夜遅い時間に上司にメールを送る時、お詫び文は添えた方が良いのでしょうか?
夜に上司にメールをする時のビジネスマナーや、返信に添えたい「感謝の一言」についてご紹介します。
メールを送るのにいい時間帯やお礼メールを送る時の注意点も、
Q.夜遅い時間にメールを送るとき!上司へのお詫び文について教えて!?
夜間のメールに「夜分遅くに恐れ入りますが」の文言は不要?
上司にメールを送る時間が遅くなってしまった為、『夜分遅くに恐れ入りますが…』と入れたのですが、その返事にメールは相手がいつ読むか分からないので『夜分遅くに…』はいらないと言われてしまいました。
正直納得できません!!その言葉を書かずに怒られるならまだしも、書いて怒られるなんて・・・。
挨拶の言葉も書けなくなり、困ってる・・・
常識的にそんなにおかしいことなんでしょうか?ちなみに携帯ではなくてパソコンメールです。
それ以来、おはようございますやこんばんはなども入れてはおかしいのではと思ってしまい、書けずにいます。ぜひ教えてください!
- 夜間のメールに「夜分遅くに恐れ入りますが」の文言を入れたら不要だといわれた
- 納得できないが、あいさつ文をかけなくなって困っている
私も夜にメールをしなくてはならないときは「夜分遅くに失礼致します」などの文言を添えていましたが、マナー違反だとは考えたこともありませんでした。正しいビジネスマナーでは、どのような書き方が正しいのでしょうか?
A.夜にメールを送るとき!上司への送り方について…。
いつ読むかわからないメールなら「夜分遅くに」は不要では?
夜分遅くに・・・・は電話での言葉だと思います。
朝一番にメールの返信をする際は、「おはようございます」と入れますが
それ以降は、こんにちは、こんばんは・・・は入れないですね。
また入っているのを見たこともないです。
人によっては、夜分遅く・・・と言ってこんな時間まで仕事をしているとアピールしているのか?と思う人もいるようです。
メールを送る時間が遅くなってしまったのなら、返信が遅くなり申し訳ありません・・これでいいのじゃないですか?
メールは電話と違い、いつ読むかわからないので時間を表すような言葉は確かに変だと感じることも多々あります。
上司だったから注意で済んだかもしれませんが、顧客だと失笑されていたかもしれないですよ。
今後気をつければいいのではないでしょうか。
携帯なら「夜分に遅くに・・・」は必要だが、パソコンの場合は不要
携帯ならすぐ受信されるので「夜分遅くに・・」は必要ですが、
パソコンの場合はパソコンが起動していないと受信できませんからね。
たいていパソコンのメールを確認するときは日中でしょう。
「お疲れ様です」から書き始めてみてはどうでしょうか。
- 「夜分遅くに・・・」という断りは電話なら必要だが、メールは不要では?
- 変なアピールに感じる人もいるため「返信が遅くなり・・・」でOK
- 携帯なら「夜分に遅くに・・・」は必要だが、パソコンの場合は不要
パソコンメールの場合は、送信した直後に読むとは限らないため「夜分遅くに」という文句は違和感を感じる人が多いようです。携帯など、相手がすぐにメールを読むことが想定される場合は、一言添えても良いかもしれませんね。
メールをする場合の注意点は何!?夜に上司へ送る時に気を付けること!
