エアコンと除湿機の正しい併用でより室内を快適に!どんな効果が

エアコンと除湿機の併用で室内は快適に!その効果とは

除湿機をうまく活用すれば、室内も快適になり、電気代も節約できるようです。

ここではそんな除湿機のメリット、デメリットについてまとめました。

デメリットと言っても方式の選び方によりますので、是非参考にしてみてくださいね。

どんな良い効果が?エアコンと除湿機を併用した場合は

不快感を和らげることができる?!

『梅雨に入り、連日の雨模様…。蒸し暑い日が続くけれど、「除湿機」で湿度を下げれば、ジメジメ、ベタベタの不快感を和らげることができるかも?

「確かに“不快指数”は下がります。人は汗をかき、その汗が蒸発する際の気化熱で体温を下げようとします。湿度が高ければ汗の蒸発が阻害されるため、“蒸し暑い”と感じやすくなるんです。
6月の湿度の平年値は東京で72%ですが、快適に過ごすためには湿度を45~60%に保った方がよいとされています。除湿機なら、そのあたりまで下げることは可能です」

そう答えてくれたのは、家電情報サイト『家電Watch』の伊達浩二さん。

除湿機を一日中まわしていると、およそ10リットルの水分を部屋から取り除いてくれるそうで、それなら不快指数も下がりそうだ。

ということは、除湿機を使えば、この夏を“涼しく”快適に過ごすことができる!?

「それは難しいところですね。除湿機で“不快感”を抑えることはできても、暑さ自体を和らげることはできません。

除湿機には二種類ある

一般的な除湿機として、コンプレッサー式とデシカント式があります。

コンプレッサー式は空気を冷やすことで湿度を取り除きますが、エアコンと違って熱風も室内に排出してしまうので、部屋の温度は若干高くなる。

デシカント式は乾燥材で水分を吸着し、それをヒーターで乾かすので、さらに室温が高くなる傾向にあります」

それは残念。除湿機を使っていても、あんまり意味がないってことですか…?

「いえ、そんなことはありません。ジメジメしていて、気温がそんなに高くない日は、除湿機で十分快適に過ごせると思います。除湿効率は除湿機の性能、部屋の大きさや湿度、空調など環境によって変わりますが、最近では不快感がなくなる“湿度60%”になると自動的に止まる機能を備えた製品もあり、数時間で部屋を快適な湿度にすることが可能です。また、高湿度はカビやバイ菌が繁殖する原因になるので、“洗濯物を部屋干しして、カビ臭くなった…”という経験がある人にもいいですね」

引用元-エアコンと併用した方がいいものとは?: 日刊ニュースクリッパー

  • 湿度が高いと汗の蒸発が阻害されるので蒸し暑いと感じやすいが、除湿機であれば、快適に過ごすための湿度である45~60%に下げることが可能となる
  • 除湿機を一日中まわしていると、およそ10リットルの水分を部屋から取り除いてくれるが、かと言って不快感を抑えることはできても、暑さ自体を和らげることはできる
  • 除湿機の中でもコンプレッサー式は、空気を冷やすことで湿度を取り除くが、エアコンと違って熱風も室内に排出されてしまうので、部屋の温度は若干高くなる
  • もう一つのデシカント式は、乾燥材で水分を吸着し、それをヒーターで乾かすためにさらに室温が高くなりがちである
  • ジメジメした気温がそんなに高くない日であれば除湿機で十分快適に過ごせるし、最近では不快感がなくなる湿度60%になると自動的に止まる機能を備えた製品もあるので数時間で部屋を快適な湿度にできる
  • 高湿度の状態のままであればカビやバイ菌が繁殖する原因となってしまうので、部屋干しして、カビ臭くなった洗濯物に最適である

梅雨時には部屋干しの臭さがつらいですよね。

雨が降り続いた日は仕方なしに部屋干しにしていますが、何とも言えない嫌な臭いになりますね。それを緩和してくれるのは非常にうれしいですね。扇風機を回すだけでは乾きも悪いですし、ニオイも残ったままで不快です。

併用は意味がない?エアコンと除湿機を同時に使うと節電効果はなし!

