窓用エアコンは取付工事が不要で比較的安く設置できるため人気があります。
一方、運転音がうるさいという声も聞かれます。
窓用エアコンの実際の音のレベル、メリット、デメリットやおススメ商品についてまとめました。
音のレベルはどのくらい?窓用エアコンについて
窓用エアコンの運転音で比較
今回比較検討する窓用エアコンはトヨトミ、コロナ、コイズミ、ハイアールの4社のものとします。
そして、各メーカーが発表している製品の運転音(dB)をその比較データにしたいと思います。
運転音=騒音値と考えてOKです。
騒音値の具体例としては
40dB 図書館、静かな住宅地
50dB クーラーの室外機
60dB 掃除機・洗濯機といった感じです。
理想としては40dBくらいですね。
運転音の表示について
窓用エアコンなどの運転音は従来はJISで定めたある1点で測定されており一般的に「音圧レベル」と呼ばれていました。
しかし、2013年のJIS改正により周囲に発せられるすべての音響エネルギーを評価した「音響パワーレベル」に移行しつつあります。
同じ運転音の場合、「音圧レベル」よりも「音響パワーレベル」の方が大きな数値になります。
具体的には11~12dBほど数値が増えるようです。
引用元-窓用エアコン ~ 音が静かなのはコロナ?トヨトミ?
- 窓用エアコンの運転音の理想は40デシベルほどである
- 窓用エアコンはJIS改正後周囲に発せられるすべての音響エネルギーから測った「音響パワーレベル」で評価するようになった
- 音響パワーレベルの方が音圧レベルよりも大きな数値となる
窓に付けるだけで取り付け簡単であることから人気の窓用エアコンですが、騒音が気になるという声も上がっています。うるさいという口コミを見て購入を考えてしまう人も多いのではないのでしょうか。
比較的静かなものはある?窓用エアコンのおすすめ☆
おすすめはトヨトミの窓用パーソナルエアコン
もっともおすすめなのが、トヨトミの窓用パーソナルエアコン TIW-A180BSI です。6畳用で業界最小のコンパクトサイズ(高さ74.2cm×幅36.1cm)。窓枠への取り付けが簡単です。ただし、本体重量が22kgですから、1人よりも2人で取り付けた方が安全・確実です。
どこが優れているの?
トヨトミの窓用パーソナルエアコン TIW-A180BSI の優れている点は、まず、運転音が静かなことです。コンプレッサーに対する特殊な防音設計により、強運転でも業界トップクラスの低騒音41dB(50Hzエリア)/43dB(60Hzエリア)を実現しました。さらに、コンプレッサーが停止するときの”ガタン”という停止音も低減され、マイコン自動制御時やタイマー運転時も静かに停止します。
引用元-窓エアコン比較 窓用エアコンのおすすめは?
- トヨトミの窓用パーソナルエアコン TIW-A180BSIが業界最小のコンパクトサイズでお勧めである
- コンプレッサーが防音設計されており、低騒音である
- 停止時も静かである
運転音の理想が40デシベルほどで、これが図書館や静かな住宅地レベルなのですから、トヨトミの窓用エアコンはかなり理想地に近いと言えます。停止の時の音が静かなのも、赤ちゃんが寝ている時など嬉しいですよね。
普通のエアコンと比べると音が大きい?窓用エアコンの騒音
窓用エアコンの騒音の理由
窓用エアコンを使いたい!でも騒音が気になる人は少なくありません。
確かに窓用エアコンは普通のエアコンに比べると!騒音は比較的大きいです。
この騒音が出てしまう理由としては・・・
モーターやコンプレッサーがすぐ近くにあるためです。なので、騒音対策で工夫しないといけません。
対策について
窓用エアコンの騒音対策としては!防音材を巻くとよいです。これによってエアコン自体の音を小さくすることができます。
窓枠からの共振を防ぐことは大変難しいので!騒音対策としてできるのはこのくらいになります。
どうしても騒音が気になってしまう!という人はセパレート型エアコンをおすすめします。
窓用エアコンの騒音は!
