シャンプーと言えば、同じ体や毛を洗うものなので、人間用も犬用も同じではないかと思ってしまいますよね。
ここでは犬用と人間用のシャンプーの違いについてまとめました。
犬の効果的なシャンプーの仕方、注意点についてもまとめています。
シャンプーは選び方が重要!犬に安全かどうか!?
シャンプーは大事
シャンプーが好きな犬というのはあまりいないんじゃないかな~と思いますが衛生面はもちろん犬の健康管理にもシャンプーはとっても大事です。
うちのワンコは皮膚が弱いのでホームセンターで売ってる安いシャンプーだとあっというまにからだ中が真っ赤になってしまいます。
シャンプーが合わない場合も
最初、原因がわからなくて病院へ連れて行くと「皮膚の病気は一生付き合っていかなくてはいけないかもしれない」「検査や薬など何十万とかかる可能性もある」なんて言われて、一時は愛犬の皮膚病と一生付き合っていく覚悟を決めたものですがなんとシャンプーを変えただけですっかり症状が良くなってしまい嬉しい反面、気が抜けたというかなんというか…。
とにかくそれだけシャンプー選びは重要だということです。引用元-ワンちゃんといっしょ
- シャンプーは衛生面でも健康管理の為にも大切なものである
- シャンプーを変えると皮膚病と診断されたものも治ったことがある
- シャンプー選びは大切である
シャンプーは洗浄力が強すぎるものは、皮膚が弱い人にとって刺激が強すぎる場合があります。犬の場合も同じように、シャンプーでかぶれたりかゆみが出たりします。もっとも話して訴えてくれるわけではないので、飼い主がしっかり判断してあげないといけないですよね。
しっかり洗わないと意味がないって本当!?犬にシャンプーをするとき!
皮膚まで洗いにくい
犬の皮脂汚れは強固ですが、更に被毛に付着している皮脂や汚れが行く手を阻みます。そのせいで、きちんと皮膚まで洗えている人が少なく、“洗えているつもり”の人が圧倒的に多いです。
いくら短毛種だろうが、同じことが言えます。
シャンプーは3度洗いで
実はこれ、トリマーにも言えることなんです。試しにあなたの行っているトリミングサロンのトリマーに聞いてみてください。「あなたのところはうちの犬を何度洗ってくれているの?」と。大抵の場合が、シャンプーは1度洗いです。
トリートメントは目的が違うので洗う回数には関係ありません。シャンプーは3度くらい洗わないと意味がないのです。
- 犬の皮脂汚れは強固で、更に被毛に付着している皮脂や汚れに邪魔をされて皮膚まで洗いにくい
- 短毛種でも同じである
- トリマーですら一度洗いしかしていないことが多いが、シャンプーは3度くらい洗わないと意味がない
毛が短い犬でも実際に皮膚を洗うのはなかなか不可能なのですから、毛の長い犬であればなおさらです。何度も泡立てて、嫌がるとは思いますが、しっかり皮膚まで洗ってあげましょう。3度洗いはなかなか重労働になるとは思います。
「人間用」を使用することは可能??犬にシャンプーしても大丈夫!?
人間用のシャンプーは厳禁
はっきり言って、人間用のシャンプーを犬に使うのはよくありません。人と犬とでは、体質が全く違います。人間と比べて、犬の皮脂汚れというのはかなり強力なものです。その割に、犬の肌は人間よりかなりデリケートです。
ですから、人間用のシャンプーを使っても皮脂を落とす効き目はほとんどありません。デリケートだからと、優しい成分のシャンプーを使ったとしたら、全くと言ってもよいほど、皮脂が落ちません。人間用のシャンプーは、頭皮の油分と汗を落とすために刺激が強く、洗い流す時にもシャンプーが残り易いという問題点もあります。
皮膚トラブルに発展も
犬の皮膚は人間の頭皮よりも、デリケートで、刺激に弱いので、洗われ過ぎる事で乾燥しフケが多くなります。油分の多い犬種はシャンプーで油分が洗い流され、余計に油分を多くだして匂いがきつくなり、長く使えば使うほど、皮膚トラブルになりやすくなるみたいですね。
引用元-知らないと一生後悔?!
- 人間と犬では体質が全く異なるため、人間用のシャンプーを犬に使うのはよくない
- 犬の皮脂汚れはかなり強力であるが、肌は人間よりデリケートである
- 人間用シャンプーでは皮脂汚れは落ちず、刺激も強く洗い流すときにも残りやすく良くない
- 犬の皮膚は人間の頭皮よりもデリケートで刺激に弱いため、洗われ過ぎて乾燥やふけが多く、匂いもきつくなる
人間よりも犬の方がデリケートである分、刺激を感じやすいのですね。そして、洗い流す際にも洗浄成分が皮膚に残ってしまい、それがまた刺激になってふけが出てしまうのですね。非常に悪循環となってしまいますので、避けましょう。
「シャンプーの違い」について解説!犬用と人間用の違いとは!?
