受験生必見!大学の指定校推薦の志望理由書はどう書けばいいの?

必見!大学の指定校推薦の志望理由書の書き方

大学の指定校推薦の志望理由書。いざ書くとなると、何を書いてよいのか分からない人も多いと思います。

志望理由書の書き方、上手く書くためのポイントなどをまとめてみました。

志望理由書は、未来を考えるという事。自分の将来を真剣に考えてみるよいきっかけにして下さい。

どう書く?大学受験の指定校推薦の志望理由書について

指定校推薦なら…

結論から言います。

指定校推薦入試の志望理由書は適当で構いません。

これは指定校推薦入試に限ったことです。

間違ってもAO入試で適当に書いたら合格することはできません。

しかし、指定校推薦入試は志望理由書をだした時点で合格が約束されています。

内容はほとんど関係ないです。

無難な内容でOK

最低限大学のHPを見て学部の特徴を理解した内容にしましょ

経済学部であれば将来は日本の経済を動かしたいとか、経済格差を解消させたいとか

法学部であれば弁護士になりたいとか

無難なことを描いておけば問題ありません。

自分の将来の夢と合わせてかくとか、具体的に書くとかそういうことは要求されていません。

第一そんなこと普通の大学生も決まっていません。

志望理由書に必要以上に時間を取り過ぎないようにしてください。

余談ですが、大学に入学する前に

一度自分の将来や、夢、大学で何をしたいかについて考えることはとてもイイトコだと思います。

そういう意味で志望理由書にきちんと取り組むのはいい考えだと思います。

引用元-指定校推薦入試 志望理由書の書き方~指定校推薦入試のすゝめ~

  • 指定校推薦なら、志望理由書の内容は関係ない
  • 大学のHPを見て、学部に沿った内容をかけば良い
  • 志望理由書に時間をとられ過ぎないように注意

指定校推薦入試の志望理由書は、無難な内容を書いておけば大丈夫です。

指定校推薦は、もう合格したようなものですよね。ただ、書かれているように、大学に入ってからのことを考えることはとても良いことだと思います。なんとなく入学すると、あっという間に卒業を迎えてしまいますよ。

どんな事を書けばいいの?大学受験の指定校推薦の志望理由書の攻略ポイントは

指定校推薦の場合

●指定校推薦

前年度の先輩の合格報告書を見たり、先生から学校についての情報を聞いて、対処しましょう。

・入試方式の概要

おもに私立大で実施。推薦枠は1高校1~2名が普通で、よほど面接で失敗しない限り合格できる入試。

・選考方法

推薦書類と面接だけのところが多い。特別に「志望理由書」を課すところは少なく、申込書の中で「志望動機」を書く程度。

引用元-「志望理由書」の書き方 – 推薦・AO入試と「志望理由書」|進路ナビ

AO入試の場合

●「志望理由書」の攻略ポイント

AO入試の「志望理由書」の攻略ポイントは、以下のことが上手に書けるかどうかです。

・勉学意欲、将来志向のアピール

・アドミッション・ポリシー※1の理解

具体的には・・・

何を学びたいのか

①学びたい学問については、特に書くポイントをしぼり、情報収集で得た事柄(A教授のゼミへの興味、B専攻で将来こんな卒論を書いてみたい、シラバスのここに興味を覚えた) など、具体的でオリジナリティのある内容を盛り込むと高く評価されます。

②卒業までにどんな自分を実現するか

③大学を卒業後、将来どのような活躍をしたいか

④大学の求めるアドミッション・ポリシーとどんなふうにマッチしているのか

 アドミッション・ポリシーとともに、教育方針、建学精神などの理解は必須です。

上記の4つの内容をアピールするには、もちろんそれらの考えにいたったキッカケや理由がきちんと書かれていなければなりませんが、自分をアピールすることに夢中になって、ひとりよがりの文章にならないように注意しましょう。

客観的な視点を大切にして、なおかつ読む人に興味を覚えさせ、「合格させたい」と思わせるように意欲をストレートに表現しましょう。

※1 アドミッション・ポリシー

入学者受入方針として「将来に明確な目標をもつ人」「本学の伝統や教育を理解する人」「経営のエキスパートをめざす人」のように、AO入試を行う学校や学部・学科が、どのような人物を望むのかを示したもの。

かなり具体的な場合もあれば、抽象的な概念を述べていることもありますが、よく理解したうえで受験を決めましょう。

引用元-「志望理由書」の書き方 – 推薦・AO入試と「志望理由書」|進路ナビ

  • 指定校推薦で志望理由書が課されるところは少ない
  • 面接で失敗しなければ、ほぼ合格は決まっている
  • AO入試の場合の志望理由書は、具体性やオリジナリティ、意欲やアピールなども必要
  • 大学のアドミッションポリシーを踏まえることも大切

AO入試の志望理由書は、学校の求める人物像に合っていることが重要視されます。

大学の事を調べすぎて合わせようとするあまり、大学をおだてるような文章になってしまいそうです。大学の方針に合っていることは大前提ですが、自分の考えもきちんとプラスしていきたいですね。

ある生徒の例:志望理由書の参考に!指定校推薦で大学進学をした場合は

失敗例

この生徒は、第一志望の大学を、指定校を利用して合格を手に入れたいと思っていたのだが、1学期の中間・期末に失敗してしまい、残念ながら先方の基準に到達できないことが判明し、AO入試でエントリーすることに決めたのだ。もちろん指定校で行こうと思っていたくらいだから、OCには参加したようだが、どうも学校の雰囲気だけを見てきたようで、これももちろん大切だが、自分の志望動機とその大学、学科との接点を見つけられず、さらには入学後の学習計画などのシミュレーションもできていない。

