大学を卒業するともらえる「学位」「修士」「博士」って何?

大学卒業するともらえる学位とは何ですか?

大学や大学院を卒業するともらえる「学位」や「修士」、「博士」の違いを知っていますか?

名前を聞いたことはあっても、その違いをはっきり言える人は少ないと思います。

大学卒や大学院卒でもらえる「学位」、「修士」、「博士」の違いについて調べてみました。

大学を卒業するともらえる学位・修士・博士とは?

学士・修士・博士について

4年制大学卒業で学士。

博士過程(前期)修了で修士。

文系は2年間で、修士論文が認められれば。

難しい博士号

ですが、博士号については、博士論文が認められないと取得できません。

規程の年限の間に単位を取得したとしても、博士論文が認められない場合、
満期退学となってしまいます。

大学教授の経歴などを見ていて、○○大学大学院満期退学などとあるのは、それです。

それでも博士号を取得している方は、その後学会発表や論文を執筆し、認められた場合です。

引用元-学士、修士、博士について質問です – この三つの違いよくわからないので… – Yahoo!知恵袋

  • 大学を卒業すると学士、博士課程を修了すると修士
  • 博士論文が認められれば、博士号
  • 博士論文が認められなければ、満期退学になる

学士、修士、博士号は、それぞれもらえるには条件があります。

大学を卒業すると学士という称号がもらえていたようですが、一度も意識したことがありません。大卒イコール学士ということなんだと思います。なんとなく「学士」というと立派に聞こえますね。

大学卒業でもらえる学位の違い

●「博士」

「博士」は学位の中で最上位の称号です。

授与されるのは2つのケースがあり、まずは大学院の博士課程を修めた人。

これは「課程博士」とも呼ばれています。

もう一つは大学院に論文を提出し、その内容が認められた者に送られる「論文博士」です。

ちなみに博士の通し番号には、「課程博士」の場合は「甲」が、「論文博士」の場合は「乙」の文字が付されます。

●「修士」

大学院で得られる学位に「修士」というものがあります。

これは大学院の修士課程を修めることで得られる学位。先ほど紹介した博士に次ぐ称号です。

他にも、論文を提出し、審査に合格して得られる専門的な「修士」もあるそうです。

●「専門職学位」

「専門職大学院」で学び、修了した場合に授与されるのが専門職学位というものです。

学位規則で3つに区分されており、法科大学院を修了した者には「法務博士」、教職大学院を修了した者は「教職修士」、そしてそれ以外の専門職大学院を修了した者には「修士」の称号が与えられます。

その場合は専門分野を冠した「○○修士」とされる場合もあります。

引用元-「博士」「修士」「学士」ってどう違うの? 大学生でも知らなかったりする「学位」の話 | 授業・ゼミ・研究室 | 大学生活 | マイナビ 学生の窓口

  • 博士は、過程博士と論文博士がある
  • 修士は、大学院の修士課程をおさめるともらえる
  • 専門職学位は、専門職大学院の終了過程をおさめるともらえる
  • 法務博士、教職修士、修士に区分されている

大学院でもらえる学位でもランクがあります。

なんだかややこしくなってきましたね。2年間の大学院卒の人は、修士なんですよね。博士をとるのは本当に大変で、最低でも5年はかかると聞いたことがあります。博士を取れたときは、30代なんてこともよくあるそうですよ。

大学卒業資格の「学士」を通信大学で取る方法

スクーリングに行かなくても学士が取れる!

資格や免許を取得する場合には、スクーリングが必修となってくることが多いのですが、「学士」を取得する目的の場合には、スクーリングに行かなくても良い大学があります。

スクーリングは一定期間、直接大学で授業を受けるものです。

そのため、まとまった時間の確保をする必要があります。

働きながら通信大学に通っている方の場合には、有給を取ってスクーリングに参加されている方も少なくはありません。

ただし、仕事によってはなかなか有給を取得したり、まとまった休みを取ることが難しい場合があります。

そのため、卒業するのが難しくなることがあるのです。

ただし、スクーリングがない場合には、有給を取得する必要がありません。

そのため、必然的に卒業率も上がるのです。

完全にスクーリングはナシになるのか?

繰り返しになりますが、大学卒業資格である「学士」を取得するために通信大学に通うのであれば、「スクーリングがない」通信大学が存在します。

勿論、スクーリングがなくてもしっかりとした大学卒業資格です。

そのため、「働きながら通信大学で勉強して大学卒業資格を取る!でも、会社でまとまった休みは取れない・・・。」と言う方は、スクーリングがない通信大学を選ばれると良いでしょう。

ただし、どの通信大学でもスクーリングがないというわけではありません。

引用元-スクーリングのない通信大学 一覧 | 通信教育で教師を目指す!教員免許を通信大学で取得!

