公務員試験と聞くとかなりの時間を勉強に費やさなくてはいけないと思ってしまいます。
ここでは、短期間でも十分に合格ラインに達するための勉強内容や勉強の取り組み方、公務員試験について載せてあります。
ぜひ、参考にして試験勉強に役立ててください。
間に合うか不安…。大学３年生から公務員試験の勉強に取り組む
勉強が間に合うが不安
私は地方国公立大学3年の者です。将来何がしたいかを考えると、今になって公務員の仕事に魅力を感じてしまい来年の公務員試験を受けようと思っています。
しかしながら、自分の周りの公務員志望の知り合いは3年の春から大学の公務員講座などで数か月も前から勉強を始めている人たちばかりで、今から勉強して間に合うのかと不安です。
今からでも、地方上級や市役所の一次試験突破は可能でしょうか？（できれば独学で）
公務員試験のみの受験はやめた方がいいのか？
また私は、公務員試験と民間企業の就活を両立できるようなタイプではないので公務員試験を受けるなら公務員一本に絞ろうと思っています。
その場合、試験を受けてすべてダメだった場合（今からその心配をしているようではいけないと思うのですが）、もう一年ということになるかと思うのですが実際のところそのような人はいるのでしょうか？（例えば、ダメだったときのために民間企業も受けておく人の方が多いのではないか）
どのくらいの勉強量で合格するのか？
そして公務員の一次試験に合格経験のある方は、どのくらいから勉強を始め、一日の勉強時間はどのくらいだったのでしょうか？
いろいろ質問してしまい申し訳ありません。全てに答えていただかなくても結構ですので回答を頂けると嬉しいです。
- 勉強を始めるのが遅くても間に合うのか？
- 公務員一本にしてもいいのか？
- 合格した人達は、どのくらい勉強をしていたのか？
公務員を目指す人は早くから勉強を始めます。周りが早くから勉強を始めてる分、遅くから始めた人は人一倍頑張らないといけないです。果たして、公務員試験に合格するにはどのくらいの勉強量が必要なのでしょうか？また、他の企業も受けた方がいいのでしょうか？
公務員試験の勉強は『過去問』から取り組もう！短期間でも間に合わせる方法☆
過去問から取り組むのが基本
公務員試験では、過去問に早いうちから取り組むことが試験勉強の基本といえます。
公務員試験の予備校においては、過去問をベースに頻出事項をカバーしたテキスト使用のインプット講座と、早期から過去問を活用するアウトプットの問題演習（過去問演習）講座が有機的に連動しています。
その一方、独学の場合、テキストを読んで→問題集を解いて→仕上げに過去問に取り組む、という順序立てた正攻法では、教養・専門合わせて１０～２０科目を短期間で習得する必要がある公務員試験に対し、本試験までに間に合わない可能性のほうが高く、いつまでたっても本試験レベルには届かないでしょう。
「試験科目は全く勉強したことが無いから初学者向けの入門書から始めて」いたのでは、いつになったら合格ラインに辿り着けるのかわからないという泥沼にはまる可能性が強いといえます。
また、過去問レベルを先にやろうが後にやろうが、その合格ラインが解けないのであれば公務員試験に合格しないのは同じことです。正攻法で取り組んで、直前期になって「このレベルまでやらないといけないのか」と慌てたところで誰も助けてくれません。
合格ラインに届かせるには？
すべての科目を入門書から取り組んで過去問や本試験レベルの教材を後回しにするのはナンセンスです。試験勉強の期間が限られたなかで、本試験の合格ラインにはいつまでたっても届かないでしょう。
また、全科目の全ての内容に取り組むことは非現実的であり、各科目それぞれから頻出分野を抽出しつつ、頻出事項は網羅してまんべんなく取り組むことが公務員試験の基本といえます。
- 過去問から勉強を始めると効率が良い
- 入門書から始めると確実に間に合わない
- 頻出事項をまんべんなく勉強することが大切
公務員の勉強を始める際、入門書から始めるべきだと思っている人も多いと思います。しかし、それは間違いです。入門書から始めると確実に間に合わなくなります。過去問から勉強を始め、頻出事項をまんべんなく勉強することが1番効率が良いでしょう。
間に合う試験日程はある？公務員試験の勉強しているけど…
まだ間に合う公務員試験
今から間に合う大卒レベルの公務員試験といえば、公安系２・３回目を除くとやはり何といっても市役所試験です。
市役所試験は、Ａ日程（６月下旬）、Ｂ日程（７月下旬）、Ｃ日程（９月下旬）、Ｄ日程（１０月）・・・と何期にも渡って実施されるのですが、この中で最も多くの自治体が参加するのがＣ日程（９月下旬）試験です。