湿度を下げて温度を上げれば不快指数は変わらない

特に太平洋側でこの傾向が強いのですが、夏場は温度も湿度も高くなるため、不快指数が高くなりますが、どちらかが低ければ不快指数は低くなります。

それこそ“砂漠のど真ん中で除湿機と冷房の併用”なんてコトを行っても意味が無い点はご注意ください(国内でも夏場が乾燥している地域はあります)。

※除湿機は湿度60%台を快適な指数と捉えていますので、購入前にご確認ください

電力消費量に目を向けます。

除湿機とエアコンを併用すると、最大で1700Wの消費電力となります。

しかし、温度が下がればエアコンは送風すらしない状態(5W以下)になりますし、除湿機も送風だけ(20w)になります。

常時20Wの消費電力となりますが、これは扇風機でも同じ消費電力になります。

除湿機と扇風機の併用をすると“節電効果がなくなる”と言う点はご注意ください。

引用元-除湿機と節電の効果などなど ~THE:ピークカット~|元ガイコツのゆうゆうワイド

最新のエアコンでは『ドライ』モードを使うと除湿機が意味を成さない

これはなかなか報道されていません。

最近のエアコンでは『ドライ』のモードの仕様が変わっています。

それこそ、自宅にある20年前のエアコンであれば、『ドライ=機械内の空気をとことん空気を冷たくして除湿を促す』と言う仕様でした。

これであれば除湿機の効果が出ます。

しかし、最近のエアコンは『ドライ=機械内の空気をとことん冷たくした後に、“ヒーターで暖めて”空気を送り出す』と言う仕様に変わっています。

除湿機はその特性として湿度は下げるが“温度を上げる”仕様になっています。

そうすると最近のエアコンを使っている人がドライモードを併用すると無駄な電力を使ってしまうことになります。

むしろ設定温度を1度上げた“冷房モード”の方が効果的なのです。

だからと言ってむやみに“エアコンを買い換える”と言う選択肢は選ばないで下さい。

“産業廃棄物処理”が“電力消費”になってしまうのですから。

引用元-除湿機と節電の効果などなど ~THE:ピークカット~|元ガイコツのゆうゆうワイド

  • 夏場は温度も湿度も高くなるため不快指数が高くなるが、どちらかが低ければ不快指数は低くなり、除湿機としては湿度60%台を快適な指数と捉えている
  • 除湿機とエアコンを併用すると、最大で1700Wの消費電力となるが、温度が下がればエアコンは送風すらしない5W以下の状態になり、除湿機も送風だけの20wになるが扇風機と同じ消費電力であり、除湿機と扇風機の併用をすると節電効果はなくなる
  • 最近のエアコンのドライの仕組みは、機械内の空気をとことん冷たくした後に、ヒーターで暖めて空気を送り出すという仕様に変わっており、除湿機は湿度は下げるが温度を上げるという仕様であるため、最近のエアコンを使っている人がドライモードを併用すると無駄な電力を使ってしまうことになる
  • 除湿機の設定温度を1度上げた「冷房モード」の方が効果的となる

そういえばエアコンの除湿機能が涼しくないと思っていました。

リビングのエアコンはかなり最新のものなのですが、ドライで運転しても全く涼しくなく、一方別の部屋のエアコンでは寒いくらいになりおかしいなと思っていたのですが、こういうことだったのですね。納得しました。

快適な室内環境で過ごそう!エアコンと除湿機の正しい併用の仕方

除湿機の目的を考えよう

コンプレッサータイプは、梅雨時から夏には使うと快適なのですが、冬に使っても除湿効果は余り期待できません。

反対にデシカントタイプは、一応オールシーズンなのですが、ヒーターを使っている関係で室温が大きく、大きく上昇しますから、暑い梅雨時、夏場に使うにはとても不向きです。

つまり、除湿器を買うには、梅雨時から夏場の蒸し暑さを取るために使うか、冬の結露対策として使うかの目的を明確にして機種(方式)を選ばないと大失敗してしまいます。

パナソニックでハイブリッドタイプが出ていますが、それ以外は上のどちらかの方式です。

つまり、ハイブリッド以外は、梅雨、夏用と冬用の大きく2つの季節に分かれた商品しか出ていませんから、ご注意を・・。

除湿器を使って失敗した。除湿器なんか電気代を食うだけだ~と思っている方は、この違いを知らずに失敗してつかった経験があるのかもしれません。

エアコン併用で除湿器を使うとあっという間に、快適な室内環境になります。

上の2つの違いを明確に頭に入れて機種を選ぶと失敗は少なくなると思います。

引用元-除湿器の選び方: 住まいの水先案内人 ブログ

エアコンと除湿機を使って上手く換気するには?

