梅雨や冬場の大きな悩みの一つとなるのは「洗濯物がなかなか乾かないこと」。
ここではそのお悩みを解消すべく除湿機とエアコンの除湿機能、どちらを使えば洗濯物が乾きやすいかについてまとめてみました。
それぞれのメリット・デメリットを知り、活用してくださいね。
洗濯物が乾きやすい方は?エアコンの除湿機能と除湿機では
エアコンの除湿機能と除湿機の違い
「1.とにかく湿度を下げる」ですが、
こちらは、除湿機を使用したり、エアコンのドライの機能を利用する事で実現する事ができますね
ちなみに、除湿機にはその名の通り、湿気を取り除く(湿度を下げる)機能があり、また、エアコンのドライ運転では、温度を下げずに除湿する事が可能です(再熱除湿の場合)
更に、日本経済新聞の以下の記事によると、エアコンを使う場合、エアコンに衣類乾燥モードがあれば、より湿度を大きく下げる事ができ、冷房モードを選ぶ事で、比較的、省エネで除湿できる様です
洗濯物を乾かすには
続いて、「2.空気を循環させる(換気する)」ですが、こちらは、換気扇を回すだけでも良いですが、
より効果的な方法としては、直接的に風の流れを作りだすために、扇風機やサーキュレーターを利用するのがおすすめです
「3.できれば温度が高い方が良い」に関しては、暖房を使うという方法がありますが、
電気代の事を考えると、あまり効率的とは言えませんね
従って、具体的に、洗濯物を効率的に乾かす方法としては、除湿機やエアコンのドライ機能などを使って、湿度を下げながら、扇風機やサーキュレーターで洗濯物の周りの空気を循環させる、という事になります
- 洗濯物を乾かすには除湿機を使用したり、エアコンの除湿機能を利用して温度を下げるとよい
- 除湿機は湿気を取り除く分温度も下がり、エアコンのドライ運転は温度を下げずとも除湿可能である
- エアコンの衣類乾燥モードは湿度が大きく下がり、冷房モードでは比較的省エネで除湿できる
- 空気を循環させるためには扇風機やサーキュレーターを併用するとより良い
除湿機とエアコンの除湿運転が違う働きであることを初めて知りました。梅雨時や天気の悪い冬は洗濯物が乾かず室内になってしまいますよね。そういう時に是非この知識を活用していただきたいです。
Q.電気代が抑えられるのは?エアコンの除湿機能と除湿機を比較
どちらがエコか検証したい
除湿機とエアコンの除湿機能、どちらがエコでしょうか?
電気代が上がり、なかなか気軽にエアコンを使えない今日この頃。
しかし、突然の湿気に体力もけずられ、部屋にカビでも発生するのでは?と思われるほどの湿気にエアコンを使いたい思いにかられます。
=現状=
・ダイキンの型番不明なエアコンがついてます。
おおよそ12年ほどたってます。
・親がうるさいので、エアコンがついてるにもかかわらず使う頻度が少ないので、まだまだ使用出来る状態です。
・買い替えは検討してません。
・部屋は約8畳
目標湿度に早く達する方を知りたい
6畳フローリングの北側に位置する寝室(ベッド使用)で、湿度80%気温23度の状態から、湿度60~50%ぐらいまで除湿したいという場合
上記のエアコンと除湿機では、どちらが早く目標湿度に達することができるでしょうか?
また、目標湿度に達するまでの電気使用量が少なくて済むのはどちらでしょう。
除湿機の場合気温が上がるなどはあるとは思いますが、この際気温のことは考えなくてかまいません。
あくまで除湿機としての機能ということでお願いします。
- 体調管理やカビ対策の為に除湿をしたい
- 除湿機とエアコンの除湿機能ではどちらの方が速く乾くのか知りたい
- 単に早く乾くだけではなく、電気代が安くなる方法を知りたい
私もよく除湿機にするかエアコンにするかで悩んでいますが、どちらが速く乾くのでしょうか。意外に電気代がかかるのではないかとびくびくしてしまいます。からっと気持ちよく過ごしたいのですが、難しいところですよね。
A.回答。『エコ』という観点から言うと…
電気代が安いのはどっち?
