいい場合もあります。

引用元-進学の悩み

進みたい業界を考える

進路によっては大学を卒業していなければ進めない職場もありますし、早くから入っていたほうが有利になる職場もありますのでそれぞれですから、自分が進みたいと思っている業界や職場は、どちらのケースが該当するのか、どんな人が新入社員として働いているのかそれを知った上で大学を出るのか高卒で働くのか考えるといいかもしれませんね。

そうすることでスムーズに希望する職業で活躍ができるでしょう。

引用元-高卒と大卒の違い | 進学の悩み

  • 以前ほど、大卒と高卒の賃金の差が無くなっている
  • 4年目の高卒の方が、大卒よりも賃金が高いこともある
  • 高卒でも、大企業への就職先はある
  • 希望する就職先から、進路を決めるべき

大学を出なければ良い仕事がないという時代ではありません。

だんだん時代が変わってきているのですね。子供の数が少なくなり、大学に希望すれば入れるようになってきています。大学に入って何となく過ごすのであれば、就職してしまったほうが自分にとってプラスのこともありそうです。

どっちが得する?違いはある?高卒と大卒とでは…

学歴別生涯賃金

学歴別の生涯賃金+フリーター生涯賃金です。

大卒2.9億円

短大卒2.6億円

高卒2.58億円

フリーター5200万円

高卒と大卒の生涯賃金の差は3200万円でしかありません。
高卒と短大卒にいたっては200万円の差しかありません。短大にいかせるのがいかに道楽かがわかります。

高卒の方が4年間多く働くとはいえ、若いうちの4年間が複利的にどれだけ大きいか、これまでこのコラムをご覧になってきた人には、もうぼんやりとイメージができているかもしれません。その辺を実際に検証してみましょう。

短大卒と大卒のどちらがお金持ちになれるか

同い年の高卒のK君と大卒のD君、どちらが60才の時点でお金持ちになれるでしょうか。二人とも同じ運用技術を持っているとします。

調べたところ、高卒の初任給は152,600円です。
K君は就職と同時に月に3万円ずつ貯金することにしました。実家で暮らしているならそれくらいは可能な額だと思います。
小さいころから相場に親しんできたK君は、20%の利回りでそれを運用し、ついに60歳まで42年間それを続けました。いくら貯まったでしょうか。
K君はついに45億6941万7485円という資産を築くことができました。富豪というあだ名ができました。

対してD君です。彼も親友のK君直伝の投資法を大学在学中にマスターし、20%で運用できる能力があります。
D君の初任給は195000円。彼はK君の資産に追いつくために就職と同時に、月に5万円貯金して投資することにして、それを60歳まで38年間続けました。
D君の資産は36億7082万8920円になりました。

二人の差は、9億円近いです!
D君は月5万円で追撃したもののついに追いつけませんでした。
4年の遅れは致命的でした。

引用元-情報投資.COM

  • 高卒と大卒の生涯賃金の差は3200万
  • 高卒と短大卒の賃金の差は200万
  • 高卒で月に3万をを運用、大卒で月に5万を運用し続けると、高卒の方が9億も多い

高卒の方が投資では得な場合もあるんです。

20%で運用し続けるという事が一般人にできるかどうかはさておき、こんな考え方もあるのだとは興味深いですね。大学受験のために、どれだけの気力と時間を費やすかということも考えれば、大卒にこだわる必要もないのかもしれません。

平均年収等の違いとは?高卒・大卒新卒社員を比較

大卒(新卒)の平均年収は200万円〜230万円前後

新卒、つまり大卒の人の平均年収は、一般企業では200万円〜230万円前後だと言われているようです。
そこから考えると、月収平均は手取りで19万円くらいだと言えるでしょう。

