お別れするのは寂しいものです。でも、出会いがあれば別れも当然ありますよね。
ここではそんなお別れの場面に感動した言葉についてまとめました。
恋愛編ではなくビジネス編もありますので、送別会のスピーチの時に参考にしてみてくださいね。
【女性編】感動する恋愛での別れの言葉をご紹介!
「あなたには幸せになってほしい」
「たまにでいいからわたしとのこと思い出してほしい。そのたびにあなたのこと忘れていくように頑張るから」
「あなたには幸せになってほしいから 承諾します。」
「1つだけお願いがあるの。4年間花火大会に一緒に行ったよね。新しい彼女ができても、花火大会にだけは行かないで」
「まだまだたくさんやり残したことがあるよ」
「『もっともっとしたいことがあったの』って言われたときは、俺から振ったくせにめちゃくちゃ泣いたな。今でも、色んな所行くたびに(こういう所に連れて行ってあげたかったな)って思う」(服飾/25歳)
もっともっと一緒にいたかった、満足してない。望まない別れなら当然の想いですよね。
そして、それを伝えることは決して女々しくないし、むしろそれを隠して「ちょうど私も飽きていた」なんて言っても却って虚しいだけです。
「遠くからずっと想っています」
「『ずっと想い続けるからね』って言葉は響いた。そのあと辛いことがあったときとか、遠くから暖かく応援してもらえている気持ちになって頑張れた」(ファストフード/26歳)
一緒に付き合い続けていれば、もしかしたらあなたの方がカレに飽きることもあるかもしれません。そうすればあなたの愛は終わります。
しかし、逆に別れ際にこう言うことで、あなたの愛は逆にカレにとって永遠のものとなるわけですね。
仮にあなたがその後にカレを忘れても(笑)、カレは一生あなたからの愛を感じ続けるわけです。逆説的ですが、素敵です。
- 「もっとしたいことがあった」と言われ、別れた今でもいろんなところに連れてきてあげたかったと思う
- もっと一緒にいたかったというのは望まない別れでは当然であり、強がってみてもむなしいだけである
- 「ずっと思い続けている」と言われたときは、一生その女性の愛を感じ続けていて素敵である
「ひどい!どうして?!」という気持ちが強くなり、つい追いすがってしまいがちになります。後から考えると馬鹿みたいだなと思いますが、その時は必死で余裕がないんですよね。振り返ってみると恥ずかしいです。
【男性編】感動する恋愛での別れの言葉をご紹介!
「いい男を見つけてくれ」
「この頃元気が減ってたのはわかってた。ごめんな、気づいてても何もしてやれなかった。いい男見つけてくれな」
「束縛しすぎてごめん。本当に愛してるんだけど、間違った愛し方だったかもしれない。
だからお前がもう無理だっていうんなら別れる。今度付き合う人には・・・こういうことしないようにする。
それがお前だったらいいな」
「俺みたいなやつをありがとう」
「あなたを愛することができたのはこの先一生の宝物です」
「愛することの意味や、愛される喜びをお前は全部教えてくれた。別れるっていうこの辛さは知りたくなかったけど、お前から全部教えてもらうってのもありかな」
「こうなると思ってた。美人で優しくて、頼りになって・・・俺には釣り合わないと思ってたんだ。俺みたいなやつを短い期間でも好きになってくれて、ありがとう」
「俺を振るほど馬鹿だとはな」
「お前って馬鹿だけど、俺を振るほど馬鹿だとはな。」
「やっぱり1番好きな人とは一緒になれないのかな・・・お前よりいい女を見つけて1番好きになる。だから2番目になったお前と、またつき合えたらいいな」
「俺はもう大丈夫」
「もう自分のことだけ考えて。俺は幸せだったしもう大丈夫だから」
短い言葉のなかにいろいろなニュアンスが含まれていますよね。
もう未練はなく、諦めたこと感謝と優しさ、相手の幸せを願う言葉
このようなセリフに、人間性の大きさを感じて、思わずほろっときてしまいそうですよね。
どれも気障で自分勝手に聞こえましたが、いかがでしょうか。どれを聞いても気持ち悪いと思ってしまいます。こういう風に言われるよりすっぱり、「もう付き合えない。今までありがとう」くらいで終わった方が私はスッキリします。
【手紙編】感動する恋愛での別れの言葉をご紹介!
