ドレスコードとはその場にふさわしい服装のこと。イタリアンレストランとはいっても、そのレストランの格により求められているドレスコードは異なります。
イタリアンレストランに出かけるときの服装についてまとめました。
その場に合ったドレスコードの種類や選び方から、入店禁止になる絶対にNGな服装まで紹介します。
ドレスコードについて|イタリアンレストランに行く時の服装は?
ドレスコードは時間帯で変わる?
ドレスコードは、その場にふさわしい服装の基準・規定のこと。
日本でも結婚式やパーティー、レストランやホテル、客船クルーズなどでドレスコードが指定されることがあります。
明確にドレスコードの指定がない場合は、その場に合わせて配慮した服装を心掛けましょう。
昼間なら少し控えめ、夜は少し華やかにといった感じに時間帯によっても変わってきます。
何を着ていくべきか悩んだときは、ホテルやレストランに直接問い合わせてもよいですし、一緒に参加する人や経験のある人に尋ねて、情報を収集しましょう。
ドレスコードとはマナー
ドレスコードと聞くと、ビシッとした正装や華やかなドレスをイメージする人も多いと思いますが、そうじゃないんです。
ドレスコードとは、その場所に応じたふさわしい服装の基準が決まっていることを言います。
例えば、結婚式などの冠婚葬祭、格式の高いパーティーやホテルのレストランでのディナー、もちろん会社の服装の基準だってドレスコードなんです。
フォーマル限定だったり、ノータイ、ショートパンツお断りだったり、反対にカジュアル限定、デニム限定なんていうドレスコードもあるんです。
このようなドレスコードがあるのは、その集まりや場所の雰囲気を壊さないためのもの。
いわゆるマナーですね。
- ドレスコードは昼間は落ち着いた服装だが、夜は少し鮮やかな格好
- 服装で迷った時はホテルの職員や友達に相談しよう
- ドレスコードは正装のことだけでない
- ドレスコードとはその場のルールにのっとった服装のこと
私は今まで、ドレスコードと聞くと、パーティーに出席するドレスのことをイメージしていました。ですが、実際はカジュアルな場合もあるということを知りました。ドレスコードとはその場にとけこめる服装のことなんですね。
相応しい服装スタイルをご紹介☆イタリアンレストランに行く場合
カジュアルよりはドレッシーなスマートエレガンス
スマートエレガンス
スマートエレガンスはフォーマルに近い装いです。
インフォーマルやセミフォーマルなワンピースやドレスの中でも堅苦しくないようなものならOKでしょう。
カジュアルエレガンスよりドレッシーなイメージです。
普段の延長ともいえるドレスコード
カジュアルエレガンス
スマートエレガンスよりも日常的な、カジュアルな服装です。
ホテルや高級レストランで指定されることが多いドレスコードです。
ドレスというよりワンピースで、露出はあまり多くありません。
スマートカジュアル
カジュアルよりもきちんとした服装がスマートカジュアル、と考えて良いでしょう。
デニムやスキニーパンツ、レギンスなどを避ければ大体OK。
ワンピースはもちろん、ブラウスとスカート、パンツでもOK。
少し華やかに、きちんとしたオフィススタイルならその場に浮くことはなさそうです。
曖昧な表現が多いドレスコードですが、ひとまず種類だけでも覚えておくと、いざという時に準備しやすくなります。
- スマートエレガンスとは適度にきちんとした服装
- カジュアルエレガンスは普段のおしゃれな格好
- スマートカジュアルはくだけすぎない普段着
私がよく着るドレスコードといえば、ホテルで食事する時などに着るカジュアルエレガンスです。ただし、スマートカジュアルについては注意事項を守りさえすれば、普段着の格好に近いので、気軽に着ることができそうです。
服装は変えよう!イタリアンレストランの『格』に合わせて
レストランではカジュアルは厳禁?
レストラン Restaurant
やや高級なフランス料理店というイメージ。
イタリアンレストランの場合は、リストランテ(Ristrante)。
ドレスコードは、店舗によってまちまちではあるが、「男性はジャケット着用」という明示がある場合が多い。
カジュアルすぎない服装で出かける方が安心。
ランチも、ディナーも、スマートカジュアルからビジネス・アタイア位のドレスコードイメージ。
ドレスコードが必要ないのは?