もし夏場に近付いて暑さを感じてきたら、エアコンのドライ機能を上手く活用する事もお勧めします。

それでも湿気が高めに感じるなら、除湿機を併用する事でだいぶ収まってきます。

ちなみにマンションの場合は、どうしても高層階になるにつれ水分の密度が増し、必然的に湿度が高くなるので、より換気がし辛い状態になります。

従ってカビ対策も視野に入れながら、なるべくエアコンや除湿機をこまめに使い分けながら、常に湿度を低く保っておくのがベストになります。

引用元-梅雨の部屋の湿気対策!換気の方法とエアコンと除湿機の使い方 | 気まぐれSTYLE通信

  • コンプレッサータイプであれば、梅雨時から夏には使うと快適であるが、冬に使っても除湿効果を得ることはできない
  • デシカントタイプは、一応オールシーズンとなるが、ヒーターを使っているので室温が上昇してしまい、暑い梅雨時や夏場に使うには不向きとなる
  • 除湿器を買う時は、梅雨時から夏場の蒸し暑さを取るために使うか、冬の結露対策として使うかの目的を明確にして機種を選ぶべきであり、パナソニックから出ているハイブリッドタイプ以外は、梅雨、夏用と冬用の大きく2つの季節に分かれた商品しかない
  • 夏場に近付いて暑さを感じてきた時にはエアコンのドライ機能を上手く活用し、それでも湿気が高めに感じるのであれば除湿機を併用する事でだいぶ収まってくる
  • マンションであれば高層階になるにつれどうしても水分の密度が増して湿度が高くなるので、なるべくエアコンや除湿機をこまめに使い分けながら、常に湿度を低く保っておく方がよい

除湿機の種類を考慮しないと逆効果になってしまいますね。

自分のニーズをしっかりを押さえておく必要がありますね。現時点でもハイブリッドタイプはパナソニック以外からは出ていないようですが、金額が高いのがネックなようです。それでも高性能なので評価は高いようですよ。

エアコンの除湿機能も使うと良い?!除湿機の併用より場合によっては電気代の節約に

エアコンの除湿機能の仕組み

除湿機も便利ですが、部屋によってはエアコンの除湿機能を使うという方法もあります。

機種によってドライと呼ばれることも多いエアコンの除湿機能を上手く使うことで、湿気の多い夏でも快適に過ごすことができます。

エアコンの除湿機能は基本的にコンプレッサー方式になり、室内の湿気を含んだ空気を取り込んでその空気を冷やし、冷やされることで湿気は水滴となって屋外に排出されます。

そのぶん湿気が無くなって乾燥した空気を室内に戻すことで、部屋の湿度を下げているのです。

除湿機能には2種類

また、エアコンの除湿にも2種類あって、湿気を除くために冷やした空気をそのまま室内に戻す弱冷房除湿と、その空気を再び温めて室内に戻す再熱除湿に分けられます。

夏の暑い時期には弱冷房除湿をすることで、湿度が下がると同時に部屋も涼しくなるので一石二鳥ですが、梅雨などの気温は高くないけれど湿度が高くて不快だという時には弱冷房除湿では肌寒く感じることもあります。

