日光東照宮|鳴き竜の正体が明かされる!一度は体験する価値があります

日光東照宮|鳴き竜の正体が明かされる!

日光東照宮といえば、陽明門、三猿、眠り猫だと思っていました。

薬師堂の鳴き龍って、知りませんでした。なんでも、頭の所で拍子木を打つと龍の鳴き声が聞こえるんだとか。

日光東照宮には55の建物があり、じっくり見て回るのは時間がかかるそうですよ。鳴き龍以外にも見どころ満載とのこと。

「鳴き竜」の基礎知識|日光東照宮の人気スポットです

日光東照宮には「眠り猫」と同じぐらい見逃せない場所があります。それは、天井に龍が描かれている「薬師堂(本地堂)」です。

薬師堂は、寛永の大造替の時に建てられた日光東照宮での最大規模の建物で、総漆塗極彩色豊かな華麗な建築物です。

そして、この「薬師堂(本地堂)」は、重要文化財にもなっています。

(薬師堂は日光東照宮内にあるのですが、神仏分離令によって、輪王寺と日光東照宮が切り離されてしまい、輪王寺の管轄になってしまったため寺院となっています。)

■「薬師堂の鳴き龍」

この薬師堂の縦6m、横15mの巨大なヒノキの天井には、狩野派の「狩野永真安信(かのう やすのぶ)」によって描かれた8mの龍の水墨画がありました。

この龍が「薬師堂の鳴き龍」と呼ばれているのです。

■狩野永真安信(かのう やすのぶ)とは?

江戸時代の狩野派の絵師。画家としての異色の才を放つ狩野派の中でも、駄作が多く、特に才能が劣るとして後世まで語り継がれている人物。

しかし、薬師堂の「鳴き龍」を見る限りでは、それが迷信であることが容易に理解できる。
引用元-日光東照宮 「鳴き龍(薬師堂)」の由来・意味・伝説・歴史 | 日光東照宮・御朱印の待ち時間・お守りの種類・返納方法・アクセス(行き方)・駐車場などの混雑状況

  • 日光東照宮:眠り猫と並び薬師堂の天井の龍が見逃せない
  • 薬師堂:日光東照宮最大の建物、総漆喰で極彩色豊かな建築物
  • 薬師堂の鳴き龍:狩野永真安信が描いた水墨画
  • 狩野永真安信:狩野派の中では駄作が多く才能劣る→鳴き龍を見ると迷信と思う

見猿言わ猿聞か猿、眠り猫、陽明門しか知りませんでした

薬師堂が日光東照宮最大の建物というのも知らなければ、鳴き龍というのも知りませんでした。何にも知りませんね。まず行ったことないし。徳川家康が祭られていること、栃木県にあることぐらいしか知りません。

鳴き竜の正体って…?!日光東照宮に行って自分の耳で確かめよう!

◆鳴き龍

子供のころ、日光に行った時に鳴龍の下で手打ちまくり、結局よく聞こえなかった思い出がある。こんどこそ本当の鳴龍の声を聞こうと意気込んでいると…『手は叩かないでください』の文字がある。現在は、ガイドの坊主が拍子木を打って聞かせてくれる。おかげで美しい鳴龍の声が聞けた。

◆現象の分析

「鳴き龍」は、床と天井で音が反響をくり返す「フラッターエコー現象」で、ただの音がまるで龍の鳴声のように聞こえる。平行した壁と壁の間を何回も音が往復する反射で、音の「重ね合わせ(空気の密のところと密のところが重ね合わさってより増幅する)」が起こり、それが何度も続けておこる。人間の耳には「ビューン、ビィ~ン」と共鳴が聴こえる。
引用元-聴いて観て話しメモする!:日光東照宮を訪ねる【鳴き龍】

  • 鳴き龍:手をたたいてもよく聞こえない。ガイドの坊主の拍子木で聞ける
  • 床と天井で反響を繰り返すフラッターエコー現象→龍の鳴き声

昔の人はこの音響効果を狙って作ったんですかね

フラッターエコー現象ということは、音の発信源が決まった位置じゃないと効果がないとか?だから手をたたいても聞こえないんですかね。でもなんで手をたたいちゃいけないんでしょう?