そして、以下が 特にドレスコードが必要のないレストランです。
ビストロ(Bistro)
気楽な雰囲気のにぎやかで家庭的なレストランを言います。
bistroとは、本来居酒屋の意味ですが、家族や友人たちと 和やかなひと時を過ごすのに ぴったりのポピュラーな、カジュアルレストラン。
イタリアレストランの場合は、トラットリア(Trattoria)。
ドレスコードは、特ありません。結婚式の2次会や、デート、記念日で利用する時は、おしゃれなスタイルを 心がけましょう。
ブラッスリー(Brasserie)
軽い食事とアルコールを楽しめる大衆居酒屋レストランです。
ドレスコードは、特にありません。
結婚式の2次会や、デート、記念日で利用する時は、おしゃれなスタイルを 心がけましょう。
カフェ(cafe)
喫茶から軽めの食事まで取れる、カフェスタイルのお店。
ドレスコードは、特にありません。軽装で大丈夫です。
- レストランはドレスコードで行くべき
- ビストロは日常の延長のようなレストランで服装はおしゃれなカジュアル
- ブラッスリーに行く服装はおしゃれなカジュアル
- カフェは普段着でよい
お店の種類によって求められる服装(ドレスコード)が異なります。また、記念日などイベントの内容によっても服装は変わるもの。行く場所だけでなく、行く目的も考慮に入れた服装選びをこころがけましょう。
3つ星レベルのイタリアンレストランに行く場合は注意しよう!入店禁止もある…
イタリアでレストランに行く時の服装
具体的にレストランの格に応じて、どんな服装がいいのか?
説明します。
結論から書きますが、ドレスコードを意識するのはミシュランの星がつくクラスだけと言ってもいいです。
それ以外の格のレストランでは、ダメージジーンズとかでなければ大丈夫です。
ミシュラン3つ星クラス
男性の場合
- シャツ(襟付き)ジャケット
- スーツ
- ネクタイ
- 革靴
女性の場合
- ワンピース・ジャケット・スーツ
- ヒール・サンダル
- パーティーバッグ・クラッチバッグ(小さめのバッグで綺麗な物なら大丈夫です)
服装についての注意点
女性の注意すべき点
靴とバッグはドレスコードの一部に入りますので、気を付けて下さい。
よく服装に気をとられてバッグと靴がおろそかになる人がいます。
この服装はダメ!NG集
Tシャツ・デニム素材全般(ジーンズも当然)スニーカー・ショートパンツ・リュックやトートバッグ・カジュアルなサンダル
- ミシュランに載っているレストランではドレスコード
- 3つ星レストランにはきちんとしたフォーマルで出かけよう
- ドレスコードには服だけでなく、靴やカバンも含まれる
- ミシュランに載っているレストランでスマートカジュアルは厳禁
ドレスコードが必須のレストランに行って、気を配りたいのが、靴や鞄などを含めた身の回りの持ち物。服にばかり気を取られているとおろそかになりやすいですよね。鞄も含めてドレスコードであることを忘れないようにしましょう。
絶対NGな服装について|注意しよう!イタリアンレストランに行くとき
ジーンズでも大丈夫?
みんながよく履くジーンズですが、「ジーンズはNG!」というようなこともありますが、「ダメージジーンズではない限りOK!」というところもあります。
現に、わたしは、綿パンやチノパンでしたが、友人は、 ジーンズをはいて入店拒否されたことはありません。
以前は、ジーンズやいわゆるスニーカーではNGで、男性はジャケットかブレザー、女性はワンピースやセットアップのものという所が多かったです。
しかし、最近では、ジーンズ+ジャケットもOK!という風潮に代わってきた感じです。
そこで、ある某ホテルの関係者の人の話では、「 その場の雰囲気に馴染んでいて、他のお客様に迷惑をかけないような服装であればいい」といいます。
絶対に入店お断りの服装とは?
ただ、絶対NGな服装はあります。
それは以下の服装です。
- × Tシャツ
- × ノースリーブ
- × 短パン
- × サンダル履き
- × スニーカー
これは絶対にダメです!注意しましょう。
高級なレストランでは、いろいろな人が、さまざまな目的で、食事を楽しむ場所です。
そのために、他の人を不愉快にさせないように、食事を楽しむ場所の雰囲気を壊さない服装が大切なのです。
周囲の雰囲気に浮かないように、心地よく楽しい幸せな時間が過ごせるかどうか、ということなのですね。
- ジーンズを履いていても入店できる店も増えてきた
- 大切なのは店の中で浮かないこと、周囲の人の気分を害さないこと
- 短パンやノースリーブといったラフな格好は避けよう
- 服装とは他の人への気配り
ドレスコードを求めている店でも、ジーンズで入店できる場合があるとは驚きました。ドレスコードと聞くと正装ばかりがイメージされますが、真の意味は、周囲への気配りや思いやりのある服装のことなのかもしれませんね。