中学校の勉強方法は、どのようにするのが効率が良いのでしょうか。
いくら勉強していても、成績が伸びなくて困っている人必見!中学校の勉強の仕方のポイントや大切なことを調べてみました。
効果的な勉強法を知り、成績アップを目指していきたいですね。
中学の勉強の仕方でのポイントは2つ!?
中学生で成績が上がらない理由は2つだけ!
では、なぜ成績が上がらないのか。
私が今まで1000人以上の生徒たちを指導してきた中で、
成績が上がらない理由は2つしかありません。
POINT1 正しい中学生の勉強方法を理解していない
たとえ能力のある中学生でも、
全く的外れな勉強法をしていては、
成績は上がっていきません。
でも、中学校の先生は、
なかなか正しい勉強法を教えてくれません。
なぜなら、先生自体が、
自分の教科の勉強方法しかわからないからです!
きちんとした勉強方法を実践すれば、
成績が上がらないわけがないのです!
POINT2 記憶力が悪い
現在の日本の勉強は、90%以上暗記科目です。
頭を使って考えそうな数学でも、問題パターンが決まっているため、
そのパターンをいかに効率よく覚えられるかが重要なのです。
そのため、記憶力が悪い中学生は、どれだけ一生懸命勉強しても
なかなか成績は上がりません。
私の経験上、
勉強しても成績が伸びない中学生の90%以上は、記憶力が悪いのが原因です!
- 中学生の成績が伸びないのは、正しい勉強法を理解していないのが原因
- 中学校の先生は自分の教科しか教え方が分からない
- 中学校の勉強の9割が暗記
- 多くの中学生の勉強の伸び悩みは、暗記力が悪いのが原因
中学校の勉強の9割が暗記だとは驚きですね。そうだとすると、中学校の勉強は、いかに勉強して覚えたかという事が大切です。やらなければ、テストの点数は悪くなってしまいますね。
中学生が勉強の仕方で大切なのは習慣と理解
繰り返す習慣で慣れて覚える
中学のできるだけ早いうちにつけなければならないのが学習の習慣です。
習慣による学習の効果は『慣れる』と『憶える』。
昔から「習うより慣れろ」とよくいわれます。これは特に数学の計算問題や英語・国語にあてはまります。
やり方を憶えるより練習量を多くすることで計算力や読解力が上がります。
また、英単語や漢字は繰り返し練習することが効果的なことはよく知られています。
単純な暗記に限ると人間は記憶したものを1日で約70%忘れてしまいます。
ところが記憶した内容を繰り返し学習することで忘れる率が大幅に低くなるのです。
ですから英単語や漢字は毎日練習することで深く記憶され忘れにくくなっていきます。
計算練習や暗記などは単純でつまらないと感じやすい作業ですが、習慣になってしまえば意識せずに続けられるものです。
引用元-中学の学習 勉強のやり方
理解すると忘れにくい
繰り返して練習するよりもさらに忘れにくい方法それが『理解する』ことです。
そのためにただ暗記するのではなく、常に「なぜ?」そうなるのかを考えるようにしましょう。
理由がわかれば「なるほど!」と納得できます。
このように納得して憶えたものは単純な暗記と違って 忘れる率が大幅に低くなります。
特に中学生から高校生にかけて脳の発達段階が単純な記憶から理解し納得する記憶へ 移行して行く時期なので、理解し納得する学習は非常に合理的で効果のある勉強法なのです。
さらに、丸暗記は単純でつまらない作業ですが、理解し納得する学習が身につくと達成感があって勉強の面白さがわかってきます。
時間はそんなに長くなくても必ず毎日勉強する習慣をつけて、学校や塾では常に「なぜ?」そうなるのかを考えて授業を受けましょう。
テストで点数を取るための勉強ではなく、自分が納得するまで考え、先生に質問したりすることも必要です。
引用元-中学の学習 勉強のやり方
- 習うよりも繰り返すことが大切
- 人は1日で70%忘れてしまうのが普通
- 勉強を習慣化してしまうこと
- 忘れにくくするためには、理解すること
理解することってとても大切ですよね。たとえ公式などを忘れてしまったとしても、理解をしていれば解ける方法があるかもしれません。暗記だけの力に頼らないことが肝心だと思います。
中学生の勉強の仕方にとりいれたい「復習」
解きなおしは効果絶大
数学や理科の計算で間違えた問題があれば、解きなおしてみましょう。
たったこれだけで、効果が全然ちがってきます。
また復習するの?時間がもったいない。
まだまだやることたくさん残っているのに・・・
そう思ったかもしれませんね。
しかし、昨日の勉強内容を復習すると自信が付きます。
短期間での効果が自信につながる
ご存知のとおり、脳は1週間前に学んだことをほとんど覚えていません。
1週間前の夕食は何だったか、覚えていますか?
