大学生になっても『親の過干渉』が止まらない!対処法とは?

大学生になったのに…親の過干渉が止まらない時の対処法

もう大学生になっているのに、いつまでも親が子ども扱いしてくる場合、それは過干渉かもしれません。

ここでは過保護と過干渉の違いや特徴、対処法についてまとめました。

自分で選択し、責任を持つことが大切なのですね。

過干渉な親について。大学生の女子に質問したところ…

どこからが過干渉?

過干渉な親ってどこからが過干渉ですか?

私は今大学生です。バイトや学校が遅くなった時などは何も言われないんですが、遊ぶ時は誰とどこで何をする、まで細かく聞かれます。

それから、たまに、当日の夜に遊ぶことになった時など今日遊んでくると連絡はするんですが、そんなに帰りが遅くなくても遊びすぎ!とか何でこうしていい?じゃなくて、こうするから、って勝ってに決めてくるの?と怒ります。

私は今大学生でもちろん勉強をしっかりする身分なこともわかってますし、親が心配するのもわかります。だけど、自由がもう少しあってはいいんじゃないか、と思います。

それに、遊ぶたびに遊びすぎ、と怒られますが、他の友達に比べたら私は全然遊んでいません。

普段は、そこまで家が嫌いだとかは思いませんが、遊びに関して親がとても制限する部分に関しては本当に嫌です。私はもう大学生だし、常識はあるつもりです。そんなに制限することないんじゃないか?と思うんですが、そういう風に考える私は間違ってますか?

引用元-YAHOO!JAPAN知恵袋

言い方を変えてみよう

ちょっと言い方を変えればいいだけですよね?
「今日、誘われているんだけど、〇時ぐらいに帰るから大丈夫かな?」
「サークルの人と、打ち合わせを兼ねて〇〇に行きたいけど、いいよね?」とか
いくらでもいい様はあります。↑こういう物言いに対して、噛み付いてくるようでしたら、
よっぽど信用ないのね、ですが…
自分の予定なんだから、決定事項でいいじゃないか、と思いますでしょ?
でもそれは相手(親)を尊重していないんです。
相手を尊重していれば、相手の都合も考えます。
そして、相手を尊重しないというのは、子供の言動なのです。

引用元-過干渉な親ってどこからが過干渉ですか?私は今大学生です。バイトや学校が… – Yahoo!知恵袋

心配なのは当たり前

帰宅が遅いと心配したりするのは親としては普通のことで
子離れ親離れの時期には普通にあることだと思いますよ。
親がうるさいのはあなたを大事に思っているからで
「私はもう大学生なんだから。」って反発する気持ちがあるのは
正常な親子関係だと思います。

引用元-過干渉な親ってどこからが過干渉ですか?私は今大学生です。バイトや学校が… – Yahoo!知恵袋

  • もう大学生だし常識はあるつもりなのに、遊びに関して親がとても制限して来て子どもとしては嫌である
  • 相手を尊重するというのは相手の都合も考えることであり、相手を尊重できないのは子供である
  • 帰宅が遅いと心配したりするのは親としては普通のことであり、うるさいのは子どもを大事に思っているからである

子どもとしては放っておいてくれと思うんですよね。

後から振り返ると、親は自分のことが大切で心配だったから口うるさかったんだなとわかりますが、その渦中では気付かないんですよね。うるさいと思う気持ちも成長の一段階だということは親にもわかってもらいたいですね。

親の過干渉に悩む大学生・社会人エピソード!もうウンザリ…解放されたい!

身だしなみや行動に口出し

親にとっては、いくつになっても子どもは子ども。その気持ちはありがたいのですが、いい大人になってもあれこれいわれてしまうとウンザリしてしまいますよね。親離れしたいのに、親が子離れしてくれない! そんな「過干渉」エピソードを集めました。

■身だしなみに一言

・「髪の毛の長さについて言われる。もう30過ぎてるのに……」(女性/31歳/学校・教育関連)

・「襟を直したがる」(女性/43歳/情報・IT)

引用元-マイナビスチューデント

■じっとしていられません

・「長風呂だと寝てるんじゃないかと心配して声をかけられる」(女性/23歳/通信)

