身体を柔らかくするとメリットが沢山あるそうですよ。
基礎代謝が上がって消費カロリー増えたり、疲労がたまりにくかったり、腰痛・関節痛予防にもなるそうです。
酢やクエン酸は、体を柔らかくするサポート役、コンドロイチンは関節を柔らかく保つのに必要、たんぱく質は筋肉を作るのに必要です。
体を柔らかくすると、メリットがたくさん!えっ、「ある食べ物」を食べるだけでいいの?
筋肉を柔らかくするメリット①基礎代謝が上がり消費カロリーが増える
筋肉を柔らかくするメリットの一つ目は代謝が上がるということです。
これはやはり固い筋肉だと血流が阻害され、血液を送るポンプのような役割を果たすことが出来にくいのです。
筋肉を柔らかくすると筋肉そのものが血流をアップさせるような働きをします。
これによって基礎代謝が上がり、消費するカロリーが増えるようになります。
これはダイエットには非常に役立ちます。
筋肉をつけてもなかなか痩せないと言う方は筋肉が固いのかも知れません。
つまり筋肉を柔らかくすると痩せやすい体を得ることになります。
筋肉を柔らかくするメリット②疲労が溜まりにくくなる
筋肉を柔らかくすると血行促進作用があると言いました。
それは疲労などが溜まりにくくなる身体を得ることにも繋がります。
疲労物質は身体の血流が良いと流れ出て、それが内臓などで処理されるようになります。
血行が良いと疲労回復も早くなります。
筋肉を柔らかくするメリット③腰痛や関節痛予防に繋がる
腰痛や関節痛には様々な原因がありますが、周囲の筋肉が固くこわばっているのも原因の一つです。
ですから筋肉を柔らかくすると腰痛や関節痛の要因を一つ防ぐことになります。
また、筋肉を柔らかくすると血行促進作用があることも腰痛や関節痛には良いと言います。
- 筋肉を柔らかくするメリットその1:基礎代謝が上がる→消費カロリー増える
- 筋肉そのものが血流をアップさせる働き→基礎代謝上がる
- 筋肉を柔らかくするメリットその2:疲労が溜まりにくくなる
- 疲労物質→血行がいいと洗い流されやすい
- 筋肉を柔らかくするメリットその3:腰痛・関節痛予防になる
- 腰痛・関節痛:周囲の筋肉が固くこわばっているのも原因の一つ
血行が悪いことでめまいが起きたりすることもあるようですよね。筋肉が柔らかければ関節痛にもならない、血行がよくなって疲労物質を洗い流せる。いいことづくめですよね。きつい運動じゃなくても、普段から散歩などしたほうがいいですね。
「クエン酸を多く含む食べ物」を摂ると体が柔らかくなります!
クエン酸で柔らかく
体を柔らかくするには「クエン酸」が効果あるとのことです。
クエン酸には、筋肉が疲労した時に発生する乳酸を抑制する効果があります。
また、クエン酸は疲労物質である乳酸を炭酸ガスに分解して、尿として体内から排出させる働きがあります。
だから、筋肉痛になりにくいとも言われております。
クエン酸を多く含む食べ物とクエン酸効果
クエン酸は、レモンやグレープフルーツ等の柑橘系の果物や、いちごやパイナップル、梅干し等に多く含まれております。
いわゆる、「すっぱいもの」ですね。
また、すっぱいものと言えば「お酢」も体を柔らかくする食べ物の1つして、あげられていたことがあります。
しかし、科学的根拠に基づいている訳でもなく、それは都市伝説ということになっておりました。
でも、「お酢」は、「クエン酸」と同じく、疲労物質・乳酸を抑制する効果があります。
また、血液をサラサラにして、新陳代謝を上げる効果もあります。
この様な事実から、お酢もクエン酸も、ストレッチの様に直接体を柔らかくするものではなく、体内に取り入れることによって間接的に体を柔らかくなることをサポートしてくれる食べ物と言えます。
体を柔らかくする方法として、ストレッチをするにあたり、日頃から、「お酢」と「クエン酸」を意識して摂ることによって、筋肉痛や、筋肉疲労を起こしにくい体へとなるのではないでしょうか。
- 体を柔らかくする→クエン酸が効果的:乳酸を抑制する効果ある
- 疲労物質:乳酸→炭酸ガスに分解→尿として体内から排出させる働きがある
- クエン酸:すっぱい食品に多く含まれる
- 酢:クエン酸同様、疲労物質・乳酸を抑制する効果がある
- 血液サラサラ効果:新陳代謝を上げる
- 直接体を柔らかくするものではない→間接的に体が柔らかくなるサポート
- ストレッチ:酢・クエン酸を意識して摂取→筋肉痛・筋肉疲労を起こしにくい体に
酢は体が柔らかくなるためのサポートをするんだということで、あらためて認識しました。直接作用するわけではないんですね。そうだとしても血液サラサラ効果や新陳代謝が上がるのなら取らない理由はないですね。
「コンドロイチンを多く含む食べ物」は体の関節を柔らかくしてくれる
関節を柔らかくする成分
関節を柔らかく保つために必要な成分はコンドロイチンとグルコサミンです。
そのため、これらの成分が含まれた食べ物を摂取することで関節を硬くなるのを防ぐことができます。
関節の弾力に欠かせないコンドロイチン
コンドロイチンは、正確にはコンドロイチン硫酸という成分です。
これは水溶性の食物繊維の一種です。関節や関節の付近にある軟骨などの主成分です。
このコンドロイチンが豊富にあると、関節にある細胞に水分を保持することができるようになり、それだけ関節の弾力が増します。