  • スクーリングに行かなくても、学士を取ることが可能
  • まとまった休みを取れない人でもOK
  • スクーリングがなくても、他と同等の学士が取得できる

スクーリングに行けない人でも、学士を取ることができるんですね。

全て通信で大学卒業資格をもらえるとは、本当に驚きです。通信大学は、入るのは簡単ですが、卒業するのは大変なようです。しかし、働きながら勉強したい人にとっては、有難い制度ですね。

学位記を紛失した場合は?

大学を卒業するともらえる「学位記」とは

小学校~高校までの卒業時に渡される証書は「卒業証書」です。

しかし大学の学部卒業時に渡されるのは「学位記」と言います。

大学の学部を卒業すれば、卒業した学部名の付いた「○○学士」と言う学位を授与されます。したがって小学校~高校までの卒業と言う単に「卒業しました」とは違って「学士」と言う学位が授与されるので、「卒業証書」ではなくて「学位記」と言います。

就職先で「学位記」は必要?

ところで「学位記」は大切なものなので、就職先では余程の事がない限り「持って来る様に・・・・」とは言いません。

多くの就職先では、大学に請求すれば発行する「卒業証明書」または「四年間の成績証明書」のどちらかで通用します。

したがってある意味「学位記」はなくて困るものではありません。

しかし再発行はたぶんしないでしょう「学位記」ですから、即刻探されると良いですね。
ある意味「飾り」」的な意味合いがありますから、無くて困るものではないのですけど・・・・。

私の場合は 「学士」の「学位記」と「修士」の「学位記」は大切に保管してあります。
銀行の貸金庫にでも入れておきたい気分です。その位私にとっては大切です。

引用元-卒業証書を紛失してしまいました – 大学・短大 締切済 | 教えて!goo

  • 小学校から高校でもらえるのは「卒業証書」
  • 大学で卒業時にもらえるのは「学位記」
  • 就職先では、卒業証明書や成績証明書が必要だが、学位記は不要

学位記を無くしても大丈夫ですよ。

私も卒業してからだいぶ経ちましたが、卒業時にもらった「学位記」を、卒業してから見たことがありません。もちろん、就職先でも提出を求められたことなど一度もなかったですね。

自分のキャリアに「学位」は必要かどうか考える

大学に行く必要はあるか

2月25日付のEntrepreneur 誌では起業家のプラティック・ドラキヤ氏が、キャリアを築くために「学位は本当に必要か」という疑問を投げかけています。

もしもあなたの思い描くキャリアが、学位を絶対的には必要としない場合、みんなが行くからといって、あなたも大学へ行く必要はないのではないかというのが彼の主張です。

もちろん経験不問の求人などでは、学位があると有利です。

たとえば新しい劇場のアシスタントディレクターの求人に100人の候補者が応募した場合、学士号を持つ30人がまず上位に食い込むでしょう。

そこから先へ進むのは、もっと上の学位をもった数人に絞られるかもしれません。

本当に必要なものとは?

しかしドラキヤ氏は「それは学位を必要とする理由にはならない」と言います。

成功に本当に必要なのは、純粋にキャリアを築くためのもっと創造的な方法、そして誰にも負けない野心だからです。

2014年の米国経済政策研究所のデータによれば、大卒者はそうでない者より時給で98%以上多くを稼いでいるそうです。

トータルでいえば、明らかに大卒者の収入は高めです。大学生活に時間とお金を費やしてきているのですから、当然かもしれません。

運よく築いた人間関係をコネに、就職にこぎつけられる場合もあるでしょう。

しかし「成功したい」という野心を持った人は、多額の費用を大学教育にかけず、興味の持てない授業に時間を割かなくても、よいコネを自分で作り出すものだということを、このような統計は見落としていると彼は言います。

キーワードは「育てる」こと。情熱は人々の心に宿っているもの。

要はそれを育成する準備ができているかどうかです。

引用元-あなたのキャリアに「大卒」の学位は本当に必要なのか? 野心があれば大学に行かなくても「成功」をつかめる

  • 学位は本当に自分のキャリアにとって必要かを考えるべき
  • 大卒者の方が収入は高めなのは事実
  • 成功したいという強い野心があれば、興味のない大学に時間を費やすのはもったいない

大学卒業だけが成功への道ではないのですよね。

大学は、何となく流されていく人も多いですよね。私はその流れに乗ってしまったうちの一人です。学部も、学びたいものではなく、受かるところを考えていました。大学に行けばいいという時代は変わってきていることに、気づくことが大切です。