高校受験で重要な内申点。自分の内申点から高校を決める人も多いと思います。
しかし、入りたい高校に内申点が足りない時は、どうしたら良いのでしょう。諦めなければならないのでしょうか。
内申点が足りなくても、志望する高校に入れるかどうかを調べてみました。
Q、上げることはできる?高校受験の内申が足りない場合
内申が足りない
高校受験 内申も学力も足りない
中学三年生です。
受験に向けて悩んでいます。
志望校は色々と聞いたり考えたりしたのですが、
はっきりと決まっていません。
ただ、行けるなら行ってみたいという高校もあります。
この地域で優秀らしい有名な高校なのですが、
合格内申ラインが約110以上と無茶苦茶高く、
各内申合計が
中二3期 27
中三1期 30
の僕には程遠すぎる学校です。
内申をあげるには?
こんな無様な内申から、2学期に内申をぐっとあげて
合格ラインに達することは可能でしょうか?
- 行きたい高校の内申点が高い
- 1学期の状況では内申が足りない
- 中3の二学期で内申をあげるのは可能か
中学生ですから、自分の進路をしっかりと計画出来る人は少ないはずです。急に内申点をあげることは難しいことですので、親や先生などがきちんと助言をしてあげることも大切ですね。
A、合格している!高校受験の内申が足りなくても
内申なんて関係ない
私の友達には内申点5足りずに推薦で合格した人も、10足りずに一般で合格した人もいます。
私も、併願の私立校の特進クラスを希望していましたが内申点が足りず普通のクラスで受験しましたが特進クラスで合格しました。
要は本番の点数です。
内申点なんて受験生皆公平に判断されているものではありません。
私が一番なくしたほうがいいと思っているものでもあります。
学校によってつけ方も違います。
95点で5をくれる学校もあれば85点で5の学校もあります。
後者の学校で高い内申点を取り自信満々で受験して落ちた人も知っています。
学力アップなら可能
厳しいかもしれませんが、内申点は間に合わないでしょう。
二学期の内申点は、一学期の成績も含まれています。
ただ、学力は努力次第です。
友人に、10月の模試で合格率10%の高校に受かった奴がいます。
そいつは毎日必死で努力したからです。1日8時間とか10時間とか。
彼の場合は、中学校の部活が全国レベルで、その部活で必死に努力してきた実績があったからこそだと思います。
真の努力家です。
- 内申点が足りなくても合格できる
- 成績の付け方は、学校によって差がある
- 内申点は1学期の成績も入るので挽回は無理
- 学力は努力次第で上げられるので、頑張ってみるべき
確かに、学校によって学力のレベルには差があります。内申点が取りやすい学校と取りにくい学校があると聞きますよね。しかし、それは数点の差。学力レベルを上げられるように努力することが必要です。
2次選考は内申が足りなくても問題ない?【神奈川県公立高校の場合】
1次選考と2次選考の違い
神奈川県の公立入試は、「1次選考」と「2次選考」の2つの選考方法で合否が決まります。
よく知られているように、内申:学力検査:面接の割合を3:5:2や4:4:2や5:3:2などと各高校が設定していますが、アレは1次選考の基準です。
1次選考は、内申・学力検査・面接の3つを基本として、特色検査を実施する高校は内申・学力検査・面接・特色検査の4つで、定員の90%の人数にあたる合格者を選考します。
その次に、1次選考で残った定員数の10%を「2次選考」で選考します。
2次選考では、1次選考の基本となった3つの内申・学力検査・面接のうち、内申を抜いた学力検査・面接(及び特色検査)で合否を選考するワケです。
つまり、2次選考になると内申がオール5でもオール1でも一切関係がなくなるということになります。
二次選考と二次募集は別物
ここでよく勘違いする人がいるのですが、「2次選考」と「2次募集」は全く違うものなので間違わないように。
また、自分が1次選考で合格したのか、もしくは2次選考で合格したのかは、残念ながら公表されません。
1次選考であっても2次選考であっても、合格した人には「合格」と記されるだけです。
引用元-オール1でも公立トップ校に合格する方法:2次選考を正しく理解してる? – 慧真館|神奈川県小田原市にある少人数精鋭指導の進学塾・公立上位校受験専門
- 高校入試は1次選考と2次選考で決められる
- 定員数の9割を決める1次選考は内申点が関係する
- 残りの1割は、学力テストと面接のみで合否を決める
1次選考と2次選考があるのですね。しかし、この2次選考で受かるためには、相当トップレベルの点数が必要そうです。もともと2次選考を狙っていくのは、厳しい道かもしれません。
内申点を上げる為には?高校受験のため出来ること!
