高校野球好き!仕組みやコールドになる条件は?雨天コールドの悲劇

高校野球でコールドになる条件とは?

コールドゲームの高校野球とプロ野球での違いなどをまとめてみました。

得点差やイニング数、雨天コールドなどプロと高校野球ではルールが少し違います。実際に過去の試合をみてみると、高校野球でコールドゲームが無い理由が想像できます。

これを読んで、高校野球をもっと楽しみましょう!

仕組みを知りたい!高校野球について

夏季大会の仕組み

ご存知の方も多いと思いますので、夏の大会から紹介します。仕組みはわかりやすく、全都道府県から、1校が出場します。(東京、北海道は東西、南北と2エリアに分かれるため2校ずつ出場します。)トーナメント方式の県予選大会を勝ち抜いた1校のみが出場できます。県大会のトーナメントにはシード権があり、春の選抜大会で上位校に与えられます。春季大会の結果が、夏の県予選に影響してくるというわけです。

春季大会の仕組み

「選抜高等学校野球大会」、通称「春のセンバツ」と呼ばれる大会です。5年に一度の記念大会を除いて最大32校となっており、記念大会でも最大36校です。内訳は、以下のとおりです。

一般選考枠(28校)

「選抜」の名の通り、選出委員によって選出された学校が出場できるのですが、もちろんどんな高校でも選出対象になるわけではありません。対象校となるには、夏季大会直後に始まる「秋季大会での地区大会」で上位に入ることが必須です。秋季大会は9月に始まる県大会、地区大会、各地区の代表が戦う「明治神宮野球大会」があり、例えば、兵庫県の高校が選抜の対象校になるには、近畿大会で上位に入る必要があります。通例では、ベスト8以上から選ばれると言われます。

引用元-NEXTPAGE

  • 夏季大会は全都道府県から1校出場
  • 春季開催は最大28校

夏季・春季大会以外に明治神宮野球大会といわれる秋季大会も開催されてるのをご存知ですか?

その他の大会としては、秋季大会というものがあるのをご存知ですか?高校生野球部だけではなく、大学生野球部も同時に開催される事になっています。一般的にテレビなどで知られているのは、春季大会と夏季大会というわけですね!秋季大会は「明治神宮野球大会」とも呼ばれています。

どんな条件になるとコールドゲームになるの?

コールドゲームの条件とは?

コールドゲームとは、9回を終了する前に、球審が試合終了を命じた試合のことです。次の条件を満たしていれば、コールドゲームは成立し、正式試合となります。

①5回の表裏を終了した場合
②5回表の終了時に後攻チームが勝っている場合
③5回裏の攻撃中に後攻チームが勝ち越した場合
④5回裏の攻撃中に後攻チームが同点に追いついたとき、終了を命じられた場合

アマチュア野球ではイニング数が違う

アマチュア野球では、基準イニングを5回より多くしている場合もあります。これは試合数が少なく、できるだけたくさんのイニングを行わないと運・不運が勝敗に影響することを考慮した特別規則です。

たとえば、東京六大学では7回が基準です。一方、高校野球の地方大会など、得点差によってコールドゲームとするイニングを設定している場合もあります。

5回で10点以上の差がついた、7回以上で7点の差がついた場合などにコールドゲームとするわけですが、これは試合進行上の理由によって設けられた特別規則です。

引用元-知っておきたい野球ルール集

  • コールドゲームとは9回終了前に試合終了を命じられる試合の事
  • アマチュア野球では基本イニングが多い
  • 得点差によってコールドゲームにする

プロ野球と高校野球では、使用する道具についてや細かいルールがいろいろ違う。

プロ野球と高校野球ではルールが違う事が多いですね。高校野球では金属バッドが使用できる点や、投手板の足の置き方など、とても細かいところでルールが違うんです。そんな違いを念頭に、高校野球からプロ野球にいった子たちをテレビでみているといつもより応援したくなってしまいます。

適用外?高校野球での春夏の甲子園大会は得点差コールドゲームはなし?

得点差コールドゲーム

プロ野球・・・なし
高校野球・・・あり(選抜高等学校野球大会、全国高等学校野球選手権大会以外で適用される)

夏季大会では適用されない

延長回規定と同様、スムーズに試合を進めるためのルールです。
センバツ、夏の甲子園全国大会は適用外ですが、5回10点、7回7点でコールドゲームとなります。

引用元-NEXTPAGE

  • プロ野球では得点差コールドゲームはなし
  • 高校野球では、夏季大会では適用されない

コールドゲームがないからこそ逆転の可能性が!より楽しめる!

確かに夏季大会ではどんなに点差が開いてもコールドゲームになることが無いような気がします。けれど、最後の最後で大量得点を決めるチャンスがあり逆転できたという事も起こるのが甲子園です。そんな甲子園だからこそ選手も、応援する人もより白熱して夢中になるんですね!

