LED照明の普及が進み、蛍光灯のままでいいのか、それともLEDに変えてしまおうかと悩むところですよね。
ここでは蛍光灯や白熱電球、LEDを比較しながら、それぞれのメリットやデメリットについてまとめています。
あなたならどちらを選びますか。
Q.蛍光灯の交換時期が早いのは何故!?他の部屋よりリビングの寿命が短い理由
毎年蛍光灯が付かなくなる
定期的に変えてわけではないのですが、
年末、毎年12月になると部屋の丸型蛍光灯がつかなくなります。ただ、最初に変えたのが、4年くらい前で、
その前10年位前に家を改装した時から変えた事がなかったのです。4年くらい前に1回蛍光灯が切れたのを境に
1年ごとに、交換するようになっています。
特定の部屋だけ起こる
ただし、全部屋ではないです。
つける時間にも影響あると思いますが、
一番ついている居間、リビングの部屋の蛍光灯は、
20年以上住んでいて、3回くらいしか交換した記憶がありません。
居間は朝から深夜まで毎日、ついているのですが私の部屋だけが毎年蛍光灯換えてます。
部屋の蛍光灯を使っている時間は
毎日、午後5時間程度です。私の部屋の隣の部屋の蛍光灯は5年以上前に1回交換しました。
別の部屋も1日3~5時間ついているんですけど、全く交換していません。蛍光灯がつかなくなるとき、蛍光灯の取り付け部分が真っ黒に
なっているので、寿命だとは思うんですが、
なんで私の部屋の蛍光灯は1年ごとに、交換必須になるんでしょう?
- 最初の6年間ほどは蛍光灯を変えたことがなかったのに、4年前から毎年1回蛍光灯が切れる
- 全部屋ではなく自分の部屋だけ毎年変えている
- 使っているのは午後の5時間ほどで、他の部屋と同じくらいである
- 蛍光灯の取り付け部は真っ黒になっている
他の部屋と使用時間も変わらないのにそこまで早く切れてしまうというのは、何か怪現象を疑ってしまいますよね。何か特別な理由があるのでしょうか。蛍光灯をそんなに頻繁に替えたことは私はないです。
A.蛍光灯の交換時期が違う理由について!リビングと他の部屋を比較…
寿命の決まり方
蛍光灯の寿命は、点灯時間ではなく、点灯消灯の繰り返し回数と言われています。
過去に、それでは点けっぱなしの電気代とこまめに点灯消灯を繰り返した時の交換費用とどちらが得か、と言う計算をした人がいて、一般的には点けっぱなしの電気代のほうがはるかに安い、との報告がありました。
もちろん、蛍光灯には個体差があって一概には言えませんが、私はそれを読んだ後、蛍光灯は点けっぱなしで、交換がはるかに減ったことを実感しています。
おおよそ2年で交換していたのが、今では、前回交換時期を思い出せないほどです。
蛍光灯以外の場合
なお、白熱電球(フィラメント電球)は点灯消灯の繰り返しではなく、点灯時間が寿命となるようです。フィラメントを燃やしている状況なので。
LED電球は余分な電気回路があるので、LED自身よりもそちらの寿命が心配です。普及からの年月が足りずに長寿命証明はこれからでしょう。
- 蛍光灯の寿命は点灯回数で決まる
- つけっぱなしの方が交換回数が減る
- 発給電球は点灯時間が寿命となる
- LED電球は余分な電気回路の寿命が心配である
「使わないときには電気のスイッチをこまめに切りましょう」という標語があったような気がするのですが。まさか点灯消灯をこまめに繰り返すことで電球の寿命が減るとは思いませんでした。
LED照明に変えるのもおすすめ!リビングの蛍光灯がそろそろ交換時期の場合
そもそもLED照明とは?
