仕事の目標設定|介護関係の職種…特徴や目標の立て方のポイントまで!

仕事の目標は介護の場合、どんな事を考えたらいい?目標の立て方

介護関係の職種では、仕事の目標設定はどんなことにすればよいのでしょう?

仕事での介護職の目標の書き方や目標の立て方、実際に介護職で働いている人のこれからの目標をご紹介します。

介護の仕事の内容の特徴も、是非参考にしてみてくださいね。

【介護関係の仕事】について!仕事の目標はどんなことにすればいい!?

介護福祉士のやりがいはありがとうを言われることだけじゃない

介護の仕事はきつくて辛いのに、だけど給料は低い。

そんなわたしがこれまで介護福祉士の仕事を続けてこれたのは、利用者さんやそのご家族の方から「ありがとう」という言葉を貰えたからという人も多いとは思いますが、ありがとうと言われることだけが介護福祉士としてのやりがいではないと思います。

それに、これはなにも介護福祉士に限ったことではありませんが、介護の仕事をしていれば、例えば入浴介助をした際に「ありがとう」と利用者の方から言われることもあると思います。

利用者の方からありがとうと言われればもちろん嬉しいのですが、何かをやってもらったらある意味当たり前のように言われる方も沢山いらっしゃるので、ありがとうと言ってもらうことだけが介護の仕事のやりがいではないと思います。

自分で定めた目標で結果をだそう!

介護福祉士という専門職ならもっと結果にこだわるべきです。

例えば、利用者さんの希望とご家族の要望にズレがある時に、「どのようにしたらどちらも笑顔にさせることができるのか?」ということを考えながら介護に取り組んだことで、どちらも喜んでいただけたらこんなに嬉しいことはありません。

つまり、自分が定めた目標に向かってケアをしていった結果、利用者さんが満足してくれたということがこの仕事のやりがいだと思います。

その時にいただける「ありがとう」こそ、本当の利用者さんのお気持ちなんじゃないでしょうか?
介護職として働く上でこれに勝るものはおそらくありませんね。

こういった高い満足度を得た結果、利用者さんやそのご家族の方から感謝され、それが私たちのお給料に反映されていくのです。
引用元-介護福祉士のやりがいとは | 介護職辞めたい人のお悩み相談室

  • 介護福祉士にとって「ありがとう」の言葉はやりがいを感じるもの
  • 自分で目標を定め、それによって利用者に満足してもらえた時こそ、本当にやりがいを感じるのでは?
  • 高い満足度を感じるサービスができたら、給料も上がるかも

介護福祉士は、高齢化社会に欠かせない重要な仕事

介護福祉士は苦労の多いハードな仕事ですが、高齢化社会の現代の日本では重要なお仕事ですよね。労働に見合った対価が支払われていないイメージがありますが、モチベーションを維持するためにも自分で目標を設定してみてはいかがでしょう?

介護職は目標にどんなことを書くべき?仕事で書くように言われた場合!

理想的な介護職の目標の書き方

賢明な介護士さんの書いてあるのを要約すると

(1)職場環境改善に対する意欲
①自分は今このフロアにいるんだけど、利用者に対しこのように接していきたい
②ベットの置き方、備品の配置の提案
③一日の流れの改善
(2)人権擁護
①おむつ交換、排泄介助、入浴介助のありかた
②認知症の方の配慮
③個人情報のあり方
(3)自己研鑽
①介護福祉士の資格取得
②ケアマネチャレンジ
③施設内提案を月1回はする
(私どもは、提案箱がありますので)
(4)自己アピール
①自分の過去してきたこと

などが、書かれています
文章がうまい、下手ではなくて、細かく読みやすく書いてありますね

レジ袋を使った使い捨てエプロンは、グッドアイデア賞を受賞

今まで、施設長と一番感心したのは社内提案でスーパーの買い物袋を使った使い捨てエプロンでしたね
これは、老健協会のグッドアイデアにも選ばれました
引用元-職場での目標設定シート(人事考課) 何を書いていいか分かりませ… – Yahoo!知恵袋

  • 理想的な介護職の目標の書き方
  • レジ袋を使った使い捨てエプロンは、グッドアイデア賞を受賞

目標は細かく定めた方が達成しやすい

介護職に限らず、何事でも目標を設定するときは細かいところにまでこだわることをおすすめします。大雑把な目標を立てても、なかなか達成することはできないもの。期限を定めたり、達成しやすい目標にしたりすることも大切です。

目標の立て方について!介護の仕事ではどんな設定をすればいい!?

短期・中期・長期とそれぞれ目標を設定しよう!

あまりにも大きな目標だけを掲げて仕事をするよりも、短期~中期~長期とそれぞれ目標設定をして順番に達成していけるようにすることで、目標への達成率を上げることができます。
良くあるたとえですが、山のふもとから頂上を目指して登っていく図を想像してください。
頂上(=最終的な目標、長期目標)に向けて、手前には2合目(=短期目標)があり、5合目(=中期目標)があり、順にクリアしていくと頂上にたどり着ける!という図式です。

短期・中期・長期の目標例と達成までの期間

例えば、短期の目標としては、一週間単位で考え、直近の目標を設定します。
中期の目標は1~3ヶ月ほどの期間で達成可能な目標を設定します。
そして最後に長期の目標として、1~3年ほどの期間で最終的な目標を設定します。
これから介護業界に飛び込むという方なら、短期目標を「介護職についてキャリアを積む」、中期目標「ケアマネになる」、長期目標「主任ケアマネになる」といった具合でしょうか。
できればその後の5年後、10年後の目標(あるべき姿)も、想定しておくとよいでしょう。
引用元-効果的な「目標」設定で、介護の仕事をグレードUPさせる方法!! | ケア転職ナビコラム

  • 短期・中期・長期の目標をそれぞれ設定し、順番に達成していくと◎
  • 短期・中期・長期の目標例と達成までの期間の目安

短期・中期の目標があるからこそ、長期の目標も達成しやすい

大きすぎる目標を設定すると、達成までの道のりが長いので挫折してしまいがちです。あいだに短期・中期の目標を挟むことで、徐々にステップアップして大きな目標も達成することができるはずですよ!

