エアコンを送風運転にしたときの嫌な匂いの原因や対策をまとめました。
嫌な匂いがした時の対処方法や、メンテナンス方法をご紹介します。セルフメンテナンスや、プロに頼むクリーニングで綺麗に保ちましょう。
これを読んで嫌な匂いがしたときに自分で対策できるようにしましょう。
窓を開けて送風運転するだけ!エアコンのカビ対策☆
暑くなってきてエアコンをつけ始める時は要注意!
5月中旬頃から急に暑くなると、誰でもエアコンのスイッチを入れたくなりますが、でもちょっと待ってください。
エアコンの内部のカビが出てくる量は最初の10分間が一番多くなります。
5月から夏にかけてエアコンの中はカビにとっても最も住みやすい環境になり、アスペルギルス・フミガタスというカビの中でも医者でも震え上がると言われる最強のカビがたくさん繁殖してしまう危険性があります。
アスペルギルス・フミガタスをたくさん吸い込むことによる害は、重症なぜんそくや、蓄膿症など呼吸器の不調を引き起こすということ、さらに悪いことに治りにくく、重症化してしまうという特徴があります。
10分間の送風運転をしよう
そうならないための、誰でも出来るエアコンのカビ対策はとても簡単な事でした。
エアコンをつけるときに、窓を開けて10分間送風運転(出来なければ冷房でも可)をするだけ。最初の10分間ほどで、大体のかびはエアコンから出て行ってしまうそうです。
ポイントは部屋を閉め切らないこと。窓を全開にしてエアコンから出たカビは換気してしまうんです。
- 冬が終わりエアコンを使い始める5月ごろは要注意
- エアコン内部のカビが放出されてしまう
- 窓を開けて10分間の送風運転をすることで防げる
暑くなってきたからエアコンを運転させるときはかならず送風運転をしましょう!
夏が来ると、締め切った部屋ですぐエアコンを運転させてしまう人がほとんどなのではないでしょうか?カビ対策も考えて、まずは換気をて送風運転をするように心がけましょう。
Q、カビの臭いが気になる…。エアコンの送風運転を利用すると
送風にするとカビ臭い?
エアコンを送風だけで利用するとカビ臭いようなのが気になるのに、
いざ冷房運転を開始すると、それが気にならなくなり、
また送風だけにすると臭いが気になるようになるというのは、どういう理由でなのでしょうか?
A、カビ臭いの原因は、エアコンの送風運転をすすることで…
原因は胞子が飛ぶから
カビの臭いは、胞子が飛んでいるからです。
エアコン内でカビが繁殖していると送風だけですとカビの表面から胞子が飛びやすくなります。
そこで、冷房運転をすることで冷えた部分にあるカビには水滴(結露)で表面を覆うので胞子が飛びにくくなるために臭いがしなくまります。
ですから、カビが無くなった訳ではありません。
その為、方面が乾けば又発生します。
ですが、冷房をしたままにしますと結露した水とホコリを栄養にさらに繁殖します。
その為、冷房停止後、送風で表面を乾燥させることで繁殖を抑えられます。
暖房を使うとカビ菌が死ぬ
さらに、暖房にすると、カビ菌自体が死滅することがあります。
その為、冬の暖房時には、臭いの発生がしなくなります。
応急的には、暖房運転が出来るなら10~20分位することで軽減する可能性があります。
完全になくすには、エアコンクリーニングをお願いしましょう。
- 送風運転:風で胞子が飛ぶ
- 冷房運転:水分がカビの表面を被おうので飛ばないが繁殖する
- 暖房運転:カビが軽減することがある
カビ臭がしないからといって冷房のままにするのは危険ですね。
送風でカビ臭がするのは、内部から排出されているからと考えましょう。送風で排出させてから冷房に切り替える事で、カビの繁殖を抑える事もできますね。暖房で死滅するならはじめは暖房にしてみるのもいいですね。
業者を頼む前に、自分でできる☆エアコンの臭い解消法
最低限のエアコンクリーニングは自分でもできる
自分でできるエアコン掃除の方法!
「臭う!」と思ったら、すぐに専門業者さんを呼んでエアコンクリーニングができればよいのですが、一台が10000円前後と高額ですので、まずは自分のできる範囲でエアコン掃除をしてみましょう。
試してみようセルフクリーニング
・フィルターを台所用洗剤などでしっかり洗い天日でよく乾かす。
・重曹を溶かした水で雑巾を濡して拭き掃除をする。(フィンは、錆の原因になるので拭かないこと!)
