ありそうでなさそうで、だからこそあると困ってしまうのが、「社長が退任する時に贈り物をすること」ですね。
普段やりなれていないことだからこそ、このまとめを参考にしてください。
色々なアイディアを集めました。
「退任」と「辞任」について
辞任と解任は違う
自らの意思で職務や役職を辞める場合は「辞任」、自分以外の意思で職務や役職を辞めさせられる場合は「解任」を使います。
つまり、「辞任」は自分の意思で辞める場合にのみ使われます。
退任は辞める時全般
「退任」は、職務や役職を辞める場合全般に用いられます。
ですので、誰の意思で辞めるかは関係なく使われます。
「退任」=「辞任」+「解任」と考えると整理しやすいでしょう。
一般的には、「辞任」は主に任期途中、「退任」は主に任期満了で辞める際に用いられます。
自らの意思であっても任期満了にともなって退く場合は「退任」が使われます。
- 辞任とは自らの意思で職務や役職を辞めることであり、解任とは自分以外の意思で職務や役職を辞めさせられることである
- 退任は誰の意思で辞めるかは関係なく、職務や役職を辞める場合全般に使われる
- 一般的には、辞任は主に任期途中、退任は主に任期満了で辞める際に用いられ、自らの意思であっても任期満了にともなって退く場合にも使われる
普段何の気なしに使っていた言葉ですが、辞める側にとっては辞任なのか解任なのかは大きな問題ですよね。退職する人に対しては「退任」という言葉を使っておいた方が無難なのかもしれません。
贈り物は遅くとも2週間以内!社長退任の決定を確認してから
定年・退職祝いを贈る時期
定年、退職とも決定を確認後、遅くとも1、2週間以内に贈ります。一般的には部課単位や同僚・有志などが歓送会・送別会を催したりして、お祝いの品を贈呈しますが、直属の上司や先輩にあたる方で、大変お世話になっていた場合は個人的に贈り物をしても構いません。
金封は失礼?
目上の方にお金を贈ることは失礼とされ、本来は贈答品が最適ですが、最近は金封も贈られています。その場合も何か気持ちとしてプチギフトを付けて贈る方が良いと思います。
- 定年、退職とも決定を確認した後、遅くとも1、2週間以内には贈るようにしよう
- 一般的には歓送会・送別会をして、お祝いの品を贈呈するが、直属の上司や先輩にあたり、大変お世話になった場合は個人的に贈り物をしてもよい
- 最近は金封も贈られることもあるようだが、その場合も何か気持ちとしてプチギフトを付けて贈った方がよい
これまで退職する人に対して、送別会をいつにするかがよく議題に上がっていました。あまりにも早くしてしまうとそのあと数日気まずいので、最終日に送別会をし、その場で贈り物をすることに落ち着きました。
定年・退職祝いの贈り物とは?相手の生活に合ったものが喜ばれる
喜ばれる定年・退職祝い
定年といっても昨今の方々は、若々しく、次の職場や仕事が決まっていたり、第二の人生を展開される方も多く、寿退社や転職退社も同様、これからの暮らしに活かしていただける生活応援グッズ的なものが大いに喜ばれると思います。
その人の今後に応じて
趣味がはっきりとわかっていれば、その道具や使用するファッション小物など、またアウトドアー関連、キッチングッズなど。むしろ、これからの方がコンピュータに向かうことが多くなるというような場合には、PC周りのOAアクセサリーなども好適です。また、ゆっくり御夫妻で時間を過ごしていただく、お食事券や温泉へのご招待券、お好きなアルコール類などを贈るのも良いでしょう。
- 定年退職、寿退社、転職退社ともに、これからの暮らしに活かせるような生活応援グッズのようなものが喜ばれる
- 趣味がわかっていればその道具や使用するファッション小物などもよいし、またアウトドアー関連、キッチングッズなども喜ばれやすい
- これからますますコンピュータに向かうことが多くなるような場合には、PC周りのOAアクセサリーなどもふさわしい
- ゆっくり夫妻で時間を過ごすという意味でお食事券や温泉への招待券、好きなアルコール類などを贈るのも良い
お酒が好きな人であれば、やはりお酒は喜ばれますね。その人が入社した年のワインなんかが手に入れば非常にいいのではないでしょうか。普段自分では買わないものならより喜ばれそうです。
●「熨斗(のし)』はどうするべき?社長の退任祝いの場合
御祝?御礼?
退職祝いの熨斗について。
熨斗の書き方って慣れないと悩みますよね?
最も無難なのは 『御祝』 または 『御礼』 と書くのが宜しいと思います
熨斗紙は紅白で蝶結びを使います。
定年退職の場合= 『御祝』 または 『御礼』 どちらでも宜しいと思います。
自己都合などの場合= 『御礼』 が適当かもしれません。
上書きの例『御定年祝』『御退職祝』『御祝』『御退任祝』などがございます。
上書きとは?祝儀袋に例えると 『寿』 みたいな感じに書くことを指します。
下に書く贈り主の名前なども含めて表書きと言います。
送り主の名前はどうする?
