仕事上の失敗や問題が多い人には、どんな習慣や特徴があるのでしょうか?
仕事でミスを繰り返す原因や、報連相の重要性、失敗が多い人のやりがちな習慣をご紹介します。
ミスを防ぐコツ茶、失敗の経験から得られるものも参考にしてみてくださいね。
ミスを繰り返す原因は何!?仕事で失敗が多い人の特徴とは?
ミスをしたときに必要以上に落ち込む
ミスすると過剰にヘコむ
仕事ができない人がミスを連発する理由は、ミスすると過剰にヘコむからです。
ヘコんだ状態では何をしてもうまくいきません。
反省することは大切ですが、すぐに次の方法を見つけて進むことの方が大切なのです。
あからさまにヘコんでいると、周りにも負のオーラをまき散らすことでしょう。
ミスを怖がってばかりで、改善策を見いだせていない
ミスを怖いと思っている
仕事ができない人がミスを連発する理由は、ミスを怖いと思っているからです。
ミスすることは誰だって怖いです。できることならミスなんてしたくないですからね。
でもミスをしないようにすることよりも大切なことは、適切な改善策を見つけることです。
それができれば、順調に仕事を進めることができます。
スピードを優先し、仕事の丁寧さに欠けている
慎重に取り組んでいない
仕事ができない人がミスを連発する理由は、慎重に取り組んでいないからです。
慎重に取り組むというのは、早く終わらせることばかり考えるのではなく、入念にチェックするということです。
ミスの多くは、確認作業を怠っているから起きるのです。
- ミスをしたときに必要以上に落ち込み過ぎている
- ミスを怖がるばかりで、ミスをしないための改善策を考えることができていない
- 仕事の速さだけを重視し、確認作業が不十分
注意していても、人間ミスをしてしまうことってありますよね。そんなミスを反省するのは良いことですが、いつまでも引きずるのはNGです!落ち込んでいるときほど、違うミスを誘発しやすいもの。気持ちを切り替えることも大切ですよ。
「報告・連絡・相談」の【報連相】が出来ない人が多い?仕事で失敗する原因!
報連相とは?
報連相は「報告・連絡・相談」の略称です。それぞれを個別に紹介すると下記になります。
報告
報告とは、上司からの指示や指令に対して、部下が経過や結果を知らせることです。報告するのは、部下から上司へ、あるいは後輩から先輩へ、という流れになります。
ex.上司からの書類作成の依頼について、進捗を報告する。
連絡
連絡とは、簡単な情報を関係者に知らせることです。そこには自分の意見や憶測は入りません。また、上司や部下に関わらず、誰もが発信側にも受信側にもなります。総務や人事から全社に向けての連絡やプロジェクトリーダーからメンバーに向けた連絡など、様々な連絡があります。
ex.週末の社内歓迎会の時間と場所を連絡する。
相談
相談とは、判断に迷うときや意見を聞いてもらいたい時などに上司や先輩、同僚に参考意見を聞き、アドバイスをもらうことです。
ex.プロジェクトがうまく進んでいないので、どうしたらいいかを上司に相談する。
報連相は、仕事を円滑に行うための重要なコミュニケーション
ビジネスにおけるコミュニケーションのほとんどが報連相であるといっても過言ではありません。
報連相によって、それを受ける相手は状況を確認・整理し、次の行動の判断に生かすことができます。
部下の報連相によって上司が状況を理解し、次の指示を出すことができれば理想的です。
こうしてスムーズに仕事が進んでいけばトラブルの発生は少なくなり、ひいては顧客や取引先との関係も良好なものになります。
- 「報連相」とは「報告・連絡・相談」のこと
- 報連相は仕事の中心となるコミュニケーション
- 報連相がきちんとできていなければ、円滑に仕事を進めることは難しい
「上司に声をかけづらい」「忙しそうだから・・・」と報連相を怠る人も少なくありませんが、報連相が不十分だと仕事に悪影響です。ひとりで勝手に考えて行動せず、必要なときに報連相で上司の指示を仰ぐことも大切なことですよ。
失敗が多い人がやりがちな習慣について!仕事でミスを繰り返すのはコレが原因?
