私立高校の併願面接では、どのような回答をすればよいのでしょうか?
併願面接と専願面接の違いやそれぞれのメリット、併願面接を受けるときのポイントをご紹介します。
私立高校で面接が行われる意味と有効な対策ポイントも、是非参考にしてみてくださいね。
Q.心配な併願面接…どう答えたらいい?私立高校を受験するとき!
併願校で第1志望について聞かれたら、正直に回答するべき?
自己推のしかも併願校の面接で、第1志望校かどうか聞かれたら、どう答えたらいいのでしょうか?
ハッキリそうです。とウソをつくのも見透かされそうだし、いいえと答えたら、その時点で落とされそうな気もするのです。
皆さんでしたら、どう返答させますか?
面接でほかの高校を受験するか尋ねられたらどうする?
併願の高校での面接の質問について
静岡県の高校入試を受けるんですが・・・
先生曰く、併願の私立では「他の高校も受けますか? またどちらの高校を選びますか?」
という質問があるらしいですw
これが第1希望の公立の高校で聞かれたらいいんですが
併願の高校で質問されたらなんていえばいいんですか?
- 併願校で第1志望について聞かれたら、正直に回答するべき?
- 面接でほかの高校を受験するか尋ねられたらどうする?
他に第一志望の学校があると正直に答えると、受験の結果に影響が出てしまうのではないかと心配になりますよね。だからといって嘘をついてしまうのもどうかと、悩む人も多いのではないでしょうか?
A.正直に答えると言う方が意外と多い!?私立高校の併願面接を受ける場合!
正直に第一志望が別にあると答えた
今日私立高校の推薦面接の発表があって合格通知をもらいました。
私は、推薦?(都立、私立併願OK)でした。
面接で・・・他にどこ受けてる?と聞かれまして、
私は[第一志望は都立高校ですが、もし不合格の場合は喜んで
貴校へ入学いたします。]と、まず答えました。
すると面接官は…
それでは、両方合格した場合はどうしますか? と来ました。
私は[もう一度、急いで両親、担任と相談して決めるようにしますが、
現在私の心は実習設備や福祉活動が盛んな貴校に入学したいと思っています。]
とこんな感じでした。
良かったのか悪かったのかわかりませんが合格したから…OKなのかな?
他は、志望動機、クラブ活動、入学後のやりたいこと…でした。
時間は5分くらいでした。
第二志望であることを正直に打ち明けた方が良い
第二希望の高校でも、あくまで本当の事を言ったほうが言いと
私は先生に言われました。
経済的な理由で私立には行けない人もいるし、そういうときは明確に
理由を言えばさらに良いのではないでしょうか。
- 第一志望が別にあることを正直に伝えた
- 「両方合格した場合」の無難な回答
- 第二志望なのに第一志望だと嘘を付く必要はない
正直に第一志望が別にあることを回答している先輩が多いようですね。嘘を付きたくなる気持ちはわかりますが、嘘を付いていることは意外と見破られやすいもの。面接官の心証を下げる結果につながる可能性もありますよ。
「併願」と「専願」の違いとは!?私立高校の面接で異なるメリット!
