接客とよく言いますが、その意味を知っていますか?
接客にもいくつか種類があり、専門知識がいるもの、要らないもの、業種により給料に差があるもの、様々です。
接客業では、相手の話を最後まできちんと聞くことが大事になります。そうすることで顧客の満足度も上がり、信頼関係が築けるのです。
「接客の意味」を知っておきましょう。初めてのバイトの前に学ぼう
まず、接客ってなに?というお話から
接客とは、お客様と接することをさし、双方をつなぐ行為です。
じゃあ、この接する相手の「お客様」とは、どんな人を指すの?
辞書にはこう書かれています。
訪ねてくる人
招かれてくる人
訪問者
買い手
旅人
物を買う人
「物を買う人」が頭の中に浮かんだ方が多いかもしれませんね。
普段何気なく使っている「お客様」って、実はお店に来る人だけに限らないんです^^
つまり、ある特定の場所に、何かの目的を持ってやってきた人を、迎えて受け入れること。そしてお互いの間、心と心を繋ぐこと。
これが接客の意味になります。
ということは?
接客とは店舗だけでなく、会社でも自宅でもどこでも、やってきた人を受け入れる場所すべてにおいて役立つものだ!ということがわかりますね。
だから、接客をきちんと身につけておけば、あなたの日常生活や仕事に必ず役に立つのです^^
接客って、どんな業種のひとでも、必要なものなんですね。
というより、人と接するお仕事なのに接客を学ばないのは、お客様にとても失礼とも言えますよ。
まず、これを覚えておきましょう!
- 接客→お客様と接する
- 客→訪ねてくる人、招かれてくる人、買い手、旅人、物を買う人
- お客様:店に来る人だけではない
- 接客:特定の場所に目的を持ってきた人を迎えて受け入れる。心と心を繋ぐ事
- 接客:店舗、会社、自宅、他でも、来た人を受け入れる場所全てで役立つ
最近のコミュニケーション障害の人にはつらい話ですね。目的を持ってきた人を迎え入れ、受け入れる、更に心と心を繋ぐとなると、自らも心を開き客と心の交流をすることになる訳ですからね。難しいですね接客って。
接客の種類を知っていますか?初めてのバイトの前に覚えておきたい
接客販売と一言でいっても、様々なお仕事があります。
どんな仕事があるのか?
また、それぞれの給料はどれくらい差があるのか?給料を基準に考えると、大きく3つに分けられます。
(1)専門的な知識を必要としないもの
コンビニやスーパーのレジなど、だれでも簡単に始められるものは、時給800円〜1,000円程度が相場。お給料は少し低めです。
(2)専門的な知識を必要とするもの
携帯ショップや家電量販店の販売員のように、研修があったり専門的な知識を必要とするものは、時給1,000円〜1,500円程度が相場。(1)と比べると、割高になります。
(3)同業でも給料の差があるもの
例えばアパレル業界の場合、ユニクロ、しまむら、無印良品などのファストファッション店の時給の相場は800円〜1,000円、ルイヴィトンやグッチなどの高級ブランド店の時給の相場は1,500円以上と、同じ業種であっても時給に大きな差がでることがあります。
前者と後者では、当然求められる接客スキルのレベルも違ってきます。
引用元-ファイグー
- 1.専門的知識必要なし:コンビニ・スーパーのレジ等、時給800〜1000円程度
- 2.専門的知識必要:携帯・家電量販店の販売員、時給1000〜1500円程度
- 3.同業でも給料格差あり:アパレル業界など
- ユニクロ、しまむら、無印良品など:時給800〜1000円程度
- ルイヴィトン、グッチ等の高級ブランド店:時給1500円以上
- 求められる接客スキルのレベルも違う
確かに誰にでもできる仕事であれば、時給を上げなくても応募する人はいるでしょう。ですが専門知識や高いレベルを要求されるような仕事なら、いい人材を確保するために時給も上げざるを得ないでしょう。
接客の「向き・不向き」を知って初めての接客のバイトを乗り切る!
接客業では相手の話を最後まできちんと聞く
接客業の向き・不向きを判別するには、「相手の話を最後まできちんと聞けるか」に注目する必要があります。
例えば、店員として接客する場合、顧客はその商品については素人であり、話し方も上手でないこともあります。
その時に「要はこういうことでしょう」と言って話を遮ったり、「結局何をお求めなのですか?」などと苛立ったりしたら、相手は不快に思うに違いありません。
これでは相手は満足せず「この店員さんは接客には不向きな人だな」と判断されてしまいます。
相手の話を聞くことで顧客と信頼関係を築く
わかりにくい話でも、まずは最後まで聞きましょう。その上で顧客の要望を確認し、そのニーズに最も合う商品を提案します。
そうすれば、顧客も自分の言いたいことを伝え切れたという満足感を持てます。また、それを受け止めて理解してくれる店員に信頼感を抱くでしょう。
相手の立場になって話を最後まで聞けるかどうかが、接客業の向き・不向きを見極める大切なポイントです。
引用元-キャリアパーク!
- 接客業:向き・不向きの判別→相手の話を最後まできちんと聞けるか
- 店員として接客:顧客はその商品について素人、話し方も上手でない
- 話を遮ったり、苛立ったり→相手は不快→接客に不向きな人
- わかりにくくても、まずは最後まで聞く
- その上で顧客の要望を確認、ニーズに合う商品を提案する
- 顧客も満足感を持って、理解してくれた店員に信頼感を抱く
お客さんが何を求めているのかなかなか伝わらないときでも、短気を起こさずにきちんと話を聞き、その上で適切な商品やサービスを勧めると満足度が上がるんですよね。わかっちゃいるんですけど、なかなかねぇ。
接客のやりがいって何でしょうか…初めてのバイトを頑張るために
人の温かさを感じる!
