仕事で失敗してしまうと、どうしてもひきずってしまって困る時があります。ひどい場合は、やめたくなってしまう事もありますよね。
どうしたら、引きずらないように、気にしないように出来るのでしょうか。
仕事で失敗してしまった時の、気持ちも切り替え方、考え方をまとめてみました。
気にしないようにするには?仕事で失敗した際
切り替えが大切!
ミスは仕方がないものだと割り切る
どんなに仕事がうまい人であっても仕事上のミスはつきものです。そのため、そんなときには仕事上のミスがあった時にはある程度は仕方がないという風に気にしないような考え方を持ちましょう。
スポーツでもそうですが、気にしすぎてしまうと後のプレーにも影響して余計にパフォーマンスが落ちてしまいます。一流選手は、ミスをした場合でも心の切り替えが早く「そんなこともある」と軽くやれるのですが、二流の選手はミスを心理的に引きずってしまいます。これがパフォーマンスの差にもつながってしまうのです。パフォーマンスの向上のためにも、ミスがあっても多少のことは気にしないで受け流すような姿勢を見せましょう。
考えすぎない
反省するのは少し後でも構わないので、考えすぎないことが重要です。それがミスを気にしない第一歩であります。また、余談ではありますがこのことを指導する側もよく理解しておく必要があります。あまり相手が引きずるような叱責は控えましょう。
- 仕事上のミスは、仕方がないこと
- 引きずる方が問題
- 反省は後からでもできる
- 考えすぎずに、早く気持ちを切りかえること
私は小さなことを引きずってしまう性格です。でも、引きずっていていいことなど一つもないんですよね。しっかりと反省すべきところは反省をして、次にどう活かせるかを考えていきたいところです。分かってはいるのですが、これが難しいんですよね…。
ポジティブな人?失敗を気にしない性格というのは
気にしない性格とは
気にしない性格というのは、ポジティブな性格とは違います。
ポジティブな人は、自分から色々と挑戦をしたり、失敗を糧に次を頑張るような性格の人です。
気にしない人は、人に何を言われようが、怒られようが、気にせずに反省をしないような性格で、悪く言えば無責任な性格とも言えます。
それでも、ネガティブに自分を責めたり、いつまでもくよくよと失敗を気にするような性格よりは、良い性格なのかもしれません。
気にしない性格になるには?
気にしない性格になるには、ネガティブな考えを捨てることです。
失敗をしたり、人から怒られたりしたら、反省は必要ですが、あまりくよくよとそのことばかりを考えてはいけません。
なるべく頭を切り替えて、別の事を考えるようにしましょう。頭から離れない場合は、仕事や趣味など、別の作業に集中して忘れるようにしましょう。
そうやってネガティブな考えを振り切ることで、頭を切り替えて次に進むことができるようになります。また、ポジティブな性格と気にしない性格は違うと申しましたが、ポジティブな事を考えることも、気にしない性格になるには有効です。
責任のある仕事を任された時などに、
「こうすれば大丈夫だろう」
と思うのは、ボジティブな考え方ではありますが、ある意味気にしない性格でもあります。
- ポジティブな性格の人は、失敗を糧に頑張れる人のこと
- 気にしない性格の人は、反省をせず何も気にしない人の事
- ネガティブな性格よりも気にしない性格の方がまだ良い
- 気にしない性格になるには、頭を別のことに切り替えて次に進むこと
人間だれしも、失敗を気にしない人などいないですよね。失敗するからこそ、上手くいくようになっていくのですが、差が出てくるのはこの頭の切り替え方。いつまでもくよくよしていても時間がもったいないですね。
自分の弱さを受け入れよう!仕事で失敗したとき
完璧な人間などいない!
