英語は机上で勉強しても、話せるものではありません。実際に英語を話そうとしても、言葉が出て来ないという経験がある人も多いでしょう。
英語を話すには、頭の中でどのように組み立てていけば良いのかをまとめてみました。
英語がなぜ話せないのかを一緒に考えていきましょう。
基本を抑えれば組み立てられない事はない!英語の文章は「主語と動詞+α」の構造
5文型にこだわらないで!
自分の持っている英語の語彙や文法知識をフル活用して自分なりの英文を創造する、クリエイティブなオーラルプラクティス(口頭練習)だと考えています。
英文と聞くと中学・高校で勉強した英語の5文型を想像する人が多いと思います。
確かに英語の文構造は5文型で成り立っています。しかしそんなに難しく考える必要はありません。
主語+動詞+αが大切
5文型の知識がない英語圏の子供たちは立派に英文で話しています。
なぜでしょう?
単純な発想がここでは必要です。
英語を習得する過程で英語圏の子供たちは英語の基本的な文構造としてSVαをまず身につけるそうです。
S は文の主語、V は動詞、そしてα は動詞に続く情報です。
SV を言ったとしても言い足りなければ何らかの情報を追加しないと文は完結しません。
SVα この基本を唯一おさえれば英文は作れます。
α に何を置くかを気にすることはありません。動詞がそれを決めてくれるからです。
引用元-この英会話学習方法で日本人は英語が話せるようになる: 外国語教育&学習
- 5文型ばかりに気を取られない
- SVαを意識すれば、英文は作れる
- 5文型の知識がなくても、話すことは出来る
英語を話そうとするとき、中学校で習った文法に当てはめようと考えてしまいます。そうすると、言葉が出てこないんですよね。主語と動詞を意識して言葉をまず発することが大切だと思います。
とにかく英語を使おう!英語の文章が組み立てられない場合
学校英語の影響?
私たちは学校英語や英語学習で、自ら英語を組み立てる作業をしていないので、英語を組み立てるのが下手なんですね。
英語が組み立てられない <= 話せるわけないじゃん
話すって言うのは、瞬間に英語を文にしなくちゃいけませんので、英語が組み立てられないと、話せないんですね。
ダイアログを丸暗記しても、自分で発話する練習をしないと発話はできないのです。
なぜなら、人のセリフをそのまま話すだけの人ってありえませんので。
オウムは、賢いので人の言葉を真似てたくさん
言えるそうですが、オウムの知恵ではそこまでです。
自らいいたことを、文を組み立て話すことはできない。オウムではなく、人間として話すためには、自由に文を組み立てられる必要があるわけです。
自分で組み立てる練習を
今まで文を組み立てる経験の少なかった人は、
ぜひ、中学問題集や基礎英語などの和訳に注目して、基本英文を、自分の力で組み立てられる
ようにすると、英語を話す近道になります。そして、自由にツイッターやブログで英語を発信して楽しんでください。
引用元-日本語をどんどん英訳してみると英語が話せるようになる!
