大学を卒業後に専門学校に通う理由について|メリットとデメリット

大学を卒業したのに何故、専門学校に通う?その理由とは!

大学を卒業した後に、専門学校に通う人が増えているといいます。より専門性を求めての事ですが、本当に就職できるのか心配ですよね。

大学を卒業した後に専門学校に行くことのメリットやデメリット、注意する点などをまとめてみました。

様々な可能性を知り、自分の進路を決めていきましょう。

就職がなかなか決まらない!?大学卒業後専門学校に行くのは・・・?

情報を鵜のみにしないこと

今のままだと就職できそうにないから、とりあえず大学や短大を卒業したら専門学校へ行こうか・・」という人や。

「フリーターをしていても就職先は見つからないから、お金をためて専門学校へ行って、何か就職に有利になるものを身につけたい」という人もいますが・・・

ちょっと待ってください!

専門学校へ入学するのはいいのですが、その前に自分でよく調べて考えてから決断しましょう。

自分の単なる思い込みや、学校の宣伝文句をそのまま信じて自分の進路を決めてしまうと、後で後悔することもあります。

専門学校もボランティアで生徒を集めて運営しているのではなく、会社経営として成り立っています。

入学者が入ってこなければ、経営も苦しくなって倒産してしまうこともあるため、多少の「盛った言葉」でなるべく多くの入学者を集めようとすることもあります。

すべてがそうではないですが、「就職に有利」といっておきながら、実際はそうではないこともあるのです。

専門学校へ入学する前にしておきたいこと

専門学校へ行って、「何が学べるのか?」「専門学校で学んだスキルは世間で需要はあるのか?」「その業界で本当にいいのか」など。

そうしたことは入学する前に、とことん調べつくせるだけ調べてみることをおすすめします。

学校に自分の将来をゆだねてばかりで、『専門学校を卒業してからのビジョンが甘すぎる!』人も多いです。

おそらく学校側は卒業後まで、そんなに面倒は見てくれません。

それに卒業までに自分で就職先を見つけないといけません。

専門学校で学んだことや取得した資格が、世の中でどれだけ有効活用できるのか。

入学する前にいろんな人と情報交換をしたり、ネットや本などでも調べることもできますよね。
引用元-大学卒業後に専門学校に行くと就職はどうなる? | 30歳までにフリーターから正社員になるための就活ブログ

  • 大学を卒業した後に専門学校に行くのは、よく考えること
  • 専門学校も情報を盛っていることもある
  • 卒業してからのことを徹底的に調べること

専門学校に行って本当に有益なのかを考えてみる必要があるのですね。

専門学校もビジネスですよね。少子高齢化ですから、少しでも大卒者を取り込みたいはずです。良い面を前面に出すのは当たり前のことなので、それを踏まえて考えていくことが大切ですね。

大学卒業後に専門学校で学ぶ場合のメリット・デメリット

専門学校に進むメリット

大学卒業後に専門学校で学ぶ場合には、同じ分野でも、大学では学術的、理論的な内容を学ぶことになりますが、専門学校ではより専門的な技術を身につけることができます。職業に直結するスキルが身につくので、就職するときに学生生活で何を学んだか、自信を持って語ることができます。

また、専門学校では就職実績を上げることに力を入れています。就職対策はもちろん、企業との結びつきもあるため、就職の際に手厚いサポートが受けられる専門学校へ進むことにはメリットがあると言えます。

そして、大学の費用は親に負担をしてもらったため、専門学校の学費は自分で捻出したいと考える人も多いことでしょう。大学4年間の学費を稼ぐことは並大抵のことではありませんが、専門学校の場合は通う年数が少ないため、充分可能な範囲です。アルバイトしながらでも通える専門学校はたくさんありますし、夜間課程なら昼間働きながら通学することも可能です。就職やキャリアアップのために勉強を続けたいなら、専門学校へ通うことをぜひ前向きに検討してみましょう。

大学卒業後に専門学校に通うデメリットとは?

大学卒業後に専門学校に通うとなると、また新たに費用がかかってしまいます。大学の学費までは親に負担してもらう場合がほとんどですが、その後の学費も親に負担してもらうというのはなかなか難しいのではないでしょうか。
学費を捻出するために、働きながら専門学校に通うという選択肢もありますが、仕事が忙しくなってしまうと、学業を優先させるのが難しくなってしまいます。

また、大学卒業時には22歳になっていますから、その後専門学校に進学にすれば、卒業する頃は20代半ばということもあります。業界によっては採用の際の年齢制限があり、就職が難しくなってしまうこともあります。
引用元-大学卒業後に専門学校に通うメリットとデメリット | ホスピタリティ ツーリズム専門学校

  • 専門学校がより専門的なので、自信をもって就活に挑むことが出来る
  • 就活へのサポートが手厚い
  • 専門学校なら、学費を自分で働きながら支払うことも可能
  • 自分で払うとすると、学業がおろそかになるかも
  • 卒業が20代後半になるので、就職が不利になる場合もある

メリットとデメリットをきちんと理解しておくことが大切ですね。

確かに、専門学校の就職率は死活問題につながります。必死にサポートしてくれるのではないでしょうか。また、専門性が強いほど就職もしやすくなりますよね。本当にやりたいことなのであれば、専門学校に行くのもアリだと私は思います。

大学を卒業後に、専門学校に通うのも大きな意義がある!