条件は?コールドゲームが甲子園で成立するには・・

雨によるコールドゲームがある

正確に言えば「点差によるコールドゲーム」が規定としてない、というのが正しく雨天コールドの規定は普通に定められています。

実際に雨天コールドとなったのは
1993年 鹿児島商工VS堀越(8回降雨コールド)
1988年 滝川二VS高田(8回降雨コールド)
1932年 早実VS秋田中(7回降雨コールド)
1929年 海草中VS台北一中(8回降雨コールド)
の4試合があります。

とはいえ、100年以上続いている甲子園でたったの4試合しかないのですから滅多に起きないことではありますね。

すべての出場校に最後まで戦ってもらうため

では、なぜ点差によるコールドゲームの規定がないのでしょうか?まず甲子園に出場している時点で都道府県の代表校なわけですから実力は相当なものということですよね。なので各校に敬意を払い最後まで戦わせてあげるというのが理由ではないかと言われています。何事も「規則・規定がある理由」というのはわかりやすいのですが、「ない理由」は明かされない事が多いので不明瞭なところもありますけどね。

引用元-歴史・由来の雑学

  • 雨によるコールドゲーム
  • 高校野球では過去4試合雨天コールドゲームがある
  • コールドゲームが無い理由はわかっていない

過去、雨天コールドで勝利した高校は校歌が放送されなかったとか!せつないですね。

過去は雨による試合中断があったんですね!実は試合終了の際に勝った高校の校歌が流されるのですが、この雨天コールドで勝った際には勝利校の校歌は放送されなかったそうです。最近では雨天中断の場合は、その後日にち変更して再戦する事が多いのではないでしょうか?

問題点あり!雨天コールドになってしまうと・・

プロ野球の場合

プロ野球の場合は、雨天試合続行不可能の場合は5回で試合が成立し、それ以前だとノーゲームになる。メジャーリーグの場合は、5回で試合が成立して引き分けの可能性があるときに、サスペンデッド・ゲーム(一時停止試合)が行われることがある。サスペンデッド・ゲームとは、再試合とは異なり、試合が中断した続きのイニングを後日行うことである。

高校野球の場合

高校野球の場合は、試合成立は5回ではなく7回まで。つまり、7回以前に雨で試合続行が不可能となると、ノーゲームとなり再試合となる。仮に6回まで10対0でリードしていても、7回に突如大雨が降るとその試合はノーゲーム、後日仕切り直しで初回から0対0の状態で試合が行われるのだ。

引用元-安威川敏樹のネターランド王国

  • プロ野球は5回前の雨天コールドはノーゲームになる
  • 高校野球の場合は後日しきり直し

高校野球では雨天コールドによって負けそうな試合でも再試合で勝つ可能性も!

プロ野球、メジャーリーグ、高校野球、それぞれルールが少し違うんですね!高校野球は、やはりプロを目指すすべての野球選手に最後まで諦めずに戦い続けて欲しいという思いもあってのこのルールのような気がします!

甲子園でこんな悲劇が!雨天コールドでまさかの

高校野球・浦添商が逆転も雨天コールドで敗戦!

高校野球に3年間打ち込んできた高校球児には、あまりにも可哀想な試合が、7月9日に行われた第98回全国高校野球選手権大会沖縄大会3回戦で起きてしまったようです。

7月9日に行われた第98回全国高校野球選手権大会沖縄大会3回戦、小禄―浦添商の試合は7回終了時点で7-8と小禄が1点リードしていました。続く8回表に浦添商は適時打などで2点を奪い逆転に成功、8-7と浦添商が1点リードする展開になります。しかしながら8回裏の小禄の攻撃中に、雨が強まり試合が中断していまいます。15分後も雨足が変わらないために、審判は降雨によるコールドゲームを宣言。8回裏の小禄の攻撃が終了していなかったため、7回終了時点での7-8で小禄が1点リードというスコアが大会規定により採用されて、小禄の降雨コールド勝ちとなりました。浦添商が逆転に成功した8回表の攻撃は幻となり、スコアボードには記録されませんでした。

引用元-30代男のおススメ&比較サイト

雨天コールドはめったに無い

まとめ
甲子園では雨天コールド以外はコールドゲームにならないようです。雨天コールドもめったにないようですが、途中終了はどちらのチームも後味は悪いですね。

  • 逆転していたのに、終了していない回だったため負けた学校も
  • 7回終了時点の点数が採用される
  • 途中終了は後味が悪い!

選手も応援する人も、高校生の将来を思い描きながら心をこめて応援しています!

なんて切ないんでしょうか!プロ野球よりも、逆転の可能性が強い高校野球ですが、それは若い高校球児が「負けない・諦めない」というハングリー精神があるからこそだと思っています。この子が将来プロ野球になったら?と応援する気持ちを持ちながら高校野球をみんなで応援しましょう!