また、地方によって大卒や高卒の平均年収は当然変わってきますが、地方になってくると、大卒で月収13万円〜15万円ぐらいが初任給の平均手取り金額のようです。

高卒の平均年収は150万円〜180万円前後

次に高卒の平均年収について見ていきましょう。
一般企業で見てみると、高卒の場合は150万円〜180万円と、若干ではありますが、平均年収は低いようです。

しかし、企業によって大卒(新卒)・高卒の扱いは異なってくるので、一概に上記の金額通りの手取りがもらえるとも言えません。

実際4万円以上も大卒と高卒に差をつけている企業もあるので、現在のところは大学への進学をしておくべきと考えた方がいいでしょう。

引用元-キャリアパーク

初任給の前年比【大卒(新卒):1.2%増】【高卒:1.8%増】

上記の平成25年度の平均年収に比べ、平成26年度の平均年収は、高卒で158.8万円、大卒(新卒)で200.4万円となっているようです。

これは、前年比で比べると高卒は1.8%増、大卒(新卒)は1.2%増でどちらも前年を上回った平均年収となっています。

わずかな数値ではありますが、このことから『学歴の差が縮まりつつある』と考えてよいでしょう。

引用元-キャリアパーク

  • 4万円以上、大卒と高卒で初任給の差があるところがある
  • 徐々に、大卒と高卒の差は縮まりつつある

大卒と高卒の賃金格差は、少しずつ縮まっています。

縮まっているとはいえども、4万も開きがあるのですね。会社によっては、昇格の順位も違ってくるかもしれません。ただし、新しい会社ほど差をつけなくなっています。希望する会社をよく調べてみることが大切です。

生涯年収に違いがある!高卒と大卒を比較

生涯賃金の差は五千万

生涯年収でみてみると高卒は約2億円。
大卒は約2億5千万なんて調査結果もあります。

これは生涯賃金。
つまり卒業から定年まで同一企業で勤務した場合の話しです。

そして当然と言えば当然の話しではありますが、転職を経験した人よりも同一企業で定年まで働いて、退職金もきっちり頂ければ生涯年収も当然高くなります。

この5千万の差。

あなたは多いと感じますか?
それとも、大したことないと感じますか?

5千万あれば余裕でマイホーム一件買えます。

大企業と中小企業に注目すべき

と、言っても大卒だから必ず年収が高いとは限らない

今や中小企業が3分の2ともいわれる、ご時世。

企業規模によっては年収が逆転するなんてケースも実際あるようです。

簡単に言えば高卒でも大企業に勤めれば、大卒の中小企業勤務の場合よりも年収は上のようです。

大卒だからと言っても中小企業に勤めた場合は、やはり大企業に比べれば給料に差が生じるのは当然です。

もう少しわかりやすく話すと、大卒で企業規模1000人以上なら約2億9千万円。

しかし企業規模10〜99人の場合だと約1億9000万。

どうですか、この違い?
1億円もの差が生じるのです。

引用元-インターネットビジネスで人生イノベーション

  • 大卒と高卒では、生涯賃金に5000万の差がある
  • 大卒でも、大企業に勤める高卒の年収より低くなる
  • 大企業と中小企業では、賃金の差が1億円もある

大卒と高卒だけでなく、大企業と中小企業の差にも目を向けてみましょう。

大企業と中小企業では、こんなにも賃金格差があるとは驚きですね。賃金だけでなく、大企業と中小企業では福利厚生もかなり違います。また、大企業は時間短縮や有給休暇の取得などを積極的に行っていることもあります。高卒で大企業に勤められたら良いのかもしれません。

大して根拠はない?高卒と大卒の初任給の違いについて

大卒の価値が下がっている

ひとことで言えば、過去には学歴が「比較的大多数の人が納得する材料」だったからです。
大学進学率がまだ2〜3割だった頃であれば、優秀な人材を得るために「大卒採用」を推し進めることは有効だったのかもしれません。

しかし進学率が5割を超え、希望すれば基礎学力が崩壊している人でも大学に入れるようになった今では、大卒の資格の有用性が下がっています。
正直な本音ですが、私個人としては大卒と高卒に給与差をつける必要性はなくなっていると感じています。

即戦力になる新卒社員は、極めて稀にしか存在しません。となると高卒も大卒も、同じ「入社一年目」として同様に扱う方がいいのではないでしょうか。

当然ながら、1年2年と経つ中で、実績や実力を反映した評価に変えていく必要はありますが、学歴だけで給与に差をつけることは今や合理的でないように思えてならないのです。

大卒に差をつけるのなら…

もしも潜在力の実態に見合う形で初任給に差をつけるなら、上位校とFラン大とを同じ「大卒」という括りにするのは無理があります。大学を難易度等で3グループくらいに分け、ランクに応じて初任給を決める方が、納得感があるかもしれません。

下位校の初任給は、入社4年目の高卒者よりも低くするのが妥当でしょう。ただし、こんなことを堂々と進めれば世論の反発は必至ですから、本音ではそう思っていても、多くの企業は「今までどおり」を続けています。

引用元-キャリコネニュース

  • 大学の進学率が5割を超えている
  • 大卒だからと言って、優秀だという時代ではなくなった
  • 大卒で差をつけるのなら、大学の難易度によってランクを付けた方が良い

大学卒が高卒よりも高い価値のある人材であるという時代ではありません。

ランク付けをするという発想は面白いですね。しかし、またここで問題になってくるのが、良い大学を出たからと言って、仕事ができるかということ。人を賃金で評価するということは難しい問題ですね。