室内が44dBで屋外が49dBくらいと公表しています。日常生活を送るうえでそこまで気にならない数値です。でも、数値はあくまでも数値であり!気になる人は騒音が気になりますので・・・
心配するのであれば騒音対策をおすすめします。
引用元-窓用エアコンの設置は簡単ですが、能力は小さく?騒音は大きい?
- 窓用エアコンの騒音は比較的大きい
- モーターやコンプレッサーが近くにあるためなので、防音材を巻くと小さくなる
- 窓枠からの共振は防げないので気になる人はセパレート型の方が良い
- 公表されている運転音は日常生活を送る上で気にならない数値ではある
完全に防ぐのは難しいのですね。
実際にそんなに大きい音でなくても、気になる人は気になりますよね。どうしても窓枠に響いてしまうので、それが騒音と感じる原因だとは思います。そこはあきらめるほかないのでしょうね。
メリットについて|窓用エアコンはすぐ使える!
1.工事が不要
壁掛け型エアコンは、壁に穴をあけたり、配管工事をしたり、場合によっては電源工事もする必要があります。
しかし、窓用エアコンは工事等一切不要。30分程度で設置が完了してしまいます。
買ってすぐ使えるというのも人気の一つなのかも知れませんね。
2.転勤族の方に
エアコンの取り外し、取り付けには費用がかかります。下手をすれば電気屋の売り出しの安いエアコンが買えてしまうほどです。
エアコンも家電製品であるという性質上、痛んできますし、毎シーズンごとに新製品が出ています。
わざわざ高い取り外し/取り付け工事をするならば、新品を買った方がよいとお考えの方もいるかと思います。
窓用エアコンならばそういった心配は一切無用!すぐ取り外せて、すぐに使えます。
引用元-窓用エアコンとは – 窓用エアコンの利点
- 利点としては工事が不要で買ってすぐに使えることである
- 取り外しや取り付けの費用が掛からない
- 工事費用がない分新製品を買いやすい
以前新築の際にエアコン取り付けを3台分頼みましたが、壁に穴をあけ、室外機をベランダに設置し、と一日がかりでした。取付日の予約自体も面倒でしたし、一日中予定を開けて待っておかなければならないのも苦痛だったので、工事がないのは大きなメリットに感じます。
電気代はいくら?窓用エアコンについて
電気代は高くなるの?
インバーター付のセパレートタイプと比較して、ウィンドウエアコンは電気代が高くなると思われています。
違いを簡単に説明すると、インバーター付のエアコンは、設定温度に達してもいきなり停止させず、「ゆっくり運転」を続けます。このゆっくり運転は消費電力が低く、急激な温度上昇を抑えます。
対してウィンドウタイプは、上述したように設定温度になるまで「全力運転」をし、設定温度に達したら「停止」します。そして、また温度が上がってきたら「全力運転」を開始します。
一時間当たりの金額は?
東京電力の第2段階料金「120kWhをこえ300kWhまで」を基に、1kWhを26円00銭で計算します。消費電力は550wとします。
計算するためにWをkWにします。よって0.55kWとなります。計算式は
時間×kW×26円=1時間あたりの電気代
これに当てはめると、
1×0.55×26=14.3
となり、1時間あたりの電気代は14.3円となります。
引用元-ウィンドウエアコンの1ヶ月の電気代はいくら?設置できる窓枠の高さや静かさを比較|メモロウ
- インバーター付きのセパレートエアコンよりも窓用エアコンの方が電気代が高くなりやすい
- 窓用エアコンは設定温度になるまで全力で運転をするからである
- 東京電力の電気料金をもとに計算すると1時間当たり14.3円となる
電力をいっぱい使えば使うほど電気代が上がってしまいますよね。窓用エアコンは一気に温度を上げ下げする分どうしても電気代がかかってしまいますね。メリット・デメリットをよく考える必要がありますね。