倒産もリストラもない公務員。先行き不安な経済の中、公務員はとても魅力的ですよね。
しかし、公務員になるためには、公務員試験という壁が立ちはだかっています。
公務員試験の勉強の仕方や、効率よく行うポイントなどをまとめてみました。是非参考にしてみて下さい。
公務員って何?仕事とは?
公務員とは
身近に公務員の仕事をしている人がいない人にとっては公務員って漠然としていて想像しにくいものです。一番身近な公務員といえば市役所で働いている人のことです。警察署や消防署で働いている人も公務員です。このように私たち国民の生活に必要な手続きであったり、安全を守ったりすることを仕事としています。
国家公務員
国に雇われ働いている公務員のことをいいます。仕事内容は多岐にわたりますが、国家に関係する仕事が多いのでスケールの多きな仕事ができるというところが魅力の1つです。また1つの仕事を追求していくという意味で”スペシャリスト”といわれます。
地方公務員
各都道府県、市区町村に雇われ働いている公務員のことをいいます。こちらも仕事内容は多岐にわたりますが、雇われた自治体に関係する仕事が多いので、地元に貢献できるというところが魅力の1つです。また3年単位でいろんな部署を経験するので”ゼネラリスト”といわれます。
- 公務員は、国民の生活を支える仕事をしている
- 公務員は、国家公務員と地方公務員に分けられる
- 国家公務員は、国に雇われているスペシャリスト
- 地方公務員は、都道府県や市町村に雇われているゼネラリスト
身近なところで言うと、教師や警察官、役所で働く人が真っ先に思い浮かびます。税金で賄われているところばかりクローズアップされますが、公務員がいなくなったら世の中まわりません。大切な仕事ばかりですね。
出題される科目・出題数を把握してから勉強しよう!公務員試験の勉強
志望する公務員試験の内容
まず最初に必要なことは、自分が志望する公務員試験に出題される科目と、各科目の出題数を知ることです。何から手をつけるべきなのかを把握しないと、勉強を始めることができませんよね。
どの科目が重要かを把握
また、併願受験をする場合には、この「試験種の出題科目、出題数を把握する」ということが特に重要になってきます。例えば国家一般と地方上級を併願する場合、専門科目である憲法、民法、行政法等の法律系科目、ミクロ経済学、マクロ経済学等の経済系科目、政治学、行政学、社会学等の行政系科目は重なってくるので、どうしてもメイン科目として重点的に勉強する必要性が高くなります。
これらを知っておくことは、スムーズに学習を始める為の最低限の準備です。
引用元-公務員試験対策室
- 志望する公務員試験の内容を把握すること
- 併願も含め、勉強する優先順位をつけていくこと
公務員試験は範囲も広く、効率よく勉強をしていくことが重要です。その合格率は、10倍を超えてくることも珍しくはありません。大学の勉強もあるので、計画的に勉強していきたいですね。
過去問を中心に!公務員試験の効率の良い勉強法
要点を抑えることがポイント
公務員試験というのはおおよそ1年間で
合格しなければならない試験です!っということは要点だけ抑えていけばいいんですよ!
っということは範囲はとっても広いけど、
実際試験にでるところはそんなに多くはない!ってことなんですね!だって試験時間はだいたい120分くらいですから、
この時間内で解ける問題量しかだしません!
過去問を中心に
ここで考えてみましょう!
もしあなたが公務員試験をつくる側だったら、、、試験時間は120分です。
この限られた時間の中で毎年問題をつくるわけです。
っということは大事な問題しかだせない!っということですね。
っということは毎年似たような問題しかだせない!
っということは試験をつくる側も過去問をチェックするはずですね。
っということになりますね!そうなんです。
公務員試験の勉強法は過去問を中心に勉強をするのが、
一番大事なんですね!