平成25年度は、全国790市のうち382市（48.4％）がこのＣ日程で試験を実施しました。
ちなみに昨年の実施日は9/22（日）で、今年は9/21（日）です。
Ｃ日程市役所試験とは
Ｃ日程市役所試験のメリット
Ｃ日程市役所試験のメリットは日程が遅いことだけではありません。
このＣ日程の市役所試験、専門試験を課さない自治体が多いのです。Ｃ日程382市中298市、実に78％が「専門なし」（教養や小論文のみ）です。
県庁や政令市だと煩わしい専門試験が課されますが、これがないだけでも負担は随分軽くなります。
専門試験の課される公務員試験を受験する場合、概ね全学習時間の３分の２は専門科目の対策に持ってかれます。社会人のように時間のない人だと、専門科目があるところを受けるなら、会社を辞めなければならないことが多いのです。
Ｃ日程市役所試験には偏りがある
このように受験しやすいＣ日程市役所試験ですが、地域別に偏りがあることには注意する必要があります。
近隣自治体は試験日を同一にする傾向が強く、都道府県別に見ると、Ａ～Ｄと日程が均等にバラけている自治体はほとんどありません。ある県では全くＣ日程の試験が実施されないのに、別の県ではほとんどの市がＣ日程とか・・・。
- Ｃ日程市役所試験は専門試験なし
- 専門試験が無いことによって社会人も受験できる
- 地域によって日程が違う
市役所試験は何期にもわたって実施されます。その中でもＣ日程市役所試験は専門試験がなく、教養や小論文のみです。専門科目に勉強時間を費やさなくて済むため、勉強時間が少ない社会人も多く受験します。また、地域によって日程も違うので確認が必要です。
計画通りに進むことはない！公務員試験の勉強について
1．重要なのは勉強時間よりも効率的に勉強できるかどうか
人によって合格に必要な勉強時間が違うということは理解できたかと思いますが、ではそうした場合に「じゃあ結局何時間勉強時間なのか？」という疑問が生じるかと思います。
これについてはあなたがいつから学習を始めたかにも大きく依存します。
公務員試験は通常、６月前後から始まります。司法試験や公認会計士試験のような超難関試験とは違い、難関といえども１年あれば十分に合格できる試験ではあるため、予備校の１年プランなどを受講する人が比較的多いです。
しかし、中には勉強を始めるタイミングが遅く、10月以降や年明けという人も中にはいます。そういう場合でも合格できる試験でもあるため、重要なのは綿密な計画プランと効率的な学習となります（短期間での合格が不安な方は公務員試験に３ヶ月〜半年の短期間で合格する方法をご覧ください）。
通常は専門科目であれば憲法や民法、行政法、経済学を、教養科目であれば数的処理といった主要科目から学習を始めます。そしてある程度学習が進むと専門科目は財政学や経済史といった経済系のサブ科目を、教養科目は日本史や世界史などの人文科学と数学や物理などの自然科学を進めていきます。
そして人によっては商法や刑法、会計学といった特定の試験にのみ出題される科目を学習します。
2．勉強は計画通りに進むことはない前提で進めていこう
予備校であれば計画的なスケジュールで合格に必要なカリキュラムが組まれているので、そのとおりに学習していけば問題ありません。
しかし、独学の場合これらを自分で計画を立てて学習を進めていくく必要があります。長期的プランと短期的プランを立て、主要科目とそれ以外の科目をどのように進めていけば本試験に合格できるかをしっかりと考えてください。
ほとんどの場合、計画どおりに進むことはありません。人間というのは楽なほう楽なほうにいってしまう傾向にあるので、今日は気が乗らないからいいや、明日頑張ればいいや、と思うときが必ずあります。そうすると当初予定していたとおりに進まず、本試験に間に合わない状態で挑む方が後を絶ちません。
こうした事態を避けるためにも予備校などである程度ペースを作ってくれ、また同じく公務員を目指す仲間を見つけることも重要です。
- 効率良く勉強ができれば短期間でも合格可能
- 予備校だとカリキュラムが決まっているので勉強がしやすい
- 勉強が計画通りに進むとは限らない
果たして何時間勉強をすれば公務員試験に合格できるのでしょうか？実は、勉強時間よりも重要なことがあります。それは、綿密な計画プランと勉強の内容です。２つをしっかりとすると短期間でも合格ラインに達することは十分可能になります。
無謀なこと？！独学で公務員試験の勉強を始める
大学4年から勉強を始めるのは無謀なのか？