メールはいつ送っても良いが、夜中に送るのはマイナスイメージになるかも
メールは携帯電話に直接届くものでない限り、いつ送っても相手に迷惑はかかりません。
夜中にメールを送ってもビジネスマナー的にもとくに問題はありませんが、いろいろ詮索する人もいます。
仕事が遅いなど勝手なマイナス評価をされる危険性があるのは事実です。
こういったことを考慮すると夜中のメールは送らないほういいかもしれません。
深夜にメールを送らなければならないときのポイント
しかし、仕事の進行状況やタイミングによっては深夜にメールを送る必要も出てくるでしょう。
その際は、できるだけ印象をよくするために一言詫びるといいでしょう。
たとえば次のメールで考えてみます。
深夜に送ったのに配慮のないダメメール
商品の見本ができあがりましたのでヤマト便でお送りしました。
明日の午前中にそちらに到着予定です。
深夜に送ったメールなら「明日」がいつなのかハッキリしません。
トラブルの原因にもなりますので、日付がハッキリさせ、お詫びの一言を入れてみます。
深夜に送ったことを配慮したうまいメール
夜分のメール失礼いたします。
商品の見本ができあがりましたのでたった今、ヤマト便でお送りしました。
明日(12日)の午前中にそちらに到着予定です。
夜中に送信したことや、文章内の日付をハッキリさせることで誤解の恐れがないメールになりました。
引用元-深夜のメールは一言詫びると誤解もなく丁寧な印象に :よりていねいなメール応対テクニック | 書き方ができる人コム
- メールはいつ送っても基本的にはOK
- 深夜のメールにはマイナス印象を抱く人もいるので控えた方が無難
- 夜間にやむを得ずメールをする場合は、一言わびた方が良い
やむを得ない状況を除いて、深夜のメールはあまり印象が良いものとは言えないようです。職種にもよりますが、できればメールは業務時間中に済ませておきましょう。しかし「夜分遅くに」という文言の是非は、意見がわかれるようですね。
返信には「感謝の一言」を添えよう!上司にメールを送る時のマナーについて
感謝・お礼の一言「朝早い時間にもらったメールに返信する場合」
・朝早くのメールありがとうございます
・早い時間にも関わらず、早急なご対応感謝いたします
・早朝でのご連絡ありがとうございます
感謝・お礼の一言「夜遅い時間にもらったメールに返信する場合」
・深夜にも関わらずにご対応ありがとうございます
・遅い時間にご丁寧なメールをいただき、感謝いたします
・お忙しい中でのメールありがとうございます
お礼の一言「自分が送ったメールへの早い返信に対する感謝」
・早速のご返信ありがとうございます
・素早いご対応に感謝いたします
・早急にお返事いただき、非常に助かります
- 早朝のメールに対する返信に添えたい感謝の一言
- 夜間のメールに対する返信に添えたい感謝の一言
- 素早い返信に対するお礼の一言
こうしたさりげないお礼や感謝の一言を添えるだけで、相手に好印象を与えることができるものです。自然にこうした一言が添えられるようになったら、社会人として成長してきた証拠かもしれませんね。
メールを送るといい時間帯とは?ビジネスメールのマナーで印象が変わる!?
原則的に就業時間中に送るようにする
ビジネスのメールは、基本的に送信先の就業時間内に送るようにしましょう。
それ以外の時間に送ると、時間外に働いていると思われてしまうことに繋がりますし、会社のメールを携帯電話に転送している人には迷惑になってしまいます。
メールを深夜に送る場合は、時間指定の機能を利用して、時間をずらして送ると良いでしょう。
一言添えて送ると好印象に繋がる
深夜や、就業時間外にメールを送らなければならない場合は、メールの冒頭部分に「夜分遅くにすみません。」のような言葉を添えて送ると、相手も配慮していると感じ、良い印象を持ってくれるでしょう。
- 仕事上のメールは、就業時間内に送るのが基本
- 深夜に送信するときは、時間指定機能を利用すると◎
- 業務時間外にメールする場合は、冒頭に一言添える
メールを送る時は、相手への気遣いを意識することをおすすめします。もしも気遣いが不要だと指摘をされたなら、指摘してきた相手には余分な一文はその後つけないようにすればOKです。相手の意見を無視して行う気遣いは、正しい気遣いとは言えません。
お礼メールは夜に送ってもいい!?上司へ感謝の気持ちを伝えるには??
お礼メールを送る時の注意点
上司へ感謝のメール・お礼メールを返信する際の注意点についても見ておきましょう。
これらのメールはビジネスメールである訳ですから、当然ながら感謝の気持ちを伝えればいいというものではありません。
ビジネスにおけるマナーを守り返信する必要があるのです。
では一体、どういった点に注意して上司にメールを返信すれば良いのでしょうか?
感謝のメール・お礼のメールの返信は時間との勝負!
先ほども述べたように、感謝のメールやお礼のメールというのは上司の心遣いに対して、取り急ぎお礼を述べるためのメールです。
とにかく時間を空けないようにするのが重要です。
経過する時間に反比例して、感謝やお礼の言葉が持つ効果は薄くなっていくと考えましょう。
もちろん、メールの中身は最低限のマナーを守った丁寧な文章である必要ありますが、あまりにもこだわりすぎて時間がかかっていては、そもそもお礼の意味がありません。
上司に対するメールは早いレスポンスであるかどうかも大事なので、注意してください。
- お礼メールを送る時は、ビジネスマナーを守ることが大切
- お礼メールはなるべくすぐに返信したほうが◎
- 丁寧な文章を意識することも大切だが、悩み過ぎて時間がかかるのはNG
お礼メールに限らず、返信がなかなか届かない状況はストレスを感じてしまうもの。後回しにしたりせず、なるべくすぐに対応するように心がけましょう。内容の素晴らしさよりも、スピードを重視してくださいね。