彼の書いた志望理由書は…

「将来は**になりたいので○○大学××学科に行きたい。」

「在学中は様々な資格を取って**を目指して頑張りたい。」

「勉強ばかりでなく、サークル活動も積極的に頑張りたい。」

 程度のことしか書かれていないのである。

これでは○○大学へ入学したいという熱い気持ちなど伝わるわけがなく、書類審査の段階で落とされてしまう可能性が非常に高いのだ。

大学が求めていること

「**になりたいと思ったきっかけは?」

「現在までに、**を目指すためにやってきたことは?」

「他の大学にも××学科はあるが、なぜ○○大学を選んだか?」

「もし入学が叶ったら、どのような学習計画を考えているか?」

 その大学の先生が「この学生は、うちの大学に本当に入学したいんだな。その夢の実現のために協力したい。」また、「この学生には、是非うちのゼミに来てもらって一緒に研究してみたいな。」というような印象を与える文章が書けなければ、話せなければ出願許可をもらえるわけがない。

引用元-指定校・公募推薦で大学進学を目指す人へ/サブロー先生の進路指導室(仮)|大学受験パスナビ:旺文社

  • 具体的な考えが伝わらないと、書類審査で落とされる可能性がある
  • 大学に入って具体的にやりたいこと、学習計画を伝えること
  • 一緒に研究したいと思わせるような文章が大切

なんとなく流れで大学に行く人も大勢いると思います。しかし、大学選びによって、今後の未来が大きく変わってくるのです。大学選びは慎重に行い、本当に行きたい大学を選んでみて下さい。心から行きたい大学なら、志望理由書などすらすら書けるはずです。

上手く書けない人へ!大学の指定校推薦志望理由書はこう書こう!

自分の興味と学部を結びつける

■今の自分

自分はどんなことに興味のある人間なのか、どんなことを考えているのか。

工学部だったら、「自分は最新技術に興味があり、ロボットを見たり動かすのが好きです」

みたいな事を書けますね。

で、「自分の興味のあることや考えていることと、あなたの学校・学部はぴったりマッチしている」みたいな文章を書くわけです。

経済学部なら「経済の動きに興味がある」とか文学部なら「読書や文章に興味がある」みたいなことが書けるのではないのでしょうか。

(この辺りの学部のことは詳しくありませんが)

大学の魅力をピックアップ

■在学時の自分

その行きたい大学のホームページやパンフレットをチェックして、他の大学には無い何かを見つけてそこを徹底的に褒めつつ「私はこの○○というカリキュラムを経験することでより成長できると感じ~」みたいな文章が書けます。

オープンキャンパスに行っているのなら、「オープンキャンパスで見た○○が自分をさらに成長させてくれると感じ~」みたいな文章が書けますね。

自分の将来と大学での学びを絡める

■自分の将来

「自分は将来こんなことをやりたいのでそれについて学ぶにはこんな内容の学習をしているこの学校がぴったりだと思いました。」

自分の将来とその学問を絡めて行くんです。

僕は工学系だったので「私は日本のものつくりを背負っていく人間になりたいのでそのためにはこの学校でこんな学習をして~」みたいな内容で書きました。

あなたの受ける学部はどんなことをしていますか?

その学問に結びつく仕事を考え、自分の将来像を語ってみましょう。

引用元-指定校推薦の志望理由書・志願理由書が上手く書けない! | 指定校推薦受験専門ブログ

  • 自分の興味や考えを書き出す
  • 自分の興味と学部がどのように関連するのか
  • 大学を魅力的に感じるのはなぜか
  • 思い描く将来に、なぜその学びが必要なのかをまとめる

自分の興味や将来を、大学とうまく絡めてみましょう。

大切なのは、なぜその大学で、なぜその学部なのかという事。まずは、自分の卒業後の姿を思い描いてみると良いですね。大学に行く目的が明確になれば、志望動機が見えてくるはずです。

志望理由書の書き方を教えます!指定校推薦入試が受かる為に

受かるためのポイント!

①志望動機(WILL)を整理する(私は将来、Aを成し遂げたい(Aになりたい)!)

②大学入学後にできること(CAN)を調べる(私が志望学部に入ったら、Aを成し遂げる(Aになる)ために必要なa,b,cができる!)

③志望動機と大学が求める人物像との一致(MUST)を証明する(Aを成し遂げたい私は、a,b,cができる志望学部に入学することで成長する。

そしてその姿は志望学部が求めるものだからこそ、私は入学しなければならない!)

必ずあなたの役に立つはず

このように、将来は何をしたいのかを考え抜くこと、志望学部では何ができるかを徹底的に調べること、志望学部がどんな人物を求めているかを知ることを通じて得られる「自分と向き合う力」「リサーチ力」「相手の意図を読み取る力」は、就職活動をはじめ今後の人生を通じて一生役に立つ力です。指定校推薦・AO(FIT)入試に挑む方は妥協せずに対策を練ることで、これらの力が必ず身につきます。一般入試との両立も大変だとは思いますが、最後まで全力で頑張ってみてください!

引用元-受かる志望理由書の書き方!【指定校推薦・AO(FIT)入試対策】 | 早慶学生ドットコム

  • 将来何をしたいのか、大学では何ができるのか、大学が求める人物像を把握
  • 志望理由書を書くことは、就活でも役に立つこと
  • 妥協せず、真剣に向き合うことが大切

志望理由書は、将来も役に立つんですよ。

私は大学に内部推薦で入ってしまいました。その結果、就職先を考えたのは3年生の後半。その学部からならどこへ行けるかという消去法でした。目的をもって学ぶのと、何となく学ぶのでは未来に大きな差が出ると思います。大学に入って何をしたいのかを、真剣に考えてみて下さいね。