・「家の外で仕事をしているとき雨が降ると心配して知らせてくれる」(男性/60歳/不動産)

引用元-マイナビスチューデント

自立させてもらえない

■そろそろ自立したいけど

・「さみしいから出て行かないでと言われて困る」(女性/29歳/商社・卸)

・「一人暮しの話をすると黙り込む」(男性/25歳/金融・証券)

引用元-マイナビスチューデント

■ひとり歩きは心配だから

・「大人で結婚しているのに、会社まで父親に送り迎えしてもらっているおばさんがいる」(女性/32歳/金属・鉄鋼・化学)

・「近所で事件があった後しばらく、夜勤に出かけるときに駅まで送ってくれた」(女性/30歳/機械・精密機器)

引用元-マイナビスチューデント

■悪いムシがついたら大変!

・「男女交際にうるさい。外泊ができない」

引用元-マイナビスチューデント

■体をこわしたらどうするの!?

・「残業しているときに8時過ぎても帰ってこないと親から電話がかかってくる」

引用元-マイナビスチューデント

■お留守番のごほうびに

・「いまだにスーパーに行くと私と妹のお菓子を買ってくる」(女性/22歳

引用元-マイナビスチューデント

  • 髪の毛の長さについてうるさく言われたり、長風呂でじっとしていると心配されたりする
  • 一人暮らしをさせてもらえなかったり、駅まで送り迎えをされたりする
  • 男女交際にうるさく外泊できなかったり、残業していると心配されたりする

私も一人暮らしをしたことがありません。

通っていた高校の付属の大学が別の地域にあったため、一人暮らしを反対されて他の大学を受験させられたり、会社に勤めてからも駅まで毎日送り迎えをしてくれたりしました。結婚した今ではそれも良い思い出になっています。

親の「過干渉」と「過保護」の違いについて|大学生・社会人も苦労している

過保護と過干渉は違う

心配だから、あれこれと世話を焼いてしまうものですが、成長とともに、できることもどんどんできてきます。

それをいつまでも手伝っていたり、危険だからと子供にやらせないままにしたりと、度を越して世話を焼きすぎると「過保護」となります。愛情がありすぎるがゆえ「過保護」になってしまう場合も少なくありません。

そして、過保護と過干渉は似ているようですが、違います。「親の過干渉」は、子供の望まない事にも手を出すことです。

過干渉の例は、子供の交友関係に口を出して「あの子と遊んではいけません」と言ったり、「ごはんを食べる順番はこうよ」など、子供の意思とは関係なく、コントロールするようなことです。

引用元-マーミー

過保護
子供が求めることをやりすぎること

過干渉
子供が求めないことまでやりすぎること

引用元-マーミー

うざい!過保護な親に育てられた子と親の悲劇

実際問題として、過保護な親に育てられた子供は、大学生や社会人になってからも苦労すると言われています。過保護な親を持つ子供は、どのように成長していくのでしょうか?過保護であるがために苦労した体験談をご紹介します。

引用元-マーミー

大人になっても親のせいにしてしまう

親が過保護で、イヤでイヤでたまりませんでした。何をするにも先回りされているので、自分でやることはありませんでした。

親は子供のためとやってくれるのはわかるのですが、なんでもやってもらうのはありがたくもあり、うざくもあり・・・。早く自立したい、と思っていましたが、親がやってくれることに甘えている自分もいて、どうすることもできない学生生活でした。

社会人になって思い切って一人暮らしを始め、自由を手に入れた気がしましたが、肝心なことは自分で決められない、自己中心的な考え方しかできないなど、困ったこともあります。また、それらを親のせいにしてしまう自分もイヤです。

引用元-マーミー

  • 子供が求めることをやりすぎたり、度を越して世話を焼きすぎたりすると「過保護」となり、愛情がありすぎるせいで過保護になってしまうことも多い
  • 過保護と過干渉は似ていると思われがちであるが、過干渉は、子供の望まない事にも手を出すことである
  • 早く自立したいと思う反面、親がやってくれることに甘えていた学生時代だったが、社会人で一人暮らしを始めても肝心なことは自分で決められない、自己中心的な考え方しかできないことを親のせいにしてしまう自分が嫌である

どうしても親が喜ぶかどうかを考えてしまうところはあります。

私の親も過保護だと思うので、私自身も何か行動をする前には親が喜ぶかどうかを考え、親がいい顔をしないと思うことはやろうとしないようになっていました。そこを振り切れないのは、自分の行動力のなさだとは思っています。

過干渉な親の特徴について|ならないようにするには?自覚症状無し!

