仕事中のミスで自己嫌悪に陥ってしまう原因は、いったい何なのでしょうか?
仕事でミスが多い原因や見直すポイント、改善方法を考えることの重要性をご紹介します。
自己嫌悪からうまく抜け出すポイントや、自己嫌悪に陥らない予防策も参考にしてみてくださいね。
自己嫌悪に陥ってしまう理由は何!?仕事でミスをしたとき!
コンプレックスを抱いている人ほど、自己嫌悪に陥りやすい
コンプレックス
背が小さかったり太っていたり、自分の中にコンプレックスがあると自己嫌悪の原因となります。
コンプレックスというのは、他人よりも劣っているという思い込みです。
だから、劣等感を抱くことになってしまい、自分のことを嫌いだと思ってしまいます。
特に、思春期になると自分と周りとを比較しがちです。
なので、運動神経や外見、学力などを比較してしまって、自分に対する自信を失ってしまうということですね。
自分よりも優れた人なんていくらでもいますから、それを比較することが間違っています。
だから、自分の欠点よりも長所に目を向けるようにした方が良いでしょう。
完璧主義の人は、自分のミスが許せず自己嫌悪してしまう
完璧主義
完璧な自分を目指してしまうと、それに及ばない自分に対して嫌悪感を持ってしまいます。
誰しも完璧にこなすことは不可能ですから、必ずミスが出てしまいますよね。
だから、完璧主義を持った時点で、自己嫌悪のキッカケとなってしまうわけです。
不完全な自分を許すことができなくなるので、いつも失敗が怖くてビクビクすることになるでしょう。
また、隣の芝は青く見えがちですから、周りの人が自分よりも優れていると思い込むようになります。
すると、ますます自己嫌悪が進行してしまうわけですね。
- コンプレックスという劣等感を抱いていると、自己嫌悪しやすい
- 欠点ではなく良いところに目を向けると◎
- 完璧を目指しすぎると、ミスをする自分を許せなくなってしまう
仕事のミスを反省することは良いことですが、自己嫌悪に陥るほど落ち込むのは大きなストレスになってしまいます。自分を嫌いにならないためにも、悪いことばかりに目を向けず、良いポイントを探してみましょう!
仕事でミスが多い原因について!自己嫌悪に陥る前に見直すポイントは!?
スマホなどに気を取られ、仕事に集中できていない
注意力散漫で仕事に集中できない
集中力を欠くと、どんな人でも、仕事でミスをしやすくなります。
どんな仕事であれ、それに専心し、神経が仕事に集中していれば、ミスは起きにくいもの。
逆に、仕事に集中できず、気が散った状態になると、どうしてもミスが増えてしまうのです。
たとえば、デスクワークをしている途中で、自分のスマホをいじったり、プライベートのメールやLINEをチェックしたりすれば、注意力が散漫になるのは当然でしょう。
その結果、仕事のミスにつながることがよくあるのです。
つまり、仕事に対するモチベーションが低く、他のことに神経が行ってしまい、注意力を欠くことの多い人が、仕事のミスの多い人ということになるでしょう。
提出前に仕事の見直しをしない
仕事をやりっぱなしにして、確認しない
たとえば、何かの報告書や資料を作成して、上司に提出するとしましょう。
仕事のミスが少ない人は、その際に、自分で作成した書類を数回見返して、誤字脱字や内容のあやまちがないかをきちんと確認します。
どんな人でも、小さなミス、ケアレスミスを犯すもの。
ミスを犯しても、そのように自分で細かくチェックすれば、そこでミスに気づき、提出する前に訂正することができます。
ところが、仕事のミスが多い人は、そうした自己確認をしません。
確認することはあっても、いい加減な、なおざりなチェックですませてしまうために、ミスに気づかないまま、提出してしまうのです。
仕事をやりっぱなしにするのが、ミスが多い人の特徴なのです。
引用元-仕事のミスが多い人の習慣7つ
- スマホをいじったり、プライベートな連絡を取ったりして、仕事に集中しない
- 提出前の仕事を確認しないと、ケアレスミスに気づくことは難しい
仕事のケアレスミスは、時間を少しおいてから確認するとより気が付きやすくなります。仕事を終えた直後に確認するのではなく、時間に余裕があれば、少し寝かせてからチェックしてみてくださいね。
「改善方法」を考える事が大切!?仕事のミスで自己嫌悪に陥るより重要なこと!
ミスをしたら反省するだけでなく、改善策を考えよう
反省より改善
仕事でミスをすると反省すると思います。
反省とは意識をミスしたところに向けてしまうことです。
だけど反省だけでは何も解決できないことはお分かりだと思います。
反省はほどほどにしておいて、ミスばかりを繰り返さないために次はどうするかの改善策が重要です。
会社ではミスが発生するとすぐ改善策を立てますね?
