先行き不安な昨今、倒産やリストラ、賃金カットなどの不安のない公務員を目指す人は多いですよね。
公務員になるためには、大学はどの学部を選択するのがベストなのでしょうか。
公務員になるための学部選びについて、みんなの意見をまとめてみました。
有利な大学の学科とは？公務員になるために
【大学にあるサークルなどもフル活用】
大学、特に法律関係の学部があるところの場合、公務員試験対策のサークルなどがあるケースもあります。
お互いに問題を出し合ったり、試験対策の勉強をしたりと、1人で試験対策をやるよりもモチベーションを維持して学習できると言っていいでしょう。
オンラインでこういったサークルを開いているところもあります。お住まいの地域の情報を探してみるのも良いかもしれません。
【地域経済系の学部もおすすめ】
地域産業や地域経済について学ぶ学科も多くあるはず。
公務員になる場合、こういった分野の専門性が高まっていると更に有利になります。
自分の地元で働きたい、どこか特定の地域の公務員になりたいと決めている人がいるなら、卒業論文などでその地域を取り上げてみるのも良いでしょう。
仕事にも間違いなく役に立つはずです。
このように、法律系の学部、地域関連の学部などだと公務員試験を受ける際に若干有利になります。
もちろん、学力等があってこそですが、将来的に公務員になりたい人は是非検討されてみてください。
引用元-公務員に有利な学科
- 法律関係の学部には、公務員試験対策のサークルがあることもある
- 地域経済や地域産業について学ぶ学科は、公務員になるために有利
- 特定の地域を決めているのなら、卒論で取り上げてみると良い
ひとえに公務員と言っても、国家公務員、地方公務員、教師、消防、警察など種類は様々です。役所に勤めたいのであれば、地域経済や地域産業を学んでいた方が断然有利ですよね。将来を見据えて学部を選んでいる時点で、一歩リードしているのではないでしょうか。
大学のどの学科に進むべき？公務員になるための学校選び
地方公務員の学校選びはココをチェック
地方公務員上級試験（大卒程度）を目指すのであれば、大学に進学するのが一般的。
事務などを担当する一般行政職の試験では、幅広い教養のほか、行政、法律、経済に関する専門知識が問われるので、法学・政治学・政策学・経済学などの学科に進むのが王道。
最近は、政策系の学科などを中心に、大学の外に出てまちおこしなどのプロジェクトに取り組む実践的な授業を行う大学も増えている。
在学中に地域の課題を肌で知り、地域に貢献する喜びを実感できる機会なので、大学選びの際にはチェックしてみよう。
地方公務員に求められる力
地域の発展に貢献したい、地域で生活する人々を笑顔にしたいという思いは必要不可欠。
そのような意欲や熱意が求められる一方で、法律に基づいて業務を遂行する客観性や冷静さも求められる。
大卒程度の一般職の場合、試験では、一般教養に加えて行政・法律・経済に関する専門知識が問われる。
土木・建築・情報などの技術職や福祉系専門職などの場合は、該当分野の専門知識も求められる。
- 地方公務員上級試験を受けるのなら、大卒が王道
- 法学、政治学、政策学、経済学を学んでいる人が多い
- 地方公務員試験では、行政や法律、経済の専門知識も出題される
- 地方公務員になりたいのなら、地域に貢献したいという想いが大切
地方公務員になぜなりたいか、そこが重要ですよね。公務員は給与も安定しているし、リストラの心配も民間企業よりありません。年金も優遇されていますよね。しかし、それだけを考えて公務員になるのなら、一度立ち止まった方が良いと思います。
大学のどの学科出身者にもチャンスがある！地方公務員採用について
地方公務員の将来展望
人気が高く就職は狭き門
民間企業と比べて安定したイメージのある公務員の人気は高く、狭き門となっている。また近年では地方行政の改革が進んでおり、これまで以上に柔軟な発想力やチャレンジ精神を持った人材が求められている。
今後は、公務員の安定性だけに着目するのではなく、地域振興に熱い思いを持った人がいっそう求められていくだろう。
地方公務員にはこうすればなれる
どの学部出身でもチャンスはある
地方公務員採用試験は、それぞれの地方自治体が独自に行っている。
そのため、試験内容や受験資格は地域によって異なるが、上級（大卒程度）、中級（短大卒程度）、初級（高校卒程度）と分けて行われたり、
東京都のようにⅠ類・Ⅱ類・Ⅲ類と分けて実施している地方自治体もある。
試験区分は行政（事務）、土木、電気、水産、建築、福祉といった具合に分かれている自治体が多いので、どの学部出身者にもチャンスはある。
なお、警察官や消防官、看護師、薬剤師、保健師などの専門職は、多くの場合、個別に試験が行われている。
- 地方公務員は、人気が高い
- 行政改革が進んでいて、柔軟な発想力などが求められている
- 地域へ貢献しようとする思いが不可欠
- 公務員採用試験は、地方自治体が行っている
- どの学部であっても、地方公務員になれるチャンスはある