- 公務員試験の範囲は広い
- 試験時間は120分
- 大事なところ、要点しか出題されない
- 過去問を勉強するのが大切
試験の範囲が広いので、深く掘り下げていたら最後まで終わらないかもしれません。大学の課題もあることも考え、公務員試験の勉強はきちんと時間的な計画をたてることが大切ですね。
勉強方法について|公務員になるためには…
おすすめの勉強法
私がおすすめしている勉強法、そして、自分が大学受験や、公務員試験で推奨してきた勉強法の基本は
Ⅰ 社会人なら本番前2週間は朝5時には起きて、通勤前2時間は勉強できる時間を作る。大学生の場合は、本番前2か月は朝5時に起きて勉強する。
Ⅱ 家の中で目に付く場所(机の前の壁・トイレのドアの裏側・階段の踊り場・洋服ダンスの裏側)などに、重要な知識はポストイットなどで張っておき自然に目にするようにして暗記(反復)する。数的の解説もA5サイズくらいにしてカレンダーのようにして壁に貼る。
Ⅲ 通勤・通学中に5分あれば勉強できるようにする。数的の問題を単語帳のような大きさにして持ち歩く。
です。これを実現することが、短期合格につながります。
合格するために大切なこと
受験勉強で大切なことは、合格するためにしなければならない勉強の「全体量」をできるだけ早く把握することです。
そのためには、いったい、何問の過去問を勉強しなければならないか(何年分の過去問を勉強しなければならないか)を確認すればいいでしょう。
最も効率よく勉強するには、受ける試験の問題だけを勉強するのが良いでしょう。10年分でも20年分でも、やれる限りの過去問をやるのが良い。一定以上の過去問が手に入れば、他の問題を勉強するのは「雑音」でしかない。したがって、他の試験問題をやるのは、やめた方が良い。
国家総合職、国家一般職、国税専門官、労働基準監督官、裁判所事務官、自衛官、東京都、特別区など、問題が公開されている場合は、その解説さえ手に入れば、他の問題をやる必要はありません。やってはいけません。
また、県庁や政令指定都市、県警の問題をどうにかして入手(カメラで盗撮)しようとすると、警察に捕まります。これらの問題の対策には、同じく地方上級である東京都と特別区、そして警察官なら警視庁の問題を使いなさいという趣旨だと思います。
- 朝の時間を有効に使う
- 通勤通学時間を無駄にしない
- 受ける試験の過去問題だけをひたすら解く
- 勉強しなければいけない全体量を把握すること
朝の時間を使ったり、電車の時間に勉強したり…。本業があるので、時間の使い方が合否のカギとなりそうですね。無駄なことを省いて、効率を考えて勉強していきたいところです。
「広く浅く!」といった感じの勉強方法がベスト☆
浅い勉強でOK
公務員受験における各科目の勉強については、大学受験における2次試験の筆記対策のように、「骨の髄までしゃぶり尽くす」といった感じの深い学習は必要ありません。法律にしろ経済にしろ行政にしろ、元々極めて奥の深い学問です。そんなものを本気で理解しようとしたら何年かかるかわかりません。公務員試験のような出題科目の多い試験では、多くても一科目せいぜい10題程度な訳ですから、当然各科目の出題範囲は限られてきます。近年難化傾向が続いている公務員試験といえども、教養試験にしろ専門試験にしろ、基礎的な知識に基づく出題がほとんどです。
そういった意味で、公務員受験勉強においては、科目が多い分広く勉強する必要はありますが、各科目については深く掘り下げて理解する程の必要はないと言えるのです。
覚える作業を重視
「浅く勉強する」というのがいまいちピンと来ない方のために説明させていただきますと、要するに公務員試験勉強においては、「理解する」よりも単純に「覚える」作業が重要だと言うことです。これは後ろの項目でも説明しますが、例えば公務員試験勉強は「参考書を読んで理解する」というスタイルよりも「過去問をひたすら解きながら覚える、あるいは覚えてから解く」というスタイルの方が圧倒的に効率的だと言えます。
いちいちじっくり理解しながら学習するほど時間的猶予もありませんし、その必要もありません。もちろん理解しないと覚えることができない科目や部分も多々ありますが、理解できずともとにかく覚えてください。覚えてさえいれば案外解けてしまう問題が多いのが公務員試験です。公務員試験というものがそもそもそういう性質であるので、それを決して忘れないでください。
引用元-公務員試験対策室
- 広く浅く基礎的なことを抑えていく
- 理解するよりも覚えること
- 深く理解する必要はない
- 覚えていれば解くことが出来る
大学受験でしっかりと勉強してきた人たちは、同じ方法でしっかりと向き合ってしまう人も多いでしょう。しかし、本当に時間がありません。範囲も広いので、穴が出来ないようにしていきたいですね。