その時には再熱除湿を行ったほうが体には優しいのです。

よく電気代の面では除湿と冷房のどちらがお得かという話になりますが、電気代でいうと弱冷房除湿<冷房<再熱除湿になるのが一般的。

つまり、除湿の方法によって冷房よりも電気代が高くなったり低くなったりするのです。

引用元-エアコンの除湿機能を使う

  • エアコンの除湿機能は基本的にコンプレッサー方式であり、室内の湿気を含んだ空気を取り込んでその空気を冷やして、水滴となった湿気が屋外に排出される分湿気が無くなって乾燥した空気を室内に戻すので、部屋の湿度は下がる
  • エアコンの除湿には、湿気を除くために冷やした空気をそのまま室内に戻す弱冷房除湿と、その空気を再び温めて室内に戻す再熱除湿の二種類がある
  • 夏の暑い時期には弱冷房除湿をすると湿度が下がり部屋も涼しくなるが、梅雨などの気温は高くないのに湿度が高くて不快だという時であれば弱冷房除湿では肌寒く感じることがあり、その時には再熱除湿を行ったほうが体には優しいということになる
  • 除湿の方法によって冷房よりも電気代が高くなったり低くなったりし、弱冷房除湿が一番安く、冷房、再熱除湿となるにつれて高くなるのが一般的である

除湿は電気代が安いと勝手に思い込んでいました。

冷房にするにはもったいない程度の大したことのない暑さなので、除湿にしておこうなどと判断していましたが、方式によって変わってくるのですね。うちのリビング再熱除湿方式なので、むしろ電気代が上がっていたということになります。

からっと過ごしたい人でエアコンが苦手な場合は除湿機が便利!

除湿機のおすすめポイント

暑い日でも、空気がカラっと乾燥していたら比較的過ごしやすいもの。

除湿機はその名のとおり、空気中の湿気を取ってくれる機械です。

その能力は家庭用で1日に2~18Lとなかなかパワフル。

室温を下げることはないので、エアコンの冷房が苦手な方や、小さなお子さまがおられるご家庭でも、安心してご使用いただけます。

 また最近では、単なる湿気対策としてだけではなく、部屋干しする際の「衣類乾燥機能」を搭載することで、オールシーズン使える、高機能タイプが増えています。

 除湿機には、水分を取り除く方法で「コンプレッサー方式」「デシカント(ゼオライト)方式」「ハイブリッド方式」の3つの方式があります。

引用元-じめじめ季節をからっと過ごそう!! 除湿機・乾燥機・湿気対策特集 ≪1/3≫

人の周りに快適な冷風をお届け! 「冷風・除湿機

 冷風機能付きの除湿機は、冷風と熱風を同時に出すため、室温も少し上がりますが、排気ダクトがあれば、窓の外に熱風のみを追い出す事ができるので、室温の上昇を抑える事が可能。排熱は押し入れの乾燥にも利用できます。

 メインの冷房として使うには向いていませんが、お風呂上がりや料理時、アイロン掛けの時など、お部屋全体の冷房はもったいないときに、人のまわりだけをカラッと涼しくするので、節電にもなっておすすめです。

また、部屋干しをするときには、風向きを調整し、洗濯物に風を直接当てることで素早く、ムラなく乾燥することができます。

引用元-じめじめ季節をからっと過ごそう!! 除湿機・乾燥機・湿気対策特集 ≪1/3≫

  • 家庭用の除湿機で1日に2~18Lとパワフルに働き、室温を下げることはないので、エアコンの冷房が苦手であったり小さな子どもがいたりしても安心して使える
  • 最近の除湿機には、部屋干しする際の「衣類乾燥機能」を搭載してオールシーズン使える高機能タイプが増えてきている
  • 除湿機には、水分を取り除く方法によって「コンプレッサー方式」「デシカント(ゼオライト)方式」「ハイブリッド方式」という3つの種類がある
  • 冷風機能付きの除湿機は、冷風と熱風を同時に出すので室温も上がるが、排気ダクトによって窓の外に熱風のみを出すことで室温の上昇を抑えることができ、排熱は押し入れの乾燥にも利用できる
  • メインの冷房ではなく、人のまわりだけを涼しくするので、節電になるし、部屋干しをするときに洗濯物に風を直接当てることで素早く、ムラなく乾燥することができる

押入れの乾燥に使えるのはいいですね。

押入れは湿気が溜まりやすく、除湿ペットのようなものを置いても効果はイマイチだと感じていたので、排熱を押入れの乾燥に利用できるのは非常にいいと思いました。無駄なくエコですよね。