大学の研究室に入って、合わないと感じる人は少なくないと思います。
一度入ってしまった大学の研究室は、途中で変更ができるのでしょうか。
大学の研究室を変更できるのか、合わない研究室に入ってしまったときの対処法などをまとめてみました。
Q、大学の研究室を変更することはできるの?
配属された研究室が合わない
研究室の変更について.現在3年生で研究室仮配属の学部生です。理系で工学部です。先月研究室の配属が決まりました。あまり自己分析ができておらず、
なんとなくで選んだのですが・・・今になっても、配属された研究室でやることに関心が持てません。逆に自己分析した結果、自分のやりたいことを見出せました。
自業自得なのはわかっていますが、今の研究室で興味がないことを1年間研究すると考えるだけでストレスがたまり、ここ最近所属した研究室にも行っていません。
研究室は変更できるの?
そこで質問なんですが、学部生の方で研究室を変更できた方っていますか?
やはり学部生が研究室を変えるということは不可能でしょうか?
(学部や学科の変更はありません。)
- 大学3年の工学部の学生
- 配属されている研究室に興味が持てない
- 新たにやりたいことがある
- 今からでも研究室は変えられるか
私も途中でこそ変えませんでしたが、研究室は失敗したと今でも思っています。在学中は他の研究室の話も耳に入ってくるので、変えられるのだったら変えたかったです。しかし、教授とはかなり気まずいですね。
A、大学の研究室を変更することは・・・。
研究室は変えられない
それは大学というか、あなたの所属する学科の規則によります。
うちは一度仮配属された研究室は変えられません。
例外を認めると他にもぞろぞろと出て来るので絶対に変えられません。となっております。
常識的に不可能
常識的に考えて不可能だと思います。
仮に変更を希望する教官がOKを出すと、教授会での審議なりますよ(笑)
卒論は我慢してでも今の研究室で書いて下さい。
ただし、大学院から他の研究室に移ることは可能だと思います。
(実際に私がそうでしたから)
- 一般的な大学では、研究室は途中で変えられない
- 変更をOKすると、教授会で審議にかけらえるほど大ごとになる
- 大学院から他の研究室には移れる
これは大変ですね。確かに、研究室選びを失敗したと思っている人は少なくありません。変更をOKにしてしまったら、教授同士でもいざこざが起きそうです。研究室選びは重要ですね。
大学の研究室を変更したい場合はまず相談!
研究室を変えるのは自由
卒業研究や修士研究をやってみて「あれ?このテーマあんまり興味もてないや」とか「あれ?この研究室/指導教員と相性悪いや」と思っている人も多いと思います。で、修士進学や博士進学を機にテーマや研究室変えようと思っている人いると思います。
半径5mの観測からすると、ほとんどの教員は、進学を境として、学生がテーマを変えたり、研究室を変えたりするのを特になんとも思わないようです。人間は相性があるので無理をいっても指導する方もされる方もしんどいので。
また、そもそも論として指導教員が学生に研究室の変更を禁じることはできません。だって、学費払っているのは学生なんですから(RAやTAなどの形で給料もらっているなら話は別です)。
先生に相談するのはマナー
ですが、指導教員には何の相談もなく研究室を変えるというのは基本的にやめたほうがよいです。特に同じ大学、同じ専攻・コース内で研究室を変えるなら、まずは指導教員に相談して、その後、移りたい先の研究室の教員に相談するのが無難です。
そういう相談がないと何がおこるかというと、専攻の会議や面接試験の際に自分が指導している学生が他の研究室に移動を希望していることをいきなり知らされることになります。指導している学生と信頼関係を築けている場合は、相談されるのが当たり前とみなされているので、その事実は、学生と信頼関係を築けていないという証明になります。
既に険悪な関係になっているならば、それを当たり前と思うでしょうが、別に険悪な関係ではないと思っていた現指導教員は、ばつの悪い思いをさせられることになります。
一般に、そういう思いをすることを好ましく思う人は少ないです。
- 大学院に進学するときに研究室を変えるのはよくある事
- 先生には相談したり伝えることがマナー
- 先生側は知らないとばつの悪い思いをしてしまう
大学の研究室の途中で変えるのは厳しいですが、大学院に行くタイミングで変えるのはよくある事のようですね。今後も何かのお世話になる可能性も大ですので、失礼のないように気を付けていきたいですね。
自分に合わない研究室に入ってしまったら・・・。
中退は避けたい
選択に失敗し、あるいは時既に遅く、ブラック研究室に入ってしまった人たちへ。どうか自分を責めないでほしいと思います。
私のように、中退するという選択肢もあります。大学院なんて、大企業なんて、心と体を壊してまで行くところではありません。
ただ、誤解しないでほしいのですが、私は決して中退を勧めません…今の日本社会で、それはあまりにリスクが大きいことだからです。(特に、人間関係ではなく学力的な問題である場合、私はなんとか修学し通すことを勧めたい)現に私は今、死ぬほど安定が欲しい、安心を渇望していることも事実です。
しかし、中退を絶対にしてはいけないことだ、とも言いません。中退を選択肢に入れるだけでも、不思議と気持ちが軽くなり、頑張ることができるもんです。そして実際に中退という選択肢を選んだ場合…これは険しい。とても厳しい道だと思います。
楽に生きること
なにしろ道がない、まさにレールから降りるの意味を実感させられます。しかし、人生なんとかなるもんです。私が中退の決心を母に伝えたとき、かつて私の阪大合格を喜んだ母は、「楽に生きや」と言ってくれました。
それは多分、難しいことなのだと思います。でも、世の中は案外テキトーです。どんな風になっても、楽しく生きることは意外とできるもんなのでしょう。
私ができているかはわかりません…が、中退という選択をいまだ後悔したことはありません。悪運が強かったんだろうと言われればそれまで。しかしせっかくチャンスがあっても、心と体が壊れていてはどうにもなりません。
取り返しのつかない事になる前に、耐えるにせよ辞めるにせよ、決断することが必要です。長い目で見れば、そんな経験も悪くない、かもしれません。
- ブラックな研究室に、心身を壊してまで行くところではない
- 中退は社会ではリスクが大きい
- 学力的な問題だったら卒業すべき
- 中退の道も考えると、気持ちが楽になる
他の卒業生と比べると、苦しい道に感じてしまうかもしれません。でも、比較する必要なんてどこにもないですよね。自分が楽しいと感じる道を選び、笑って過ごした方がずっと幸せです。
大学の研究室はわりきることも大切!?
研究室で発狂しないために
・研究がうまくいかないからと言って命までは取られません。
・今居る研究室が世界のすべてと思わないように。
世の中の99.99%以上の人は、あなたが何の研究をやっていようがどうでもいいのです。実験に成功しても相変わらず景気は悪いし、毎日こき使われて奴隷のようだ!と嘆いても、毎日五万人が貧しさのために死んでいるのです。すべてどうでもいいことです。
研究室なんてどうでもいい
本当につらくなったら、やめてしまいましょう。病院に行くか学校を休んでのんびりしながら、人生について考え直しましょう。
その方が、人生をやめるよりずっとマシです。研究室とかいうどうでもいいもののために気を病む必要はどこにもないのですから。
- 研究室で失敗しても、それは小さなこと
- 研究室のために、心身を病むのは間違い
- 本当に辛いなら辞めてしまう事
研究室は本当に狭い世界。毎日毎日同じことを繰り返していると、心が病んでしまうこともあります。もし行き詰っているのなら、外の世界にあえて飛び出してみることも必要です。病んでしまったら元も子もないですよ。