ピアノを習っていたことがあるから、バンドでキーボードを担当することになった人もいるかもしれません。
ですが、実際にバンドでのキーボードの演奏とピアノの演奏には鍵盤の重さをはじめとした楽器の違いだけでなく、求められる演奏の仕方にも違いがあります。
キーボードとピアノの違いに関してまとめました。
Q.ピアノとの違いを知りたい!バンドを結成☆キーボード担当になった
違いが知りたい理由
私は今度高校の友達4人とでバンドを結成する事になりまして、私の担当がキーボードとなりました。
元々私は結構昔からピアノを習っていまして、ピアノぐらいしか取り柄が無いぐらいの生物だったのですが、キーボードってやっぱりピアノを習っていた人にとっては有利というか・・・演奏法とか基礎的なものはなんら変わらないのでしょうか???
たまに2段の奴ありますけど、あれもキーボードですかね?
ピアノとキーボードの違いが知りたい
ピアノとキーボードの違いというのもよく分かりませんので、是非詳しい方は教えてくださいっ!!!!
- ピアノが弾けるとキーボードも簡単にできるのか気になる
- ピアノとキーボードは何が異なるのか知りたい
ピアノとキーボードはどちらも鍵盤を弾く楽器なので、個人的には、ピアノが弾けると、キーボードを弾くのも容易な気がします。私は子供の頃に、キーボードを習いたかったのですが、ピアノの方が基礎になると言われて断念しました。
バンドのキーボードに有利☆ピアノ経験者
バンドでのキーボードの役割
バンドのキーボードといっても、役割はこんな感じです。
1.生演奏命派
2.音作りアレンジ派1と2で演奏法はかなり違い、2は、鍵盤が弾けない人でもできます。
10本の指でガンガンドコドコ弾くのが1、2はDJ感覚ですね。
ターンテーブルに鍵盤がついてて、レコードをまわすようにつまみをまわしているというイメージです。
キーボードは鍵盤楽器の総称で、キーボーディストは鍵盤楽器を弾く人のことですが、演奏法も違うし、得意不得意もありますよね。
ピアノを習っていると有利?
でも、ピアノを習っているのなら演奏力はあるので、あとはコードやバンド演奏に慣れるだけでしょうね。
ピアノのクラシックで足りないところといえば、コードを覚えることと、他の楽器を意識することです。
今まで生演奏命できたのなら、無理に意識して変えなくても、じゅうぶんだし、有利ですよ。
- バンドでのキーボードはピアノが弾けなくても構わない場合がある
- バンドではキーボードの演奏が中心の場合もあれば、音の一つである場合もある
- バンドではコードを覚える必要がある
- ピアノが弾けるとキーボードを弾くのは容易
ピアノ経験者がバンドのキーボードを担当する場合には、初心者に比べ、とっつきやすく容易に弾くことができるようになります。ですが、キーボードに求められる役割によっては、ピアノ経験がなくても弾くことができるようです。
バンドのキーボードに求められる役割は違ってくる!ピアノ経験者へ
ピアノとキーボードの違い
僕も元はクラシックピアノからだけど、正直、クラシックピアノ奏者と、バンド内のキーボードとでは求められる技術がかなり違ってきます。
特にピアノ出身の「THEピアノ奏者」だと、求める能力のみならず必要な楽器や機能や機材も変わってくるのです。
僕もバンドのキーボードやり始めた時は戸惑いMaxでしたが、バンドのキーボードとクラシックピアノ奏者は、別カテゴリ(?)です。
(別カテゴリて何?て感じですが、「別人」とか「別の職業」とかもなんか違う気がする)
とにかく、ピアノ出身者はこれを覚えておかねばいらない不安が増えます。
鍵盤・・軽い!何よこれ!
とか
オイオイキーボードまったく聞こえへんやないか
とか
スタジオにあるキーボード、鍵盤数まったく足りないんですけどー
とか
音微妙…やっぱり本物には勝てないのネ
とか
ピアノとの違いをキーボードに求めてはいけない
通常のピアノ曲を聴かせるわけじゃないんですから、そんな風になってるのもしょーがないんです。
っていうか、鍵盤は慣れるべきだし、音は聞こえるよう工夫や相談をすべきだし、キーボードはできれば買う!!
音の質は、生音ではなく「生音に似せたシンセの音」と割り切って使えばよし!
本当のピアノやストリングスやサックスの音がほしければ、奏者を呼んで一緒にやればいいんであって、キーボードに求めるもんではない!言い切った
(といっても、キーボードにもかなりいい音入ってるので、気にする人はそうすればいいって話で…)
そこまでこだわる方はもはや初心者ではないと思うので!
