履歴書で一番困るのは、書くことがない時です。でも、特に希望がないことは、雇う側にとっては好都合なこともあるのです。
希望職種欄、本人希望欄など、コンビニバイトで採用されるためには、どのように書けば良いかをまとめてみました。
アルバイトと侮るなかれ。履歴書はきちんと書いていきましょう。
Q、なんて書くべき?履歴書の『希望職種』欄には【コンビニバイトの場合】
希望職種って何?
履歴書の希望職種で、コンビニで働きたい場合は、希望職種の欄にコンビニエンスストアと記入すればいいのでしょうか?
なんだか職種ではない気がして・・・
- コンビニで働きたい
- 希望職種の欄は何と書けばよいのか
希望職種とは、おそらく色々な部署がある会社向けに設けられた欄ではないでしょうか。コンビニの中で部署も何もないですよね。自分の受ける企業にあった履歴書を見つけることも大切ですね。
A、履歴書の『希望職種』欄には、コンビニで働きたい場合
希望職種欄に書くこととは?
確かに履歴書の希望職種で「コンビニエンスストア」はおかしい表現かも知れませんね。
例えば「販売業務(レジ・品出しなど)」と記入すれば、一応しっくり来るのではないでしょうか?
私自身もコンビニのバイトを経験したり、いくつかのバイト面接を担当しましたが、上記のような表現であれば特段違和感は持たれないかと思いますよ。
- 希望職種欄には、具体的な業務を書く
- コンビニであるなら、販売業務(レジ・品出しなど)と記入
私も小売業でアルバイトさんの面接をしていました。面接をする時点で、担って欲しい業務は決まっていますので、難しく考える必要はないと思います。求人広告に書かれている通りの業種を書けば、間違いないですよ。
コンビニで働きたい場合、履歴書『希望職種』欄の書き方とは?
本人希望欄の書き方
履歴書の本人希望欄に、書くことがなかったら?
では、特に希望がない場合はどうすればいいのでしょう?何も書くことがない場合は、「貴社の規定に従います」、「貴社の規定に準じます」と記載するのが一般的です。
何も書くことがないからといって、空欄のまま提出するというのはオススメしません。
採用担当者が、空欄=記入モレという認識をする可能性があるからです。
履歴書は全て書くこと
履歴書は、応募者にとって最初のプレゼンテーションツール。
採用担当者に「この人やる気がないのかな?」と思われないためにも、項目はきちんと書くようにしましょう。
- 履歴書の本人希望欄は、無記入はNG
- 何も希望がない時は、「貴社の規定に従います」と書けばOK
- 履歴書の項目は全て埋めるべき
企業にとって一番都合が良いのは、規定に従ってくれることですよね。希望があったとしても、何行にもわたって書くのは避けた方が良いと思います。無記入も良くありませんが、融通の利く人の方が受かりやすいのは事実です。
全体的な書き方について|履歴書の基本
履歴書の書き方
まず最初に履歴書の書き方を覚える前の基本として、字は黒のボールペンでなるべく丁寧に書こう。
万年筆等でも大丈夫。
さて、書き方だけど、まず履歴書左上に現れる住所・氏名・電話番号・写真貼付欄。
日付には書いた日ではなくて履歴書を持って面接する日を書く。
氏名のふりがなは、「ふりがな」とある場合はひらがなで、「フリガナ」とある場合はカタカナで。
現住所欄も同じ。
電話番号は携帯電話ok。
住所は7桁の郵便番号を。
マンションやアパートにすんでいる場合は名称も忘れずに書こう。
都道府県名も忘れずに。
連絡先は、住所と同じなら省略できる。
証明写真は三ヶ月以内にとったものを履歴書にあるサイズのとおりに切って貼る。
なるべくのりで、両面テープは避けよう。
のりで写真を汚さないように注意。
志望動機が大切!