パソコンのデスクトップが整理されていない
PCのフォルダやファイルが30個以上ある
机の上の書類整理なども大切ですが、PCのデスクトップ画面の整理もとても重要になってきます。
片っ端から新規作成をしては、そのままデスクトップに置きっぱなしだと上記と同じくムダな作業が何倍にも膨れ上がります。
作業が多くなればなるほどあなたへの負担は増え続け、仕事のミスが多くなってしまうでしょう。
引用元-仕事のミスが多い人の習慣7つ
メモした内容が自分で理解できない
手帳を見返した時、理解できないメモがある
「あれ?このメモなんだっけ・・・」といつ書いたかも思い出せないメモが出てくることはないでしょうか。
それが大変大きなトラブルを引き起こしてしまう原因になってしまうことだってあるでしょう。
仕事のミスが多い人は仕事の中身に関わらず、その場だけといった具合でメモを取ったりします。
特に新人さんなどはよくこういったミスが多いと思います。
この話がどんなことに結びつくのか、仕事の本質や内容をしっかり理解していないと形だけのメモをとりがちになってしまいます。
引用元-仕事のミスが多い人の習慣7つ
タスク管理がきちんとできていない
帰宅途中にやり残した仕事によく気づく
「やべっ!あの仕事やり忘れた!・・・明日早く出勤しよ」と思っていたらいつも通りに起きてしまって、上司に叱られたり、周りの人に迷惑をかけてしまうパターンがあります。
これはタスク管理ができてないことが原因です。
仕事のミスが多い人はその場その場で仕事をこなそうとするためやるべきことを忘れてしまったり、優先順位を間違えたりします。
引用元-仕事のミスが多い人の習慣7つ
- パソコンのデスクトップが整理されておらず、無駄な作業を増やしている
- メモした内容を自分で理解できず、その場限りのメモになっている
- タスク管理が不十分で、帰宅中に仕事のやり残しに気づく
私も新人として働いていたころはとにかくたくさんのメモをとっていましたが、走り書き過ぎて後から解読できないこともちらほら・・・。時間がたつほどわからなくなるので、毎日メモを整理して理解する時間をとっていました。
失敗が多い人こそ成長するって本当!?仕事上の経験とは…。
失敗の数だけ、知識や対応策を学ぶことができる
失敗の数は経験値の数
仕事の失敗が多いということは、それだけ失敗の理由を知っているという事です。
失敗から学ばない人もいますが、多くの人は仕事の失敗から次への対応策を学んでいきます。
その数が多いほど多くの知識や方法を身につけていきます。
しかも、失敗が多いということは、めげずに続けているということでもあり、その人の精神的な強さの証でもあります。
失敗した人の気持ちがわかるのは、管理職として重要
失敗が多い人ほど人の気持ちがわかる
失敗して嬉しい人はいません。悔しくて情けなくて落ち込んでしまいます。
しかし、その感情は体験した本人にしかわかりません。
逆を言うと、同じような仕事の失敗をした人の気持ちをわかってやれる思いやりの心が生まれます。
この事は特に管理職にとってはとても重要な経験であり、人を率いていくための必須な能力です。
失敗が多い人ほど、仕事のスピードが速い
失敗の量と仕事のスピードは比例する
仕事の失敗が多い人は、即座に取り掛かる人です。
ある意味で計画性のなさから失敗を生んでいるわけですが、スピード感は抜群です。
そんな人は仕事の失敗から得られた経験から仕事自体の品質も上げながら、スピードは維持しているわけですから、慎重に計画に時間を掛け過ぎて動けない人に比べて、どんどんデキル社員になっていくわけです。
- 失敗の数だけ、そこから知識や対策を学ぶことができる
- 「失敗する人の気持ち」を知っていることは、管理職にとって重要
- 仕事がは早い人は物事への取り掛かりが早く、スピーディーに仕事ができる
部下を持つ立場になったとき、自分も似たような失敗をしたことがあるとフォローもしやすいのではないでしょうか?ミスをしたら落ち込んでしまうものですが、そこから何を学ぶのかが本当に大切なことですよね。
仕事中に実践すべき2つのポイント!失敗が多い人が「ミスを防ぐコツ」!!
仕事の段取りや優先順位を手帳などにメモする
その日の仕事内容を書き出す
予定を確認したら、ざっくりとでかまいませんので、その日の仕事の段取りを組み立てます。
しなければならない仕事の内容を手帳やメモなどにひとつひとつ書き出していきましょう。
さらに、早くしなければならない仕事、できなかった場合は翌日に回しても大丈夫な仕事など、優先順位をつけていきます。
1日の仕事をこれにそって進めていきましょう。
終わった仕事にはチェックをつけていきます。
こうすれば、「しなければならなかったことをうっかり忘れた」ということがなくなりますし、仕事の進み具合が一目瞭然です。
終わった仕事にチェックをつけていくと、達成感を得ることもできます。
簡単な仕事であっても、師事を受けたらメモを取るようにする
仕事の指示はメモを取りながら確認する
仕事の指示を受けたら、必ずメモを取るようにしましょう。
「これ、すぐにコピー取ってきて」と言われてメモを取っていたら「そんなことしなくていいから、コピーを取ってこい」と言われてしまいますが、同じコピーを取る作業でも「後でいいから」と言われた場合は、忘れてしまうこともあります。
どんなに簡単に思える仕事でも、仕事は仕事ですから、メモを取る習慣をつけていきましょう。
メモを取りながら、必要に応じて復唱して、わからないことや仕事の期限をきちんと確認していきましょう。
例えば「明日までに書類を作っておいて」と言われたときには、「明日の何時にできていればいいですか?」と、時間の確認をします。
「書類できた?」「時間を言われていなかったので、できていません」では、社会人としては通用しませんので。
- その日の予定を確認し、段取りや優先順位を手帳などにメモする
- 仕事の指示を受けたら、簡単な作業でもメモを取ることを心がける
- 明確な仕事の期限の確認も忘れずに
何となくで仕事をしていると、優先順位を間違えて急ぎの仕事をうっかり忘れてしまうかもしれません。自分にとってわかりやすい方法で、タスクの管理を行うようにしましょう。仕事の期限を守ることは、社会人としての信用を得る為に重要ですよ。