社員数の多い会社ほどこの意識は強いように思います。
個人経営の方が割と小さなミスは水に流しやすいのです。
ミスの改善策は、具体的な行動レベルで考えておこう
ですが、個人のレベルだからこそ、個人でも改善意識が大切です。
ミスばかりする人は、繰り返さないための改善策が曖昧なことが多いのです。
僕もミスをしたら次はどのように改善するかを具体的な行動レベルで決めてました。
これはほぼ間違いなく2度目のミスを防止するのに強く役立ちます。
個人レベルから具体的な改善意識を持つべきでしょう。
- 仕事のミスは反省するだけでなく、改善策を考えることが大切
- 大きな会社ほど、ミスに対する改善策を早急に立てるもの
- 個人でもミスの改善意識をしっかりと持ち、具体的な行動まで考えると◎
ミスを連発してしまうのであれば、同じミスをしないように自分の中でマニュアルを作ってみてはいかがでしょう?「提出前に自己確認する」など簡単なものでも、マニュアル化しておくと忘れずにルーティン化することができるはずです!
自己嫌悪から上手に抜け出すポイントは!?仕事のミスには乗り越える力を!
失敗にとらわれず、自分に抱いている先入観を捨てよう
自分への先入観を打ち破る
自己認識を少し改めたら、今度は自分に対する先入観を打ち破りましょう。
自己嫌悪に陥っている時は、自分の失敗ばかりに気を取られて、実際の自分がどういう状態なのかを見過ごしがちです。
自分に対する先入観がいかに間違っているかということは、身に覚えのある人も多いでしょう。
恥ずかしがり屋なのは習慣に過ぎず、ほんの少しの努力で世界観をがらりと変えることができます。
あらかじめ、失敗するかもしれないと思っていれば、失敗に対処するのはかなり楽になります。
自分のことはよくわかっていると思っているかもしれませんが、そうではないこともよくあります。
先入観を打ち破るには少し努力が要りますが、1番大切なのは、それまで安住していた殻を破り、自分に対する既成概念を壊そうとすることです。
必要以上に自分を卑下しすぎない
自己認識を少し改める
しばしば自己嫌悪になる原因となるのが、他人に対して過剰な謙遜や自己卑下をしていることです。
謙遜自体は悪いことではありませんが、行き過ぎると、自分が達成したことを認めたり、人からの賞賛を受け入れられなくなります。
これは、自分のことをもっとよく知ろうとすることで、解消することができます。
自己嫌悪とは、他人が見ているように、自分を客観的に見ることができていない状態です。
人からの賞賛もお世辞だと思ってしまって、真に受けないことが多いのです。
- 自分に抱いている先入観は、意外と誤っていることが多い
- 失敗にとらわれず、自分に抱いている先入観を捨てよう
- 自分を卑下しすぎず、客観的に自分を見ることが大切
自己評価が低い人ほど、周囲からの高評価を素直に受け取れないものです。私も以前は褒められてもただのお世辞に思えてならなかったです。しかし過度な謙遜は、周囲にとっても感じが悪いもの。自分のことを、あまり卑下しないようにしましょう。
自己嫌悪に陥らない「予防策」があれば教えて!仕事上のミスについて…
他人と比較せず、自分自身と比較する
他人と比較しない
「同僚はあんなに仕事が出来るのに、自分はミスしてばかり……」などと、他人と比較していませんか?
比較すること自体は悪いことではありません。
競争心を持つことで、自分の実力を伸ばしてくれるでしょう。
しかし、過剰に結果に固執すると、心が折れる原因となります。
メンタルの強い人は、他人と比較するのではなく、自分と自分を比較しています。
他人は他人、自分は自分と思うことが大切です。
能力もメンタルの強さも人それぞれ違うのですから。
欠点があっても自分のいいところでカバーしていくことによって、自信を付けていくことが出来るでしょう。
小さな目標を達成できた喜びは、自信を培う
小さな達成感を大事にする
休日も平日と同じ時間に起きる、部屋の掃除を5分間だけするなど、小さな目標を日々立ててみるのもいいかもしれません。
そしてそれを達成できたら、声に出して自分を褒めてあげましょう。
自分自身のことを褒めてあげる「褒め日記」を付けてみるのもいいかもしれません。
「朝早く起きれた。私って偉い!」などと、些細なことで構いません。
目標を設定し、それを達成して褒めてあげるのは自信へと繋がるでしょう。
- 他人と比較することは自身の成長にもつながるが、精神的負担も大きい
- 他人ではなく自分自身と比較しよう
- 小さな目標を達成できた喜びは、自信を育ててくれるはず
自分にどうしても自信が持てない人は、自分を褒める習慣を作ると良いですね。小さな目標を設定するというのは、自分を褒め慣れていない人にもおすすめです。小さなことでも確実に達成していくことで、自分のことが好きになれるはずですよ。