黒のボールペンで丁寧に書くというのが基本です。
誤字・脱字に気づいたら書き直します。
修正液は絶対に使わないようにしましょう。
また、志望動機などのフリースペースの欄は空欄が目立たないようにぎっしりと書きます。
志望動機が一行だけ、といったことにならないように。
アルバイトだからといって気を抜くことなくしっかりと書くことが重要です。
- 黒のボールペンで丁寧に書くこと
- 修正液はNG
- 志望動機はしっかりと書くこと
- アルバイトでもきちんとしっかりと書くこと
私がアルバイトさんの面接をしていた時、まず気になったのは、筆圧や字の丁寧さ。あまりにも薄い字や小さい字、読みにくい字だと、かなりマイナスポイントです。字は体を表すという言葉があるように、きちんと書くことが大切だと思います。
履歴書のどこを見てるの!コンビニのオーナーに聞いた
・住所
→あまりにも職場と家が近い場合、接客業限定ですが「もし採用を断った場合、うちのお店にお客様として来てもらえなくなるのでは?」と警戒されることもあることは頭の片隅には入れておきましょう。
(もちろんこれだけで合否は決まらないので、近場だからといって応募をためらう必要はないですよ)
・学歴
→全く見ていません・・・が、例えば「大阪大学」のような学業で厳しいことで名の知れている大学だった場合は、「学業中心になって、仕事がおろそかにならないかな?」とまれに警戒されることも。
でも、基本は気にしなくて大丈夫です。
・職歴
→経験した職場の数が多く、かつ一つの職場の勤務期間が短い場合「長続きしない人なのでは?」と疑われることもあるそうです。
もっともちゃんとした説明ができるのであればこの辺も問題はないでしょう。
やる気を見せれば平気ではないかと。
(あと、邪道ですが、上記に該当してしまっている場合は『あえて履歴書に無駄なアルバイト経験を書かない』というのも作戦のひとつかと。アルバイトなので、書かなくても職歴詐称にはならない・・・はず(確実とはいえませんが))
・免許及び資格
→車の免許の有無やリフト免許等という仕事に関連する資格であれば、チェックされますが、それ以外の資格に関しては何もチェックされません。
もちろん経理のアルバイトに応募する場合は「簿記の実力はどのくらいか?」という形でチェックされることもありますが、接客業関連のお仕事であれば、ノーチェックだと思っていいでしょう。
・志望動機
→きっちり見る職場と全く見ない職場の真っ二つに別れます。
まず全く見ない職場の場合は単純に「希望のシフトに入ってくれる人であれば、仕事に志望した理由は何だっていい」という職場です。
その場合は純粋に労働力を求められていることになりますので、あまり気にしなくて大丈夫です。
(ちなみにうちのコンビニオーナーはこちらです)逆に志望動機をきっちり見る職場は要注意!きっちり見てくる職場というのは、やる気の有無もさることながら「将来、うちで正社員として働いてもらえるように、きっちりと育成しよう」という職場であることが多いからです。
もちろん仕事の実力はこういった職場の方が身につきますが、その分「仕事に厳しい!」ことが多いですので、志望動機をきっちり見られた場合(もしくは聞かれた場合)は「あ!本気で仕事をしてくれる人を求めているな。
厳しめの職場だな」と腹をくくっておいた方が良いでしょう。
・本人希望記入欄
→気になることが書かれていたら、オーナーが確認の意味を込めて聞く場合はあります。
(例えば「土日は無理」とかね)ただ、基本はスルーだと思っていいし、何もなければ空欄のままでもいいです。以上。
実際にコンビニのオーナーに聞いた採用時の履歴書目線を書いてみました。
もちろんこの文章を見て「うちの職場はこんなんじゃない!」と思われた方もいるかもしれません。
あくまで一目線ということでお許し願えたらとは思います。
採用基準は本当に職場によって様々ですから。
引用元-アルバイト・パート採用時、履歴書ではこんなところを見られている!(某コンビニのオーナー談より) | エリア求人コラム | 大阪と淡路エリア求人就職ガイド (スマホ&タブレット対応)
- 職歴は、短期で辞めたものがあれば、やめた理由を説明できれば良い
- 仕事に関連する資格以外、合否には関係しない
- 志望動機をしっかりと聞いてくる職場は、期待される上、厳しめの可能性
これはかなり主観が入っているとは思いますが、業種によっては履歴書を見ないところもあると思います。何人かの応募者がいた時は比較のために見られることもあります。どちらにせよ、履歴書は丁寧に書いておけば間違いないでしょう。