実親との絶縁を決意!後悔しない決断選択…注意点や遺産相続問題まで

実親と絶縁したい・・・後悔しないための選択を!

毒親という言葉が広く知られるようになり、今現在毒親に苦しめられている人も少なくありません。

親と絶縁をするにはどうすればよいかまとめました。

自分が幸せになるために、絶縁する際に気を付けるポイントについてもまとめてあります。

絶縁を選択したらどうなる!?実親との関係性について!

■誰にも非難されません

誰にも非難されませんでした。絶縁したなんて夫以外、絶対に誰にも話せないからです。むしろ、自分が自分に対して激しく非難してました。脳内毒親(笑)が出てきてたんですね。
誰にも絶対に話さない代わりに、自分の辛さは自分で面倒見るしかありません。そこは辛いところでしたけれども、だんだんと慣れてきます。

後ろめたさはありました。「絶縁」って、悪いことしているように感じる時は今でもあります。
後ろめたさからか、絶縁したことを誰かに吐き出したい衝動に駆られることが多かったです。
衝動に負けず、話さなくてよかったです。絶縁するような暗い過去があっても案外、楽しく暮らせるものです。こちらから言いさえしなければ、誰も勘ぐったりしないんです。

悪い人間だと思われない

もし親の話になっても全てを話さなくていいんです。「親が空気読めない系でね~兄のお嫁さんが困ってて~」と軽く濁せば、よくある話です。
「ああわかるわ~」という感じで共感してもらえる。こんな話をしたからって私が悪い人間だとは他人は思わないわけです。
引用元-絶縁したらどうなった? | 毒親.net

 

  • 絶縁したことは夫以外に言わず誰にも非難されなかった
  • 後ろめたさから絶縁したことを誰かに話したい衝動に駆られたが、話さなかった
  • こちらから言い出さなければ誰も勘繰らないので、親の話になっても軽く濁すだけでよかった

 

毒親が問題になっています。

昔は親を悪く思うなんて言語道断だと言われていましたが、今は毒親という存在が広く認知され、親と縁を切って自分の身を守ることはいけないことではないという認識になっています。自分が罪悪感を持っているだけなので、まずはその罪悪感から自分を自由にしてあげましょう。

遺産を貰うことは可能!?実親と絶縁した時の「相続問題」!

遺留分の請求は出来る

その答えは「YES」です。いくら遺言書で実母が弟に全ての遺産を相続させると書いていたとしても、遺留分を請求することは可能です。しかし遺留分を超えての請求は不可能になっています。
相続人の廃除の要件を満たさない限り、相続人として法定相続分の相続は主張することができるのです。

遺留分の請求の仕方

ではどのように遺留分を請求したらよいのでしょうか?まずは遺言書により財産を相続した人に遺留分減殺請求をしなければありません。
Aさんの場合は、母の遺産を相続したのは弟になります。
この遺留分減殺請求の権利は、自分の遺留分が侵害されていると分かった日、および相続が始まった日から1年以内に行わなければなりません。
遺留分として請求することができる相続額は、配偶者、子供が法定相続人にいる場合には相続財産の2分の1、法定相続人が親だけの場合には、相続財産の3分の1になります。

遺言書の内容で遺産相続は全てきまってしまうと思っている人が多いのですが、遺言書に記載されていなくても遺留分の請求は可能です。分からないことは弁護士や税理士に詳しく相談するとよいでしょう。
引用元-絶縁状態だった母の遺産はもらえるの?

 

  • 遺言状に他の兄弟にすべての遺産を相続させると書いていても遺留分を請求できるが遺留分を超えての請求は不可能である
  • 遺留分を請求するには、遺言書によって財産を相続した人に遺留分減殺請求をしなければならない
  • 遺留分減殺請求の権利は自分の遺留分が侵害されているとわかった日及び相続が決まった日から一年以内である

 

遺言状がすべてだと思っていました。

遺言状に書かれたことがすべての効力があり、それ以外は無効だと思っていましたが、法律ではそうではないのですね。法定相続分を超えない限りは請求が出来ますので、専門家に要相談ですね。

絶縁する方法】を教えて!実親との関係を断ち切る決断をしたとき

まずは連絡手段を絶つ

毒親と距離を置きたい、縁を切りたいと思ったら、ストレスに感じている連絡手段を絶ちましょう。
携帯電話の番号やメールアドレスを変える。引越し時、新住所を伝えない手もあります。

もし、少しでも負い目を感じたり、黙ってることでかえって面倒なことになりそうだと思ったら、はがきを1枚送っておきましょう。「しばらくひとりで考えたいことがあるから、しばらく連絡しないね。
そっちからの連絡も遠慮してくれるとうれしい。落ち着いたらこちらから連絡するから、それまで待ってて欲しい」といった内容がいいでしょう。感情的になってはいけません。
事務的に記すのがベターです。