犬用と人間用のシャンプーの違い:pH数値
pHとは「水素イオン濃度指数」のこと。つまり、水溶液の性質を表す単位のひとつです。pHの数値が低いものは「酸性」、高いものは「アルカリ性」となります。私たち人間の肌にもこのpHが関係していて、酸性よりの「弱酸性」と言われています。ですから人間用のシャンプーは「弱酸性」に近づけるように作られているのです。
犬とPHが異なる
一方、犬の皮膚は「弱アルカリ性」。犬用のシャンプーは弱アルカリ性で作られているため、人間用とはpHが異なります。これが、人間用と犬用のシャンプーの違いです。
引用元-Tsunayoshi
- 人間の肌は酸性寄りの弱酸性である
- 人間用のシャンプーは弱酸性に近づけるように作られている
- 犬の皮膚は弱アルカリ性であるため人間とはPHが異なる
人間のボディシャンプーなどはうたい文句が「肌に優しい弱酸性」。それが犬にとっては真逆のPHとなるわけですから、それは合わなくて当然ですよね。これを知らないと「同じ生き物の皮膚なんだから」と人間用のシャンプーを平気で使ってしまいそうです。
シャンプーの選び方|犬の体質に合わせて選ぼう!
「洗い過ぎはよくない」の本当の意味
犬用のシャンプーは、犬の皮膚と被毛に合わせて作ってあるのものです。
よく『洗いすぎは良くない』ということを耳にします。これは洗う頻度ではなく洗浄力の強弱に関係しています。1回のシャンプーでも強力な洗浄力で皮脂をほとんど落としてしまうようなシャンプーでは、頻度を重ねれば皮膚が乾燥しフケやかゆみが出て被毛の状態を悪くすることにもつながりますし、皮脂の多い犬では、シャンプーにより皮脂が全部落ちてしまうことで返って皮脂過剰になりベタベタするようになります。
シャンプー前にも気を付けよう
また実際のシャンプーにおいても、ただ犬用のシャンプーで洗えば良いということではなく、洗う前にはブラッシングで毛のもつれをしっかり取り除き、洗った後は毛の根元からしっかり乾かしてあげることが、健康な皮膚と被毛を作るポイントになります。
犬用シャンプーにはそれぞれ特徴があり、低刺激性のもの、毛づやを良くするもの、又はフワッとした仕上がりにするもの、消臭効果の高いもの、香りに持続性があるもの、虫除け成分が入っているものなど様々です。
何を最優先にするかは、ワンちゃんの皮膚や被毛の状態によって異なってくるものなので、愛犬の体質をよく理解した上でシャンプーを選ぶことが大切です。
引用元-わんちゃんホンポ
- 犬用のシャンプーは、犬の皮膚と被毛に合わせて作られている
- 洗い過ぎが良くないという意味は、洗浄力が強すぎるものは回数を重ねることで乾燥したり、皮脂過剰につながるので頻度に気を付けようという意味である
- 洗う前にはブラッシングをしてもつれを取り、洗った後は毛の根元からしっかり乾かすことが大切である
- 犬用シャンプーのそれぞれの特徴は愛犬の体質から考えて選ぶ
ブラッシングをすることで汚れを浮かし、もつれがない状態にすることで洗浄成分を皮膚に届きやすくすることができます。シャンプー前のひと手間を掛けることで、洗い上がりが全く違ってきます。
シャンプーをするときのポイントは何!?犬を洗う時はココに注意しよう!
シャンプーのポイント3つ
犬のシャンプーのやり方にはポイントが3つあります。
1つ目は、シャンプーの前に念入りにブラッシングをしておくことです。毛のもつれはシャンプーの妨げになりますので、ブラシで毛並みをしっかりと揃えてから行ってください。
2つ目は、体全体をしっかりと濡らすことです。お湯の温度は、人間が心地よいと感じるよりも少しぬるいお湯加減、35度前後にしましょう。
洗う順番、流す順番
3つ目は、洗う順番と流す順番です。顔にシャンプーがついている時間を少しでも短くするようにしてあげることが重要です。お尻から後ろ足、背中、胸、前足、顔という順番で指の腹を使って、マッサージをするように洗ってあげると喜んでくれますよ。
流すときは逆の順番で、顔から流してあげます。シャワーヘッドを手で抑えて、音が出ないようにしてあげると怖がらないですよ。首から上を洗うことを嫌がる場合は、タオルを使って拭いてあげてくださいね。
引用元-pepy
- シャンプーの前に、妨げにならないように、ブラッシングしておく
- 体全体を少しぬるいお湯でしっかりと濡らす
- 顔にシャンプーが付いている時間を少しでも短くするように洗う順番と流す順番に気を付ける
寒くないか心配にいなってしまい、ついお湯の温度を上げてしまいがちですが、お湯が熱ければ熱いほど皮脂の油分を奪い乾燥につながってしまいます。また、犬にとっても心地よい温度にしなければなりません。ぬるいかな、と思う程度のお湯にしましょう。