最初で最後のラブレター
過去に、今でも思い出すたった一人の女性がいます。
その彼女とお互い家の事情等で、好きなまま別れたのですが、最後に別れた日に、別れ際に彼女から、最初で最後のラブレターをもらいました。その内容は、
こんな私を好きになってくれてありがとう。
お味噌汁がおいしいと言ってくれてありがとう。
こんな私を可愛いと言ってくれてありがとう。
あなたが私を好きでいてくれた事が、私の自信となりました。
ありがとうと伝えたい
今では焼却してしまって読み返すことは出来ない手紙ですが、この一文は、今でも心に刻まれています。
なんてことはない、小さなことに深く感謝してくれた彼女を悲しませるようなことをしてしまった私は、涙で手紙を読み
続けることができませんでした。
私は、こんなに素敵な彼女の手を、どうして離してしまったのかと、10年間後悔の中過去に生きてきました。
そんな彼女の幸せを心から願い、また自分も今を生きることによって自分の人生を恥じることなく、揺ぎ無い今を、前を見て歩いていくことこそが、彼女へ贈る最高のプレゼントなのだと気づくまでには、本当に長い時間がかかりました。
今では、他の人と結婚し、子供も生まれて、幸せに暮らしていると風の噂で聞いています。
そして、私も心から彼女の幸せを喜び、そして心から伝えたい言葉、それは、「ありがとう」ですね。
- 家の事情等で好きなまま別れたが、別れ際に彼女から最初で最後のラブレターをもらい、「ありがとう。あなたが私を好きでいてくれた事が、私の自信となりました」と書かれていた
- 小さなことにでも深く感謝してくれた彼女を悲しませるようなことをしてしまい、涙して手紙を最後まで読めなかった
- 10年間後悔し続けたが、自分の人生を前を見て生きることが彼女へ贈る最高のプレゼントっだとやっと気づけた
- 彼女も幸せに暮らしていると聞いており、嬉しいし、「ありがとう」と心から伝えたい
私もその時には悲しい別れがありました。もう二度と立ち直れないと思ったものですが、その後大好きな人と巡り合い、素晴らしい家族が出来、あの時に別れるべくして別れたんだなとしみじみ感じます。
【ビジネス編】送別会での別れの言葉!感動させるには?
心に残る思い出を
まずはあなたがその方と過ごした中で思い起こすことを、語りましょう。
「あの時こんなことでお世話になった。」とか、「あの仕事を成し遂げられたのは⚪︎⚪︎さんのおかげです。」とか。
誰もが知っていることでもいいと思いますが、あなたにしか見せていないその人の影の苦労などを労わりの言葉で語ると、相手の徳を高めるとともに、あなたがどんなに慕っているかが伝わるでしょう。
感謝と期待を
次に、どんなにあなたがその方に支えられていたかを感謝を込めて伝え、これからのその方の人生にどんな期待をしているのかを伝えましょう。お別れとは言え、その方の人生は続きますし、あなたとの関係が全く無くなるわけではないのです。
「〜の分野での活躍されることと思います。」や「今後とも〜の時にはご指導お願いします。」等、ここで関係が切れるわけではないことを強調しましょう。話すのが苦手というかもしれません。自分の言葉でいいのです。
どこかから見つけてきた言葉で感動させることではなく、その人の心に残りいつまでも生き続ける自分だけの言葉の花束を贈って差し上げましょう。
- その方と過ごした中で思い起こす、あなたしか知らないようなその人の陰の苦労などを労わりの言葉を交えつつ語ると、相手の徳を高め、あなたがどんなに慕っているかが伝わる
- その方に支えられていたこれまでのことを感謝を込めて伝え、これからのその方の人生に期待することを伝えよう
- どこかから見つけてきた言葉で感動させる必要はなく、その人の心に残っていつまでも生き続ける自分だけの言葉を伝えよう
普段感謝していても、こういう送別の場でないとなかなか伝える機会はないですよね。本当であれば日常的に言えた方がよいのでしょうが、照れくささもありますので、最後くらいはきちんと伝えましょう。
【ビジネス編】送別会で使える!別れの言葉をご紹介!
送別会で使えるスピーチの例文
初めて○○さんにお会いしたのは、今からちょうど○年前です。中途入社の私は、パソコンのデータ入力の操作を教えて頂いたのがきっかけで、ランチをご一緒するようになりました 。一緒にいて驚いたのは、外回りの皆さんが会社に戻ってくると、必ず○○さんに声をかけることです。「俺に電話なかった?」「例のやつ、届いてる?」。
さらに驚いたことに、会社にいる間でも、「○○さん、アレ、どこにあるんだっけ?」「この前のやつ、どうした?」といった具合です。 「アレはどこにある?」、「この前のやつ、どうした?」…まるで熟年夫婦の会話です。私は○○さんがどれだけ周りの皆さんに頼りにされているのかを肌で感じてきました。
これから自分たちがどうするのかも伝えよう
残された私たちが、全員で○○さんの何万分の一ずつを受け持って、それでも○○さんみたいになるのには、何年かかるかわかりません。お別れするのは本当に寂しいのですが、おめでたい話なので涙をぐっとこらえることにします。○○さんの末永いお幸せを心よりお祈りいたしまして、私たちからの送別の言葉とさせて頂きます。
- 普段から目にしている日常から感じたことを伝えよう
- 頼られていることがよくわかったエピソードを具体的にはなそう
- 自分たちがそこまで到達できるかわからないし、寂しいが幸せを祈っていることを伝えよう
頼られていましたね、と一言だけではなく、どのように頼られていたのかをここまで具体的に話せればより伝わりやすいですよね。こういうスピーチを送別会でしてもらったら、絶対に感動して泣いてしまいます。