・エアコン洗浄スプレーでフィンを洗浄し汚れを落とす。
・ムース状の泡を送風口から噴霧し、時間をおいてから洗い流しのリンススプレーで汚れを流し落とすエアコン清掃剤を試してみる。
- 業者のエアコンクリーニングは高額
- 自分でできるクリーニングを試してみる
カビ対策はできますが、定期的にクリーニングできるとベストですね。
カビ対策をしていても、100%カビが発生しないというわけではありません。定期的にクリーニングをするようにしましょう。業者に頼む以外にも、自分で市販のグッズを使う事もできるので覚えておくといいですね!
原因はカビとヤニ!エアコンの臭いの解決策☆
エアコンの臭いの解決策
エアコンの臭いは、カビやタバコのヤニであることが大きな原因です。
それを解決するには、カビとヤニを徹底的に取り除くことです。
表面に消臭スプレーをかけたりしても、臭いの原因は解決せず、返ってカビに栄養を与えてしまい、エアコンの内部、奥底へどんどん進行させてしまいます。
その様になってしまうと、カビやヤニを完全に取り除くことは、非常に困難です。
プロに頼んで分解クリーニングを
取り付けたままでのエアコンクリーニングでは、エアコン内部の奥底にこびりついているカビやヤニには、届かず、完全に除去はできません。
原因を元から取り除くには、エアコンを分解してクリーニングするしか方法がありません。
エアコンクリーニングというと付けたままのイメージがありますが、プロは分解クリーニングをオススメしています。
引用元-エアコンと臭い | エアコン屋
- カビ以外にもタバコのヤニが原因の場合も
- 内部にこびりついたカビやヤニは自分では除去できない
- プロに頼んで分解クリーニングをしよう
しつこいカビやヤニ汚れは分解してクリーニングするようにしたいですね。
カビ対策として送風運転を続けていても、どうしても除去しきれないこびりついたカビがある場合はプロに頼むようにしましょう。分解クリーニングで根本から綺麗にしましょう!
洗浄スプレーを使おう!エアコンの臭いに効果的☆
エアコンの匂いには洗浄スプレー
洗浄スプレーを使用する
エアコン洗浄用のスプレーも多く市販されています。
こちらを使って洗浄するのも効果的です。
ただし、洗浄スプレーは中途半端に使うと逆効果です。
成分が残って付着し、カビの増殖の手助けをしてしまいます。
もしご自分で洗浄する場合は、1日がかりで作業する覚悟で徹底的に行いましょう。
引用元-エアコン内のカビを自己診断して除去する方法 | ズボラな人のお掃除術
嫌な匂いがしたら掃除をしよう
エアコンの嫌な臭いは、多くの場合お掃除が必要だというサイン。
カビや汚れが溜まったエアコンから出る空気は、気分が悪いだけでなく健康にも悪影響を与えかねません。
本格的に使用する季節の前には、一度プロにエアコン内部までクリーニングをしてもらうと、気持ちよく使えるだけでなく日頃の掃除やメンテナンスも楽になります。
- 市販の洗浄スプレーでしっかり掃除する
- 嫌な匂いに気づいたら掃除をするようにしよう
市販の洗浄クリーナーを使う時はしっかり時間をかけて洗浄しよう。
嫌な匂いがしてきたときはカビが発生しています。市販の洗浄クリーナーで自分でメンテナンスするのもいいですが、定期的にプロにお願いする事でより気持ちよく使用する事ができますね。
エアコンそのものが臭うのではない!
エアコンそのものにニオイは無い!?
厳密に言うと、エアコンそのものが臭うのではなく、エアコンが吹き出す空気が臭うのですね。
ニオイの原因はなに?
においの原因として、もっとも大きな理由は「吹き出し口内部のカビ」、「ドレンパン(結露した水の受け皿)」、
たばこを吸われる家庭は「タバコのヤニ」、キッチンがすぐ近くにある場合は「料理油」、寝室であれば「寝汗や汗を吸い込んだ布団のニオイ」などが挙げられます。
つまり、エアコンは室内の環境によって汚れ、その汚れのニオイが吹き出されているといえます。
引用元-【KIS】エアコンが臭い、におう!?【プロが教える、みんながわかる-KIS-おそうじ教室】 – ハウスクリーニング(お掃除)専門店KIS
- エアコン自体にはニオイは無い
- 吹き出す風にカビが含まれるから臭う
- ニオイの原因は吹き出し口内部や、ドレンパンのカビ
- 環境によって、それぞれの汚れのニオイがする
エアコンを使用している部屋によってニオイの原因も変わってくる!
エアコンのくさいニオイは、使用している部屋の汚れなどが吹き出し口などにたまりカビが発生してしまう事が原因です。送風運転にした時にカビ臭いニオイがするかどうか確認して、必要であればメンテナンスするようにしましょう。