サーキュレーターと扇風機はどう違うのか?それぞれの違いと使い方をまとめました。
それぞれ使い方や用途にあわせて選ぶ方法、エアコンと併用する場合のコツや節電に効果的な方法など知っておくと便利なことばかりです。
ぜひこれを読んで自分にあったものを選びましょう。
違いについて|『サーキュレーター』と『扇風機』
■サーキュレーター
・風を遠くまで強く送ることができる
・音がうるさいものがある
・掃除しづらいタイプがある
・風力が強いため、長時間風を直接身体に浴びるのは健康上好ましくない場合もある
・空気循環をさせる際、エアコンとサーキュレーターの設置場所が多少離れていても効力 がある
■扇風機
・風を送る距離は近距離だが広範囲に送ることができる
・本来の人を扇ぐ役割と、部屋の空気循環の両方に使うことができる
・サーキュレーターと比べると首が長いので収納場所を必要とする
- サーキュレーターは風を遠くまで送る、風量が強い
- 扇風機は風を近距離で送るが、広範囲に送れる
- それぞれ使用する場所を考えながら使うべき
扇風機しか使った事がないけど、サーキュレーターも気になりますね。
昔から扇風機を使っているのですが、実はメリットデメリットは理解していませんでした。サーキュレーターとの違いやそれぞれのおすすめの使い方を知ることで、きちんと選びたいですね。
Q、扇風機?それともサーキュレーター?涼しさをとるならどちらがいい?
どちらを選べばいい?
去年の猛暑の時には購入時機を逸してしまいどれも品切れで扇風機を購入することが出来なくなってしまいました。
今年は今のうちに! ということで扇風機を買おうとしてるのですがサーキュレーターをすでに使っている知り合いが、扇風機よりもサーキュレーターの方が絶対に良いよ。
と言われて、店頭で実際に見比べても自分ではよくわからずに悩んでます(>_<) 実際に使われている方々などからのアドバイスをお願いいたします。
引用元-扇風機とサーキュレーター どっちがいい? 【OKWave】
A、サーキュレーターと扇風機では用途が違う。
使う用途にあわせて選ぼう
扇風機とサーキュレーターでは用途が違いますので、利用法に合っている方を選ばれた方がいいかと思います。
直接風を受ける予定なら扇風機、空気を循環させる目的ならサーキュレーターでいいと思います。
ただ、サーキュレーターはコンパクトなものが多いので、アイディア次第でいろいろな使いまわしもできますから、扇風機と両方持っていてもいいと思います。
- 扇風機とサーキュレーターは用途が違う
- 空気を循環させるならサーキュレーター
- 風を直接感じたいなら扇風機
- 自分が使う用途、環境で選ぼう
直接的に涼しく感じるなら扇風機。部屋全体を涼しく感じるならサーキュレーターということ?
扇風機はやはり、風を直接送り込んでくれるので自分が風をあてたい場所にピンポイント使う事ができますね。サーキュレーターは空気を循環させるということですが、具体的にどうやって使ったらいいのでしょうか?
扇風機より涼しくなる!サーキュレーターを使うと…
エアコンの補助でつかうだけ?
サーキュレーターを購入しました。普通はエアコンの補助として使うそうですが、ためしに単独で使ってみたところ「涼しいじゃないか!」
理由を考えてみました。
暑いときに扇風機を使うと、熱い風が来ます。これは扇風機のまわりの空気が熱いからです。サーキュレーターが送ってくるのは床面の空気です。これが涼しいのです。
実際に温度を測ってみた
部屋の各部の温度を測ってみました。
室温29℃のとき、天井29℃。床27℃。
天気がよく、地面の照り返しが強いと、差はもっと大きくなります。さらに最上階(平屋なら1階)では、屋根の温度が高くなる晴天の日は、天井と床の温度差は5℃以上にもなります。室温も、天井に近づくにつれ高くなります。床はクーラーみたいなものですね。2℃違うと相当涼しいです。天井の熱い空気を逃がして、床の空気を体に当てればエアコン無しでもかなり行けるんじゃないかと思いました。
- サーキュレーターは単独でも使える
- サーキュレーターは床面の空気を送ってくる
- 室内では床面が涼しく、天井になるにつれて暑くなってくる
エアコンなしでサーキュレーターのみ。省エネ考えて試してみる価値はあるかも!