LEDとは、Light Emitting Diode(発光ダイオード)というものを使用した照明のことをさします。
従来の蛍光灯や白熱電球などと比べると、下に挙げるような特徴があります。
長寿命
LED照明リフォームを行った人が一番驚くのが、寿命の長さではないでしょうか。
白熱電球と比べて40倍、蛍光灯と比べて4~5倍の寿命があり、40,000時間も点灯することができるとされています。
低消費電力
発光効率が高く、少ない消費電力で従来の白熱照明と同程度の明るさを作ることができます。
従来の照明と比べて50%~90%の節電が可能といわれています。
低発熱性
発光効率が高いLED照明は熱となって失われる電力がとても少ないため、電球のように熱くなりづらいのです。
熱くなる電球では使えなかった紙製のランプシェードなども使用できる場合が多いです。LED照明にはこのようなメリットがありますが、白色の高輝度LEDの生産コストの関係で従来の照明・電球よりも高価格であるというデメリットもあります。
- LED照明とは、発光ダイオードを使用した照明のことである
- 従来の蛍光灯や白熱電球よりも長寿命である
- 少ない消費電力で明るいので大幅な節電が出来る
- 電力が少ない分熱くなりにくい
我が家はまだ蛍光灯や白熱電球を使っておりLED電球を体験していないのですが、このように長所を聞くとメリットばかりで非常にいいのではないかという気がしてきました。LEDを検討してみようかという気になります。
電気代は大きな差がないって本当!?「蛍光灯」と「LED照明」の違いとは?
どのような違いがあるの?
電気代・消費電力の違いは?
LED照明は、電気代が安くなるというイメージがありますが、
それは白熱球と比べてのお話し。
蛍光灯と比べると、同じ明るさにした場合、
さほど差はありません。
ひと月の電気代は、せいぜい変わって数十円くらい
LEDシーリングライトの方が、安くなるでしょう。
長い期間で比べよう
Check! 10年間では?
蛍光灯タイプとLEDタイプを
同じ明るさで付けたと仮定し、
ひと月に30円安くなったと仮定した場合、
1年間で360円。
10年間では3600円安くなります。
電気代だけで見ると、なんだか微妙な数字です。ただし、LED照明は明るさを調節でき、それに比例して
電気代も安くなるという特徴があります。全光(100%)ではなく50%の明るさにした場合、
電気代も半分になりますし、20%程度の明るさにもできます。
最近のものは、ECOモードにもできますので、
そういった意味では電気代の節約はしやすいかと思います。
- 蛍光灯とLED照明の電気代はさほど差がない
- 同じ明るさで10年間付けた場合でも3600円ほどしか差が出ない
- LED照明は明るさを調節できるので、それに比例して電気代を安くすることが出来る
途中まで読んでいるとメリットは少ないのではないかと思ってしまいましたが、やはりLED照明にするメリットはありますね。ここまでの明るさは不要だというときにこまめに調節できるのはいいですね。
LEDのデメリットは何?蛍光灯を使う場合とどちらがメリットが大きい!?
1、寿命がきたら器具ごと交換
LEDランプと器具が一体なので、ランプの寿命イコール器具寿命になります。前述のようにLEDの寿命は4万時間が多く、例えば1日10時間点灯すると約10年で計算上、器具の交換時期を迎えることになります。
一方で、白熱灯や蛍光灯の器具ではランプが切れたら、ランプのみ交換していたので、清掃などのメンテナンスが良ければ、実際に10年以上持たせている場合が多いです。ただし、どのような照明器具でも、寿命は約10年くらいとされているので、メンテナンスが徹底されていなければ、本来、蛍光灯器具でも10年が交換時期の目安になります。
2、調光時にちらつきがある
調光により低照度に設定した時、光がちらつくものもあります。
3、人体に悪いと言われる青色光が出る
ブルーライトの人体への悪影響はまだ研究段階ではありますが、例えばブルーライトをカットした眼鏡が流行するなど、ブルーライトの影響は認識されつつあります。
- LEDランプと器具が一体になっており。ランプの寿命が来たら器具ごと交換しなければならない
- 低照度に設定した時にちらつく
- ブルーライトの影響が懸念される
当たり前ですが、どんなことにもメリット、デメリットは存在します。メリットデメリットを天秤にかけて、自分の使用状況に合わせてどちらが良いか判断してみましょう。私であれば一番引っかかるのは照明器具ごとの交換となるところでしょうか。