受験に失敗してしまうと、気持ちを切り替えるのは簡単なものではないですよね。
受験に失敗した人への「人生のアドバイス」や受験の挫折を乗り越える方法、受験に落ちたあとの目標についてご紹介します。
子どもが受験に失敗したときのフォローも、参考にしてみてくださいね。
大学入試に落ちた方へ「人生のアドバイス」受験を失敗その後の生活が重要!
就活では、大学名よりも人間力が問われる
●現代の企業の採用第一基準は、大学名ではなく、人間力です
人間力とは、
・対人コミュニケーション力
・誠実さ
・行動力
要するに、仕事で高いパフォーマンスを上げるための根本的かつ必要不可欠な力です。
これらが無ければ、たとえTOEICが満点であろうと、うまく生かせず、宝の持ち腐れになります。
就職試験は、大学受験のように知識力や記憶力を見る試験ではありません。
人間力(対人コミュニケーション力・誠実さ・行動力)を見る試験なのです。
就職試験の合否は、大学名にあまり左右されない
私は、東京大学・京都大学・早稲田大学・慶應義塾大学の学生に就職指導をしています。
一方で、全国各地の受験偏差値の高くはない大学の学生にも就職指導をしています。
今年で、就職指導は、19年目になりますが、
就職試験の成果は、大学名とは関係ないことを断言できます。
重要なのは、入学後の“大学生活の過ごし方(=人間力の高め方)”です。
有名大学の学生でも、何もせずに過ごすと、就職試験で失敗します。
逆に、無名大学の学生でも充実した過ごし方をすると大成功します。
引用元-大学受験の失敗は、就職試験で必ずリベンジできます!有名企業にも受かります!|【 就活 】 就職コンサルタント坂本直文 公式ブログ
- 就活で重視されるのは、大学名ではなく人間力
- 有名大学に通っていても、資格を持っていても、人間力が未熟だと就職は難しい
- 就職試験の合否は大学名ではなく、大学生活の影響が大きい
大学名だけで就職が決まっていたのは、もう昔の話です。今では大学名ではなく、個人の人とのしての能力が重視される時代ではないでしょうか?大学受験に失敗して第一志望に通えなくても、へそを曲げずに充実した大学生活を送りましょう。
失敗経験がその後の人生の糧となる!?受験の挫折を乗り越えるには?
高校受験の失敗は人生の糧となる
高校受験は、合格と不合格という2つの結果しかありません。
非常に残酷ですが、惜しかったという結果はありえないのです。
そのため受験生にとっては、合格以外は価値のないものと考えられてしまいます。
高校受験で失敗した場合、正直かなり落ち込みます。
自分が一生懸命勉強したことを、全て否定される感覚に陥るのです。
これは簡単には立ち直れず、時間しか解決してくれません。
ただし時間が経つと不思議なもので、あれほど落ち込んでいたことが嘘のように無くなります。
高校生活が始まると、失敗のことを考える余裕がなくなるからでしょう。
中途半端に励ますよりも、時間に任せた方が良い結果になります。
高校受験に失敗した多くの受験生は、それを糧として人生を生きることができます。
もしかしたら、初めて人生で挫折した人もいるでしょう。
挫折を乗り越えられる人だけが、前に進むことができるのです。
高校受験は失敗しても成功する人は多い
不思議に思うかもしれませんが、高校受験に失敗しても人生で成功する人は多いです。
これは失敗したことで、次はこんな思いをしたくないという意志が芽生えるからです。
失敗を終わりと考えるのではなく、次へ向けての経験と捉えるのです。
挫折なしで人生を送っている人は、ほとんどいないでしょう。
スポーツや勉強、何かしらのことで人に負ける経験をするのは普通のことです。
ただし勝者となる人は、敗けた後の行動が違います。
敗けた後に、その原因などを徹底的に考えます。
そして二度と同じミスをしないように、心に刻むのです。
敗けた反省を活かすことで、勝てる精神を養っていきます。
- 受験に落ちたショックから立ち直るには、時間がかかる
- 挫折を乗り越えることは人生にとって有益な経験
- 高校受験での失敗を糧にし、反省を次に生かすことが大切
受験に落ちたばかりの頃は、とてもじゃないけれどすぐに立ち直れるものではないですよね。しかし落ち込んでいても新生活は始まるもの。新しい生活に飛び込んでいく中で、受験での苦い経験を乗り越えていくことができるはずですよ。
気持ちの切り替えは簡単ではない!?受験を失敗その後前向きになるのは難しい?