小中学生への将来なりたい職業ランキングに、「公務員」はよくランクインしますよね。これは、イコール親の願い。私も公務員の旦那さんのママ友を羨ましく思います。安定はやはり魅力的です。でも、それだけじゃダメな時代になってきたようです。
Q.大学でどの学科に出るのがベストなのか？公務員になるために
公務員になりたい
法律学科・政治学科・政策学科・経済学科
公務員試験や公務員になってからのことも考えて、
公務員になるには、上記の学科の中でどの学科を出るのが一番ベストだと思いますか？？
学部はどこを選ぶべき？
私自身は高２なのですが、
上記のどの学科にも興味があります。
ただ、第一志望を決めるためにも、
そろそろ一つの学科に絞ろと思い質問しました。
この４つの学科の特徴を踏まえた上で、
どの学科が公務員になるために一番ベストかを教えていただけるとありがたいです。
- 公務員になりたい
- 法律学科・政治学科・政策学科・経済学科のうち、どの学部をでるべきか
- 公務員になってからはどの学部が役に立つか
公務員もいろいろあるので、公務員になって何をしたいのかを具体的に考えると良いのではないでしょうか。確かに公務員は魅力的な肩書。しかし、それ故になりたい人も沢山いるんですよね。自分の未来について考えていきましょう。
A.回答。「公務員になるために…」の質問では…
どの道に進むのかを考えて
公務員と言っても、いろいろあります。
事務職なら、確かに法学部が良いですね。
ただ、経済学などでも不可能ではありません。
また、いわゆる役所勤めには、理工系も多くいます。
特に公共事業を行う関係から、土木関係が多いようです。
他にも、病院の職員（医者や看護婦、薬剤師）もいます。
保健所や農業試験所などにも、理科系の研究者が多くいます。
ただ、公務員のうち相当数を占めるは、教師や自衛官、警察などです。
これから大学に行くなら、防衛大や防衛医大も良いかもしれませんね。
入った時点で、すでに公務員です。
国家公務員と地方公務員
公務員ということですが、国家公務員なのか、地方公務員なのか。
国家公務員の場合、１種なのか。
確かに、国家公務員１種の場合は行政職がエリートコースですから、法律でも政治でもいいでしょうけど、むちゃくちゃ難しいですよ。
まだ法律職のほうが見込みがあるとなると、法律でしょう。ただ、募集、応募、合格者を見てみると、経済職が何気に合格率が高いですよね。。。
地方公務員でも、県庁クラスは行政職と経済職を分けて取る県もあります。
市町村レベルでは法経関係はほとんど行政職で一くくりにするところが多いです。
それぞれの自治体の募集要項を探してみてはいかがですか。
- 公務員もいろいろある
- 事務職なら法学部がおすすめ
- 土木系、医療系、理工系などでも公務員は多くいる
- 地方自治体の募集要項を見てみるべき
「公務員になりたい」という思いが先行してしまっていると、入ってからが苦しいと思います。親を安心させたい、安定した地位を得たいという気持ちは誰でもありますが、それだけで職業を決めてしまうのは良いことだとは思いません。
大学のどの学科を選択するといい？『国家公務員』になりたい場合
国家公務員とは
国の機関に勤める国家公務員。
広い意味でとらえると大臣・国会議員・大使・公使・裁判官・自衛官など「特別職」も含まれますが、一般的には、財務省・文部科学省などの行政官庁に勤める「一般職員」のことをいいます。
国家公務員は、すべての国民のために、全国的な視野に立ち、仕事をすることが求められます。
国民生活のあらゆる面でのサービス行政、生活・福祉の向上、国の発展と国際的関係の友好保持・促進など、その役割は重大で、職務内容も多方面にわたっています。
国家公務員になるためには
国家公務員になるには、人事院が実施する国家公務員採用試験（I種、II種、III種）に合格する必要があります。
受験資格は、I種が21歳～33歳未満、II種が21歳～29歳未満、III種が17歳～23歳未満（税務は20歳未満）で、学歴・性別に制限はありません。
合格者は、将来の高級官僚をめざすI種は各官庁の上級職員・研究員として、II種は中堅幹部職員として中級研究員・技術者、III種は初級職員として事務または技術的業務の仕事に就きます。
また、景気に左右されることが少ないことや、収入や保障面で男女の格差がなく、結婚・出産後も働けること、仕事のやりがいなどの理由で、人気の高い職業です。
国家公務員になるために、専門学校などで学ぶ人や、特別講座などを設けて国家公務員をめざす学生を支援する大学・短期大学も増えています。
- 一般的に、国家公務員は財務省・文部科学省などの行政官庁に勤める職員のことを指す
- 国民の生活向上のために仕事は多岐にわたる
- 国家公務員になるには、公務員採用試験に合格しなければならない
- 国家公務員になることを支援する学校も増えてきている
ざっと調べただけでも、支援している大学はたくさん出てきます。学部だけでなく、公務員になることを支援してくれるかどうかで決めることも近道かもしれません。夢を実現するために、頑張ってくださいね。