このコンドロイチンは20代をピークに減少することがわかっています。
そのため、30代以降は意識してコンドロイチンの多い食品を摂取して補う必要があります。
コンドロイチンが含まれている食べ物
コンドロイチンが含まれている食べ物は大きく、動物性と植物性があります。
動物性の方が吸収率が高いと言われていますが、毎日の食事で必要な量は微量なために、一般的な食事量の人であればあえて動物性にこだわる必要はありません。
食べやすいものを組み合わせて食べることが大切です。
動物性の食品では、フカヒレ、ウナギ、ヒラメ、ナマコ、鶏の皮などに多く含まれます。
そして植物性の食品では、やまのいも、長いも、さといも、納豆、なめこ、オクラなどに含まれます。
これらの食べ物に共通しているのは粘り気のある食べ物です。
というのも、コンドロイチンにはネバネバした性質があるからです。
- 関節を柔らかく保つ:コンドロイチンとグルコサミンが必要
- コンドロイチン:水溶性の食物繊維の一種、軟骨の主成分
- コンドロイチンが豊富にある→関節の弾力が増す
- コンドロイチンが含まれている食物:動物性と植物性とがある
- 動物性:吸収率高い→必要量は微量→あえて動物性にこだわる必要はない
- 動物性食品:フカヒレ、ウナギ、ヒラメ、ナマコ、鶏の皮などに多い
- 植物性食品:山芋、長芋、里芋、納豆、なめこ、オクラなどに含まれる
コンドロイチンとグルコサミン、毎日聞かない日はありませんよね。動物性食品には食べ慣れないものが多いですが、植物性なら普段から食べる機会が多いんじゃないでしょうか。問題は、これらをどれくらい食べればいいのか、どんな食べ方が適しているのかということですね。
「タンパク質を多く含む食べ物」も体を柔らかくする為に欠かせません!
柔軟性を高めるために、ストレッチは欠かせないものですが、食事面からも取り組む場合、たんぱく質が重要な働きをしています。
たんぱく質は、柔軟性を高めるために必要な筋肉をつくる栄養素の一つです。
そして、体の硬さは、筋肉の強さや、硬さの影響を受けます。
ですから、体を柔らかくするためには、筋肉のバランスを取ることが大切です。
たんぱく質の特徴
そして、たんぱく質は、不足すると、体にため込むことができないため、筋肉や内臓を分解して補います。
そのため、筋肉量が減少してしまいます。
そうすると、体の代謝が悪化し、血液の流れも悪くなってしまいます。
このような悪循環を避けるためにも、良質なたんぱく質を摂取するように心がけましょう。
たんぱく質を豊富に含む食品
食事で効果的にたんぱく質を摂取するにはたんぱく質を豊富に含む代表的な食品は、
- 卵
- 納豆
- 牛乳
- 牛肉
- 豆腐
などがあります。
ダイエットを目的としている場合、脂肪の取り過ぎを避けるため、これらの食品を調理する際、ゆでたり、油を落とすと良いでしょう。
そういった調理をすれば、高タンパク質、低カロリーの食事にすることが可能です。
- たんぱく質は筋肉をつくる栄養素の一つ
- 体を柔らかくする→筋肉のバランスが大切
- たんぱく質:不足する→筋肉や内臓を分解して補う→筋肉量が減少する
- 筋肉量減少→体の代謝が悪化→血行悪くなる
- たんぱく質を豊富に含む食品:卵、納豆、牛乳、牛肉、豆腐など
- 脂肪の取り過ぎを避ける→ゆでたり、油を落とすと良い
やはり日本の朝ごはんに納豆は欠かせませんよ。納豆のおかげで血液サラサラ、コンドロイチンやたんぱく質も補給できるとなれば、食べない理由はないですよ。他にも豆腐や卵、牛乳も朝食の定番ですよね。
合わせて試したい。体を柔らかくする【ストレッチ】を食べ物と一緒に実践してみて
前屈運動で、太ももの裏側をほぐす
足を交差させて10秒間前屈します。
両方の足の裏全体で床をしっかりととらえることを意識します。
両足を真っ直ぐに伸ばしたまま、行けるところまで、なるべく深く前屈しましょう。
座った状態で行う前屈運動
息を吐きながら、背中を伸ばし、あごを下げて前屈します。
行けるところまで前屈したら、30秒キープし、息を吸いながら元に戻ります。
腰のゆがみを改善
膝をそろえて座り、手を後ろにつきます。
膝とかかとをつけたまま、左右に両膝を振ります。
これを3回繰り返します。
痛みを感じる場合は無理をしないようにしましょう。
股関節の柔軟
あおむけになり、右足を左ひざの下に入れ、6秒キープします。
O脚の改善と、股関節の柔軟の効果があります。
お尻と腰回りの柔軟
あおむけの姿勢から膝を立てて、おなかの上で両手を組みます。
息を吐きながら太ももを胸に近づけ、両手で膝を抱えて引き寄せます。
息を吐きながら、さらに組んだ両手で膝と胸とおなかに引き寄せます。
- 前屈運動:足を交差し10秒間前屈、座ったまま前屈→30秒キープ
- 腰のゆがみを改善:体育座り、手は後→膝、踵を付けたまま膝を左右に振る
- 股関節の柔軟:仰向け、右ひざを左足の下に入れる→6秒キープ
- お尻と腰回りの柔軟:仰向け、膝を立てる、両手はお腹の上
- 息を吐きながら抱えるように膝を近づける
どの運動もそんなにきついわけではないですが、体が硬い人は無理をせずできる範囲でやるのがいいでしょう。筋を伸ばしたりケガをしては何にもなりませんからね。1日のうちいつやるのがいいんでしょうね。