接客系のバイトはコンビニ店員やスーパーのレジ係など数多くあります。その魅力は何と言っても人の温かさを感じることができる部分です。
常にありがとうございますと言いつつ、お客様からもありがとうという言葉が返ってきます。
感謝されるとますます嬉しくなり、仕事に対するやる気もアップします。笑顔で会話する日々は自身の心も豊かにし、お客様にも良い印象を与えます。
お客様のリアクションによって仕事の成果がすぐに分かります。
話下手な人ほど接客業を!
接客系アルバイトは、話し上手な方だけの仕事ではありません。機転がきくという点では話し上手な方の方が有利かもしれませんが、話下手な方でも勤まります。
むしろ、話下手だからこそ接客業を経験し、克服するという考え方もあります。接客業は否応なしにお客様と会話をしなければいけませんから、逃げ道はありません。
その中で積極的にコミュニケーションしていると、自然と会話能力が上がってきます。社会で活躍するにはコミュニケーション能力が必須です。
- 接客系のバイト:人の温かさを感じるところが魅力
- お客様→ありがとう:感謝されると嬉しい、仕事のやる気アップ
- 接客系アルバイト:話下手な人でも勤まる
- 話下手→接客業を経験し、克服するという手も
- 積極的にコミュニケーション→自然と会話能力向上
- 社会で活躍:コミュニケーション能力必須
商品やサービスを提供し、その結果お客様に喜んでもらえるとこちらもテンション上がります。あまり満足いただけないとガッカリしますが。何れ社会で活躍するにはコミュニケーションを取らないといけないのですから、接客競バイトはいい練習になりそうですね。
気をつけることを教えてください!初めての接客アルバイトで失敗したくない
声をしっかりと出すこと
接客バイトの基本
お客様に対してしっかりと声を出して対応するということが、接客バイトの基本になります。最初はどうしても恥ずかしさもあり「いらっしゃいませ」・「ありがとうございました」の声が小さくなることもあります。
しかし、声を出せない方が恥ずかしい、という考え方を持ってください。お客様に対して誠実に向き合っていないとも考えられます。
また、自分がお客であったら、しっかりと声を出して対応してもらった方が嬉しいですよね。
自分の仕事に没頭しすぎない
広い視野を持つこと
自分の仕事だけに没頭しすぎてしまう方も少なくないです。接客業の場合は、さまざまなお客さんに一人で対応しなければいけない場合もあります。自分の中で総合的に優先順位を決定して、仕事を進める必要があるのです。
職場全体を見渡せるような、間隔で仕事に臨むべきです。ただ、最初からそのような状況を求めるのは無理だと思います。経験を積んで仕事に余裕が出てきた時に、そのような対応ができるようになれば問題ありません。
暗い表情は禁物
笑顔で対応を
場面にもよりますが、接客業を行う時には笑顔が基本的なスタイルになります。暗い表情や起こっている表情で接客されるのは、自分に置き換えたら嫌なものですよね。笑顔を絶やさないで仕事を行いましょう。
ちょっとした微笑み程度の顔ができれば大丈夫です。それほど難しい事はありませんが、面接の時の適性にも関わってくるので、面接時から意識をすることをおすすめします。
- 接客バイトの基本:しっかりと声を出して対応する
- 恥ずかしさから「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」が小さくなる
- 接客業:お客様に一人で対応する場合もある
- 自分の中で優先順位を決定、仕事を進める
- 接客業の基本的スタイル→笑顔:微笑み程度の顔ができれば十分
バイト君にありがちなのが、ムスッとした顔でボソボソッと話す奴。これでは接客なんてできる訳ないですよね。へらへらしているのも感じ悪いので、あくまで自然ににこやかに元気よく対応するようにしましょう。
接客用語、こんな表現は間違い!接客で使ってはいけない言葉集
・〜になります
⇒語源は『成ります』ですね。将棋で歩が成金に成るの『成る』です。
これは基本的に成長するときなどに使うことばなので、「こちらになります」などの表現は違和感を感じます。
「こちらでございます」と言うのが無難でしょう。
・〜の方(ほう)
⇒「こちらのほうでよろしいですか?」と言っている人はめちゃくちゃ見かけます。年配の販売員でも言っている人もいます。
「方」というのは方角を指し示す際に使う表現なので、「あちらの方に行かれました」などの方向を示すとき以外は止めておきましょう。
「こちらでよろしいですか?」で充分です。
・〜からお預かりします
⇒からというのも違和感が強い表現です。
本来は「○○円をお客様からお預かりいたします」というものが省略されてこうなっているみたいですね。
〜からというのも方向を示す場合に使うことが多いですから避けましょう。
「○○円をお預かりします」でOK。
・ちょうどお預かりいたします
⇒これはわかりにくいですよね。
お金をいただく際には「いただきます」と「お預かりします」の2種類を使います。
「お預かりします」は一旦預かってお返しする際に使いますからお釣りがない場合には「いただきます」または「頂戴します」が正解です。
引用元-販売力向上講座
- 〜になります:成長するときに使う言葉。こちらでございますが無難
- 〜の方:方角を示す際に使う表現。こちらでよろしいですか?で十分
- 〜からお預かりします:方向を示す場合に使う。○○円をお預かりしますでいい
- ちょうどお預かりいたします:「いただきます」「頂戴します」が正解
既に慣れてしまって違和感感じない事のほうが多いですが、冷静に考えるとおかしいですよね。なんでこんな言い方をするようになったんでしょうね。いま一度見直してみてはいかがでしょうか。