知っているようで知らない源泉徴収票の発行についてまとめました。
手書きで発行されるときもあるそうですが、どうしてでしょうか。源泉徴収票をなくしたらどうすればよいのでしょうか。
源泉徴収票についての疑問を解決できるかもしれません。
手書きで発行が行われるのはどんな時?源泉徴収票の作成方法について!
どんな時に手書きの源泉徴収票が発行されるのか
手書きの源泉徴収票が発行されることが多いのは、年度の途中に転職した時2枚目以降の源泉徴収が必要になった時このような時発行されます。
また、中小企業などでは、手書きの源泉徴収票が今でも多く発行されています。
1人分の源泉徴収票を発行する場合や住宅ローンを申し込む場合には手書きになる
年度途中に手書きのものが発行される理由として、1人分の源泉徴収票を発行するのであれば、手書きの方が処理が早いというのが理由としてあります。
このように年度の途中に転職した時は、手書きの源泉徴収票が発行されることがあります。
住宅ローンを申し込む等、源泉徴収票が余計に必要になる時も手書きになることがあります。
この場合も余分に発行できない制約が会計ソフトにあったり、1人分であれば手書きで発行した方が事務手続きも簡単という事が理由として考えられます。
このように、手書きの源泉徴収票が発行される機会は意外と多いのです。
引用元-源泉徴収票を手書きで提出する必要性とは | キャリアのことならキャリアパーク
- 年度途中に転職した際の2枚目以降の源泉徴収が手書きで発行されることが多いし、中小企業では手書きの源泉徴収票が良く使われている
- 一人分を発行するには手書きの方が早いので、年度途中の転職や住宅ローンの申し込み等は手書きになることが多い
- 余分に発行できない制約がある会計ソフトもあり、手書きで発行される機会は多い
これまではシステムが発行したようなものしかもらったことがありません。年度途中に転職したことがなかったからでしょうか。体裁や内容は全く同じはずではありますが、手書きのものを見てみたいですね。
内容・役割をよく理解しよう!源泉徴収票の作成を手書きで行うとき
■1)源泉徴収票の役割
源泉徴収票は毎年暮れになると会社から社員に手渡す書類で、給与や税金などをわかりやすく記載したものです。源泉徴収をして税金や社会保険料を天引きしている経営者や経理担当者が作成し、従業員に渡す必要があります。
なお、源泉徴収票は社員に渡すだけでなく、もう1部作成して税務署への提出もしなければなりません。
■2)源泉徴収票の項目別ポイント
源泉徴収票はそっけない感じで項目に金額だけが羅列されてあるため、それぞれの数字が何を意味するのかを念頭に置きながら作業をすることをおすすめします。
会社で発行する源泉徴収票にはいずれにも最低次の4つの項目が記載されている必要があります。それぞれの用語の意味を正確に理解しておきましょう。
(1)支払金額
会社が支給した給与全体で年収と呼ばれるものです。一般には額面という言い方もされます。
ここでの注意点は、電車やバスでの通勤費で月額10万円までといった非課税対象の手当は含まれないことです。
引用元-【最新版】源泉徴収の書き方と注意点|意外なところでつまずきやすい源泉徴収作成
- 源泉徴収票は給与や税金を分かりやすく記したものである
- 従業員だけではなく、同じものを税務署へも提出する必要がある
- 支払金額には非課税対象の手当ては含まれない
経理担当者が源泉徴収票を作るのですから、きちんと知識がないと大変ですね。社員に「これはどういう意味?」と聞かれることも多いでしょうし、きちんと説明できる必要がありますよね。
手書きの源泉徴収票作成には注意!社印が必ず必要!?