自分をチェックしてみよう

『自分を過干渉だと思うか』341人アンケートによると、はい56%、いいえ29%、わからない15%。自覚しているだけでも半数以上のようです!

過干渉か否かチェックする項目があったので、まずは思い当たることがないか見てみましょう。

・わが子は年齢のわりに幼い方だと思う
・塾や習い事はすべて親が決めている
・子どもの考えや行動をすべて把握している
・子どもが悩んでいると、子ども以上に悩み落ち込む
・「あなたのため」と言うことがある

<解説>
・『わが子は年齢のわりに幼い方だと思う』&『塾や習い事はすべて親が決めている』
……該当する人は、「子どもには決められない。だから私が決めてあげる」という思いが強い。
・『子どもの考えや行動をすべて把握している」&「子どもが悩んでいると子ども以上に悩み落ち込む』
……潜んでいるのは、“子どもと一心同体”という心理。自分と子どもの考えは同じだと思いこんでしまう可能性がある。
・『あなたには決められない』や『一心同体』という気持ちがあると、「あなたのため」という言葉となって現れやすい。

5項目すべてに、子どもの自己決定を軽んじ、過干渉につながる危険性があるのだそうです。

引用元-パピマミ

過干渉にならない工夫

(1)意識を他に向ける

自分の気が紛れる、イライラする対象から目をそらす。

(2)自分のことをする

化粧・洗濯などをし、自分自身に興味をむけてみる。子どもを監視しせず、実際に部屋を変えて距離をとる。

以上の2点があげられていました。仕事を自宅に持ち帰る、録りためたドラマをみるなど、同じ部屋にいながらお互いに他のことをしている時間も必要なんですね。

引用元-パピマミ

  • わが子は年齢のわりに幼い方だと思い、塾や習い事はすべて親が決めている場合は、子供には決められないから親が決めてあげると思っている
  • 子どもの考えや行動をすべて把握し、子どもが悩んでいると子ども以上に悩み落ち込むのには自分と子どもの考えは同じだと思いこむ可能性がある
  • 「あなたのため」というのは「あなたには決められない」と思っており、子供と一心同体だと思っている気持ちの表れである
  • 過干渉にならない為には、イライラする対象から目をそらし、自分自身に興味を持ち子供の監視をやめてみよう

支配したいという気持ちが裏に潜んでいるのだと思います。

子供の人格を尊重しておらず、自分の言うとおりにさせ、支配しようという心理があるのだと思います。「私の言うことさえ聞いていればいいの」という言葉もかなり危険だと聞いたことがあります。

箱入り娘の特徴とは?過干渉な親が育てた場合

お母さんが専業主婦、又は実家が事業をやっている

比較的裕福な環境で、実家が事業をしているケースなどが多いです。

お母さんは外で働いておらず、成人した娘にも子どもと同じように時間をかけることができます。

子どもに手がかからなくなったのだから自分の時間を持てばいいのですが、“お母さん”という役割しか持っていないため、娘を自立させないことで、自分も母親を現役で続けようとするのです。