専願と併願について
私立高校の入試で、一番大きな特色は同じ高校の受験生の間に「専願」と「併願」があることです。
専願とは、「合格したらまちがいなくその高校に入学することを高校側に約束して受験すること」であり、
併願とは、「合格しても必ず入学するとは限らない」という受験方法です。
併願生は、公立に合格したら公立進学、公立不合格の場合に私立進学という形式をとる場合が多いようです。
専願受験のメリット
専願受験者は、高校側に合格したら必ず入学することを約束していることになるので、高校側も合格を出しやすくなります
(併願受験者は、合格を出しても、公立に進学してしまう可能性が高いわけです)。
したがって、専願受験の場合、併願受験に比べて合格最低点が低く設定されています。
○専願受験は、併願受験に比べて1ランク上の私立高校を受験できます。
専願受験をすると
専願受験は、併願受験に比べて「合格しやすい」「1ランク上をねらえる」などのメリットがありますが、
同時に合格したら必ずその高校に進学しなければならないので、後で公立高校を受験したくなっても認められません。
このことはよく理解しておいてください。
- 専願・併願の違い
- 専願受験のほうが合格点が低めに設定されていることが多く、合格しやすい
- 専願受験で合格した場合、あとになって公立高校を志望することはできない
専願受験・併願受験それぞれにメリットとデメリットがあります。本当に進学したい学校を真剣に考え、どちらにするべきか判断すようにしましょう。経済状況も踏まえ、保護者と相談するのも忘れないでくださいね。
併願面接を受ける時のポイント教えます!私立高校の受験に向けて準備すること…
質問の答えをあらかじめ用意
高校面接は質問に対し応答を考えておくのとおかないのとでは、実際に面接に臨んだ時の心の余裕が違います。
質問されるであろう答えに対して、どんな答えを用意してきたか答えるのだと考えると良いでしょう。
併願(一般)の面接はそう多くは聞かれません。
高校入試での高校面接でよく聞かれる質問の例を参考にして答えを用意しておきましょう。
学校別過去問題集に高校面接の質問内容が掲載されているときは、実際にその学校にアンケート調査をおこなって書かれたものですから、それを参考にして答えを用意しておくと参考になります。
面接で落とされることは?
面接で落とされる人はそう多くはありませんが、落とされることもあります。
しかし、筆記試験で合格点内にいなければ、面接が幾ら上手くいっても合格にはなりせん。
高校面接では併願(一般)で受ける人は、第1志望の高校を聞かれることが多いです。
その場合も正直に答えましょう。
「なぜうちの学校は第2志望なんですか?」という質問はまずありません
。
もし第一志望の高校が不合格だったら入りたいという気持ちを示して誠実な態度で臨めば問題はありません。引用元-高校面接の高校入試安心講座Ⅰ
- 想定される質問の答えを用意しておくと、余裕をもって面接に臨むことができる
- 学校別の過去問を参考にしてみて
- 第一志望が別にあることは正直に伝え、誠実に面接を受けよう
受験勉強では面接よりも筆記試験にばかり気が行ってしまいますが、何の準備もなく面接に臨むことはお勧めできません。定番の質問に対する回答を自分の中で用意しておくだけでも、当日の出来が大きく変わるはずですよ。
面接対策で有効なポイント!私立高校で行われる意味とは!?
私立高校では、面接を行う学校が多い
私立高校の入試の特色として、もう1点あげられるのが、面接を実施する高校が多いということです。
これは、学力面だけでなく、性格面や話し方などその高校の校風にあっているかどうかを見るために実施されます。
しかし、実際には、面接結果は合否ラインに複数の受験生が固まった場合の合格者決定の資料として使用されることが多く、
合格点が取れているのに、面接で落とされるというケースはほとんどありません。
面接対策
1.面接対策としては、まず第一に日頃から相手の目を見てはっきり話す習慣を身につけることが必要です。
2.面接時の質問内容は、どこの高校もおおむね決まっているので、あらかじめそれらの質問に対する返答を考えておきます。
・志望動機・中学時代に力を入れてやってきたこと
・高校に入学したら、どんなことをやりたいか
・自分の長所・短所は何か
・最近起こった出来事で、特に印象に残っているものは何か、など
3.以上の質問に対して、はっきり姿勢を正して返答すれば面接については万全です。
- 私立高校では、面接を行うところが多い
- 試験で合格点がとれていれば、面接で落とされる可能性は低い
- 相手の目をみて話す練習を心がける
- 定番の面接での質問内容の回答を準備しておく
面接の場では緊張してしまうものですが、あまり気負い過ぎず、落ち着いて望むことが大切です。相手の目を見ることと、ゆっくりはっきりと話すことを心がけましょう。声が小さすぎたり、早口で相手に話が伝わらなかったりするのは避けてくださいね。