- 学校英語の影響で、日本人は英語を組み立てるのが苦手
- 英語が組み立てられないと、話すことが出来ない
- 英文を自分で組み立てられるように練習をすると、英語を話せるようになる
私は中学高校大学と英語を学び、短期留学までしました。大学の頃はネイティブの先生に英語を習いにまで行っていたのに、全く今は話せません。教科書を見て勉強しても話せるとは限らないですね。
バラして「フレーズ」を組み立ててみよう!英語の文章を組み立てるのが苦手
フレーズを並べて考える
英語をなかなか文章に出来ないでいる、単語を並べてなんとかやっているって人、沢山いると思います。
英語の文法が日本語と違いすぎて、ちゃんと並べられる自信がない!!ってのが理由?それなら、文法で考えずに、「単語を並べる」から「フレーズを並べる」に変えるだけで今までより格段に英語がスラスラと出てくるようになるはずです。
最も伝えたいことは何か
「昨日夕食前に川沿いを走りに行った。」
まずは一番伝えたい、起こった出来事の核心から攻めます。
そして、その事柄について少しずつ説明を付け加えるという並べ方です。何をした?→ I went for a jog (走りに行った)
どこで? → Along the river (川沿い)
いつ? → before having dinner (夕食前) / Yesterday (昨日)
引用元-英語はパズル~英文が組み立てられないアナタへ~|英語発音トレーナーDr.Dの英語の声になれるブログ
- 単語ではなく、フレーズで考えてみる
- 一番伝えたいことのフレーズをまずは組み立てる
- それに色付けをしていけばOK
いいたいことがバラバラと単語で頭に浮かぶと、言葉に詰まってしまいます。日本語と文法と違い、英語はまず、主語+動詞です。ここをクリアし、口に出してしまえば、意外とスラスラ出てくることに気づくでしょう。
「緊張」が邪魔してる?英語の文章を組み立てられない原因
問題は文法ではない
語彙が少ないことも原因のひとつだとは思いますが、このほかに「文法を知らないからできない」と思い込んでいることも大きな原因となっていることがあります。
長い文章を苦労して組み立てようとすると、時間がかかって話せなくなります。文章は、一文ずつが短かくて簡単なほど、正確に相手に伝わりやすいものです。
極端なことを言えば、まずは最も言いたい単語一つでもいいのです。それを足場にして、説明のための単語をひとつずつ加えていけばいいのです。初めは間違っててもOK。
どんどん抵抗なく口から言葉を出せるようになったら、そこで文法をしっかり学ぶという方法も、学習順序のひとつとしてあります。
まずは「簡単でいいんだ」「間違ってもいいんだ」と頭を切り替え、声に出してみることを心がけてみてください。
引用元-「英会話でうまく答えられない」「英文を組み立てられない」原因と対処方法 – diveintoheart’s blog
肩の力を抜いてみて
講師は外国人にしろ日本人にしろ、英語を話せる人を前にして緊張してしまってはいませんか?
それから「他の人が話せているのに」と、他人と比較していますが、話せる人の中で自分が話せないことで緊張してしまってはいませんか?
緊張しすぎると本来の力を発揮できないことは、英語以外でも誰もが経験していることです。
リラックスすれば、自分の本当の力が見えてきます。
引用元-「英会話でうまく答えられない」「英文を組み立てられない」原因と対処方法 – diveintoheart’s blog
- 話せないのは、文法ができないからだと思い込んでいる
- 単語ひとつからでも良いから、話してみるべき
- 緊張すると話せなくなるので、リラックスを心がける
英語を学んでいる人ほど、文章で話そうとしてしまいます。しかし、文章で話したからといっても、発音が悪ければ聞き返されてしまったりします。そうすると、どんどん焦って言葉が出なくなってくるんですよね。まずは伝えたい単語を丁寧に発音してみましょう。
対訳の本を使って学んでみよう!英語の文章を組み立てる力をつけたい
主語に注目
ボキャブラリーの問題、というのは大きい。英作文などと言われても途方に暮れてしまう、という人の方が多いだろう。だがとにかく、まずは英語の組み立てかたに慣れる必要もあり、とりわけ「主語」をどうするか、ということを意識しなければならない。
そこで(中途半端ながら)日本語混じりでトレーニングをする。なんでもいいから、対訳のある本を用意しよう。そして日本語だけを見て、それぞれの文について、完全に英訳することは無理であろうが、「主語はどうするか」ということだけを考えてみて欲しい。それからもうひとつは、文の冒頭の言葉は何か、ということ。つまり疑問文であれば疑問詞が冒頭に来るであろうから。
「~は」「~が」=主語ではない
主語を考えるにあたって、「~は」「~が」に惑わされてはいけない。すでにしつこく述べているように、
「きのうは忙しかった」という文で「きのう」が主語なわけではないからだ。
ちなみに、「は」「が」を反射的にbe動詞(am/are/is/was/were)にしてもいけない(いい場合もあるが)。日本人はどうしてもそうしがちである。
引用元-「主語だけ英作文」のススメ | ネイティブスピーカーも知らない!英語のヒ・ミ・ツ – 楽天ブログ
- 英文の組み立て方を意識するために、主語をまず考えてみる
- 対訳のある本を用意して、主語は何かを考える
- は、が、に惑わされないように注意
日本語は、主語を話さないでも伝わってしまうことが多々あります。しかし、それは日本語だからなのですよね。英文を考える時は、主語と動詞を意識して組み立てていきましょう。