満点を目指す
「1」考え方
内申点が足らなければ当日の試験で、満点もしくは、満点に限りなく近い点数を獲得すれば良い!!
次に、出席日数を考慮したうえで、他の学生に差をつける為に中学生が獲得出来ない検定資格等を取得するほうが良いだろう。
「2」学力
どんな成績の子供でも満点もしくは、満点に限りなく近い点数を獲得しようと努力させています。
ただ、進め方は、受講生とご家族のお話をしっかりお伺いさせて頂いたうえでのスタートになります。
比較的、無理維持的な感じではありませんので、ご安心下さい。
あくまでも目的や目標を達成させるうえで、必要な努力を最大限にこなしたいという意識です。
学校は休まない
「3」出席日数
最大でも年間5日以上は、休まないように心身ともに注意を払わせています。
漢検や英検を取る
「4」資格
過去に英検準1級を獲得した受講生が1人いらっしゃいます。
もちろん公立中学生ですが、小さい頃から学習指導にお伺いさせて頂いておりましたので、当然の結果として認識しています。
通常ならば英検では2級、準2級が比較的、多くて、3級となると特別対策を練らなくても合格する方々がほとんどです。
また、漢検では、やはり2級、準2級が比較的、多くて、3級となると特別対策を練らなくても合格する方々がほとんどです。
体育系や文科系の学校に進もうと考えてらっしゃる方は、成績や賞が必要になりますので、全てのデータを保存しておくほうが良いでしょう。
- 内申点が足りないときは、当日の試験で満点を目指すこと
- 学校は休まないようにすること
- 英検や漢検を取得すること
当日の試験で満点を目指すとは、大きなプレッシャーですね。しかし、内申点が低くても諦めることはないということ。行きたい高校があるのなら、諦めずにがんばってみましょう。
どんな意味がある?高校受験で内申が必要なのはなぜ?
内申の意味
本番の入試を100%にしてしまった場合、学校での授業態度が悪く、授業中も私語ばかりで他の生徒の邪魔をしてきたような生徒でも、本番で高得点がとれれば、それで合格してしまいます。
反対に、テストには弱いけれども、学校生活の中で一生懸命頑張ってきた生徒が救われる余地も無くなってしまいます。
本番の「たった1日」で合否が決まってしまうのだとしたら、それはすなわち「たったの1回勝負で、今後の人生の分岐が決まってしまう」ことになりますから、生徒にとってもあまりに重みが大きくなってしまいます。
そこを、「3年間のプロセス」で評価するようにするほうが、入試として正しい姿だと言う考え方は、確かに一理あります。
内申点と入試の得点の両方から合否を決める
現状では「内申はおおよそ信頼できる」という前提で、入試でも利用されています。
ただ、内申点がそのまま信用できないのは、実際に入試を通って入ってくる毎年の生徒を見ていれば分かることですよね。
特に進学校では、内申点だけ良くて、本当の学力が不足がちな生徒を避けるために、内申点の比率を低くしているところが圧倒的に多いです。
これはつまり、高校でも内申点をあまり評価しなくなっていることを意味します。
ただ、そうは言っても「入試の得点」だけで判断するのは危険で、内申点にも一定の見るべき価値があるのも事実です。
試験するほうの立場からすれば、「両方をバランスよく利用するのが一番だろう」と考えるのが当然で、実際に両者は書く高校の望むバランスで、ともに入試の判定基準に使われているのですね。
- 授業態度が悪くても、試験の成績だけ良ければ合格してしまう
- 学校生活を一生懸命に送っていても、本番に弱ければ不合格になる
- 進学校は、内申点をあまり評価しなくなってきている
たった一日のテストの結果だけで合否が決まってしまうのは、怖いことですよね。内申点は、生徒のために考えられたものでもあります。ただ、内申点が悪くても諦める必要はありません。当日点数が取れるように頑張ってみましょう。