自分の弱さを受け入れる
生きていれば誰しも失敗したり、悩んだりするのは、当然あることです。
そういった時に、無理にポジティブに考えようとするのは難しいかもしれません。頭を切り替えるのが難しい場合は、とにかく自分の弱さを認め、一度きちんと受け入れることです。
「自分は弱い人間だ」
と思い、失敗や悩みを受け入れることで、気持ちも楽になるかもしれません。人間であれば、誰でも一つや二つ、あるいはもっと悩みがあるものですし、何事にも失敗しない完璧な人間など存在しません。
自分も弱い人間であることを認め、受け入れることで、気持ちは楽になります。
弱さを受け入れると楽になる
その上で、頭を切り替えて、次の行動を取るようにしましょう。
失敗をフォローするのか、謝罪するのかや、悩みであれば、解決策を探すのか、人に相談するのかなど、ポジティブに考えると良いと思います。ポジティブに考えるのが難しいようであれば、別の作業に集中するなどして失敗や悩みを忘れるようにしましょう。
一度、自分の弱さを受け入れていれば、頭も切り替えやすいと思います。
- 誰でも失敗は必ずある
- 自分の弱さを一度きちんと受け止めること
- 弱さを受け入れたうえで、次の行動を考えてみる
- ポジティブに考えられなかったら、別のことに集中するよう努力する
いつも陽気でポジティブなキャラクターのタレントさんを見て、こんな人になれたらいいなぁと思うことがあります。しかし、実はそんな人こそ、幼少期に苦労をしていたり、根暗な性格で悩んでいたなんてことがよくあるんですよね。悩まない根明な人なんて、ほとんどいないのかもしれません。
失敗を糧にする事!今後の仕事に☆
「何故失敗したのか」を考える
失敗は誰にでもあります。それは仕方ありません。大事なのは、同じ失敗を二度と繰り返さないこと。
そのためには、まず「何故失敗してしまったのか」をきちんと考える必要があります。
原因が見つかりさえすれば後は簡単。
「失敗した原因」を排除してしまえばいいだけのことなのです。
「失敗の原因」を他の誰かに求めない。
失敗したのは「誰かが手伝ってくれないから」「上司や環境が悪いから」と、失敗の原因を自分以外の要因に求めるのはよくありません。
確かにそれは事実なのかも知れませんが、それを訴えたところで、その人達が変わってくれるとは限らないのです。
そんなことは考えれば考えるほど不毛ですし、時間のムダです。
別の方法を考えましょう。
「限られた環境」への対策を考える。
もし仮に、失敗が機材の不足や連絡体制の不備など、環境が原因となるものだったとしましょう。
その場合、まず上司に改善を求めるべきですが、それが叶わない場合もあると思います。
しかし、今度は「環境に不備がある」ことが最初から分かっているわけです。
それならいくらでも対策は立てられると思いませんか?
引用元-仕事の失敗を糧にして、成功を手に入れる9つの意識 – ザ・チェンジ
- 失敗は誰にでもある事
- 失敗の原因を探り、それを排除すること
- 失敗を他のせいにするのは、時間の無駄
- 限られた環境の中で、何ができるかを考える
置かれた場所で咲きなさい、という事ですよね。環境などは自分一人で変えることは難しいことです。置かれている状況の中で、どうすれば良いのか、どうやったら前に進めるのかを考えていきましょう。
次はしないように!仕事で失敗したら考えることが大切☆
過去の自分が相手
気にしないマインドを身につけるには、周りを基準にするのではなく、自分自身で「前回の仕事に比べて出来は、どうだったか?」「昨日と比べて、今日はイケてる?」と考えることが大切です。
ひと言で言うと、他人ではなく、過去の自分と比較するということです。
もちろん、失敗も成功も数多く経験するものですが、小さくても成功体験を積み重ねていく事でいつの間にか自然と自信がついてきます。
たとえ失敗した事であっても、次回にクリアすれば、それも成功体験として経験値がプラスされていきます。
その経験という「点」が、未来の「点」と結びつくことで思いもよらない成功をしたります。
失敗を恐れないで
失敗を恐れて何もしなければ、経験はできません。
経験できなければ、未来には何もつながらないまま終わってしまうということです。
引用元-周りの目を気にしない方法7つ
- 周りを基準にするのではなく、過去の自分と比較をすること
- 小さな成功体験が、自信につながる
- 失敗しても、次成功すればよい
- 経験がなければ未来につながらない
考えてみれば、私が落ち込んでしまうときは、他者の目を気にしていることが多いです。この失敗をあの人はどう思っただろうか、また失敗したと思われて嫌だな、など…。しかし、問題はそこではないんですよね。なぜ失敗したか、次はどうしたら良いのか、自分自身と向き合っていくことが大切です。