仕事ができない自分にストレスを感じるとき、どうやって気持ちを楽にすればいいのでしょう?
ストレスが限界で仕事ができないときの対処や、ストレスの原因をご紹介します。
成績優秀なのに仕事ができない場合は「大人の発達障害」が原因かもしれませんよ。
気持ちはどうやって楽にする!?仕事が出来ない自分にストレスを感じるとき!
仕事をする意味をもう一度問い直そう
社内研修などで、
「あなたは何のために仕事をしているのですか?」と問われる機会があると思います。
その問いに、皆さんならどう答えますか?
人生を充実させるため、という模範解答のような答えをする人もいれば、
仕事をしないと暮らしていけないから仕方なくと答える人もいるでしょう。
確かに、仕事を通じて身につく人間性や人との出会いは私たちの人生を
豊かにしてくれますし、働かなければ食べていけないのも事実。
どちらも間違いではありません。
仕事に意味を見いだせないという方でも、
だからといってあなたが手を抜いて仕事をしているかといったらそうではありませんよね?
仕事をする意味を見つめなおすことで、自分を客観的にとらえられる
重要なのは、今のあなたが、仕事をする意味をどう捉えているかということなんです。
多少のストレスを感じていても、仕事に対して前向きな考え方を持てる時期なら
「これもスキルアップのためだ!」と無理もきくでしょう。
しかし、蓄積されたストレスが飽和状態になり、
精神的に追い詰められている時には、些細な失敗でも考え方が後ろ向きになりがち。
「どうせ、金のための仕事なんだから…」と、
仕事に対しても消極的になってしまうのではないでしょうか。
しかも、ストレスをため込んでいるという自覚症状がない場合も多いのです。
「な~んか最近、調子出ないんだよね」というあなた。
一度、仕事をする意味を問い直してみることをおススメします。
今のあなたの状態を、客観的に見る指標にもなると思いますよ。
- 仕事をする意味を問われたら、どう答える?
- 仕事に対して前向きにとらえられていれば、ストレスを感じてても大丈夫
- 仕事の意味を考えることで、自分を客観的にとらえられるかも
仕事に抱えているストレスの大きさは、意外と自分自身では把握できていないもの。自分の精神状態を客観的に見つめなおすためにも、仕事をする意味について考えてみてもよいかもしれませんね。
仕事が出来ないほど大きなストレス!解決するにはどうすればいい!?
自発的に仕事をすると、ストレスは緩和される
ストレスは「やらされている」と思ったとき、大きくなります。
もし、自分から「やります」と先に言えば、不思議なことが起こります。
つらいはずの仕事のストレスが、激減します。
自発的になった仕事はゲーム感覚になり、ストレスが小さくなります。
「やれ」と言われてから、仕事をするのか。
「やります」と言って、自発的に仕事をするのか。
仕事の内容そのものには変わりはなくても、伴うストレスには大きな違いが生まれます。
やりたくない仕事は早く終わらせよう
仕事では、遅かれ早かれ、やらなければいけない仕事があります。
たいていの場合、後回しにすると、問題はさらに拡大します。
そうした仕事を「やれ」と言われるまで放置していると、いざ着手するとき、不快な気持ちも強くなります。
ストレスも大きくなるでしょう。
であれば、早めに終わらせればいい。
自発的になると、仕事に前向きというイメージになり、あなたの評価も上がることでしょう。
それだけでなく、ストレスまで軽くなるという素晴らしい姿勢なのです。
引用元-自発的になるだけで、仕事のストレスは激減する。 | ほかの人と差をつける30の仕事術 | HappyLifeStyle
- 義務的に仕事をするとストレスは大きい
- 自発的に仕事をすると、ストレスは緩和される
- やらないといけないことは、後回しにするほど負担に感じるもの
義務感から嫌々仕事をするよりも、自発的に進んで仕事をしたほうが自分も周囲も気分が軽くなるもの。仕事には苦労がつきものですが、嫌なことほど早く終わらせた方が精神衛生上よいですよ。
ストレスが限界で仕事が出来ない時の対処は!?物の見方をまず変える事が必要?
同じ出来事も、受け取り方次第で日々が変わる
たとえば、上司が叱るのは、「もっと責任のある仕事を任せれるようになってもらいたい」という思いからだと知ったらどうですか?
それでも、「ちくしょー!」と言って、グチをこぼしにいくか。
「どうすれば良かったのだろう」と自分の中で向き合って、うまく対処したり、納得できないなら受け取らずに前に進んでいくか。
そのときに、あなたがどう受け取り、どう感じ、どう対処するかは、すべてあなた次第です。
けれども、どうせなら、明るく、幸せで、穏やかな毎日を過ごしたいですよね。
あなたがどんな選択をしていくかで、あなたの毎日が変わる。
これを仏教の世界では「因果の法則」と言います。
モノのを見方を変えるには、どうすればいい?
モノの見方を変えていく練習として、起きた問題に対して、10回「どうして?」と問いかけてください。
たとえば、「上司がむかつく」どうして?「怒られたから」どうして?「仕事でミスをしたから」どうして?