源泉徴収票の役割
企業は労働の対価として従業員に給料を支払いますが、所得税法によって一年間に得た収入の一部を所得税として納める必要があります。
確定申告を行なう上で必要になるのが源泉徴収票であり、年末近くに所属している企業から発行してもらえます。
特に退職をした際に前年の収入について税務署が確認をしなければいけないので、必要な書類です。
社印が必要な場合
企業によって源泉徴収票には社印があったり、無かったりすることが多々あります。
手書きの場合には社印の押印が必要であり、コンピューターで作成されてプリントアウトされている場合には社印の押印が必要ありません。
社印は色々な契約を行ったり、書類に押印をする必要がある場面がよくあるので、企業は社印作成を行なっておくことが大切です。
社印作成を行なっておくことで取引先や銀行などの信頼を得ることも可能になってきます。
引用元-手書きの源泉徴収票の為に必要な社印作成
- 確定申告に必要なものが源泉徴収票であり、所属している企業に発行してもらう
- 退職時は前年の収入について事務所が確認をするのにつかわれる
- 手書きの場合は社員の押印が必要であるが、プリントアウトされているものには不要である
プリントアウトの際の社印の不要についてはどうしてなのかよくわかりませんが、手書きの場合には必ず社印が必要になるとのことです。これも知らないとわからないことですよね。経理担当者はすごいです。
受け取る時期はいつ?源泉徴収票の支給について!
■年を越しても同じ会社で働く場合
会社を退職せずに翌年も同じ会社で働く場合は、12月の給料明細と同じタイミングに支給されるのが一般的です。
「もっと早く欲しい!!」と言っても、その会社で稼いだ1年間の所得が確定しなければ発行することが出来ないので、どれだけ早くても12月の給料が確定した後でなければ受け取ることは不可能です。
まー、同じ会社で働く場合は、自分で確定申告する必要も無いし年末調整も今の会社がしてくれるので、源泉徴収票が必要になることはあまりないので焦る必要も無いでしょう。
■年末までに会社を退職する場合
その年の年末までに会社を退職する場合は、会社を辞めた翌月末までに郵送などで受取ることができます。
出来るだけ早く、できれば会社を辞める日まで受け取りたいと思っても先ほども言いましたが、所得が確定しなければ発行することが出来ないので物理的に不可能なので諦めましょう。
引用元-源泉徴収票を無くしたがどこで再発行すればいい? | 初めての失業生活
- 退職しない場合は12月の給与明細と同じタイミングに渡される
- 同じ会社で働くのであれば、年末調整は会社がするので特に不要である
- 退職した場合は、会社を辞めた翌月末までに郵送で受け取る
途中で退職をした場合、必ず送ってくるものだと思って待っていたら、全く届かないので電話をして催促したことがあります。確定申告は期限が決まっていますので、ぎりぎりになると焦りますよね。
代わりになる書類があれば教えて!源泉徴収票が無くて困ったとき
源泉徴収票の代わりになるもの
市区町村役所では、場合によって源泉徴収票の代わりとなる「課税証明書」を取得することができるが、これで代用できるかは転職先によってわかれるところだ。
給与明細や給与振込み口座の通帳は、証明にはなるが源泉徴収票の代わりにはならない。また、税務署には会社から源泉徴収票が提出されているはずではあるが、通常そこからコピーはとれない。
結局は源泉徴収票がないのなら勤めていた所に再発行をしてもらうというのが一般的だ。
源泉徴収票が必要ない場合
まず、前の職場で源泉徴収されていないのであれば源泉徴収票は今の職場に提出しなくても問題はない。
アルバイト・パートや日雇い・日払いで一定以下の給与収入の場合は源泉徴収されないこともあるが、免除されているのならそれを証明できる必要があるだろう。また、自分で確定申告するのであれば、職場へ提出する必要はないだろう。
状況が複雑だったりでどうすればいいかわからないという人は、勤め先や税務署に相談して自分のとるべき対応を把握しておくことをおすすめする。
引用元-源泉徴収票を再発行する方法|くれない・なくした・ばっくれた場合
- 課税証明書を源泉徴収票の代わりにできるかは会社による
- 源泉徴収票がないのであれば、勤めていたところに再発行を依頼する
- 前職で源泉徴収されていなければ源泉徴収票は不要である
- 自分で確定申告をする場合は職場へ提出不要である
以前雑収入があり、自分で確定申告をするので、年末調整の書類を提出しない旨を会社に伝えたところ、人事課より「会社の決まりだから全員必ず一旦年末調整を行う」とのお叱りを受けたことがあります。二度手間でしたが、会社によって方針があるのかもしれないですね。