箱入り娘の多くは、「お母さんは完璧」と思っています。娘を自立させない時点で完璧じゃないんですけどね。

引用元-恋愛jp

親の希望した職場・仕事に就いている

親が進める進路を参考程度に聞き、本当にいいと思ってそれを選んでいるのならば、問題はないのです。

引用元-恋愛jp

部屋に学習机やぬいぐるみなど、子ども時代のアイテムがまだある

小学校に入学するときに、お祝いでいいものを買ったのかもしれません。

愛情の証拠である学習机を、いまだに持っている人がいるのです。大人には使いにくいと思うのですが……。

お母さんが過干渉な方の部屋の写真を見てゾッとするのが、娘が大人なのに、まるで子ども部屋のようだということ。

引用元-恋愛jp

母親が買ってきた服を着ている

服やバッグなどを買い与えるのも大きな特徴です。

比較的、年齢より幼い服を着ているケースが多い。普通はある程度の年齢で、「親が買う服なんて絶対ダサいから着ない」という時期があり、自分で選ぶようになるのです。

だんだん大人に切り替わっていくのですが、大人に切り替わらなかった人は、親が買った服を着ていることに違和感を持ちません

引用元-恋愛jp

  • お母さんは外で働いておらず、成人した娘にも子どもと同じように時間をかけることができ、娘を自立させずに自分も母親を現役で続けようとする
  • 親が進めた進路を参考程度に聞け、自分でそれが良いと選んだのであれば問題はないが、そうでない場合は要注意である
  • 娘が大人なのに子供部屋のように子供時代のアイテムがまだあるのも問題である
  • 母親がバッグや服を買い与え、年齢より幼い服を着させることが多い

親の気持ちもわかるので、むげには言いにくい部分もありますが…

例えば親が買ってくれた服やバッグ、内心ダサいと思っていてもせっかく買ってくれたしな、という気持ちが働き、一応「ありがとう」と言って受け取っています。めったに着ることはしないですけどね。

過干渉な親の対処法について|こんな時はどうする?

過干渉(先回り)をする親

これはとても分かりにくく、コントロールされている子ども側も気づき難いことがあります。

  • 何かにつけて口出しや手出しをする
  • 自分が考えて行動に移す前に、いつも先回りして言う
  • 勝手に解決する

親はそれが愛情だと思っていますし、良かれと思ってやっていることが多いです。
子どもも、なぜこんなにイライラするのか・気持ちがザワザワするのかが分からない時もあります。

以下は子どもの精神的自立のために欠かせないものです。
日常の小さな積み重ねがとても大切なのです。

  • 自分で選択し、それを行動に移し、その結果を自分で引き受ける
  • できることを自分でする
  • その歳なりの責任の取り方を経験する

対処法

親に直接言える場合

「先回りされているな」と感じたら「黙って見守っててくれる?」と親に言える人は言ってみましょう。

親にとてもそんなことは言えないという場合

表向きには「はい、はい」と親の口出しを聞きつつ、自分の中では「自分の意志で選ぶ・行動する・結果を引き受ける」という流れを意識してみましょう。

過干渉の場合は、親も良かれと思ってやっていることが多いので、愛情と混同して分かりにくいことがあります。

親に本音を言えない場合は、自分の気持ちを抑え込むことで苦しくなっていきますので、本音を話せる場所を見つけてください。

信頼できる親以外の大人・しっかり聴いてくれる友人・カウンセラー等自分が安心して語り・今の苦しさを楽にできる場所を探してみましょう。

引用元-Syufeel

  • 親はそれが愛情だと思い、良かれと思ってなにかにつけて口出しや手出しをし、先回りして言ったり、勝手に解決したりする
  • 子どももイライラしているが、理由がはっきりわからず、コントロールされていて気付きにくい
  • 自分で選択し行動に移した結果を自分で引き受けること、できることを自分ですること、その歳なりの責任の取り方を経験るることは子供が精神的に自立するうえで必要なことである
  • 「黙って見ててくれる?」と言えるなら言ってみよう
  • 言えない場合は表向きは聞いておき、自分の中では自分が選んで責任を持つということを意識しよう
  • 親に本音を言えず苦しくなった時には、安心して本音を語り、苦しさを楽にできる場所を見付けよう

愛情なのか、過干渉なのかは本当に難しいところですよね。

自分の子供に同じような行動をとりたいかを考えてみると、「取りたくない」と思う気持ちもありますが、「心配なので口出しをしたい」という気持ちもあります。自分でも愛情なのか過干渉なのか見分けがつかないものですね。

対策の一つとして、私のアイデアを

リビングに、一冊の本を置いておくのはどうでしょうか。何も言わずに。

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有名な本です。本当に辛い方だけ手にとって下さいね。