「うまく指示をもらえなかったから」どうして?「自分が聞かなかったから」どうして?「過信してしまっていたから」…
そうして、起きた問題を冷静に見つめると、はじめは起きた現実に「むかつく」と反応していただけなのに、自分のこうしたところを変えればいいのだと見えてきます。
そうすることで、感情に振り回されることなく、理想の未来を選ぶことができるようになります。
- 同じ出来事でも、とらえ方や自身の行動次第で日々は変わる
- 物事に対して「どうして?」と10回考えてみよう
- 冷静に問題を考えることで、感情に左右されずに自分を変えることができる
つい物事に対して感情的になってしまい、あとになって後悔する人も多いのではないでしょうか?問題が起こったり、上司に怒られたりすると腹が立つもの。しかし怒りにとらわれていて、自分を変えるチャンスをつぶすのはもったいないですよ。
ストレスに加え「大人の発達障害」も原因?成績優秀なのに仕事が出来ない場合!
大人の発達障害とは?
やるべきことを先延ばしにする。
仕事のミスが多い。時間に遅れる。人の話を聞かない。人付き合いがうまくできない。
場の空気が読めない。キレやすい。落ち着きがない。片づけられない――そんな“大人の発達障害”が問題になっている。
発達障害といえば、衝動的な行動をとることがある「注意欠陥・多動性障害(ADHD)」や、
対人スキルや社会性に難のある「自閉症」と「アスペルガー症候群(AS)」、特定能力の習得に難のある「学習障害(LD)」などの総称。
これまでは、生まれつきや何らかの理由で脳の発達が損なわれ、子供特有の障害だと思われていた。
しかし、「大人の発達障害」の場合、うつ病や依存症を併発するなど、より大きな問題を引き起こしかねないことが明らかになってきたのだ。
大人の発達障害を抱える人の特徴
『発達障害に気づかない大人たち』(祥伝社新書)の著者である福島学院大学の星野仁彦教授(児童精神医学)は、
「トップクラスの成績のいい人が多いので、人付き合いが苦手でも、大学などの学校を卒業するまで、発達障害と気づかずに見過ごされてきた」と、大人にも数多い理由を説明する。
「会社に入ってから困るのは、会話や対人スキルが上手くいかなくなること。一方的に自分の気持ちをまくし立てるんだけど、人の話を聞かないんです。
さらに問題なのは、朝の起床を始め、夜の睡眠、お金、時間、食事、整理整頓、提出物などの管理ができない。
しかも、感情のコントロールができないため、些細なことでもカーッとなってしまい、仕事上では致命的になりかねないのです」
- 大人の発達障害が原因で、仕事に支障が出ることもある
- 大人の発達障害のは、うつ病や依存症の原因となることもある
- 成績が優秀で、発達障害が見逃されたまま大人になった人も多い
- 発達障害を抱える大人の特徴
大人になってから発達障害の診断を受ける人も少なくありません。私の周囲にも、子どもが発達障害と診断され、親も思い当たることがあって診察を受けたら、発達障害と診断されたケースがありました。
「ストレスの原因」は何??仕事でイライラがたまる理由とは!?
あらゆる場面で落ち込んでしまう
誰にでも覚えはあるだろうが、社会人は、上司から日々たくさんの言葉を受け取る。
その多くが、アドバイスだったり叱咤激励だったりする。
しかし中には理不尽に説教をしたり、中身のない小言をグチグチと繰り返す上司もいるだろう。
さらに、これを真剣に受け止めて、怒られるからには自分が悪いのだと自己嫌悪に陥ってしまう人がいる。
上司から言われたことを受け止めて、それをしっかりと仕事に活かすことはもちろん正しい。
しかし、明らかな八つ当たりを真に受ける必要はないし、そのせいで萎縮してしまうのはもったいない。
何を受け止めて何を受け流すか、この2つを判断するには慎重になるべきだが、すべてを受け止めるあまり要のない場面で落ち込んでしまうことは意識して避けた方が良いだろう。
また、人間には防衛本能や免疫機能があるため、自然と受け流す術を身体に染み付いたり、感情がいちいち働かなくなることもあるが、稀に全てを正面から受け止めて情緒の許容範囲から溢れ出てしまうこともあるので要注意。
終わったことを引きずりがち
仕事でのミスを引きずり事態が収束しているのにも関わらず、いつまでも同じことに悩み続ける人がいる。
しかしすでに解決したものについては、悩み続けるだけムダだろう。
いつまでも悩んでいれば、仕事に手が付かず進捗に支障が出てくることもある。
ついクヨクヨ悩んでしまう人は、このような後ろ向きな行為が、周囲に及ぼす悪影響を考えてみるべきだ。
ミスをしたときに大切なことは「その失敗を次にどのように活かすか」というただひとつのはず。
”後悔”と”反省”は違うことを理解してほしい。
”後悔”は文字通り「後に悔むこと」であって、何の足しにもならない。
何の解決にもならない。感情が後ろ向きになっている状態なだけである。
”反省”は「振り返り次につなげること」なのである。
従って”後悔”はストレスを生み、”反省”は新しきを生むことなのである。
- 上司のなかには理不尽に八つ当たりしてくる人もいる
- アドバイスは受け止めるべきだが、八つ当たりは受け流してOK
- 終わったことをいつまでも引きづっていては、周囲にも悪影響
- 後悔ではなく反省をするようにしよう
上司も人間なので、良い人ばかりとは限りません。なかには、理不尽に八つ当たりをしたり、コロコロいうことを変える人も。自分の心を守るためにも、理不尽な上司の心無い言葉は正面から受け止めないようにしましょう。