大学での時間は無駄?

大学卒業後に専門学校に通うことで大学で学んだことが無駄になってしまうように感じるかもしれません。確かに大学で学んだ専門的な知識が理学療法士や作業療法士の仕事に直接関係するかはわかりません。

しかし、大学では物事を論理的に考えることや、多くの人と協力して何かを成し遂げること、自分の考えをまとめて発表することなど多くのことを学びます。今ではどの大学でも必修といえる情報処理の能力も理学療法士や作業療法士にとって大きなプラスになります。

またアルバイト経験がある場合には、職場での人間関係や接客、実用的な経済の知識などを学ぶことができ、医療現場における他職種との協力や患者との接し方、自分が行なっている仕事の収益に関する理解などにつながります。

年齢差は心配なし

年齢のことを気にする人も多いですが、実際に入学してしまえば周りの人はそれほど気にしません。すぐに環境になれ、現役の人たちとも仲良くなることが出来るでしょう。

理学療法士や作業療法士という仕事は人を相手にする職業です。そのため、専門的な技術だけでなく、人生経験が大きく仕事に関係します。長く生きてきたことで人の気持ちがわかるようになり、患者の立場に立ったリハビリテーションが出来ればこれまでの経験には大きな意義があるといえるでしょう。
引用元-大学を卒業してリハビリ専門学校で再チャレンジすることの意義と心構え

  • 大学卒業後に専門学校に通っても、大学の時間は無駄ではない
  • 大学で学んだこと、アルバイトの経験なども貴重な経験
  • 年齢差は入学してしまえば気にならない

大学後に専門学校に行くのは、無駄なことではないのです。

年齢差は気にならないとは言え、高卒は18歳、大卒は22歳です。なかなか全く同じだとは言えないのではないでしょうか。また、就職においても、年齢が高い方が不利なのではないか思います。

大学を卒業したのに、専門学校に通いたいと言う発言はどう思われる?

就職してからでも可能

しっかりと将来を見据えた結果、専門学校に行かねばならないという結論に達したのなら、構わないのではと思います。
学歴云々だけ言えば、大卒後の専門学校は悪い影響は少ないと思います。

職業によっては、どうしても就くための資格を取るために、専門の学校に通わなければならないケースもあります。
でも、殆どの場合本当にやりたければ就職してから、就業後に学校に通うというパターンが可能だと思います。

引用元-大学出て専門学校ってどうなんでしょうか? : キャリア・職場 : 発言小町 : 大手小町 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

形にとらわれる必要はなし

今は価値観も多様化してます。というかこのご時世多様化せざるをえません。
新聞にも載ってましたが、大学→就職という人は6割です。
他の人は院に進んだり、専門学校へ進学したりという記事を読んで「そういう厳しい時代なんだ」と思いました。

従兄弟が大学→就職→専門学校→就職という過程をたどっています。かとおもうと娘の大学には、別の大学を卒業してから入学してきた人もいます。友人の娘さんは大学→バイト→就職という過程です。

人それぞれですね。
引用元-大学出て専門学校ってどうなんでしょうか? : キャリア・職場 : 発言小町 : 大手小町 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

  • 将来をしっかりと考えたのなら、専門に通っても良いのではないか
  • 就職をしてから通うという選択もある
  • 大学卒業後、そのまま就職する人は6割しかいない
  • 自由に選択をするのもアリ

しっかりと考えて入るのなら問題ないですね。

大学卒業後にそのまま就職する人が6割だとは驚きました。大学に通う意味が、以前とは少しずつ変わってきているのかもしれません。自立出来ない人も増えているのではないかという不安もありますね。

大学卒業をしても不安・・・専門学校に通うのは資格が欲しいから!

人気は医療・福祉系

大卒者の入学がとくに多いのは、国家資格が取得できる医療系や福祉系の学科です。医療系では、独立開業のチャンスも多い「はり・きゅう・あん摩マッサージ指圧師」や「柔道整復師」、医療機関でのニーズが高まっている「理学療法士」などの学科で大卒者の割合が高くなっています。医療系の資格取得のためには修業年限は3年以上、学費も決して安くはありませんが、生涯の仕事としてその安定性が支持されています。

大卒の人が多く通っている

「社会福祉士」や「社会福祉主事」の資格を目指す学科などでも大卒以上を対象として設置されている学科があり、多くの学生を集めています。また、夜間部ではスポーツ系の学科で「大卒等」の割合が高いのが目を引くほかは、昼間部と同様に社会福祉系、医療系、はり・きゅう・あん摩マッサージ系に学生が集まっています。
引用元-ROUTE2 大学・短大を経て | 東京の専門学校なら【専門学校オフィシャルサイト】で資料請求!

  • 大卒者に人気の専門は、国家資格がとれる医療系や福祉系
  • 理学療法士、柔道整復師、社会福祉士、社会福祉主事などが注目されている

大学卒業後は国家資格取得のために専門学校へ行く人が多いようですね。

柔道整復師などは、3年以上通わなければなりません。しかも、学費も驚くほど高額です。なかなかリスクの高い選択ですが、本当にやりたいことだと思うなら迷う必要はないですよね。