頑張ったつもりだったが、希望の大学にすべて合格できなかった
私は昨年大学受験を経験しました。一般的に考えて真ん中ラインの偏差値より少し下の大学を目指していました。
私的には、塾に行ったりもして頑張ったつもりでした。
ですが、行きたかった大学(第一・第二・第三志望)すべてに落ちてしまいました。
今は滑り止めの大学に通っています。
この大学は希望してた学部と少し違い、習っていることもズレていて授業もどうでもいい気持ちです。
友達とも浅い付き合いで、ほぼ一人で過ごしています。
受験での後悔が大きく、気持ちをいつまでも切り替えることができない
今思うと、勉強を頑張ってたにしても、ほかの人に比べてサボってたし、どこかで私は「受かるだろう」と自分を過剰評価して受験をなめていたんだと思います。
なので全部私の自業自得です。
受験に失敗したとしても気持ちを切り替えて大学生活を楽しむべきですが、一年経った今でも引きずっています。
私には何も良いところがなく、せめて頭の良さだけは少しでも上にしたいと思ってきましたが、大げさですが私には何もなくなってしまいました。
将来やりたいことも分からないし、生きる価値なんてあるのだろうか。今通ってる大学があまりにも低すぎて、恥ずかしい気持ちでいっぱいです。
今は受験シーズンで、希望してた大学の広告を見ると泣きたくなります。
どうしてもっと頑張らなかったんだろう。
受験勉強の費用や大学の学費を払ってくれている親に対して申し訳ないです。
ただ、上記のような気持ちを切り替えることができないです。
- 自分なりに頑張ったつもりだったが、志望していた大学全てに落ちてしまった
- 滑り止めで受けた大学に通っているが、気持ちを切り替えられない
- 受験の後悔が大きく、鬱屈とした日々を過ごしている
当時は頑張っていたつもりでも、あとになって思い返してみると「もっと頑張れたのに」と後悔することって多いですよね。私も今になって思えば、就職活動をもっとしっかり頑張っていればと後悔することがあります・・・
失敗しても挽回できる資格があるって本当?受験に落ちたその後の目標について…
USCPAは外資系・金融系などの人気業種を目指す学生におすすめ
USCPAは学生の就職活動でも有利になるはずです。就職活動のためだけにインターンやボランティアをするのであれば、よっぽど分かりやすい強みになります(インターンやボランティアからも多くのことを学べます。ここで言っているのは就活の履歴書に書くためだけにそのような活動を行う場合には学びはほとんどないということです)。
外資系の金融機関やコンサルティング会社はいまでもトップ層の学生の間で人気の業種です。この就活の頂点とも言える業界を狙う人たちにもUSCPAはお勧め出来ます。
もちろん資格があるからだけで受かるような業界ではないと思います。しかし、この業種を受ける学生は、頭の良さでは日本のトップ層であり、面接の終期では他の学生と甲乙つけがたいような状況になります。
会計士の勉強をしておいて、将来損になることはない
このような中で、USCPAを持っていれば、他の学生よりも会計・税務の知識を有しているということで、違いを印象づけられるはずです。
さらに会計士の勉強は、万が一失敗しても決して無駄になりません。経理や財務といった分野で仕事が見つかれば、勉強したことは多かれ少なかれ間違いなく活かせます。
- USCPAは外資系・金融系などの人気業種を目指す学生におすすめ
- USCPAの資格を持っていると、就活で有利になる
- 会計士の勉強をしておいて、将来損になることはない
受験に失敗したと後悔する気持ちが強いなら、資格の取得を目指しても良いですね。学校の勉強と資格の勉強を両立することで、落ち込んでいる時間も無くなりますよ。また仮に資格をとれなかったとしても、専門的な知識があることは将来の役に立つはずです。
失敗した場合のその後のフォローはどうすればいい??子供が受験に落ちたとき!
子どものフォローを最優先し、未来のことに目を向ける
どれだけ万全を尽くしても、良い結果が出てしまう場合とそうでない場合があるもの。
志望校に不合格だったことは、何によりも本人が一番ショックなことなので、まずはそのショックを和らげてあげることが大切です。
次の入試がある場合は、合格するための「戦略」をきっちり立て直しましょう。
「あれをしなかったから……」とか「これをしておけば……」といった“過去志向”なのではなく、「今からでもできることは何か?」という“未来志向”でいきましょう。
例えば、苦手な分野を重点的に勉強するのか、基本を一通り確認するのか、など。
とにかく済んでしまったことは仕方がないので、今後のことを第一に考えたいですね。
子どもが精神的に参っているようなら無理に勉強させず、リフレッシュさせてあげることも視野に入れておきましょう。
若いころの挫折は、将来の糧になる
若いうちの挫折は将来に必ず活きる!
もちろん子供だけで無く、お父さん・お母さんもご不安でしょう。
ですが、若いうちに挫折をしておくと、きっと将来に活きてきます。
逆に挫折を知らない人が、社会に出てから初めて挫折を味わうと、
立ち直れないことだってあります。高校受験の失敗をしっかりと活かし、
大学受験では必ず第一志望に入学出来るようにフォローしてあげたいですね。
- 子どもが受験に失敗したら、精神面でフォローをする
- 過去の後悔ではなく、未来に目を向ける
- 若いころの挫折は将来の糧になる
子どもが受験に失敗したら、親もショックが大きいですよね。しかし親がショックを受けているとわかると、子どもはさらに自分を責めてしまうもの。一番ショックを受けている子どものフォローに徹してあげましょう。
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