大学に入ると、レポートや論文の課題が出るようになります。
高校生までにはなかったレポートや論文は、何を書けばよいのか戸惑う人もいるのではないでしょうか。
大学のレポートや論文の書き方のコツをまとめてみました。ぜひ参考にしてみて下さいね。
Q どのように作るべき?大学のレポートや論文の課題が書けない場合
レポートの書き方が分からない
大学で書き方とか何もわからないまま
初めてレポート課題だされたんだけど
大学ってそんなもん?
学校では教えてくれないの?
パソコンでのレポートの作り方とか
まったくわからないんですけど
学校では教えてくれないものなのですか?
また、パソコンでのレポートの作り方を
簡単に教えて下さい。
- レポートの書き方を教えられないまま、課題が出てしまった
- 大学ではレポートの書き方は教えてくれないのが普通か
- パソコンでレポートを書くのはどうすれば良いのか
初めてのレポートは、「レポートって何?」というところから始まりますよね。作文でもないし意見文でもない、このレポートの存在にも私も戸惑いました。しかし、慣れてしまえば、そんなに怖がるものでもありません。
A 書けない場合は、大学の課題レポートや論文が…
みんな試行錯誤していくもの
皆さんが仰っているように、レポートの書き方は教わりません。
試行錯誤を繰り返すものです。
完全に煮詰まって、全く進まないこともよくあります。
友だちの意見を参考にしたり、先輩や先生にアドバイスをもらったりして、書き上げていくものです。
書式に関してですが、殆どWordです。サイズはA4で、文字サイズ(フォント)は10.5が普通です。
表紙に、講義名・タイトル・学部・学科・年次・学籍番号・名前を書きます。
で、本文の最後に、文字数も書いてください。
あとは、先生が書き方を指定することがあるので、それに従っていけばいいわけです。
大学とは自分で考えていく場所
大学は今までとは違って、全部一から丁寧に教えてもらうところではありません。
わからなかったら自分で調べる、試行錯誤するというのが基本です。
レポートの書き方に関する本もありますよ。
たとえ再提出になったとしても、それぐらいで減点なんかされません。
どうすればいいかとことん自分で考えて勉強していくのが大学です。
- 大学では、レポートの書き方は教わらない
- レポートの書き方の本がある
- 大学は、自分で考えて調べて勉強していくところ
確かに、手取り足取り大学では教えてくれません。高校生までは、担任の先生がついて、きちんと教えてくれていましたよね。急に先生のスタンスが変わるので戸惑う人もいると思います。
書き方のコツをご紹介☆大学のレポートや論文の課題が書けない方へ
レポート・論文の文体
基本的に、「だ・である」調で書くように心がけましょう。
「です・ます」調と混ぜて書かないことは大前提です。
事実と考察をはっきりと分ける
データや現実にある「事実」なのか、自身の「考察」なのかは明確に使い分けましょう。
レポート・論文の読点の使い方
句読点は、文章の意味を取り違わないよう、読みやすい文章作成に必要なもの。
その中でも特に読点は、多すぎても文章の意味が取りづらくなるため、注意が必要です。
わかりやすい文章にするためには、読点を多く使いすぎずに簡潔に文を書く必要があります。
文が長くなった場合は、文章を分けることができないか、一度見直してみてください。
読点を使う主な文章場面
・セリフなど、「」(鍵括弧)の前
例)私は、「レポート・論文には書き方・コツがある」と述べた。・時間・場所・方法などの語の後
例)現代、学生の論文の書き方に教授たちはため息をこぼしている。・動詞の連用形が連続する場合
例)レポートを大急ぎで書いて、走ってと大慌てであった。
- 文体は、「だ」「である」に統一
- 事実か自分の考えかを明確にする
- 句読点、特に読点の使い方に注意
レポートを書いたとき、必ず参照にしたものは最後に書かなければならないですよね。この書き方は高校生までにはなかったこと。徐々に書き方を学んで、素晴らしい卒論が書けるようにしたいですね。
書き方について|文学部のためのレポートや論文の課題
1、論文の基本的な形式
論文とは問い(問題提起)があって答え(結論)があるものです。
簡単な例を挙げると、「自由とは何か?」という問い(これがテーマになります)があって、「自由とは?である」という答え(結論)があるのが論文です。
また、論文は「これこれの理由から、自由は?である」の「これこれの理由」も必要とします。この理由は論理的で、多くの人が納得するようなものでないといけません。
