ドラムのリズムで有名なのが8ビートです。ですが、ドラムのリズムには、他にも多くの種類があります。
リズムにはシャッフル、シェイク、4つ打ち、ブラストビートなどが含まれます。
リズムの主な名前とどのように打つのか、また、ドラムで練習する時の方法について紹介ます。
Q 8ビート以外にどんな種類がある?ドラムのリズムの名前を知りたい
8ビート以外のリズムは何ていうの?
ドラムの、8ビート以外のリズムの名称
8分でハイハットを叩き、その1打目・5打目・6打目にバスドラム、3打目・7打目にスネアを入れるリズムを8ビートと呼びますが他のリズムには名称はないのでしょうか?
わかりにくくなると思いますがたとえば、ツッツッターツタツタツッターというリズム
言葉で説明すると、同じく8分のハイハットに、3打目・4.5打目・5.5打目・7打目にスネア
バスは1打目・6打目とか(2打目も踏む場合あるかな?)で踏むリズムもよくありますけど・・・
リズムのコツが知りたい
こういうリズムのコツとかを知りたいと思ったんですが、どう調べるもんかと困ってしまったので質問してみました
ハイハットを叩く右腕の下で2発連続でスネアを叩くとどうしても弱くなってしまうんですよ。。。
もし表しようがないのなら、うまく叩けるコツだけでも教えてください
- 8ビート以外のリズムは何があるのか知りたい
- ドラムのリズムを上手に演奏する秘訣が知りたい
ドラムを演奏する時に一番よく知られているのが、8ビートのリズムです。8ビートがリズムの基本となるもので、ドラム初心者は必ず8ビートの練習を行ないます。それから、他のリズムにも挑戦していくようですね。
A 名称『シェイク』というドラムのリズムがある
シェイク
シェイクと呼ばれるようですね。
YouTubeなどでみた方がわかりやすいと思いますが、、、
8ビートの4拍目でハイハットとスネアを同時に叩いたあと、ハイハット→スネア、ハイハットとスネア とこの2つの間で2連打するイメージで叩くといいと思います。
ハイネットとスネア
ハイハットとスネアは一緒には叩かないです。
もっというならば、ハイハットは変わらず8分で刻むのに対し、スネアを初めの2拍だけ16分ウラで叩きます。
- 8ビート以外にはシェイクと呼ばれるリズムがある
- スネアやハイネットを叩くタイミングが若干違うリズム
8ビートと同じようなリズムですが、スネアやハイネットを叩くタイミングを前後にずらすことをシェイクというそうです。8ビートがきちんと頭に入っていれば、それを基本に、少しリズムを変則することだと考えることができますね。
よく使われるビートの種類について|ドラムのリズムと名前
ビートの種類
主な種類としてですが、
ビート
2ビート、4ビート、8ビート、16ビート、32ビート…
代表的なビート
・2ビート…
これといった定義はないですが、とにかく2拍子。
1小節を「1、2、3、4」と感じるのではなく、「1、2、1、2」と感じて叩くことが大事。
・4ビート…
これは基本的にはジャズからきていて、はねた感じのビートです。
よくジャズってきくとライドシンバルが「ツン、ツンツツン、ツンツツン…」というリズムがイメージできるかと思うのですが、その2拍目、4拍目にスネアを叩いて
ツンツンツツンツンツツンツンツツンツンツツン
タン タン タン タン
ドン ドン ドン ドン ドンという感じです。ちょっと表記ズレてるな…ごめんなさい、でも、要するにこういうのが4ビートです。
・8ビート…
これはきっと現代音楽(ロックもそうですが特にPOP系統)に一番多いです。
チチチチチチチチチチチチチチチチ
ーーターーーターーーターーーター
ドー ーードドーードーーードドーーのように、ドンタ、ドンドンタっていうパターンが一番有名ですかね。
ここで、ハイハットの叩き方もありますが、(右手は基本的に忙しくなってくるからコツがある)これはまた次の機会に。
・16ビート…
上記の8ビートのハイハットの「チ」を倍にしたら16ビートなんじゃないの?
…叩いて音に出すとしては間違いじゃないけど、そうじゃないんです。グルーヴがちゃんとあるからこそ生み出されたものです。
特にフュージョン系によく使われたりします。
- 2拍子で演奏するリズムが2ビート
- ジャズに多いのが4ビート
- 8ビートはドラムのリズムとして最もよく使うリズム
- 16ビートはリズムのノリが良い
8ビートや16ビートなど数字の違いにより、曲のスピードが速くなるというよりも、ノリの良いテンポになると考えることができます。ビートが速くなることで、リズム自体が細かくなり、技術を要求されるようになります。
名称『シャッフル』について|ドラムのリズムは3連符♪
シャッフルとは?