確かに室内では床はひんやりしているけど、天井は熱い空気がたまっています。サーキュレーターはそんな床面の冷えた空気を送り込んで循環させてくれるんですね。エアコンと併用もできるし、単独でも使う事を試してみましょう!
節電に効果的☆扇風機やサーキュレーターを使おう!
エアコンを使わない事で節電に
エアコンを使用しない節電方法として、扇風機やサーキュレーターを使う方法があります。エアコンは電気エネルギーでコンプレッサーを運転させるため、大きな電力を必要としますが、扇風機などはモーターによって気流を発生させるだけですから、消費電力は限定的です。
直接風を当てるのではなく、空気を循環させる
扇風機やサーキュレーターによる気流を身体に直接当てるのは、清涼感を得るには効果的ですが、体調への悪影響が懸念されます。換気扇・レンジフード等による積極的な換気を行い、空気の流通によって清涼感を得、かつ節電を図るという方法もあります。
- 扇風機やサーキュレーターを使って節電に
- 風を体に直接当てるのは体調への悪影響があるかも
- 空気を全体に循環させて涼しさを感じよう
エアコンを使わなくても空気を循環させる事で涼しくなる。
扇風機やサーキュレーターにかかわらず、部屋の中の風を循環させる事で涼しくなります。扇風機もサーキュレーターもエアコンに比べると省エネなのでそこまで暑くない日にはエアコンを使わずに過ごしてみては?
使用時の注意点について|扇風機やサーキュレーターの無人運転はやめよう!
危険な無人運転をやめよう
無人状態での運転をしない
部屋の空気を循環させる目的で、扇風機やサーキュレーターを24時間連続運転させたままにする例が多数ありますが、これは危険な使い方となりますので避けるべきです。
扇風機やサーキュレーターは電動モーターが内蔵された電動機であり、回転部分は熱を持って運転しています。
この回転部分が長期使用による部品劣化や、汚れの蓄積による回転不良が発生すると、拘束状態による電流増加が発生し、異常過熱を引き起こすことがあります。
電動機が異常過熱した場合、機器の焼損・発火などに繋がります。
1日の運転時間は約8時間
人が近くに入れば異音や臭気等の発生により異常事態に気付くことができますが、無人状態ではこれら異常に気付くこと無く発熱が継続し、最悪の場合発火につながることがあります。
そもそも扇風機やサーキュレーターは24時間連続運転が出来るよう設計されておらず、1日の運転時間は約8時間程度が想定された電気機器ですから、このような無人状態での運転は避ける事が望まれます。
- 無人で運転するのは危険
- 異音や異臭で危険な状態に気がつける
- 1日の運転時間は約8時間
不在の時の運転しっぱなしは危険です!タイマーなどを活用しましょう。
運転させたまま外出してしまう事、たまにありますよね。長時間運転すると機械部分など熱をもってきたり、異音や異臭を生じてしまうかもしれません。火事を避けるためにも気をつけましょう。
エアコンと併用するべし!涼しさを求めているなら
直接涼しさを感じよう
風を直接当てて体感温度を下げる
人間は風が当たると体感温度が下がるので、エアコンの設定温度を上げて、扇風機やサーキュレーターの風を直接、人に当たるような場所に設置する。これにより、エアコンの電気代を節約することが可能になります。
ただし注意しよう
しかし、強風に設定したものを長時間身体にあてることは健康上好ましくない場合もあるので、使い方には注意が必要です。
- エアコンの設定温度を下げ過ぎない
- 扇風機やサーキュレーターで風を直接あて清涼感を得る
- ただし、長時間使用には要注意
効率よく清涼感を感じるにはエアコンと併用していきのが一番!
どんなに省エネだからといって、暑すぎるのを我慢するのはよくありません。無理をせずエアコンの設定温度を上げてから扇風機やサーキュレーターと併用したほうがいいですね。省エネと清涼感も感じ一石二鳥です!