鳴き竜の魅力に迫る!日光東照宮に行ったら見逃せない名所

薬師堂の天井の鳴龍

本堂の横に薬師堂があってそこには鳴龍と呼ばれる力強い龍が天井に描かれています。その下で拍子木を鳴らすと龍が鳴いているように聞こえるのですがその鳴き声がなんとも心に響いていて心に染みます。これこそ日頃の邪念が洗われていくようでした。

(本日は古峰神社でも邪念洗われるような天狗様とのご対面もあり強力にほぼ無になれた気がします。)そして各干支の薬師如来様がお堂にいらっしゃるので病気やケガに悩む方はぜひ心から感謝して手を合わせてください。
引用元-強力なパワースポット日光東照宮の5つの魅力 | lifestyleb

龍の頭の下で

竜の胴体や尻尾の下で拍子木を鳴らしても何も聞こえないのに、お坊さんがちょうど竜の頭の下で拍子木を打つと「キィーン」と甲高い音が反響し、まるで竜が鳴いているように聞こえます。実際行ってみるまでは「本当かな?」と思っていましたが、それはそれは見事な反響ぶりでした!
引用元-東照宮は薬師堂も必ず立ち寄ろう!栃木・日光エリアの旅行体験記 | トラベルノート

  • 薬師堂の天井:鳴き龍が描かれている。拍子木を鳴らすと鳴いているかのよう
  • 龍の胴体やしっぽの下:何も聞こえない
  • 龍の頭の下:甲高い音が反響し、龍が鳴いているように聞こえる

やっぱり音源の位置によって聞こえなかったりするんですね。

昔の人はどうやってこの音響効果を出したんですかね?ちゃんと狙って設計したのか?龍の絵を描くこと、鳴き声が聞こえるような前提で作られたのか。不思議ですねぇ。どういう構造になっているのか知りたいです。

どのくらい時間がかかるのか…日光東照宮、じっくり参観する場合は余裕を持って

日光東照宮には55棟の建物

山内随一の広さの日光東照宮境内には全部で55棟の建物が点在しています。 それぞれ見事な彫刻など美しい装飾が施されており時間を懸けて眺めてみたい処ですが、 奥院までじっくり拝観するとなる3時間はとっておきたい処です。
石段は奥社(207段)陽明門(12段)唐銅鳥居の先(22段)表門(18段)石鳥居(11段)の計5ケ所の石段、計207段+63段がありますが、 順路には敷石が施されそれはど歩きにくいことはありません。 但し座って休憩する場所は祈祷殿・奥社拝殿、お便所は表門裏・祈祷殿のそれぞれ2ケ所しかありませんので注意が必要です。

陽明門の彫刻は裏側や左右の塀にも

陽明門、正面からだけでなく裏側や左右の塀に施された彫刻も見ものです。なお、本殿は昇殿参拝でき、拝殿と本殿の間の 「石の間」に座って説明を聞く事と成ります。 本地堂の鳴竜は安置仏と鳴竜の説明の後、案内人が拍子木を打って 竜の鳴き声を聞かせてもらえます。(どちらも内部拝観・説明は込み合います余裕の時間を、)
引用元-日光東照宮を徒歩でのコース・所要時間など紹介

  • 日光東照宮:55棟の建物、それぞれに彫刻が施されている。全部見ると3時間
  • 石段:5つあり合計270段、トイレ、座れる休憩所は2か所ずつ
  • 陽明門には正面以外にも裏側、左右の壁にも彫刻がある

日光東照宮は1日で廻るのは難しいのでは?

如何に東照大権現が祭られているとはいえ、55の建物とはすごいですね。なんでそんなにいるんでしょう。工事に何年かかって、幾らぐらいの費用が掛かったんでしょうね。木材や漆だって半端ない量でしょうに。

「鳴き竜」以外にも見どころ満載です。日光東照宮を満喫しよう

東照宮の総本山

北関東・栃木県にある日光東照宮は、江戸幕府初代将軍・徳川家康を神格化した東照大権現を祀っている日本全国の東照宮の総本社的存在です。1999年12月2日にユネスコ世界遺産委員会で文化遺産として「日光の社寺」という名で登録されていて、歴史ある重要建造物・史跡として認知されています。

東照宮で自分の足で訪れることができるのは、緻密ながらも派手に彩られた装飾が施された社殿の数々です。まるでタイムスリップかのような気分にさせられる、長い歴史を体感できるスポットばかりです。

一年を通して祭典行事が行われている

一年を通して、様々な祭典行事行われており、その荘厳さや迫力はまさに極彩的で、「パワースポット」としても注目を浴びています。さらに、四季折々の自然の美しさも必見です!
引用元-【栃木】日光東照宮の見所満載のパワースポットを完全ガイド – トラベルブック

  • 日光東照宮:全国の東照宮の総本山、世界遺産。
  • 一年を通して様々な祭典行事が行われている。パワースポットでもある

東照宮って、神社に当たるんですよね?

日光東照宮って。家康しか祭っていないんでしたっけ?普通はいろんな神様が合祀されていると思ったんですけど。神社って、ちょっと大きい所になると年中何か下の行事を行っていますよね。東照宮では小原行ってしてもらえるのかな?