これからの目標とは!?介護関係の仕事をしているとき!

利用者が自分らしい生活を送れるよう手助けしていきたい

働き始めてまだ少ししか経っていないためわからないことばかりですが、自分にできることはなんでも挑戦していきたいです。

また、ご利用者様の語りを大事にして一人ひとりが自分らしく生活できるようサポートできる作業療法士になりたいです。
引用元-先輩職員の声 | 医療法人同愛会 介護老人保健施設やわらぎ・デイケア 米子

利用者に寄り添い、職員同士で支え合っていきたい

人を支えていけるようになることです。ご利用者様には常に寄り添う姿勢を忘れず、職員同士では協力し合えるような職員になりたいです。

介護は決して一人で出来る仕事ではない、多くの人が支え合って初めて成立する仕事なんだということを頭に入れ、今の仕事と向き合っていきたいです。
引用元-先輩職員の声 | 医療法人同愛会 介護老人保健施設やわらぎ・デイケア 米子

利用者が生活に楽しみと癒しを感じられるような職員になりたい

今年で3年目となり、やっと施設内のことや利用者さんのことがわかりかけている段階です。利用者様に満足に提供できていない部分(レクリエーションなど)をスタッフと連携して取り組んでいくことができるように頑張りたいです。
また利用者様の日常生活動作が行いやすくなり、生活に楽しみと癒しが提供できるような作業療法士になれるように自分にできることを探していきたいと思います。
引用元-先輩職員の声 | 医療法人同愛会 介護老人保健施設やわらぎ・デイケア 米子

コミュニケーションを大切にし、プロ意識をもって目標達成に挑みたい

技術面の向上、スキルUPを目標にして努力していきたいと思います。
基本的な事ですが、介護は特に人と人との関わり方(コミュニケーション)が一番大切で難しい事だと思います。一人一人の考え方や状態も違いますが一人一人にあった介護をする事が私達の最大の課題だと思います。

プロ意識をしっかりと持ち、目標に向かっていきたいと思います。
又、目標が達成できたのなら目標を続けられるよう努力していくと共に新たな課題へ向け挑戦する気持ちを忘れずにもち頑張っていきたいと思います。
引用元-先輩職員の声 | 医療法人同愛会 介護老人保健施設やわらぎ・デイケア 米子

  • 利用者が自分らしい生活を送れるよう手助けしていきたい
  • 利用者に寄り添い、職員同士で支え合っていきたい
  • 利用者が生活に楽しみと癒しを感じられるような職員になりたい
  • コミュニケーションを大切にし、プロ意識をもって目標達成に挑みたい

素敵な目標は、利用者も家族もうれしく感じるはず!

介護関係の仕事をしている人がこんな目標を抱いていると知ったら、利用者の方々もきっとうれしく感じることでしょう。一人一人違う人間なのだということを意識してもらえるだけでも、家族も安心して任せられるはずです。

介護の仕事内容の特徴とは!?目標を立てるのが難しい職種?

チームプレイができない職員は、同僚に煙たがられる

嫌われるタイプの介護職員
どんな仕事でも仲間内から嫌われる職員がいるものです。
どのようなタイプの介護職員が嫌われるのか・・。

ズバリ、仲間意識の無い職員が圧倒的に嫌われます。
何故か・・・、それは介護とはチームプレイだからです。

月に売上がいくらだったとか、こんないい商品が開発出来たとか、具体的な目標やノルマがない分気楽な仕事と見られがちです。

ですが、目標やノルマがないからこそ人の性格が問われます。

いくつものマイナス要素があったとしても、例えば人の2倍商品を売るとか人が成し得ない業績を作る人物なら、多少のマイナス要素は目を瞑られます。

ですが、介護の世界にはそれがありません。ので、人当たりの悪い人は単純に嫌われるわけですね。

自分の非を認められない人は、周囲に嫌われる

特養での体験ですが、技術が伴っていない人に対して教育します。
ここが悪い、とかこの方法はこの方にあっていない、と指導します。

それを素直に認めて改善しようとする人は嫌われません。
が、自分の非を認めず改善をしようとしない人は嫌われます。

どこの世界でも一緒ですよね。介護職には目標やノルマがないから挽回するチャンスがありません。

引用元-嫌われるタイプの介護職員

  • チームプレイができない人は、他の職員に嫌われる
  • 介護職にはノルマが無いからこそ、性格が重視される
  • 自分の非を認めず、悪いところを直そうとも思わない人は、嫌われて当たり前

自分の非を認めないのは、成長の機会をつぶしてしまうこと

自分の非を指摘されると、自分自身が否定されたように感じてしまうかもしれません。しかし「悪いところは悪い」と素直に耳を傾けることは大切です。せっかくの成長の機会を、自分の手でつぶしてしまわないようにしましょう。