今年大学４年生になる予定の者です。
実は今さらなのですが、大学生活最後の１年を使って公務員試験の勉強をしようと思い立ちました。思い立ったと言ってもただの思いつきではなくよくよく考えた末そうしようと決断しました。
しかし、もう４年。新卒で民間に就職するのを蹴ってまで今から公務員の勉強をするは遅すぎるし、はっきり言って無謀では？とも思うんです。
またこの１年を公務員試験勉強のためだけに使ってもし失敗してしまったら無職というリスクを背負うことになり、それらのことを考えるとやはり無謀すぎるのか？とも思い躊躇しています。
決断したからには今からでも勉強をしようと思うのですが、いまいち踏み切れません。
公務員勉強はやはり予備校の方がいいのか？
果たして今から公務員になるための勉強をしても問題ないでしょうか。また勉強を始める際なるべくお金はかけたくないので独学でやろうと思ってるんですが、やはり予備校などに通わなければいけないのでしょうか。
公務員の勉強をしたことがある、それに関して何か知っている方。厳しいレスで結構ですので何かアドバイスを頂けたら幸いです。
引用元-公務員になりたいんです。でもやっぱり無謀？ : 趣味・教育・教養 : 発言小町 : 大手小町 : YOMIURI ONLINE（読売新聞）
- 勉強期間が1年というのは無謀なのか？
- お金をかけずに勉強をしたい
- 独学と予備校はどちらがいいのか？
学生生活最後の1年を公務員試験の勉強に費やして合格することができるのだろうか？落ちた時のリスクを考えるとなかなか決断するのは難しいでしょう。また、もし勉強すると決めても独学でするのか予備校に通うのかで結果も変わってくるかもしれませんね。
受験問題必勝法☆勉強の中で『現代文』が苦手な人へ。
現代文受験問題必勝法 ～現代文の解き方・現代文の勉強法～
全受験生のみなさん！
そろそろ試験ですね。最後まで悪あがきしましょう。
受験生のなかには、現代文がとても苦手だ、という人がいるかもしれません。
今日はそんなみなさんに、せっかく私のブログをのぞきにきてくれたのですから、私の秘技「満点の現代文」の一端をお教えしましょう！
私は国語が苦手な子でした。センスで解くなど、まるでできない子どもでした。そんな私が、国語が異様にできるようになり、文学部に入り、いまは芸人をしながら、大学院の博士課程に進み、大学で教鞭を執っています。
意外と知られていない「当たり前のこと」は、知っておいたほうがいい！
今日、この瞬間、あなたの「現代文」観は一変する！【心得】
清水義範さんの本に、『国語入試問題必勝法』という本がありますが、私のもそんなところです。私には、あらゆる受験、試験のなかで、現代文だけは唯一、コツさえつかめばなんの勉強もせずに満点が取れる科目だという、信念があります。
なぜか？
「次の文章を読み、後の問題に答えなさい。」
現代文の試験用紙のいちばん最初に書いてある文言です。
これが答えです。
つまり、
「答えは文章のなかに書かれており、なにも知らなくても考えれば答えられる」ということなのです！
こんな科目、ほかにありますか？
こんな①サービス問題、どこを探してもありません。文章読めば答えがわかるんだから！ そういう風に作ってるんだから！
国語の試験は思考力の試験
受験する学校のレベルが高くなればなるほど、漢字や語の意味などを問う問題は少なくなります。
「知ってるか知ってないか」問題よりも、「考えればわかる」問題のほうが、思考力を見れるからです。さあ、ここまできておわかりでしょうか。
国語は「国語の力」を試す試験ではなく、「思考力」を見る試験なのです！
知識などまるで必要のない科目なのです！考えてもいただきたい。
みなさんのなかには、「国語はセンスで解く」と思い、苦手意識を抱いている人はいませんか？それは誤解です！
国語の問題の答えなど、本文を書いた人すらわかりません。だって、書いた人と問題を作った人は友達でもなんでもないんだもん。
国語の問題は、「問題を作った人」との知恵比べなのです！
本文を構造的に読み、「問題を作った人」が「なにを答えさせたいか」を読む問題なのです！
問題を作る人が、センスでしか解けない問題を作ると思いますか？
- 現代文はよく読んでよく考えればわかる
- 国語の試験は受験者の思考力を試す試験
- 国語には知識は必要ない
現代文が苦手な人は、試験内容を理解していない人が多いようです。現代文は文章をよく読み、よく考えると答えを導き出すことができます。思考力をみるための試験だとわかると肩の力も抜け、今まで解けなかった問題も解けるようになるかもしれません。