『エコ』という観点から言えば、使用しないエアコンを購入していて、さらに除湿機まで購入するという事は、資源の無駄使いでエコではないような気がしますね
ですが、電気代が安いのは?という事で言えば
除湿機
エアコンの冷房
エアコンの除湿という順番で電気代が掛かります
新しい物は購入せず、今ある物で我慢をするというのもエコの一つでしょうし今後、エアコンの使用は止めて、ランニングコストの安い除湿機にするというのもエコの一つでしょう
どちらの能力が高いか計算してみた
● 23℃と気温が低く、エアコンの除湿が充分動作するか?不明、 気温が30℃程度で有ればエアコンを冷房にすれば除湿器の4~5倍の能力が有ります。
除湿器は 6L/24時間=0.25L/h に対し エアコンは 1.2L/h 程度と非常に能力が有ります。
●型録での定格消費電力 除湿器 449w ,エアコン 325w
● 6畳の部屋は約 25m3 23℃ 湿度80%で有れば、400gの水分が存在します、湿度 50%では250g存在し、150gの除湿が必要です。完全密閉の部屋で有れば、概ねの計算ではエアコンで 8分弱、除湿器 36分(色々な条件が異なるが、4~5倍の差がある)、現実は完全密閉ではなく、この2倍程度の時間が必要な場合も考えられます。
- 電気代の安さから考えると、除湿機が一番安い
- エアコンを冷房にすることで、除湿機の4~5倍の能力を発揮する
- 計算上ではエアコンで除湿する方が早い
理論上と実際は多少違いが生じるかもしれませんが、価格面から言えば除湿機が、効果面で言えばエアコンが良いという結果が出ました。なるべく急いで乾かしたいときは、電気代を度外視して、エアコンに頼るのがよさそうですね。
エアコンの除湿機能と除湿機では、梅雨時の洗濯物対策に相応しいのは?
エアコンを使うメリット
エアコンを使うメリットは、蒸し暑い日の、室内の温度も下げることが出来る、という点です。
最近のエアコンは、除湿機能も付いているので、わざわざ除湿機を買わなくて済むことです。
強い風が当たるように、送風口に上手く洗濯物を干せれば、扇風機などもいりません。
エアコンを上手に使えば、これだけで乾かすことが出来るのです。
除湿機を使った時のように、水を捨てる必要もなく、手間がかかりません。
エアコンのデメリット
デメリットと言えば、電気代がかかること、ですね。
温度を急激に上げたり下げたりするときが、エアコンでは電気をいちばん使ってしまうので、仕方がないですね。
引用元-梅雨時の洗濯物の対策は?エアコンを使う?除湿機? | まめちしきカフェ
一番いい方法は、浴室に洗濯乾燥機能がついている場合、それを使うことです。
それ以外では、エアコンを結構使う家であれば、エアコンを上手く使って、乾かす方法がいいと思います。
あまりエアコンを使わない家であれば、洗濯物を乾燥させるためだけに、エアコンをガンガン使うのは、電気代がもったいないと思います。
それならば、コンプレッサー式の除湿機と、サーキュレーターを購入して、併用する方がいいでしょう。
- エアコンには除湿機能も含まれており、メリットとしては除湿機を別途買う必要がないことである
- デメリットとしては、電気代がかかることである
- エアコンをもともとあまり使用しない家であれば、浴室の洗濯乾燥機能を活用する方が良い
確かにエアコンは優秀です。扇風機を併用せずとも洗濯物を乾かせるという点には納得します。ただ、電気代は非常にかかってしまいますよね。うちでもエアコンを多く使用した月分の電気代の請求額には目をむいてしまっています。
電気代を比較☆エアコンの除湿機能と除湿機。安いのは?
除湿機のメリット
除湿機の電気代はエアコンの除湿に比べると安く抑えることができます。
私も除湿機は電気代を抑えるだけでなく、エアコンの除湿は以外にも電気代を消費するのだなという風に思いました。
やはりただ水分を含んだ空気を冷やすだけでなく、温め直すという動作を行っていることが電気代を消費させる理由なのでしょう。
なのでそういう意味でも電気代を少しでも節約したいと思っているのでしたら、除湿機を使う方がオススメです。
部屋干し対応としての除湿機の活用
雨天時には外に洗濯物を干すことができませんので、部屋干しをするシーンは多いものと思われます。
部屋干しでは室内の湿度が高くなりますので、臭気の発生や、乾燥に時間が必要といった問題がありますが、除湿機により強制的に湿度を下げれば乾燥効果を高めれます。
また、花粉や黄砂など、晴れであっても屋外に干すことができないシーンも考えられます。
このような環境では部屋干しを強いられるため、除湿機が効果を発揮します。
- 電気代を節約したいのであれば除湿機の使用を勧める
- 雨天時の部屋干しは、除湿機によって強制的に湿度を下げることで乾燥を促進できる
- 花粉や黄砂対策としての部屋干し時にも除湿機が役に立つ
洗濯物を乾かすだけの為にエアコンをつけているととんでもない電気代になって後悔しそうです。除湿機であれば、電気代が安い分、躊躇せずに使用することが出来ますね。一台あれば梅雨や真冬にも活躍しそうですね。