熨斗に書く贈り主の名前は下に書くわけですが、連名にせずに『有志一同』など個別の氏名を書かずに贈るのが無難な選択と言えます。
何故連名にしないほうが無難なのでしょう?
書く順番によって、上位や下位の意味合いが出てきますので・・
部内で贈る際に副部長や課長が2人以上いたら??
順番はどうしましょう??悩みますよね?
書いて問題が出るくらいなら書かないほうが無難ということになります。
その点、『有志一同』など『一同』なら何の支障も生じません。(便利な方を使いましょう。)
- 無難にするのであれば「御祝」「御礼」と書き、熨斗紙は紅白で蝶結びを使う
- 上書きとしては「御定年祝」「御退職祝」「御祝」「御退任祝」などがある
- 贈り主の名前は書く順番によって上位や下位の意味合いが出てしまい、悩ましいので、連名にせずに「有志一同」など個別の氏名を書かずに贈るのが無難である
贈り主の名前を書く際に、カタカナの役職の上下関係がよくわからない人たちが複数いて、どう書いていけばいいのか下っ端同士で悩みました。傘連判状のように円形にしようという意見まで飛び出し、結局は「一同」で終わらせました。
Q、何をプレゼントしたらいいのだろう…?退任祝いに社長へ贈り物
素晴らしい社長だった
今年いっぱいで、社長が退任します。
入社して1年ですが、とてもお世話になりました。
腰の低い、大変素晴しい方です。
気持ちが伝わるものは何か
そこで、退任祝いに何かプレゼントをしたいと思っているのですが、何をあげていいものか悩んでいます。
年齢は70歳です。それほど高価な物は差し上げられないのですが、気持ちが通じるようなプレゼントは何がいいでしょうか?
- 入社して1年、お世話になった社長が退任する
- 退任祝いに何をあげればよいか悩んでいる
- 70歳の社長に、高価なものは渡せないが、気持ちが通じるプレゼントをしたい
そこまで贈る機会はないかもしれませんが、だからこそ社長へ退任祝を贈るとなると緊張してしまいますね。あまり安いものでは失礼かと考えますし、かといって高すぎるものはそもそも買えませんし…。
A、社長への贈り物は、『気持ちが伝わるもの』を差し上げた
「卒業アルバム」風なものを
副社長がお辞めになる際、社員43名分の送る言葉と写真を『卒業アルバム』風に作って差し上げました。
隣のビルの高いところからベランダにいる社員を写した『空撮写真』(人文字までは無理でした笑)を裏表紙に、部署ごとに並んでクラス写真風にページネーションし、最後に会社略歴(古い写真満載に)、概要(今までの社員ひとりひとりの入社、退社の歴史とか)をいれたりかなり本格的に製本もしました。
ウチ、デザイン会社なのでモノづくりのプロの集まりなんです。いつもこのような手づくり感万歳の贈り物です。
めちゃくちゃ気合い入れて作ります。心も込めて。
「思い出手作りもの」はよい
不器用な出来でも、喜びはひとしおでしょう。
いちおうウン万円するらしい有名な万年筆も添えましたが、
その万年筆で書かれたお礼状をいただきました。
一堂感動でした。インクを滲ませるくらい。笑そこまで凝らないまでも『思い出手づくりもの』はいかがでしょうか。
- 副社長が辞める際、社員43名分の送る言葉と写真を「卒業アルバム」風に作って渡した
- デザイン会社なのでそもそもモノづくりのプロなので、気合い入れて心も込めて作った
- ウン万円する有名な万年筆も添えたが、その万年筆で書かれたお礼状ももらったので、「思い出手作りもの」はよいと思う
高価な万年筆はともかく、このような思い出に残るアルバムは嬉しいでしょうね。手間も時間も非常にかかってしまうものですので、気持ちもこもっているのがよくわかりますよね。
おススメの贈り物とは?社長の退任祝い☆
名入れグッズ
「名入れグッズ」ですね(*゚▽゚*)
もうー、これは一生の記念になるプレゼントとして
特に、自分が好きな物なんかを貰ったらかなり感動して、喜ばれますね!
なんというか、自分の為に注文してくれた感では他のプレゼントとは、やっぱり一線を画す存在!
(・∀・)
高級グルメ
退職祝いのプレゼントとしてこれまた、おすすめなのが「高級グルメ」ですね!
(・∀・)
まあ、これは消えものなんで記念には残らないですが普段、自分であまり買わない様な高価なグルメを貰えば、思い出になりますよね!
高級箸
「高級箸」ですね(*゚▽゚*)
まあこれ、よほどこだわってる人でなければ「マイ箸で、とんでもなく良い物を持ってる!」って人も少ないですよね
(・∀・)
しかも箸は、日頃から常に使う物なんでこれは記念にもなり、喜ばれます!
- 自分の為に注文してくれたというのがわかる「名入れグッズ」なら一生の記念になる
- 普段自分であまり買わないような高価なグルメは思い出に残る
- 高級箸であれば、日頃から常に使う物で記念になる
普段いかないような高級なホテルのお食事券だったので、テンションが上がりました。こういうグルメのようなものも、その食事中の楽しい気分も含めて思い出に残るので良いかもしれませんね。