まーとにかくむずかしい楽器だなーーっと思うこと思うこと。
でも逆に言ったら、昔から習ってなくても、やればできるようになるはず!
引用元-バンドのキーボードとピアノ奏者
- ピアノの鍵盤よりも軽く感じる
- キーボードの音はピアノの音よりも小さい
- ピアノに比べ、鍵盤の数が少ない
- キーボードはピアノとは別の楽器と考えて演奏するとよい
- 初めてでも弾けるようになるのがキーボード
キーボードはピアノ経験者にとって演奏しやすい楽器です。ですが、ピアノとの違いにばかり目を向けてしまうと、物足りないと感じてしまうようです。ピアノとは別の楽器と考えて、新たな気持ちでキーボードと向き合うほうが良いかもしれませんね。
主役になれる弾き方とは?キーボード初心者のアレンジテクニック☆
キーボードを弾くときの心構え
🔺リズムを意識して演奏する場合は周りをよく見て(聞いて)足りない部分を補う気持ちで演奏する。
『縦に演奏する』方法は一言で言うなら、リズムに合わせコードを刻んで演奏する方法です。
うまく演奏するコツはドラムなどのリズム楽器と同様に、メロディのリズムを意識することです。
状況にもよりますが、旋律のリズムは音程を変えながらもある程度のシークエンス(決まったパターンの繰り返し)であることが多いので、そのリズムの裏を打ったり、強調することを意識すると全体的に調和のとれた演奏になりやすいです。
演奏の実例を紹介
上の画像をご覧ください。画像の中の楽譜は、メロディと「縦」のリズムを意識してアレンジしたピアノパートです。
1小節目と2小節目の旋律は3拍目が2拍目裏からのタイで結ばれ、さらに4拍目は休符なので後半の2拍に広く空間ができる感じがします。
それをカバーするようにピアノが3拍目4拍目においてシンコペーションで変化をつけるアイディアで対応しています。
さらにメロディが四分音符になった3小節目と4小節目では、リズムのシークエンスを(リフ)をキープしながら、シンコペーションを四分音符に変えてメロディに合わせています。
このようにメロディをよく理解することができれば、リズム的なアプローチでも決して単調には感じられず、全体を通して聞き飽きない、楽しい印象になります。
- キーボードの役割は他のリズム楽器だけでは刻めないリズムを刻むこと
- あえて、異なるリズムを刻むことで、バンドの音に深みを持たせる
- 主旋律を意識しておく
多くのバンドにおいてキーボードは主役ではありません。ですが、キーボードの働きにより、リズムや音に幅ができ、バンドの演奏自体に深みをもたらすことができます。影の力持ちといった役割といえますね。
つまらないバンドにはしたくない!キーボードやギターなどそれぞれ役割を意識しよう☆
バンド初心者
自論ですが、「バンドを始めるからキーボードを始める」って人は、ほとんどいないと思うんですよね。ギターとかドラムはそういうパターンが多そうですが。
大抵の場合、子どもの頃にピアノをやっていた経験があるから、バンドでキーボードを担当するという、「楽器は弾けるけど、バンドは初めて」という「バンド初心者」が多いと思います。
そういった人は、バンドでキーボードをすることになったけど、「何をすれば良いかわからない」、「どんなアレンジをすれば良いか分からない」という状況になると思います。
僕も子どもの頃からピアノをやっていて、バンドで初めてシンセサイザーをやった時はそうでした。
自分の役割を意識
コピーバンドのうちは既に曲ができあがっているので自分の役割やギターとの役割をそれほど意識する必要はないですが、オリジナルを演奏する場合は、絶対に役割を意識してメンバーと話をする必要があります。
そうしないと、バンド活動が非常につまらなく残念なものになってしまうので、そのポイントを紹介します。
引用元-バンドでのキーボード初心者は、役割をギターと徹底的に話すべき – 東京indie | とある元バンドマンのサイト
- キーボードの担当者は、バンドについては無知な場合が多い
- ピアノ経験者は、バンドとしての鍵盤の弾き方がわからない場合が多い
- 自分に求められていることはなにかを考えて演奏する
楽器を弾けることと、バンドで楽器を弾くことは違います。バンドで自分に求められていることがわからないと思った時には、迷わずバンド仲間と話し合いましょう。お互いの考えを確認することで、演奏しやすくなるかもしれませんよ。