3連符をベースとしたリズムです。
スキップをしているときのような感じになります。
このシャッフルの習得は少々時間がかかると思います。
上記のような8分、16分音符がベースのリズムは比較的タイミングがとりやすいのですが、シャッフルは3連譜がベースとなっていますので、基礎練習をしっかりやっている必要があります。
リズム自体が跳ねていますので明るく楽しい楽曲に使われることが多いです。
最近では暗く切ない楽曲にも使用されています。
シャッフルの練習方法
練習方法
① 右手のハイハットを3連符の1・3つ目で叩きます。(右手のみ)
② 次に左手のスネアを追加します。(右手+左手)
③ ②に右足でバスドラムを追加します。(右手+左手+右足)
- シャッフルとは明るい3連符を基本にしたリズムのこと
- シャッフルが叩けるようになるためには、練習が必要
- シャッフルにはハイハットとスネアを使用
シャッフルとはリズミカルな演奏の時に叩くリズムの種類の一つです。基本的な練習をきちんと行っているかどうかが、シャッフルが上手に叩けるかのポイントになってきます。3連符のリズムの練習をきちんと行ってからチャレンジしましょう。
名称『4つ打ち』について|ドラムのリズムを覚えておくと便利♪
4つ打ちとは?
これもダンスナンバーや、明るい楽曲に使われることが多いです。
8ビート調の曲で、アレンジをもう一工夫するために使ったりもします。
引用元-ドラマーへの道 いろいろな基礎的リズムパターン | 0から始める!軽音楽講座
比較的、難易度が低いので、覚えておくと非常に便利なパターンです。
挙げた動画のイントロやサビ、ギターソロポイントで、ハイハットが「スタスタスタ…」といっているのが、そうです。
4つ打ちの方法
両足が同じ動きをします。
ハイハットもバスドラも、表のリズムを全て埋め尽くすように、普通に手拍子で、1・2・3・4…というこのカウントリズムで、両足ともペダルを踏みます。
ハイハットペダルから足が浮き、オープン状態になった時、ハイハットを叩いて鳴らします。
この時、ハイハットを叩くタイミングは、裏のリズムですね。
そしてスネアを、表のリズムで合わせていきます。
- 4つ打ちは楽しい曲に使われるリズム
- 足はどちらも動きが同じなので、比較的簡単に叩ける
- ハイタッチは裏のリズム、スネアはあたまのリズムの時に叩く
4つ打ちは比較的簡単に叩くことができるリズムなので、ぜひチャレンジしてみてください。とくに足の動きが一緒など、初心者にはとって、挑戦しやすい要素がたくさんあります。まだ、ドラムに慣れていないときに取り組んでみてください。
『ブラストビート』の種類について|ドラムのリズムと名前
ハンマーブラスト
一番よく使われており、スネア、シンバル、バスドラをすべて同時に叩く。
ブラストの中では一発一発の重さに秀でており、サスティン(特にシンバル)が短ければまとまりがあり、他のパートの邪魔にならない。
右手左手同時に叩くため、交互に叩くことに慣れている一般のドラマーにとっては意外と叩きづらかったりする。
また、プロでもバスドラの8分を片足で踏まず、左右の足に振り分け交互に踏むことで利き足の負担を軽減し、音量を確保する方法をとる人が多いが、両手とズレやすく正確に演奏するのは逆に難しい。
トラディショナルブラスト
その名の通り、昔からあるらしい由緒正しきブラスト。
ハンマーブラストとの違いは、右手と左手を交互に叩き、8分ではなく、16分のノリとなる所である。大抵8分表にシンバル+バスドラ、裏にスネアがくるため、ハンマーブラストより音がばらけ、騒々しくなる(同時ではないので一発一発の音は小さいが)。
よって、ハンマーブラストよりも騒々しくしたいとき、またはハンマーブラストとの対比で使われることが多い。
- ハンマーブラストとはスネアやシンバル、バスドラを一緒に叩くこと
- 一緒に叩くことがあまりないため、音がずれやすく難しい
- トラディショナルブラストとは比較的、音が鳴り続けるのでにぎやかな感じ
スネアなどを同時に叩くのが簡単か、常に順番にいろいろなものを叩くのが簡単かは人によって違うかもしれません。一緒に叩くと、大きな音は出ますが、にぎやかさに欠けるようです。音楽に合ったリズムを選ぶようにしましょう。