2、テーマ設定はなるべく狭く
先ほど例に挙げた「自由とは何か?」というテーマ(問い)で論文・レポートを書くことは大変です。あまりにもテーマが広すぎるからです。「自由って・・・」て感じになってしまいます。
もしレポートの課題が「自由とは何か?」というように広い場合は、自分でテーマを狭くしましょう。例えば「カント哲学における自由とは何か?」というようにです。
テーマが狭いほうが、断然書きやすいですし、あちこちに論点が飛ぶことも無く、ピンポイントで論じることができます。
引用元-文学部のためのレポートの書き方
- 論文の形式は、問題提起をして結論で締める
- 結論を導き出すために、理論的な理由を記述する
- テーマは狭くすることがポイント
まずは、大きな問題提起が必要です。この問題提起こそが重要。きちんと結論まで持っていけるようなものでないと、途中で行き詰ってしまいます。文献があまりないものも苦労してしまいますね。
課題や宿題は出る?大学の夏休みの期間
大学の宿題は出るとは限らない
大学の夏休みは高校までよりも長いのですが、加えて宿題が出ることもありますね。
宿題が出ると、多くの人は嫌だなー。と思うかもしれませんね。確かに宿題は面倒です。高校までは間違いなく宿題が出たと思います。
ただ、大学は宿題や課題が出るか?どうかは授業によります。とっている授業によって宿題が出たり、出なかったりします。
だから、人によって宿題が出る、出ないは違いますし、出たとしたらその量も人によって違ってくるでしょう。それが大学なんです。
たくさん出ることほとんどない
私は出た年もあれば、出なかった年もあったと思います。ほとんど夏休みの宿題についてはほとんど覚えていないんですよね。それだけ少なかったということかもしれません。
1年生の場合はこれから初めての夏休みを迎えるわけですから、宿題が出るのか?どうか気になるところでしょう。
私が覚えているのは4年生のときになりますが、上野の博物館に行って感想文をレポートにしてくるという課題が出たと思います。
引用元-大学の夏休みは宿題や課題はあるのか?←割と面倒なのが出る – リア充、非リアも関係ない!楽しい大学生活を送るには?
- 大学の夏休みの宿題は、授業によって出たりでなかったりする
- 量も人によって変わってくる
私も思い返してみましたが、夏休みの宿題は記憶がのこっていないですね。ということは、おそらく大したものは出ていなかったのでしょう。大学は自分から勉強するところだということを物語っていますね。
書き方のコツとは?大学のレポートや論文の課題
論点を広げ過ぎないこと
例えば、
「現代の大学教育について自由に論じなさい(4000字)」
という課題が出たとしましょう。
レポートを書くのが苦手な人は、文字数稼ぎのために、4000字の中に、
「大学の乱立」「大学進学率の上昇」「偏差値による大学の優劣のイメージ」「就職難」
などの様々なお題を盛り込もうとします。
これ、間違いです。
一つのレポートの中に様々な内容を盛り込むと、どうしても内容が薄くなってしまいます。
参考文献や参考HPのコピペになってしまうかもしれませんし、他の学生と内容が被る可能性もあります。
薄い内容、コピペが高評価に繋がるはずがありません。
一つの分野に焦点を絞る
また、読み手側も人間です。
同じ様な内容を読み続けると飽きるし、評価も厳しくなります。
そこで、なるべく他人と被らない分野に焦点を当て、詳しく掘り下げることで、
「面白い着眼点だな」となり、評価に繋がるのです。
また、一つの分野を掘り下げるのは時間がかかると思われがちですが、これが意外とそうでもない。
今やネットの力は膨大です。
どんな分野でも数千字数万字を書く程度の資料は存在し、且つ、書いている人は限られる。
つまり、意見が一貫しているため、目移りせずにその意見に乗っかることができるのです。
引用元-[文系大学生向け]文章力がなくても、時間をかけなくても、レポートで高評価が取れる書き方。 – 大学生はこれを見ろ(跡地)
- レポートの課題は、広く浅くならないようにする
- 論点を絞って一つのことを掘り下げる
- 一つに絞った方が、結果的に書きやすくなる
色々な情報を盛り込んでも、ほかの人たちの意見のつなぎ合わせに見えてしまうのは避けられないですよね。自分だけの観点を見つけられたら、結論まで理由付けをしていきましょう。自分の興味のあることに持っていくと書きやすいですよ。