しかし、昨日のことなら半分以上は覚えていると思います。
1日前のことを今日のうちに復習すると、忘れた半分を思い出せて、
しかも復習した内容は記憶として脳の中に残りやすくなります。覚えていることも、さらに強く印象に残って、忘れにくい記憶となります。
また、数学や理科の問題で、昨日は解けなかった問題が今日は解けたとすれば、うれしいと思います。
進歩したことが短期間で実感できて、自信になります。
引用元-中学の効率のよいテスト勉強の仕方
- 前の日に学んだことを解きなおすこと
- 解きなおすと忘れた部分を思い出すことが出来て、覚えていた部分はさらに忘れにくくなる
- 短期間が効果が出やすく、自信につながる
確かに、復習がとても大切だと言われていますよね。何度も繰り返し行うことで頭に定着します。一夜漬けのようなやり方では、テストが終わると全て忘れてしまいますよね。受験を見据えて、しっかりと頭に叩き込んでいきましょう。
中学生の勉強の仕方はマジメすぎるからダメなんです?!
真面目と賢さは別
実は、「伸びない原因」のひとつは、
やり方が「真面目すぎる」ことです。
真面目な性格は
悪くないのですが、
“賢い使い方”は、また別。
たとえば、
△ひとつひとつの問題に、自力で答える
△教科書や資料集を、時間をかけて調べる
そんな中学生は多いですが、
時間のかかる方法は、
テストに間に合わない…。
(このパターンで低迷中の中学生、
かなり多いと思います。)
また、資料集をたくさん調べ、
答えを見つけても、
答えを見つけることと、
「暗記」は違います。
(たくさん“調べた”のに、
いざテストになったら忘れていた…
そんな経験はありませんか?)
賢い勉強法とは?
ですから、
×「真面目に、すべて自力で解く」
のは賢くありません。
代わりに、こうすべきなのです。
最初から答えの冊子を横に置き、答えを見ながら解きましょう!
- 真面目に自力で全てをしらべることは、成績とは結び付かない
- 自力で調べても暗記とは関係ない
- 答えを見ながら解くのが正解
一昔前まで、英語は辞書をしらべれば調べただけ、単語が覚えられると言われていました。今は電子辞書やスマホですぐに調べられるからよくないとの考え方もありますが、確かに頭に入るのは繰り返した方が良さそうですね。
中学校のテスト勉強をするにはまず範囲を知ることが大切!
試験範囲を把握
中学校の定期試験の試験範囲というのは、前回の試験範囲の次の単元からが次回の試験範囲になる場合が多いです。
ですから、そこから勉強を始めれば、無駄になることはまずありません。
もし、不安なら、中学校の先生に確認してみるとよいでしょう。
中学校の授業では、わざわざ先生が、「ここは、次の定期試験に出るからしっかりできるようにしておいてください」と教えてくれることがあります。
そのような場合は、そこから勉強を始めれば、間違いありません。
また、どうしても試験範囲が予想できないという場合は、学校の授業を思い出してみましょう。
先生が、繰り返し丁寧に教えてくれたところや、ここは重要そうだなと感じたところがあれば、その部分のまとめをしておくのもよい方法です。
教科書やノートを見れば、そのサインが読み取れるかもしれません。
中学校の定期試験の試験勉強は、確実に出題されそうなところから、早めに勉強を始めるのが得策です。
前回の試験の範囲表は取っておく
余談になりますが、中学校から発表された定期試験の範囲表は、試験が終わっても捨てたりしていないですよね。
これがあると、次の定期試験の試験範囲が予想しやすくなりますよ。
- 試験範囲は正確に把握することが大切
- 前回の試験の範囲表を取っておくと良い
- 分からないときは、先生に聞いたり、ノートから把握する
定期試験は9教科もあるので、勉強するのが大変ですよね。ですから、無駄はできるだけ省けると効率がよくなります。確実なのは、先生に聞くこと。喜んで教えてくれるはずですよ。