自転車に乗っているときに自動車と接触事故を起こした場合、どう対処すればよいのでしょうか。また、全壊か半壊かは誰に判断してもらえばよいのでしょうか。
起こりうる自転車事故、トラブルについてまとめました。
タイヤがパンクした時にも参考にしてもらえる記事もありますよ。
修理より先にするべき事は何!?自転車で事故を起こした場合の対処法!
車と接触した場合
あなたが自転車に乗っていて、車と接触事故を起こしたとします。
急ブレーキをかけても車が勢いよく動いたせいでサイドミラーと車体側面に自転車がぶつかってしまい、衝突の勢いで自転車は転倒。自転車は前かごが少し凹んだ程度で幸いあなたには怪我はありませんでした。
停車した自動車から運転手が下りてきて、威圧的にこう言いました。
「何てことしてくれるんだ!新車だったのに!」
「サイドミラーも壊れたし側面にこんなに傷がついたじゃないか!」
「修理代を全額賠償しろ!お宅まで話をしに行くから住所と名前を教えろ!」
あなたが自転車側ならどう思いますか?
交通事故を起こした場合、怪我の有無や事故の大小に関わらず、警察に通報することが道路交通法第712条で定められています。これは本来、自動車運転手に課せられた法的義務なのです。
ところが、警察への通報を嫌がるドライバーもいます。
理由は単純です。
弱者救済の論理により、一般に自動車のほうが過失割合が大きいので、警察に通報して交通事故の届出をすると過失相殺によって修理代が全額受け取れない可能性が高くなるからです。
相手が通報しない場合は
もちろん、違反点数の加算や、免許停止などという汚点が残ってしまうのが嫌だという心理もあるでしょう。
しかし、あなたは一方的な加害者では決してありません。むしろ死傷の危険に晒されたのはあなたのほうなのですから。自動車運転手の言いなりになって得をするのは自動車側だけです。
相手が通報をしない代わりに示談で済ませてあげるなどと恩着せがましい理屈を持ち出してきたなら、あなたのほうから通報しましょう。
警察への通報は、交通事故の当事者であるあなたが行っても良いのです。相手が義務を果たさないのならこちらから110番しましょう。
こんな時こそ、あなたの携帯電話やスマートフォンを活躍させてあげて下さい。
- 車と接触事故を起こした場合、自動車運転手が警察に通報する義務が生じる
- 通報することで修理代が全額受け取れない可能性が高くなることを嫌がり通報しない自動車運転手もいる
- 自転車側に落ち度があったとしても自動車運転手の言いなりになってはならない
- 自動車運転手が義務を果たさないのであれば、自分で通報しよう
自転車に乗っていた自分のせいで車に傷がついてしまった等つい萎縮してしまい、運転手の言いなりになるケースが多いようです。基本的に自動車の方が過失割合が多くなりがちですし、なにより全面的に一方が悪い事故というのはなかなかないものです。きちんと警察に連絡しましょう。
Q.全損や半損の判断は誰がするか教えて!?事故で自転車が壊れた場合!
示談最中であるが…
自動車と自転車(マウンテンバイク)の接触事故で自転車が壊れてしまい、保険屋を通して示談の途中の状態なんですが、何分初めてのことで今どう動けばよいのか困っています。
警察と相手の方と事故処理を行った翌日に自転車屋に持っていったところ「見た目の壊れは小さいが内部や歪みなどはどうすることもできないので基本的には全損扱いになる。修理もできるがメーカー保証が効かなくなる。」と言われ、その後、親にも相談したところ「自転車屋が全損と判断するのはおかしい。」と言われ自転車屋を変えるように迫られました。
全損の判断は
そこで質問なんですが、
1、自転車が全損であるかどうか判断するのは誰なんでしょうか?
2、1が自転車屋が判断するのではない場合、自転車屋に何をお願いすればよいのでしょうか?修理の見積と全損の場合の相場を出してもらうことでしょうか?