パートナーや、共通の知人など、親との間に入ってくれる人がいれば、「連絡したいときは、この人を介してくれ」と伝えるのも手です。

今距離を置きたい気持ちを大切に

よく、絶縁するかどうかをはっきり決めてから実行に移そうとし、辛い時期を長引かせてしまう人がいます。絶縁する覚悟で連絡を絶つ必要はないのです。
あなたが今、親と距離を置きたいと思ったなら、連絡を絶てばいい、ただそれだけのことです。
将来、気が変わって連絡を取りたくなったら、連絡したっていいのですから。
引用元-親と絶縁したい人必見!こうすれば実の親と縁が切れる! 毒親との縁の切り方 | 毒親ナビ 毒親対処法2

 

  • 毒親と距離を置きたい、縁を切りたいと思ったら連絡手段から絶つのが良い
  • 負い目を感じたり、厄介になりそうだと感じたら、「一人で考えたいことがある」とはがきを送るか、間に入ってくれる人を介するように伝えておく
  • 絶縁するかどうかをはっきり決めずとも、今距離を置きたいと思ったら連絡を絶つようにする

 

ストレスの元とは早急に離れましょう。

接していたらストレスになることが分かっているのに、絶縁するかどうか考えて、距離を置くことを躊躇していたら、その間ストレスは溜まる一方です。まずは距離を置くことから始めましょう。

決断を後悔しないために必要なこと!実親との絶縁を失敗しないためのポイント!

■後悔しないために今を頑張る

何故、後悔してしまうのか。その答えは今が満足していないからです。

毒親と絶縁できたからといって、そのまま幸せになれるわけではありません。

そんな簡単に幸せになれるようならば、人生というのはイージーモードでしょう。そして、色々な人を見てわかるように、人生というのは、イージーモードではありません。

時に孤独に襲われる事もあるでしょう。時に人生どうしたらいいのかわからない時もあるはずです。そして、絶望から精神疾患になってしまう人もいるでしょう。ただ、後悔してしまうのは仕方ない事です。

今の生活を幸せの方向に近づける

それだけ大きな選択をしたという事は、それだけのリスクがあるという事です。
それを後悔しないようにするためには、まずは今の生活を少しでも幸福なものに近づける必要があります。
そうすれば、過去の選択も間違ったものではないと確信できるからです。
引用元-毒親と絶縁:後悔

 

  • 後悔してしまうのは今が満足していないからである
  • 毒親と絶縁したからと言って幸せになれると決まったわけではないし、後悔してしまうのは仕方がない
  • 絶縁という大きな選択をしたのだから、それだけリスクはある
  • 後悔しないように今の生活を少しでも幸福なものへと近づけられたら、過去の選択が間違っていないと確信できる

後悔するのは当たり前だし仕方がないと割り切れたらいいですね。

絶縁というのは大きな決断であり、後悔するなという方がなかなか難しいとは思いますが、今のこの毎日を「楽しい」「幸せだ」とたくさん感じることが出来れば、自分の洗濯に自信を持つことが出来るようになるでしょう。

 

幸せになるために大切なこと!【注意】実親と絶縁して離れる決断をするとき!

こういう場合は離れよう

心と体の両方に安心と安全のベースが出来なければ、人とのつながりや自己成長に向かう心を養うことはとても難しいのです。
親からこのような状況に置かれている場合は、安心安全の環境を確保することが必要になります。

・大きなプレッシャーを与えてくる
・精神的に攻撃してくる
・様々な暴力行為がある
・迷惑ばかりかけてくる

冷静に準備を

「縁を切ってでも離れたい」と強く思っていても、実際行動に移すと罪悪感が伴って苦しむ方もいます。
冷静にじっくり準備をし、気持ちの流れを話す場所を持つことが必要です。

●危険を回避するために感情に振り回されない

毒親と言っても色々なパターンがあり、それぞれ対応の仕方も変わってきますが、親に離れることを宣言するのは準備が整ってからか、実際に行動に移してからにしましょう。
行動を起す前に言いたくなってしまうかもしれませんが、自分自身が親を毒親だと思うから離れることを決めたのです。

今までと同じような行動をしても解決は出来ません。
離れるべき状況の時は、感情ではなく自分と家族を守るためにどうするかを何より大切に考えます。
引用元-毒親と絶縁してでも離れたい!罪悪感に苦しまず幸せになる方法|syufeel

 

  • 親に精神的に攻撃されたり、暴力行為を受けたりするようなときには、自分の安心安全の環境を確保することが大切である
  • 心身ともに安心安全のベースがなければ、人とのつながりや自己成長を図ることは難しい
  • 親に離れることを宣言するのは準備が整い、実際に行動を起こした後にする

 

毒親だと見極める強い心が必要です。

「絶縁するなんて自分はなんてひどいんだろう」などと罪悪感を持ちがちですが、自分と家族を守るためには行動を起こさないといけないのです。親に苦しめられていると感じたら、離れる勇気を持ちましょう。