- 自動車と自転車の接触事故で自転車が壊れてしまった
- 示談最中であるが、自転車やの判断は全損扱いだという
- 親は自転車屋が判断するのがおかしいというが、全損を判断するのは誰になるのか
- 自転車屋にしてもらうことは何か
事故に合うのは初めてという人が大半だと思いますが、だからこそどのような手続きを取るのか知らない人が多いですよね。自転車事故の場合は誰に確認を取るのでしょうか。いざというときのために知っておきたいです。
A.自転車屋に出して貰ったあと最終的に保険の判断を決めるのは…
保険屋さんが決定
A:事故直前の自転車の価値(早い話が残存価値・中古品としての価格)
B:事故後の自転車を事故直前の状態(新品の状態では無いことに注意)に戻すのに必要な金額(早い話が修理代)
とすると、損害額とは、A・Bどちらかの低い方の金額の事を言います。
A<Bとなる事を、一般的に全損と言います。この場合Aの金額は請求できます。その全損かどうかは、自転車屋さんの見積もりなどの情報を基に保険屋さんが決定します。
今回は自転車屋さんが全損だと言ったそうですが、それはおそらく職業柄、A<Bであることが明らかすぎるほど明らかだったからでしょう。例えば残存価値が数千円で修理代が数十万円とか。微妙な差なら言わないでしょう。
手順は
手順ですが、
自転車屋さんに、Bの金額の見積もりを出してもらい保険屋さんに渡します。
Aの方は保険屋さんに購入時の領収書を渡せば計算してくれます。購入時の領収書がなければ、購入時期とメーカーと品番を伝えれば、計算してくれます。
もちろん自転車屋さんにお願いして書類を作ってもらう事も可能です。親密な自転車屋さんであれば、販売時の記録のコピーを出して「彼はとっても大事に乗ってた。定期点検も必ずしてた。消耗品も定期的に交換していた。だから同じ期間使用した他の物よりも程度は良い」という内容を書いてくれるかもしれません。それを保険屋さんに渡します。
- 中古品としての価値か修理代、どちらか低い方が損害額となる
- 修理代の方が大きいようであればそれは全損となり中古品としての価値分の金額は請求できる
- 全損かどうかは自転車屋さんの見積もりをもとに保険屋さんが決定する
- 修理代の見積もりを自転車屋さんに出してもらい、保険屋さんが購入時の領収書と照らし合わせて計算してくれる
自転車屋さんではこれまでの経験をもとにその物の価値と修理代を見積として出すということなのですね。保険屋さんが最終判断を下しますので、計算上で分からないことがあれば保険屋さんに問い合わせてみましょう。
修理依頼する前に確認しよう!自転車が「本当にパンクしているかどうか」?
自分で確認してみよう
パンク修理の前に、本当にパンクをしているのかを調べましょう。タイヤの空気が抜けてぺっちゃんこになっているからといって、パンクであるとは限りません。まず疑う箇所は、バルブ(空気を入れる所)をとめているナット。ナットが自然に緩んだ状態になって空気が抜けてしまうこともあります。この場合はバルブをしっかりと閉めて空気を入れれば問題ありません。
虫ゴムが劣化していないか
もう一つ疑う箇所は、バルブの中に装着されている虫ゴムの劣化。虫ゴムのチェックの方法ですが、まずタイヤに空気を入れてから、写真のようにペットボトルの蓋やフィルムケースなどの小さな容器に水を入れて、バルブを付けてみます。ここでバルブから泡が出てくれば、虫ゴムが劣化している証拠。その場合ナットを外してバルブ本体を引き出し、虫ゴムを交換します。新しい虫ゴムを装着後元のように戻し、空気入れで空気を入れれば修理完了です。
- パンクを修理してもらう前に、本当にパンクなのか自分で調べよう
- バルブとナットを確認し、緩んでいればバルブをしっかりと閉めよう
- 虫ゴムが劣化している場合もあるのでその場合は交換しよう
空気が抜けてぺちゃんこになったタイヤを見れば、即パンクだと思ってしまいがちですが、まずは冷静に自分で確認してみましょう。意外にすぐに直る可能性があります。それでも無理なら自転車屋さんにお願いしましょう。
パンクの原因はさまざま!?自転車ののタイヤに空気が入らない時の理由!
パンクの原因の多くは
僕のパンク一番の原因は刺さり物ですね。特に多いのは釘、針金。それとガラスの破片です。なにか道路に落ちていたら踏まないように気をつけましょう!
リム打ちとは
あと空気圧が少ないと勢いよく段差に突っ込んだ瞬間にパンクします。これを「リム打ち」といいます。
リム打ちとはタイヤチューブとリムが段差に勢い良く突っ込むことでリムと段差の角が挟まりチューブに穴が空いてしまう現象です。
このとき大体2ヵ所空いてしまいます。ちょうど蛇が噛み付いたように2ヵ所空く事からよくスネークバイトとか言われていますが・・・
このリム打ちの原因は空気の抜け過ぎです。空気の抜けすぎ注意!!それと空気が徐々に抜けてくる場合はむしが劣化している可能性アリ!交換を・・・
まぁ輪行のときにトラブルがあったときのために換えのチューブを持って行った方がパンクも修理しないで早く交換できオススメです。チューブも700円くらいですから・・・。
引用元-自転車のパンク修理
- パンクの原因として多いのは釘や針金、ガラスの破片が刺さることである
- 空気圧が少ないとリム打ちと言って勢いよく段差に突っ込んでパンクしてしまう
- 空気が抜けすぎるとリム打ちが起こりやすく、チューブに2か所穴が開いてしまう
- 空気が徐々にンけてくる場合には虫の劣化を疑おう
- 替えのチューブを持って行った方が早く交換できるので良い
道路には意外に尖ったものが落ちています。まずはそれを踏まないようにしましょう。そして、トラブル対処法としてはチューブを持ち歩くのがよさそうですね。安いものですし、予備は持っておきましょう。